インターフェイス/モジュール

Cisco ブランチ ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール 4.0

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。本製品を含むシリーズ全体については サービス モジュール をご覧ください。

データシート





Cisco ブランチ ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール 4.0



今日のビジネスの現状として、分散型の企業はコミュニケーション、コラボレーション、および効果的な日常業務の遂行にあたり、アプリケーションに大きく依存しています。同時に、IT 部門は急速に変化する環境でアプリケーション デリバリを管理するという課題を抱えています。ビジネス アプリケーションの数は増加し、アプリケーションのアーキテクチャはますます複雑になり、アプリケーション トラフィックは増大し、トラフィック パターンは予想しづらくなっています。さらに、セキュリティ、法規制、および経済的観点での考慮事項が増えたことを受け、企業は IT への投資価値を最大化するため、データセンターの統合、デスクトップの仮想化、およびネットワークとアプリケーションの集中化を進めています。複雑な IT 環境でさまざまなアプリケーションを正しく配信するには、アプリケーションとネットワークの状態を包括的に把握する必要があります。

Cisco® ネットワーク解析モジュール(NAM; Network Analysis Module)は高性能なネットワーク認識型のパフォーマンス保証ソリューションです。Cisco NAM の優れた可視性でアプリケーションとネットワークのパフォーマンスを把握することによって、アプリケーションおよびサービスを効率的かつ一貫した形でエンド ユーザに提供することができます。

製品の概要

Cisco ブランチ ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(図 1)は、パフォーマンス モニタリング、トラフィック解析、および高度なトラブルシューティングが組み合わされた包括的なソリューションで、ダイナミックに進化を続ける今日の企業のパフォーマンス保証のニーズに応えることができます。ネットワークおよびアプリケーションのレベルでブランチの詳しい状態を把握できるように設計されています。また、ネットワークで実行されているアプリケーション、ネットワーク リソースの利用状況、およびエンパワード ブランチで提供されるサービスのエンド ユーザ エクスペリアンスをリアルタイムでモニタリングできます。そのため IT 部門は、Quality of Service(QoS)、Wide Area Application Services(WAAS)などの制御および最適化メカニズムを効果的に利用して、このようなサービスのパフォーマンスを向上させることができます。

図 1 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM、NME-NAM

図 1 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM、NME-NAM

 

Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM は、豊富なデータ収集機能およびパフォーマンス解析とリモート アクセス可能な Web ベースの管理コンソールが組み合わされた独自の設計となっています。これらがすべて単一のネットワーク モジュールに備わっており、Cisco ISR 2800、3800 シリーズおよび Cisco 3700 シリーズ マルチサービス アクセス ルータに簡単に搭載できます。

Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM では、ルータ インターフェイスを通過する実際のパケットを Cisco Express Forwarding を使用して内部 NAM インターフェイスにコピーして、WAN と LAN のデータ ストリームを直接監視および解析します。ルータ内からデータ パスに直接アクセスできると、パケットレベルで詳細に解析し、アプリケーション パフォーマンスとエクスペリエンスの品質を正確に分析できるという利点があります。また、Cisco NAM では、ローカルとリモートのルータとスイッチから Cisco NetFlow などの Cisco IOS® ソフトウェア機能を使用して、エンパワード ブランチのネットワーク トラフィックを監視できます。

Cisco NAM には Web ベースのトラフィック アナライザ GUI が組み込まれているため、設定メニューや音声、ビデオ、および TCP ベースのアプリケーションのアプリケーション パフォーマンス ビューに簡単にアクセスできます。また、トラフィック解析ビューには、アプリケーションの効果的で信頼性の高い配信の管理に不可欠な、VLAN、Differentiated Services(DiffServ)、ホスト、カンバセーション ペア、およびアプリケーションの使用状況に関する詳細情報が表示されます。図 2 に、Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM、Cisco Catalyst® 6500 シリーズ NAM、および Cisco NAM アプライアンスの導入例を示します。ここでは、ネットワーク内で一貫したパフォーマンス レベルを実現するために必要な導入の柔軟性と包括的なモニタリングを提供しています。図に示したように、ブランチに導入された Cisco NAM では、音声などのブランチ間アプリケーション、およびデータセンターでホスティングされている TCP ベースのアプリケーションについてエンドツーエンドで監視します。

