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Cisco Catalyst 6500 シリーズ Network Analysis Module(NAM-3)(ソフトウェア 5 を使用)

Q&A





Cisco Catalyst 6500 シリーズ Network Analysis Module(NAM-3)(ソフトウェア 5 を使用)



概要


Q.Cisco® Catalyst® 6500 シリーズ Network Analysis Module(NAM-3)とは何ですか。どのような機能がありますか。
A. Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 は、10 ギガビット イーサネット ネットワーク向けに設計された統合トラフィックおよびパフォーマンス分析ブレードです。これによってネットワーク管理者は、ネットワーク上のトラフィックの使用状況や実行状況を迅速に把握して、パフォーマンス問題をトラブルシューティングし、一貫したエンドユーザ エクスペリエンスを実現することができます。データ収集と分析のための豊富な組み込み機能が、リモートでアクセス可能な Web ベースの管理コンソールと統合されます。これらすべてが、Cisco Catalyst 6500 E シリーズ スイッチにインストールされた単一のブレード上に搭載されます。

NAM-3 には、あらかじめパッケージされたレポート、ワークフロー、およびコンテキスト対応ナビゲーションとともに、直感的な Web ベースのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)が組み込まれており、問題解決と最適化のための決断を迅速化します。履歴データを保持するパフォーマンス データベースも組み込まれているので、過去にネットワーク パフォーマンスを低下させたイベントが発生した際に何が起こったかを把握できます。詳細情報については、Cisco Prime™ Network Analysis Module ソフトウェア 5 のデータシートを参照してください。

