データ シートCisco Catalyst 6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズ コミュニケーション メディア モジュールシスコ ユニファイド コミュニケーションにおける音声および IP コミュニケーションの製品およびアプリケーションは、コミュニケーションを円滑にし、ビジネス プロセスの短縮、適切なリソースの迅速な活用、および生産性と利益の拡大を可能にします。シスコ ユニファイド コミュニケーションの製品は、シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションに不可欠です。シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、ネットワーク管理の各製品、無線接続、ライフサイクル サービスなどから構成されます。 製品概要Cisco Communication Media Module(CMM; コミュニケーション メディア モジュール)は、Cisco Catalyst® 6500 シリーズ スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータ用のライン カードであり、高性能で高密度の Voice over IP(VoIP)ゲートウェイ機能およびメディア サービスを提供します。Cisco CMM(図 1)を使用すると、既存の Time-Division Multiplexing(TDM)ネットワークを IP コミュニケーション ネットワークに接続することができ、PSTN(公衆電話交換網)への接続を維持しながら、IP コミュニケーション ネットワークによるコンファレンス、トランスコーディング、およびメディア終端サービスを活用できます。
図 1 Cisco CMM Cisco CMM は、4 種類のポート アダプタ(6 ポート T1、6 ポート E1 * 、24 ポート Foreign Exchange Station [FXS]、および 128 ポート コンファレンス & トランスコーディング)をサポートしています。1 枚の Cisco CMM ライン カードには、4 種類のポート アダプタを任意に組み合わせて、最大 4 つのポート アダプタを搭載できます。 * 6 ポート E1 ポートアダプタは、日本語では販売しておりません。 Cisco Catalyst 6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズが提供する優れた機能とサービスは、データ、音声、およびビデオをサポートする統合ネットワークへの移行を実現して、すべてのデスクトップに対して IP コミュニケーションの統合を可能にします。音声サービスのサポートは、既存の Private Branch Exchange(PBX; 構内交換機)ではなく統合 IP ネットワークによって実現されます。これにより資本コストと運用コストが削減され、新しいアプリケーションに対応する先進的な環境がもたらされます(図 2 を参照)。 主な機能と利点Cisco CMM は、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムの主要なコンポーネントであり、企業はコスト効率に優れた透過的なネットワーク インフラストラクチャを、ネットワークのあらゆる場所に拡張できます。
図 2 IP コミュニケーション ネットワークの構成 Cisco CMM は次のような特長により、付加価値の高いエンドツーエンドのネットワーキング ソリューションを実現します。
また、Cisco CMM は Cisco IOS® ソフトウェア メインライン リリースでサポートされているため、次に示す機能も活用できます。
Cisco CMM を使用すると、さまざまなタイプのポート アダプタを搭載して、Cisco Catalyst 6500 シリーズまたは Cisco 7600 シリーズのスロットごとに多様な機能を組み込むことができます。 スケーラビリティCisco CMM は、PSTN、既存の PBX、または従来のアナログ デバイスへの高密度で高性能な VoIP ゲートウェイと、ネットワークベースのメディア サービスを提供し、柔軟性とコスト効率に優れたソリューションを実現します。Cisco CMM を使用すると、Cisco Catalyst 6500 シリーズまたは Cisco 7600 シリーズのスロットを効率よく利用して、さまざまなタイプのポート アダプタを自由に組み合わせ、希望どおりの密度と構成を実現できます。Cisco CMM モジュールはファブリック対応であり、従来のバックプレーン シャーシとの互換性があります(図 3 を参照)。
図 3 6 ポート T1/E1 ポート アダプタを 3 つ搭載した Cisco CMM T1 または E1 ポート アダプタによる VoIP ゲートウェイCisco CMM を使用すると、シスコ ユニファイド コミュニケーション ネットワークを PSTN または既存の PBX に接続できます。標準的な構成では、Cisco CMM ライン カード(製品番号 WS-SVC-CMM)に T1 インターフェイス ポート アダプタ(製品番号 WS-SVC-CMM-6T1)または E1 ポート アダプタ(製品番号 WS-SVC-CMM-6E1)を搭載します。1 枚の Cisco CMM ライン カードに、上記のポート アダプタを最大 3 つまで搭載できるので、合計 18 個の T1 または E1 ポートを実装できます。 コンファレンスおよびトランスコーディング サービスCisco CMM に新しい Cisco Conferencing and Transcoding ポート アダプタ(製品番号 WS-SVC-CMM-ACT)を使用すると、柔軟な会議およびトランスコーディング サービスが提供できます。これにより、リモート ブランチなどの分散したロケーションにコンファレンス リソースを導入できます。Cisco IP Phone の Conference ボタンを押して、関係者は自発的に会話に参加することができます。トランスコーディング機能を使用すると、サポートするコーデックの異なるエンドポイント同士でも、新しいポート アダプタによって同じ会議セッションに参加できます。また、G.711 コールを G.729、G.723 などの圧縮コーデックに変換し、コールによる WAN 帯域幅への影響を少なくすることも可能です。1 つの Cisco CMM ライン カードに最大 4 つの ポート アダプタを搭載できます。 24 ポート FXS インターフェイス モジュールCisco Catalyst 6000 24 ポート FXS アナログ インターフェイス モジュールを使用すると、従来のアナログ テレフォニー機器(電話、スピーカーフォン、FAX 機、モデム装置など)を Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチに接続できます。このモジュールでは、コンバージド マルチサービス ネットワークへの移行がサポートされているため、アナログ デバイス耐用年数の延長により投資回収率(ROI)が向上します。1 つの Cisco CMM に最大 3 つの FXS モジュールを搭載できます。 Cisco Unified SRSTCisco Unified CallManager への接続が切断された場合に、Cisco Unified SRST により、一時的に Cisco CMM が Cisco Unified IP Phone の接続を管理します。Cisco CMM は、キャンパスやブランチ オフィス サイトで最大 480 台の Cisco Unified IP Phone と最大 800 台の Ephone-DN を対象に、Cisco Unified SRST を提供します。 プロトコルCisco CMM は、Cisco Unified CallManager の制御下で Media Gateway Control Protocol(MGCP)デバイス、H.323 デバイス、または SIP デバイスとして使用できます。 MGCP モードでは、次のインターフェイス タイプがサポートされます。
このモードで動作するとき、Cisco CMM は Cisco Unified CallManager のステートレス クライアントになり、Cisco Unified CallManager は管理およびコールの拡張機能を完全に制御できます。 H.323 モードでサポートされるインターフェイス タイプは、次のとおりです。
表 1 に、Cisco Catalyst 6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズ プラットフォームに関するプラットフォーム要件を示します。表 2 に、ソフトウェア互換性の要件を示します。 表 1 Cisco Catalyst 6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズのプラットフォーム要件
** WS-SVC-CMM-6E1 は、日本では販売しておりません。 表 2 ソフトウェア互換性の要件
表 3 ~ 6 に、各ポート アダプタ固有の情報を示します。 表 3 6 ポート T1 ポート アダプタ
表 4 6 ポート E1 ポート アダプタ(日本では販売しておりません)
表 5 24 ポート FXS アナログ ポート アダプタ
表 6 コンファレンスおよびトランスコーディング ポート アダプタ
システム データ
表 7 に、発注時に使用する製品番号と説明を示します。 表 7 発注情報
仕様物理仕様
電力要件
環境条件
ネットワーク管理Cisco CMM は、Simple Network Management Protocol(SNMP)バージョン 3 の MIB をサポートしています。 MIB
シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポートシスコシステムズとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。 |
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