図 2 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM の導入による、エンパワード ブランチへのインテリジェンスの組み込み

図 2 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM の導入による、エンパワード ブランチへのインテリジェンスの組み込み

 

機能と利点

インテリジェント アプリケーション パフォーマンス解析

Cisco NAM 4.0 では、包括的な Intelligent Application Performance(IAP; インテリジェント アプリケーション パフォーマンス)測定を行い、エンドユーザ エクスペリエンスを正確に分析します。TCP ベースのクライアント/サーバ メッセージを解析し、トランザクションとセッションに基づく統計情報を提供します。統合されたアプリケーションとネットワークのモニタリングで得た情報を元に、アプリケーションの問題をネットワーク、アプリケーション、またはサーバに切り分けることができます。また、根本的原因をすばやく解析して問題を解決し、エンドユーザへの影響を最小限に抑えることができます。

ネットワーク管理者は Cisco NAM の GUI を使用して、エンドユーザ エクスペリエンスをネットワークの遅延、ラウンドトリップ時間、再伝送時間などのネットワーク パフォーマンス メトリックと関連付け、パフォーマンス低下の原因を特定できます。たとえば、エンドユーザ エクスペリエンスに影響を与えるネットワーク遅延の原因は、ネットワーク遅延メトリック、つまりクライアント ネットワークの遅延、サーバ ネットワークの遅延、およびネットワークの遅延を解析することで特定できます。同様に、サーバ リソースの問題もアプリケーションの遅延、サーバ応答時間などのネットワーク メトリックによって特定できます。

図 3 に、HTTP アプリケーションのアプリケーション応答時間レポートの例を示します。レポートは、管理者がアプリケーション サーバで停止したプロセスを再起動した後、アプリケーションの遅延が減少する様子を示しています。

図 3 エンパワード ブランチの応答時間のトラブルシューティング

図 3 エンパワード ブランチの応答時間のトラブルシューティング

 

また、アプリケーション パフォーマンスのデータを一定時間解析すると、傾向を特定したり、サービス レベルの目標を追跡したり、予防的な作業を行えるようしきい値を設定して警告を発するようにしたりできます。このようにして、アプリケーションのパフォーマンスの低下を回避でき、根本的な原因をすぐに調査し、エンドユーザに影響が及ぶ前に解決することができます。また、ネットワークとアプリケーションの使用状況の変化は応答時間の変動に関連付けることもできます。管理者は新しいアプリケーションの展開、WAN 最適化、またはユーザの数の変化がアプリケーションのパフォーマンスに与える影響を評価し予測することができます。

WAN に最適化されたネットワークのモニタリング

Cisco Wide Area Application Services(WAAS)は、高性能なアプリケーション アクセラレーションおよび WAN 最適化ソリューションで、WAN 環境で動作する TCP ベースのアプリケーションのパフォーマンスを最適化します。この最適化によって、IT 企業はコストのかかるブランチ オフィス サーバとストレージを集中管理型のデータセンターに統合し、データセンターから直接新しいアプリケーションを導入できると共に、従業員がどこにいる場合でも LAN 接続と同じパフォーマンスでアプリケーションを利用できる環境を提供できます。

通常の WAN に最適化された環境では、アプリケーション トラフィックのインターセプトによって、応答時間、データ転送時間、およびその他のパフォーマンス メトリックが影響を受けます。したがって、従来のモニタリング手段では最適化の影響を正確に分析することができません。

図 4 WAAS による最適化の影響の評価

図 4 WAAS による最適化の影響の評価

 

Cisco NAM 4.0 では、Wide-Area Application Engine デバイスの組み込み機能を追加のデータ ソースとして使用し、最適化されたトラフィックのフロー データを収集して、WAAS 環境におけるエンドツーエンドのアプリケーション パフォーマンスを把握できます。アプリケーションの応答時間、トランザクション時間、帯域幅の使用状況、LAN/WAN のデータ スループットなどのパフォーマンス メトリックを計測し、レポートを作成します。その結果、図 4 に示したように、WAAS による最適化の影響を正確に計測できます。