Q.NAM-3 の主な機能と利点を教えてください。
A. 表 1 に、NAM-3 の主な機能と利点を示します。

表 1 Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 の主な機能と利点

機能 利点
15 Gbps のトラフィック モニタリング パフォーマンス NAM-3 は、高性能な 10 ギガビット イーサネット ネットワークをモニタしてトラブルシューティングできるように設計されています。
インフラストラクチャの統合 Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチに導入される Cisco NAM-3 は、バックプレーンの統合の利点を活用します。強力な投資保護、総所有コストの削減を可能にし、省スペース設計によりラック スペースを節約します。バックプレーンの統合により、ソースから直接パケットを収集でき、高い信頼性と高精度の分析の実現をサポートします。
アプリケーション パフォーマンス インテリジェンス TCP ベースのアプリケーションに対するユーザ エクスペリエンスの特徴を分析し、アプリケーションの応答時間にかかわる問題がネットワーク、サーバ、アプリケーションのいずれにあるのかを特定することで、分析の負荷を最小限に抑えます。
IEEE1588 ハードウェア タイムスタンピング バックプレーンからのパケット キャプチャを、正確なハードウェアのタイム スタンプと組み合わせることにより、アプリケーション応答時間やジッタなどのメトリックを使って正確なパフォーマンス測定を行うことができます。IEEE 1588 ハードウェア タイム スタンプにより、正確なパケット キャプチャ分析も容易になり、複数の NAM-3 からのキャプチャをマージして複雑なアプリケーション パフォーマンス問題を調査する場合には特に便利です。
包括的な音声品質モニタリングとリアルタイムのトラブルシューティング Mean Opinion Score(MOS)および、ジッタやパケットロスといった主要なパフォーマンス インジケータ(KPI)についてリアルタイムのレポートを収集することで、エンド ユーザが体験する音声サービスの品質を把握し改善します。MOS は ITU-T 勧告 G.107 をベースに算出されるため、音声品質の特徴を正確に評価できます。あらかじめパッケージされているダッシュボードを使用してモニタリングとリアルタイム トラブルシューティングを組み合わせることで、エンド ユーザのサービス レベルを向上させます。
WAN で最適化されたネットワークに対する可視性 Cisco Wide Area Application Services(WAAS)がどの程度アプリケーションを最適化させたか(アプリケーションのトランザクション時間の減少、WAN 帯域利用率の改善など)を示す、エンドツーエンドでの情報を得ることができます。最適なサイトやアプリケーションを評価し、段階的な展開計画の一部として最適化を実施することにより、資産の投資回収率(ROI)を向上させます。
詳細なトラフィック分析 重要なネットワーク リソースを使用するホスト、カンバセーション、アプリケーションに関する、短期および長期のパフォーマンス データを示します。
履歴分析 組み込みのパフォーマンス データベースを使用して過去の事例を振り返ることで、ネットワーク パフォーマンスを低下させたイベントが発生した際に何が起こったかを把握し、原因分析時間の短縮および再発防止に活かすことができます。さらなる最適化およびキャパシティを決定する際に、履歴分析を役立てることができます。
詳しい状態を把握できるパケット キャプチャ トリガーベースのキャプチャ、フィルタ、デコード、Packet Capture Error Scan などの機能を使用して、複雑なパフォーマンスの問題を解決できます。パフォーマンスのしきい値に基づいてパケット キャプチャをトリガーできるため、特定のパフォーマンスの問題を集中的に扱うことができます。オフライン分析用として、より長期間パケット キャプチャを保存するには、外部ストレージ(Mini SAS または 10 ギガビット イーサネット)を利用します。
高度なハードウェアおよびソフトウェア フィルタ 重要なデータへアクセスするまでの時間を短縮することにより、ネットワーク トラフィック動作のトラブルシューティングや分析を促進します。
仮想スイッチング システム(VSS)展開のモニタリング VSS 環境内の両方の仮想スイッチをモニタすることで、管理オーバーヘッドを抑えながら運用効率を高めることができます。
Cisco Nexus® 1000V 展開に対する可視性 仮想マシン間のインタラクションや仮想インターフェイスを含めた、仮想マシン(VM)ネットワークに対する可視性を得ることで、Cisco Nexus 1000V スイッチ環境の運用管理を簡略化します。vMotion の動作によって中断されることなく、VM をモニタします。
サイト ベースのモニタリング ネットワーク トポロジを反映するために作成した論理グループ別またはサイト別に、ネットワークおよびアプリケーションのパフォーマンスを確認できます。たとえば、地域別、部門別、または管理している顧客のネットワーク別にサイトを作成できます。この機能により、サイト別のサービス レベル目標を追跡したり、パフォーマンス関連の問題を解決したり、最適化ポリシーを適用したりすることが容易になります。
Cisco Performance Agent のレポート リモート サイトに導入された Cisco Performance Agent(PA)を利用して、シスコ ボーダレス ネットワーク全体にパフォーマンスの可視性をもたらします。PA は Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.1(4)M で導入されたライセンス対象機能であり、ISR G2、880、および 890 プラットフォームでサポートされます。
導入前後のメトリック 導入前後のトラフィック分析にかかわる有益なデータを収集することで、新規アプリケーションの導入、Quality of Service(QoS)ポリシーの確立、サーバの統合、VoIP の導入など、ネットワーク リソースの変更を計画、検証する際に役立てることができます。
オープンなインターフェイス 標準ベースの API(設定用に XML/REST、データ エクスポート用に NetFlow バージョン 9)を使用することで、NAM の設定と計算済み NAM データのエクスポートが容易になります。
いつでもどこでもアクセス どのデスクトップからでも、Web ベースのアクセスが可能なため、リモート サイトにスタッフを派遣したり、WAN 接続経由で大量のデータを中央サイトに送信したりする必要がなくなります。


Q.Cisco NAM の導入がビジネスにもたらす利点は何ですか。
A. 表 2 に、Cisco NAM がビジネスにもたらす利点の概要を示します。

表 2 Cisco NAM の導入がビジネスにもたらす利点

利点 説明
問題解決の迅速化と生産性の向上により業務を効率化
  • あらかじめパッケージされたレポート、相関関係の可視化、コンテキスト対応ナビゲーション、ワンクリック パケット キャプチャなどの機能で迅速に問題を解決
  • プロトコルレベルおよびパケットレベルの異常を検知して表示する Packet Capture Error Scan 機能により、複雑な原因分析を迅速化
  • パケット分析とフロー分析を組み合わせることで、注意を要する実用的な情報の提供に必要な時間を削減し、トラブルシューティングを迅速化
  • リモート管理により、リモート サイトへの出張が不要となる
ネットワーク全体に一貫したアプリケーション パフォーマンスの可視化を提供し、サービス レベルを向上
  • 音声および TCP アプリケーション向けの高度な分析技術でパフォーマンスの特徴を正確に評価
  • 新しいアプリケーション分類アーキテクチャを使用した一貫性のあるアプリケーション認識
  • QoS および Cisco WAAS をはじめとする制御および最適化技術を効果的に使用してエンドユーザ エクスペリエンスを向上
  • しきい値ベースの予防的なアラートでパフォーマンスの問題に先手を打ち、ダウンタイムおよび障害を回避
総所有コストを削減
  • シスコのプラットフォームと統合された NAM で、ネットワークの省スペース化、運用コストの削減、および簡素化された管理性を実現
  • NAM フォーム ファクタは、効率に優れたオプションと導入の柔軟性を提供し、ロケーション固有のネットワーク機器のニーズにも対応
  • オープン スタンダード ベースの API により、既存の管理資産を有効活用して投資を保護


