データ シートCisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュール製品概要シスコ ユニファイド ファブリックは、従来のデータセンターと仮想データセンターの両方に不可欠な構成要素です。シスコ ユニファイド ファブリックは、ストレージとデータ ネットワーキングをデータセンター OS によって統合し、透過的なコンバージェンス、スケーラビリティ、ネットワーク インテリジェンスを実現します。Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュール(図 1)は、シスコがコア データセンターの SAN 向けに導入した業界初のマルチホップ対応 FCoE(Fibre Channel over Ethernet)モジュールです。Cisco MDS 9500 シリーズ マルチレイヤ ディレクタのフル ラインレート FCoE モジュールを使用することで、FCoE の利点をアクセス レイヤを越えてデータセンターのコアでも広く活用できます。 FCoE ではファイバ チャネル構造全体が保持され、ファイバ チャネルの遅延、セキュリティ、およびトラフィック管理の属性が維持されるうえ、ファイバ チャネル ツール、トレーニング、SAN への投資も保護されるため、I/O 統合の実現に大きく近づくことができます。FCoE によって、ファイバ チャネルをデータセンターのストレージ プロトコルとして保持しつつ、お客様に I/O 統合に向けた現実的なソリューションを提供できます。イーサネットを使用することでお客様の環境が簡素化され、I/O 統合に向けて業界別のプロトコルを作成する必要がなくなります。また、FCoE はファイバ チャネルの SAN 接続を拡張するため、ネットワークに接続されている全サーバを SAN にも接続できます。 企業のネットワークは急成長しており、データセンターでは電力、冷却、スペースの確保に苦慮しています。これに対し、企業では、投資を今後も最大限に活用するため、既存のデータセンターの寿命を延ばす方法を模索しています。Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールは、従来の FC-SAN(ファイバ チャネルを使用した SAN)と FCoE への進化との間のギャップを解消します。FCoE を導入し、Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールを使用して既存の FC-SAN とファイバ チャネルに接続されたストレージを保護することで、企業は導入コストと運用コストを削減できます。 コンバージェンスの威力サーバ ワークロードが増加を続けている今、統合型ネットワークは簡素化に加え、データセンターの総消費電力量の削減と既存資産のライフサイクルの延長を実現します。さらに、統合型ネットワークは SAN 接続率を向上させ、仮想マシンのモビリティを簡素化します。 企業が待ち望んでいたディレクタ クラスの FCoE プラットフォームが、Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールによって実現します。シャーシあたり最大 88 ポートのラインレート パフォーマンス、シンプルな導入、簡単な設定と管理を実現する新しいモジュールが、コア レイヤでファイバ チャネルと FCoE とを結合します(図 2)。 I/O 統合がアクセス レイヤにもたらす利点は、データセンターのコアにも同様にもたらされます。Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールは、図 2 のようにコアのネットワークを統合できるため、データセンターが簡素化されることで直接的な利益を得ることができます。 こうした次世代のアプローチがデータセンターにもたらす利点には、大きく分けて次の 3 つがあります。
Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールは、FCoE 環境に真のエンタープライズ クラスのシステムとトポロジを提供します。 ユニファイド ファブリックの威力ユニファイド ファブリックは、FCoE などの統合型ネットワーク プロトコルを使用して SAN および LAN 上のあらゆるデバイスへの接続を一度に可能にします。特に、FCoE は 10 Gbps イーサネットの効率的なエンコード メカニズムを使用して、8 Gbps ファイバ チャネルよりも 50 % 広い帯域幅を提供します(8 Gbps ファイバ チャネルの実帯域幅は 6.8 Gbps)。つまり、同じ帯域幅を確保するために必要な 10 ギガビット イーサネット リンク数を削減できます。Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールを Twinax ケーブルなどの低コストのメディア オプションと組み合わせて使用すれば、ストレージ ネットワークでイーサネットの経済性を活かしつつ、ファイバ チャネルの信頼性と機能を維持できます。各ホストにあらゆるストレージをマウントできるため、ストレージ統合と利用率向上を図ることができます。 スケーラビリティの威力Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールは、シャーシあたり最大 88 ラインレート ポートのスケーラビリティ(オーバーサブスクリプションなし)、PortChannel による最大 16 個の物理リンク、160 Gbps の大容量論理リンクを提供します。Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 1/10 ギガビット イーサネット モジュールを使用して Cisco Nexus® 7000 シリーズ スイッチに接続すれば、ディレクタ クラスの FCoE ポート数を簡単に拡張して、最も要求の厳しいデータセンターのニーズに対応できます。 インテリジェント ファブリックの威力シスコは、従来のデータセンターと仮想データセンターの両方に対応したユニファイド ファブリックに重要なポリシーベースのインテリジェント機能を組み込んだサービスを提供します。分散型のネットワーク統合型サービスにより、スケーラビリティ、高パフォーマンス、俊敏性、運用の簡素化を実現します。提供形式が物理(アプライアンスやブレード)と仮想のどちらであっても、シスコのインテリジェント ファブリック サービスにより柔軟性と費用対効果の高いサービスの導入が可能になります。 Cisco MDS 9000 Services-Oriented SAN も同様に高度な統合型ストレージ サービスを提供し、俊敏性の向上とクラウド ストレージ環境を実現します。これらはファイバ チャネル業界への多大な投資であり、シスコではファイバ チャネルのサポートに尽力する一方で、イーサネットおよび I/O 統合への移行、ユニファイド ファブリックの約束を果たすべく取り組んでいます。 Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールは、コア レイヤへの FCoE の移行のメリットを活かすだけでなく、エンタープライズ クラスのファイバ チャネル サービスを Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチおよび 5000 シリーズ スイッチと FCoE イニシエータに拡張します。この機能により、次のことが可能になります。
機能と利点表 4 に、Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールの機能と利点を示します。 表 1 機能と利点
製品仕様表 2 に、Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールの仕様を示します。 表 2 製品仕様
システム要件表 3 に、Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールのシステム要件を示します。 表 3 システム要件
発注情報表 4 に、Cisco MDS 9000 10 Gbps 8 ポート FCoE モジュールの発注情報を示します。 表 4 発注情報
サービスおよびサポートシスコとそのパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、ネットワークの事業価値と ROI を高めるために役立つ幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。このアプローチでは、テクノロジーとネットワークの複雑さに応じて、シスコのテクノロジーを適切に導入および運用し、ネットワークのライフサイクル全体にわたってパフォーマンスを最適化するために必要なアクティビティの最小限のセットを定義します。 関連情報Cisco MDS 9000 ファミリ ファイバ チャネル スイッチング モジュールの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/storage/ を参照するか、最寄りのシスコ代理店までお問い合わせください。 サポートされる光モジュールの詳細については、Cisco MDS 9000 ファミリ プラグ可能トランシーバ [英語] を参照してください。 |
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