また、Cisco NAM は、WAN 最適化とアプリケーション アクセラレーション サービスの導入が最も効果的なアプリケーションを評価するのに役立ちます。管理者は、一定期間の応答時間のデータを解析することで、応答時間が大きく改善され、利用可能な帯域幅が増加するアプリケーションを特定できます。さらに、トラフィックの構成内容を理解することで、トラフィック内のアプリケーションの種類に基づいて、WAAS でどの程度の圧縮が可能かを把握できます。

最後に、Cisco NAM を使用すると、最適化による継続的な改善状況をリアルタイムに把握し、最適化されたアプリケーションと最適化されていないアプリケーションを監視し、パフォーマンス低下の問題のトラブルシューティングを行うことができます。

優れた音声品質のモニタリング

Cisco NAM では、Mean Opinion Score(MOS)、およびジッタ、パケット損失などの主要なパフォーマンスの指標を使用して、リアルタイムで音声品質を監視します。MOS は R-Factor(ITU-T G.107 勧告)に基づいて計算されます。また、Cisco NAM は Cisco Unified Communications Management Suite と統合すると、企業全体の音声管理ソリューションを提供できます。Cisco NAM は、Cisco Unified Communications Management Suite を補完する、拡張性と柔軟性に優れた導入オプションを備え、ネットワーク全体のモニタリングによりサービス レベルの目標をエンドツーエンドで実現できます。

図 5 に、過去 60 分間のアクティブ コールの音声品質をまとめたものを示します。ユーザは品質の程度(Poor、Fair、Good、Excellent)別にデータをフィルタリングし、異常な動作を特定できます。

図 5 アクティブ コールの音声品質(MOS)のモニタリング

図 5 アクティブ コールの音声品質(MOS)のモニタリング

 

Cisco NAM では、優れた音声分析とリアルタイムのトラブルシューティング機能を組み合わせることで、エンドユーザに提供される音声サービスの品質を向上させることができます。また、予防的な警告メッセージを生成し、音声品質の低下の可能性を通知できます。管理者は警告メッセージに応じて品質が低下した音声ストリームをすぐに特定し、ジッタ、パケット損失などのネットワーク パフォーマンスの指標と関連付け、根本的な原因を解析できます。音声パフォーマンスの問題は、Cisco NAM のトラフィック解析機能を使用してさらに詳しく調べることができます。管理者は Cisco NAM の DiffServ モニタリング機能(図 6)を使用して、QoS ポリシーで定義された Differentiated Services Code Point(DSCP)割り当てごとにトラフィックを監視できます。これによって、音声が誤って分類されていたり、業務以外の重要なトラフィックが音声とネットワーク リソースを競合していて、音声品質に影響が及んでいるかを検出できます。

図 6 DSMON を使用した QoS の解析

図 6 DSMON を使用した QoS の解析

 

アプリケーション レベルでの WAN の使用状況のモニタリング

Cisco NAM の基本的な機能の 1 つは、ライブ パケットの中身を調べ、アプリケーション、ホスト、およびカンバセーションに関する情報を収集することです。アプリケーション モニタリングでは、帯域幅を使用したすべてのアプリケーションを特定し、帯域幅の使用量についてレポートを作成し、各ホストで使用しているアプリケーションを検出します。ホストとカンバセーション ペアのモニタリングでは、ホストあたりの帯域幅の使用量が提示され、どのホストどうしが通信しているかや、各ホストが生成しているトラフィックの量も示されます。アプリケーション、ホスト、およびカンバセーションのモニタリングによって、事前にボトルネックを見つけることができるため、ネットワークのパフォーマンスと可用性に問題が発生するのを未然に防ぐことができます。また、これらのメトリックによってユーザだけでなく、ルータ、スイッチ、インターフェイス、サーバ、およびアプリケーション リソースの使用状況のパターンが明らかになるため、WAN トラフィックのパフォーマンス向上にも役立ちます。

Cisco NAM は、帯域幅の使用状況と使用量のリアルタイムのスナップショットを提供するだけでなく、帯域幅の使用状況の継続的な履歴ビューも表示できるので、ネットワーク管理者はネットワーク リソースの変更を行うタイミングと箇所をすぐに決定できます。例として、図 7 に、ほとんどの帯域幅を利用しているアプリケーションを表すレポートを示します。異常が発生した際に短時間で解決できるように、特定の期間のデータを収集し、イベント後解析を行い、発生時期を判断することもできます。

図 7 上位アプリケーションの特定

図 7 上位アプリケーションの特定

 