Q.Cisco Prime Network Analysis Module ソフトウェアとは何ですか。
A. Cisco Prime Network Analysis Module ソフトウェアには、あらかじめパッケージされたレポート、ワークフロー、およびコンテキスト対応ナビゲーションとともに、直感的な Web ベースの GUI が組み込まれており、問題解決と最適化のための決断を迅速化します。このソフトウェアから、音声、ビデオ、および TCP ベースのトラフィックに関する設定メニューとインタラクティブなレポートに迅速にアクセスできます。さらに、組み込み Web ブラウザがホストされ、あらゆる場所からのリモート アクセスが容易になります(リモート アクセスを実現する、という表現のほうが正確かもしれません)。そのため、ネットワーク パフォーマンスをいつでも表示、管理、改善することが可能で、リモート サイトへ出向いたり、WAN 接続経由で大量のデータを中央サイトに送信したりする必要がなくなります。

Q.Cisco NAM はネットワークのどこに導入しますか。
A. モニタリングや迅速なトラブルシューティングが必要な場合、Cisco NAM は LAN 集約ポイント(コアまたはディストリビューション レイヤ)の Cisco Catalyst 6500 シリーズに導入します。パフォーマンスが重要な場合には、サービス ポイント(データセンター、サーバ ファーム、Cisco Unified Communications Manager クラスタなど)に導入します。重要な接続拠点に導入することも可能です。また、NAM は WAN ルータに接続された Catalyst 6500 シリーズ スイッチに導入することもできます。Cisco NAM をリモート サイトに導入すると、その独自機能により、組み込みの Web ベース GUI を使用してリモートでトラブルシューティングやトラフィック分析を実施でき、リモート サイトへ出向いたり、大量のデータを中央サイトに送信したりする必要がありません。Cisco NAM をデータセンターのサーバ アクセスに導入すると、仮想マシン ネットワークのトラフィックをモニタすることも可能になり、Cisco Nexus 1000V スイッチが導入された仮想インフラストラクチャに対する可視性が高まります。

技術概要


Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 はどのように機能しますか。
A. NAM-3 は、スイッチまたはルータから受信したパケットやフロー(NetFlow データ エクスポート(NDE))を収集します。NAM はパケットを解析し、関連データを収集して、処理された情報をパフォーマンス データベース内に保存します。このデータベースにより、音声、ビデオ、データ トラフィック、VLAN、ディファレンシエーテッド サービス(DiffServ)の設定、ホスト、カンバセーション ペア、アプリケーションの使用量と応答時間などの貴重なトラフィック情報が提供されます。この情報は、NAM の GUI で、読みやすいインタラクティブなレポートとして表示されます。

NAM-3 が収集するパケットは、ユーザがデータ ソースを指定することで定義されます。スイッチ、ルータ、または WAAS デバイスの機能であるデータ ソースを表 3 に示します。NAM-3 には、スイッチド ポート アナライザ(SPAN)/VLAN アクセス コントロール リスト(VACL)トラフィックおよび NDE/WAAS/Encapsulated Remote SPAN(ERSPAN)を収集するための、独立したバックプレーン インターフェイスがあります。

