健全なネットワーク拡張のためのメモリ プランニングルータのメモリ不足という問題が発生すると、その解決には莫大な費用がかかりますが、簡単に防ぐこともできます。既存のネットワークに対する音声の導入、性能の拡張、またはセキュリティ機能の統合といった将来のビジネス ニーズをサポートするのに必要な Cisco IOS ソフトウェアを稼働させるには、十分なメモリ容量が必要です。Cisco IOS ソフトウェア リリースの選択での説明の通り、このような機能を追加するには DRAM およびフラッシュ メモリの容量を予想しておく必要があります。 高コストなメモリ容量の問題メモリの追加のコストが高くなる一因に、メモリ自体の価格があります。シスコのメモリは高品質ですが、そのため高価格です。シスコではメモリ ベンダーを選別するため、低品質なメモリを扱うことはありません。 たとえメモリが無料であったとしても、大規模なネットワーク上の数百、数千台単位のルータにメモリを追加するには莫大な費用がかかります。ハードウェアの購入時にシスコ製メモリを追加購入しておけば、導入済みデバイスへのメモリの増設に比べて費用を抑えることができます。メモリを増設する場合、デバイスが故障したら、デバイスを取り外し、メモリを交換したうえでデバイスを再稼働させなければなりません。ネットワークが大規模なほど、運用費も総所有コスト(TCO)も増大します。 トラブルの回避方法メモリ不足の問題を解消する安全策は、製品寿命全体にわたって将来の機能拡張に対応できる十分なメモリ容量を備えたルータを購入していただくことだとシスコでは考えています。 十分なメモリ容量の基準メモリ需要を予測するための基準はありません。図 1 に、Cisco IOS 12.3T、12.4T、および Cisco 3845 ルータに搭載予定の 12.5T で必要なメモリ容量を示します。同じリリースを別のプラットフォームに搭載する場合、グラフの値は変化します。リリースやそのリリースで稼働する機能、およびハードウェアを考慮する必要があります。
図 1 ネットワーク拡張に伴って Cisco 3845 ルータで必要となるメモリ容量 必要なメモリ容量はネットワーク コアよりもネットワーク エッジで大幅に増加しています。主なハードウェアおよびソフトウェア リリースに関するリリース ノートおよび製品速報に、今後 18 か月でサポートされる機能と必要なメモリ容量が記載されています。各製品のリリース ノートおよび製品速報を参照してください。 関連情報: 搭載すべきメモリ容量の決定 |