高度なトラブルシューティング

Cisco NAM では、パフォーマンス低下を検出すると、根本原因を調査し解析するため、自動的にパケット キャプチャを実行できます。キャプチャは、任意のデスクトップから Web ブラウザを使用して行うことができます。パケットのデコードの様子はトラフィック アナライザ GUI を通じて表示できます。Cisco NAM のキャプチャおよびデコード機能では、トリガーベースのキャプチャ、フィルタ、デコード、およびキャプチャ解析ツールセットによって詳細で的確なデータ解析を行うことができ、問題の領域を早急に特定して解決することができます(図 8)。

図 8 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM を使用したパケットのキャプチャとデコード

図 8 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM を使用したパケットのキャプチャとデコード

 

QoS の解析

Cisco NAM では、音声、ビデオ、およびその他の IP ベースの重要なサービスに対する QoS 展開のプランニングと管理をサポートします。Cisco NAM でサポートする Differentiated Services Monitoring(DSMON)MIB では、QoS ポリシーによって定義される DSCP 割り当てごとにトラフィックを監視します。Cisco NAM の DiffServ モニタリング機能を使用すると、DiffServ クラスの各グループに含まれるアプリケーション、ホスト、およびカンバセーションを特定できます。この情報を使用して、プランニングの想定事項と QoS の割り当てを検証し微調整できます。間違ってマーキングされたトラフィックや、許可されていないトラフィックを検出することもできます。

Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM ソフトウェアのライセンス オプション

Cisco NAM には、音声トラフィックの監視用に 2 種類のライセンス オプションがあります。一方のライセンスでは、50 個の音声(RTP)ストリームのモニタリングが可能です。他方のライセンスでは 100 個の音声ストリームのモニタリングが可能です。両方のライセンス オプションが Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM(NME-NAM-120S)でサポートされます。

製品の仕様

表 1 に、Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM の仕様を示します。

表 1 製品の仕様

製品 説明
ハードウェア アーキテクチャ 1.0 GHz Intel Celeron M CPU、1 GB RAM、および 120 GB ハード ディスク ドライブ
モニタリング インターフェイス 2 つのモニタリング インターフェイスがあります。1 つは、ルータの Cisco IOS ソフトウェアの特殊なパケット モニタリング機能を通じて LAN または WAN トラフィックのコピーを受信する内部バックプレーン インターフェイス、もう 1 つは、ローカルまたはリモートの LAN ポートから直接トラフィックを受信する外部ギガビット イーサネット インターフェイスです。どちらのインターフェイスも、管理トラフィック用または NetFlow データの受信に使用できます。
パフォーマンス 内部モニタリング インターフェイスを使用すると、Cisco ISR 3800 シリーズに搭載された NME-NAM-120S では最大 100 Mbps のトラフィック モニタリング スループットを実現し、Cisco ISR 2800 シリーズではスループットは最大 45 Mbps になります。外部モニタリング インターフェイスでは、最大 200 Mbps のスループットのモニタリングがサポートされます。モニタリングのパフォーマンスは、パケット サイズ、トラフィック量、NAM で有効な収集機能、ルータで有効な機能などの要因によって異なることがあります。NME-NAM-120S のパフォーマンス特性の詳細については、シスコの営業担当者にお問い合わせください。
ルータ プラットフォーム Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM は、Cisco ISR 2811、Cisco ISR 2821、Cisco ISR 2851、Cisco 3725、Cisco 3745、Cisco ISR 3825、および Cisco ISR 3845 ルータのどのネットワーク モジュール スロットにも搭載できます。
各ルータで使用できる Cisco NAM は 1 台だけです。
Cisco IOS ソフトウェア Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T 以降
トポロジおよびデータ ソース:WAN WAN インターフェイス上のパケットは、Cisco IOS ソフトウェアの特殊なパケット モニタリング機能によって Cisco Express Forwarding を使用してコピーされ、内部バックプレーン インターフェイス経由で Cisco NAM に送信されて、IP レイヤと上位レイヤのレベルで解析されます。ローカルおよびリモート デバイスからの NetFlow(バージョン 1、5、6、7、8、9)データは、内部または外部インターフェイス経由で送信されます。
トポロジおよびデータ ソース:LAN 外部ギガビット イーサネット インターフェイスが、ローカルおよびリモートの LAN ポートから直接パケットを受信します。ローカルおよびリモート デバイスからの NetFlow(バージョン 1、5、6、7、8、9)データは、内部または外部インターフェイス経由で送信されます。
インターフェイスおよび外部アプリケーション 組み込みの Web ベース NAM トラフィック アナライザを使用した HTTP および HTTPS
その他の標準ベースのアプリケーションを使用した Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)バージョン 1 および 2c
NAM トラフィック アナライザ
  • Cisco NAM ソフトウェア 4.0 に組み込まれています。
  • Web ベース:Microsoft Internet Explorer 6.0(Service Pack 2)、Internet Explorer 7.0、または Firefox 2.0 が必要です。英語版および日本語版のブラウザをサポートします。
  • Secure Sockets Layer(SSL)セキュリティ(最大 168 ビット暗号化)をサポートします。
  • ローカルまたは TACACS+ によるロールベースのユーザ許可および認証を実行します。
  • LAN および WAN トラフィックとネットワークベース サービスに関するリアルタイムの統計情報および履歴情報(最大 100 日)を提供します。
Cisco NAM ソフトウェア 4.0 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM(NME-NAM-120S)をサポートします。
NME-NAM-120S では、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T 以降でサポートされます。
MIB