表 3 Cisco Catalyst 6500 シリーズの NAM トラフィック ソース

トラフィック ソース 説明
SPAN、Remote SPAN(RSPAN)、および ERSPAN Cisco Catalyst 6500 E シリーズ スイッチの SPAN、RSPAN、および ERSPAN 機能を使用して、ポート、VLAN、および EtherChannel リンクからのトラフィックを NAM にミラーリングできます。NAM は、対象となるネットワーク トラフィックの全レイヤから統計情報を収集します。RSPAN では、同じ VLAN Trunk Protocol(VTP)ドメイン内の他の RSPAN 対応デバイスからトラフィックを収集できます。ERSPAN では、レイヤ 3 ネットワークから Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルを使用してトラフィックを NAM に送信できます。
VACL NAM は VACL を使用して、NAM ポートへの選択した VLAN および WAN トラフィック(Cisco IOS® ソフトウェア デバイス上でのみ)をキャプチャまたは「フィルタ」します。特定のデータ フローを対象として、追加のフィルタリング ルールを適用することもできます。ローカル スーパーバイザの設定時には、VACL エントリのキャプチャ送信先として NAM を指定しておく必要があります。
NDE NetFlow データ エクスポート レコードは、ネットワーク トラフィックの集約ビューを提供します。スイッチ上で有効化すると、SPAN セッションを生成しなくても Cisco NAM 上で NetFlow データ ソースが利用可能になります。さらに NAM はリモート デバイスから NDE を受信し、分析に役立てることができます。
WAAS NAM は WAAS 上で内蔵の計測機能を使用して、最適化されたトラフィックおよびパススルー トラフィックに関する情報を収集し、Cisco WAAS 環境内でエンドツーエンドのアプリケーション パフォーマンスを可視化します。この情報により、NAM はアプリケーションの応答時間、トランザクション 時間、帯域使用率、および LAN/WAN データ スループットを計測し、Cisco WAAS による最適化の影響を正確に定量化することができます。


Q.Cisco NAM は、どのようにして他のスイッチ/ルータからのトラフィックを可視化しますか。
A. 他のデバイスからの LAN または WAN トラフィックは、NAM へ送信して、RSPAN、ERSPAN、または NetFlow データ エクスポートを使用して分析することができます。

Q.Cisco NAM は、どのようにして WAN トラフィックを可視化しますか。
A. NAM は、WAN インターフェイスに対する VCAL キャプチャと NDE を使用して、WAN トラフィックを可視化します。VACL ベースのキャプチャは、WAN インターフェイスからのトラフィックのモニタに使用できます(ネイティブ モードで Cisco IOS ソフトウェアを実行するスーパーバイザで使用)。ローカルおよびリモート デバイスからの NDE は、WAN インターフェイスをモニタして、WAN セグメントをアプリケーション レベルで可視化する場合に使用できます。

Q.VACL キャプチャとは何ですか。Cisco NAM は VACL キャプチャをどのように使用しますか。
A. VACL は、SPAN を使用し、同様の機能を果たすデータ ソースです。VACL は、選択した VLAN または WAN トラフィックを(Cisco IOS ソフトウェアを使用して)キャプチャまたは「フィルタ」するために使用できます。Cisco IOS ソフトウェア 12.2(18)SXF 以降では、VACL は WAN インターフェイスにも適用されます。

Q.Cisco NAM ソフトウェア 5.0 はどのように NetFlow を使用しますか。
A. Cisco NAM は、独立したバックプレーン インターフェイスを使用してパケットベースと NetFlow ベース両方のトラフィック ソースをモニタすることをサポートしています。これら 2 種類のデータ ソースが補完し合うことにより、強力かつ包括的なモニタリング ソリューションを実現します。NetFlow により、幅広いトラフィック情報を取得し、誰がネットワークを使用しているのか、どのアプリケーションを使用しているのか、どれだけの帯域幅が使用されているのかを分析できます。SPAN、VACL、ERSPAN、RSPAN などのトラフィック ソースを使用してこれをパケット データと組み合わせることで、さらに深い分析を行うことができます。さらに NetFlow は(WAN インターフェイス、リモート ルータ インターフェイスなど)SPAN が利用できない場合でもトラフィックの可視化に利用できます。

NetFlow をローカルまたはリモート デバイスのインターフェイス上で有効化して、データを NAM に送信して分析に役立てることができます。NAM はコンシューマとして、シスコのルータやスイッチなどのデバイスからの NetFlow パケットを管理ポートで受信します。それらのレコードは、トラフィックが NAM データ ポートの 1 つで発生したかのように、パフォーマンス データベースに保存されます。NAM は NetFlow バージョン 1、5、6、7、8、および 9 に対応しています。受信された NetFlow データは NAM によって解析され、内部データベースに保存されます。そして、他のデータ ソースからのトラフィックと同様に GUI で表示されます。

一部のネットワーク デバイスには、単独で NetFlow をエクスポートできる複数の「エンジン」が搭載されています。デバイスの機能によって異なりますが、ハードウェアまたはソフトウェア内の複数のフロー キャッシュからフローをエクスポートすることができます。たとえば、スーパーバイザやライン カードは、単独でローカル キャッシュからフローをエクスポートできる場合があります。デフォルトでは、Cisco Prime NAM 5.0 は、NAM に NetFlow レコードをエクスポートする各エンジン用に独立したデータソースを自動生成します。

Q.Cisco NAM はリモート WAN ルータから NetFlow を収集できますか。
A. はい。Cisco NAM は、WAN ルータを含むリモート デバイスから NDE を収集して分析することができます。この機能は、Catalyst 6500 シリーズ スイッチに接続されている WAN ルータ上のトラフィックや、NDE を送信するための十分な帯域幅を使用できるリモート WAN ルータからのトラフィックを分析する場合に便利です。

Q.Cisco NAM には、モニタリングのために別個の NetFlow データ コレクターが必要ですか。
A. いいえ。NAM はパフォーマンス モニタリングのために、NetFlow データを収集して使用します。

Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 は、どのバージョンの NetFlow をサポートしますか。
A. NAM-3 はバージョン 1、5、6、7、8、9 をサポートします。

Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 をサポートするには、どのバージョンの Cisco IOS ソフトウェアが必要ですか。
A. NAM-3 には Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(33)SXJ1 が必要です。必要なシステム ソフトウェアに関する詳細については、Cisco Prime NAM リリース ノートを参照してください。

Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 は、どの Catalyst 6500 スーパーバイザをサポートしますか。
A. NAM-3 は Catalyst 6500 スーパーバイザ 720(製品番号:WS-SUP720-3B、WS-SUP720-3BXL、VS-S720-10G-3C、VS-S720-10G-3CXL)をサポートします。

Q.NAM-3(WS-SVC-NAM-3-K9)は、Cisco Prime Network Analysis Module ソフトウェアのどのリリースで初めてサポートされましたか。
A. NAM-3 は Cisco Prime NAM 5.0(1T) で初めてサポートされました。

Q.Cisco NAM ではどのように安全性を確保していますか。
A. Cisco NAM では最大 256 ビットの暗号化が使用可能です。また、NAM では、ローカルまたは TACACS+ でのロールベースのユーザ許可および認証もサポートしています。

Q.スイッチのパフォーマンスに影響を与えることなく、NAM-3 をファブリック対応 Cisco Catalyst 6500 スイッチに導入することはできますか。
A. はい。NAM-3 はフルファブリック(クロスバー)接続をサポートしており、スイッチング パフォーマンスに影響を与えずにファブリック対応シャーシに導入することができます。

Q.Cisco Catalyst 6500 E-シリーズ シャーシには、複数の Cisco NAM を取り付けることができますか。
A. はい。単一のシャーシに複数の Cisco NAM を取り付けることができます。

Q.Cisco NAM は、他のサービス モジュール(ファイアウォール サービス モジュール(FWSM)など)とともに Cisco Catalyst 6500 E-シリーズ シャーシに取り付けることができますか。
A. はい。Cisco NAM は他のサービス モジュールとともに取り付けることができます。

Q.Cisco NAM にはポートやネットワーク インターフェイスがありますか。
A. はい。外部ストレージ用に使用できる、10 ギガビット イーサネット SFP+ 外部インターフェイスがあります。また、外部 SAS アレイに接続するための Mini SAS ポートもあります。2 つの 1 ギガビット イーサネット ポートがあり、1 つは管理用、もう 1 つは IEEE 1588 sync 用です。

Q.NAM-3 は複数の VLAN をサポートしますか。
A. はい。NAM はスイッチ モニタリング(SMON)MIB と完全に互換性があり、複数の VLAN のモニタリングをサポートします。