Cisco NAM は各種の標準に準拠し、RMON および RMON2 MIB のほか、いくつかの拡張仕様をサポートします。Cisco NAM でサポートされる主な MIB グループは次のとおりです。

  • MIB-II(RFC 1213)
  • RMON(RFC 2819)
  • RMON2(RFC 2021)
  • DSMON(RFC 3287)
  • HC-RMON(RFC 3273)
  • NBAR-Protocol Directory
  • Application Response Time
プロトコル Cisco NAM は、数百種類の各プロトコルに関する RMON2 統計情報を提供します。これには、RFC 2896 で定義されている各種プロトコルや、シスコの複数の独自仕様プロトコルも含まれます。
不明なプロトコルを自動的に検出します。
ユーザは、単一のポートまたは特定範囲のポートに対してプロトコルを定義することにより、プロトコル ディレクトリをカスタマイズできます。
Cisco IOS ソフトウェアの Cisco NBAR-PD MIB を使用して検出されたプロトコルをサポートします(Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(7)T 以降が必要)。
サポートされているプロトコルの一部を次に示します。
  • TCP/IP および User Datagram Protocol(UDP)/IP(IPv6 を含む)
  • HTTP および HTTPS
  • Voice over IP(VoIP) - Skinny Client Control Protocol(SCCP)、Real Time Protocol/Real Time Control Protocol(RTP/RTCP)、Media Gateway Control Protocol(MGCP)、Session Initiation Protocol(SIP)など
  • モバイル IP プロトコル
  • Storage Area Network(SAN; ストレージ エリア ネットワーク)プロトコル - Fibre Channel over TCP/IP など
  • AppleTalk、DECnet、Novell、Microsoft
  • データベース プロトコル - Oracle、Sybase など
  • ピアツーピア プロトコル - Gnutella、FastTrack、WinMX など
  • ブリッジおよびルータ プロトコル
  • シスコ独自仕様プロトコル - Cisco Discovery Protocol など
  • 不明プロトコル - TCP/UDP ポート、Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)プログラム番号など
物理寸法 寸法(高さ×幅×奥行):3.9 × 18.0 × 18.3 cm(1.55 × 7.10 × 7.2 インチ)
重量:最大 0.7 kg(1.5 ポンド)
動作環境 動作温度:5 〜 40°C(41 〜 104°F)
非動作保管温度:-40 〜 70°C(-40 〜 158°F)
動作湿度:5 〜 85%(結露しないこと)
動作高度:-60 〜 1,800 m(-197 〜 6,000 フィート)
安全性
  • UL 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements(米国)。エンド ユーザに対して露出したプラスティック素材は、UL 60950 の定義に従って、防火エンクロージャの要件(UL94V-1)を満たすものとする。
  • CSA 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements(カナダ)。
  • IEC 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements。現行の CB Bulletin の規定に従って、国別の規格変更をすべて含む。
  • EN 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements(EU)。規定どおり、規格変更をすべて含む。
  • GB 4943-95, Safety of Information Technology Equipment(業務用電気機器を含む)(中国での標準、IEC 60950 に相当)。
  • AS/NZ 60950.1 Information Technology Equipment, Safety Part 1: General Requirements(オーストラリア)。
適合規格 放射:
  • 47 CFR Part 15 Class A
  • CISPR22 Class A
  • EN300386 Class A
  • EN55022 Class A
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • VCCI Class I
  • AS/NZS CISPR 22 Class A
耐性:
  • CISPR24
  • EN300386
  • EN50082-1
  • EN55024
  • EN61000-6-1


発注情報

2 に、Cisco NAM ソフトウェア 4.0 の発注情報を示します。表 3 に、Cisco NAM の発注情報を示します。シスコ製品の購入方法の詳細は、「購入案内」を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center にアクセスしてください。

表 2 Cisco NAM ソフトウェア 4.0 の発注情報

ユーザ アクセス 製品番号 説明

NAM の現在のユーザ:

  • WS-SVC-NAM-1-250S
  • WS-SVC-NAM-2-250S
  • WS-SVC-NAM-1
  • WS-SVC-NAM-2
  • NME-NAM-120S
  • NME-NAM-80S
  • NM-NAM
Cisco Software Center からダウンロード なし Cisco Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズ用 Cisco NAM
ブランチ ルータ用 Cisco NAM

新規ユーザ:

  • NAM2204-RJ45
  • NAM2204-SFP
  • NAM2220
NAM ハードウェアにロード済み NAM-APPL-SW-4.0 Cisco NAM 2200 シリーズ アプライアンス用 Cisco NAM ソフトウェア 4.0

新規ユーザ:

  • WS-SVC-NAM-1-250S
  • WS-SVC-NAM-2-250S
NAM ハードウェアにロード済み SC-SVC-NAM-4.0 Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズ NAM 用 Cisco NAM ソフトウェア 4.0

新規ユーザ:

  • NME-NAM-120S
NAM ハードウェアにロード済み NME-NAM-SW-4.0 ブランチ ルータ NAM 用 Cisco NAM ソフトウェア 4.0


表 3 Cisco NAM の発注情報

製品番号 Cisco NAM 2200 シリーズ アプライアンス
NAM2204-RJ45 Cisco NAM 2204 アプライアンス、1 GbE × 4、RJ-45
NAM2204-SFP Cisco NAM 2204 アプライアンス、1 GbE × 4、SFP
GLC-T 1000BASE-T SFP
GLC-SX-MM GE SFP、LC コネクタ SX トランシーバ
GLC-LH-SM GE SFP、LC コネクタ LX/LH トランシーバ
NAM2220 Cisco NAM 2220 アプライアンス、10 GbE × 2
NAM2220-AC-PS AC 電源(冗長)
XFP-10GBASE-SR XFP、10 GE、短距離
XFP-10GBASE-LR XFP、10 GE、長距離
NAM-APPL-SW-4.0 Cisco NAM ソフトウェア 4.0
製品番号 Cisco Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズ NAM の説明
WS-SVC-NAM-1-250S Cisco Catalyst 6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズ Network Analysis Module-1
WS-SVC-NAM-2-250S Cisco Catalyst 6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズ Network Analysis Module-2
MEM-C6KNAM-2GB= WS-SVC-NAM-1 および WS-SVC-NAM-2 の現場インストール可能メモリ アップグレード キット(2 GB)
SC-SVC-NAM-4.0 Cisco NAM ソフトウェア 4.0
製品番号 Cisco ブランチ ルータ シリーズ NAM の説明
NME-NAM-120S Cisco ブランチ ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール
SNAM-50VOICE NME-NAM-120S、50 RTP ストリーム用の音声モニタリング ソフトウェア ライセンス
SNAM-100VOICE NME-NAM-120S、100 RTP ストリーム用の音声モニタリング ソフトウェア ライセンス
NME-NAM-SW-4.0 Cisco NAM ソフトウェア 4.0


サービスおよびサポート

シスコは、お客様の成功を支援する幅広いサービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツール、パートナーをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化し、ネットワーク インテリジェンスの強化や事業の拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。シスコのサービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。

サービス プログラム
http://www.cisco.com/jp/service/contact/
シスコテクニカル サポート
http://www.cisco.com/jp/go/tac/

 

お問い合わせ