Q.NAM-3 はスーパーバイザ フェールオーバーをサポートしますか。
A. はい。

Q.スイッチ シャーシがアップグレードされた場合、新しい Cisco NAM を購入する必要がありますか。
A. いいえ。Cisco NAM はすべてのモジュラ Cisco Catalyst 6500 E シャーシで完全に機能します。

Q.NAM は Catalyst 6500 の仮想スイッチング システム(VSS)をサポートしますか。
A. はい。NAM-3 は VSS をサポートします。

Q.NAM が VSS 環境で提供する機能のうち、非 VSS 環境では提供されない機能はありますか。
A. はい。次の 3 つの重要な差別化要因があります。
  • 1 つの NAM を使用して、両スイッチのポート統計情報をモニタする: NAM は両方のスイッチに関する mini-Remote Monitoring(RMON)統計情報を提供するので、シャーシ、スロット、およびポートごとにこれらの統計情報を確認できます。これにより、レイヤ 2 トラフィックの使用率の全体像を取得して、潜在的なボトルネックを迅速に特定することができます。
  • 1 つの NAM で SPAN を使用して、両方の仮想スイッチにおけるトラフィックを可視化する: 一般的に、隣接するスイッチを可視化するには、RSPAN または NetFlow が使用されます。
  • 単一の NAM で両方のスイッチの状態をモニタする
Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 は、仮想化データセンターでどのようなデバイスをモニタしますか。
A. Cisco Catalyst 6500 が仮想化データセンターのエンドオブロー(EoR)アクセス スイッチング プラットフォームである導入シナリオにおいて、Cisco Catalyst 6500 NAM-3 は Cisco Nexus 1000V スイッチの可視性を拡張することができます。Cisco Nexus 1000V スイッチはサーバ上のソフトウェア スイッチであり、そのサーバでホストされる VM に Cisco Virtual Network Link(VN-Link)サービスを提供します。この分散型スイッチには、Virtual Ethernet Module(VEM)と、VEM を管理する Virtual Supervisor Module(VSM)という 2 つの主要コーポーネントがあります。Cisco Nexus 1000V は、Nexus VEM 上の仮想または物理インターフェイスから Cisco Catalyst 6500 NAM へ NetFlow データ エクスポートを送信するように設定できます。また、Cisco Catalyst 6500 NAM が VM ネットワークのトラフィックをリモートでモニタできるように、ERSPAN を設定することができます。

Q.Cisco Nexus 1000V スイッチ環境におけるトラフィックをモニタするには、どの NAM データ ソースを使用できますか。
A. 上記の回答にもあるように、Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 は、ERSPAN および NetFlow データ ソースを使用して Cisco Nexus 1000V をモニタすることができます(これらの NAM データ ソースについては、この Q&A の表 3 を参照してください)。ERSPAN を Cisco Nexus 1000V で設定することにより、Cisco NAM は特定のポートまたは VLAN を可視化することができます。ERSPAN によって使用可能になったデータにより、NAM は主要なトラフィック使用率メトリック(アプリケーション、ホスト、およびカンバセーション)、応答時間の分析、QoS および VLAN のモニタリング統計情報を提供できます。NetFlow データ エクスポートは、Cisco Nexus 1000V の仮想または物理インターフェイスに設定できます。NetFlow によって使用可能になったデータにより、NAM は主要なトラフィック分析と QoS モニタリング統計情報を提供できます。

Q.仮想化データセンターを可視化するには、Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 をどこに導入すればよいですか。
A. NAM-3 は EoR Catalyst 6500 スイッチに導入するのが理想的です。Cisco Nexus 1000V からの ERSPAN データ ソースを使用して、指定されたトラフィック フロー(ポートごとまたは VLAN ごと)のヘッダーは GRE トンネルでカプセル化され、分析のために Cisco NAM へ転送されます。

Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 または Cisco Nexus 1000V NAM Virtual Service Blade(VSB)は、どのような場合に購入すればよいですか。
A. NAM-3 は Cisco Catalyst 6500 に統合されたハードウェア モジュールであり、物理および仮想ネットワークの両方を可視化します。キャンパスやデータセンターで優れたモニタリングやトラブルシューティングを実現するのに必要な、機能セットと高いパフォーマンスを備えています。Cisco Nexus 1000V NAM VSB は、Cisco Nexus 1010 仮想サービス アプライアンスに統合されているソフトウェア モジュールです。Cisco Nexus 1000V NAM VSB は、Cisco Nexus 1000V 環境のモニタリングやトラブルシューティングを目的とした、機能セットとパフォーマンスを備えています。Cisco NAM VSB は、導入が簡単で投資価値の高い Cisco Nexus 1010 をすでに導入しているお客様に最適です。Cisco Catalyst 6500 をお持ちで、Cisco Nexus 1000V 以外の環境をモニタする必要があるお客様、全体的なパフォーマンスをより高める必要があるお客様、または広範なキャプチャとデコードを実施するお客様は、Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 をご検討ください。さらに、アベイラビリティを向上させるために、VSS モードでデータセンター アクセス レイヤに Cisco Catalyst 6500 を導入している場合には、NAM-3 の購入をご検討ください。この導入シナリオでは、Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM は Cisco Catalyst 6500 および Cisco Nexus 1000V 両方のスイッチ ポートと関連アプリケーション トラフィックをモニタできます。

Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 の最新のソフトウェア バージョンを教えてください。
A. Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 のソフトウェアの最新バージョンは Cisco Prime NAM 5.1(2) です。最新のソフトウェア リリースに関するお問い合わせは、Cisco Prime NAM ソフトウェアに関する Q&A を参照してください。

Q.ISR G2 SRE 向け Cisco Prime NAM のソフトウェアの機能を教えてください。
A. Cisco Prime NAM ソフトウェアの機能に関するお問い合わせは、Cisco Prime NAM ソフトウェアに関する Q&A を参照してください。

発注


Q.Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 の製品番号を教えてください。
A. 表 4 に、NAM の製品番号を示します。

表 4 Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 の製品番号

製品情報 製品番号
Cisco Catalyst 6500 シリーズ Network Analysis Module(NAM-3)(スペア) WS-SVC-NAM3-6G-K9(=)
Cisco Prime NAM ソフトウェア 5.1(2) SC-SVC-NAM3-5.1-K9

Q.Cisco Prime NAM ソフトウェアを入手するにはどうすればよいですか。
A. Cisco Prime NAM ソフトウェアは、次のいずれかの方法で入手できます。ハードウェアの新規発注と同時に最新の Cisco Prime NAM ソフトウェアを入手するには、NAM ハードウェアの発注時に SC-SVC-NAM3-5.1-K9 を発注してください。これにより、ソフトウェアはハードウェアにあらかじめインストールされた状態で提供されます。

Q.初めて Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM を導入する際、Cisco Prime NAM ソフトウェアは Cisco.com Software Center からダウンロードする必要がありますか。
A. いいえ。Cisco NAM-3 には最新の Cisco Prime NAM ソフトウェア リリースが付属します。初めて Cisco Catalyst 6500 シリーズ NAM-3 を導入する際には、ソフトウェアをダウンロードする必要はありません。

Q.新しい Cisco Prime NAM ソフトウェア リリースには、どうすればアクセスできますか。
A. NAM-3 の SMARTnet® を購入されたお客様には、Cisco.com Software Center から新しいソフトウェア リリースをダウンロードすることができます。

Q.NAM-3 を導入するには、何が必要ですか。
A. NAM-3 の導入に必要なものは、次のとおりです。
  • Cisco IOS ソフトウェア 12.2(33)SXJ1 を実行する Cisco Catalyst 6500 E-シリーズ
  • Catalyst 6500 Supervisor 720-10G/3B/3BXL
  • Cisco Prime NAM ソフトウェア バージョン 5.0(1T) 以降を実行する NAM-3
  • 英語版の Firefox 3.6 以降、またはMicrosoft Internet Explorer 8 以降の Web ブラウザ(Microsoft Internet Explorer 7 はサポートされていません)

追加情報


Q.Cisco Catalyst シリーズ NAM-3 の追加情報はどこで確認できますか。
A. Cisco Catalyst Series NAM-3 の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/nam/ を参照するか、最寄りの代理店までお問い合わせください。あるいは、NAM 製品のマーケティング グループ nam-info@cisco.com までお問い合わせください。