データ シートCisco 7200VXR/7500 シリーズルータ Cisco Gigabit Ethernet ソリューションファミリ(PA-GE、GEIP、GEIP+)Cisco 7200VXR/7500 シリーズルータ用のギガビットイーサネットソリューション(PA-GE、GEIP、GEIP+)は、高密度/高スループット要求を持つエンタープライズエッジ、キャンパス LAN、およびサービスプロバイダーネットワークに大容量 LAN 接続を提供します。 Cisco 7200VXR および Cisco 7500 シリーズルータで使用できるギガビットイーサネットインタフェースを以下に紹介します。 シングルポートのギガビットイーサネットポートアダプタ(PA-GE)シングルポートのギガビットイーサネットポートアダプタ(PA-GE)は、Cisco 7200 シリーズルータでのギガビットイーサネット接続を可能にします。適度なパフォーマンスを提供するこの PA(ポートアダプタ)は、キャンパス、エンタープライズエッジ、および WAN(Wide-Area Network)集約アプリケーションに最適です。PA-GE を装備する Cisco 7200 シリーズルータをキャンパスで使用すると、エンタープライズ WAN をギガビットイーサネット・キャンパスバックボーンに接続することができます。エンタープライズエッジでは、PA-GE によって WAN がギガビットイーサネット・キャンパスバックボーンに接続されます。Cisco 7200 シリーズルータを WAN 集約に使用すると、PA-GE は POP 内でルータと高速 WAN コアデバイス(Cisco 12000 シリーズルータなど)とを接続します。PA-GE は、Cisco 7200VXR ルータのポートアダプタ用の任意の空きスロットに挿入できます。 ギガビットイーサネットインタフェースプロセッサ(GEIP)および拡張ギガビットイーサネットインタフェースプロセッサ(GEIP+)シングルポートのギガビットイーサネット・インタフェースプロセッサ(GEIP)と拡張ギガビットイーサネット・インタフェースプロセッサ(GEIP+)は、両方とも VIP(Versatile Interface Processor)テクノロジをベースにしており、Cisco 7500 シリーズルータにギガビットイーサネット接続を提供します。これらの IP(インタフェースプロセッサ)は、キャンパス、エンタープライズエッジ、および WAN 集約アプリケーションに最適です。GEIP または GEIP+を装備する Cisco 7500 シリーズルータをキャンパスで使用すると、エンタープライズ WAN や従来の LAN(FDDI やトークンリングなど)をギガビットイーサネット・キャンパスバックボーンに接続できます。エンタープライズエッジでは、GEIP または GEIP+は、WAN をギガビットイーサネット・キャンパスバックボーンに接続します。Cisco 7500 シリーズルータを WAN 集約に使用すると、GEIP または GEIP+は POP 内でルータと高速 WAN コアデバイス(Cisco 12000 シリーズルータなど)とを接続します。 GEIP と GEIP+との主な違いは、パフォーマンスにあります。GEIP+は最大 800 Mbps の総スループットを提供しますが、GEIP は中程度のパフォーマンスを提供します。パフォーマンスの他に、GEIP+は VIP4 テクノロジをベースとしており、ECC(誤り訂正コード)回路構成によるさらに高い可用性の実現などの利点を提供します。GEIP+は Cisco 7500 シリーズルータのギガビットイーサネットのパフォーマンスを大幅に改善し、エンタープライズエッジやデータセンターからのギガビット・アップリンクだけではなく、サービスプロバイダーの POP(Point of Presence)にもハイパフォーマンスソリューションを提供します。 Cisco 7200 および 7500 シリーズ用のギガビットイーサネット・モジュールは IEEE 標準に準拠しており、全二重オペレーションをサポートします。
ギガビットインタフェースコンバータ(GBIC)GBIC は、物理レイヤの各種ギガビットイーサネットケーブルに対してインタフェースプロセッサを適応させる、取り外し可能なトランシーバです。各種 GBIC モデルが異なるメディアタイプ、波長、距離をサポートして、柔軟な展開を可能にします。GE インタフェースは、1000BASE-SX(短波)、1000BASE-LX(長波)、1000BASE-LH(ロングホール)、および 1000BASE-ZX(超長波長)アプリケーション用に構成できます。GE インタフェース内の GBIC はホットスワップが可能であるため、メディアタイプを変更する際にネットワークの中断を最小限に抑えることができます。 どのモジュールも、短波(SX)、長波/ロングホール(LX/LH)、または超長波長(ZX)GBIC に構成できます。GBIC は、GE インタフェースを発注する際にオプションとして選択してください。各インタフェースの GE アセンブリは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。 GBIC のサポート
機能概要:ギガビットイーサネットインタフェースファミリ
仕様
LED: PA-GE、GEIP、GEIP+
GBIC 仕様ステーション間の最長ケーブリング距離
1000Base-SX、1000Base-LX、1000Base-LH、1000Base-ZX のリンクパワーバジェット
注意:2 つのステーション間の距離が 300 m(1000 フィート)以上の場合、MMF で 1000BASE-LX および 1000Base-LH 接続を行うには「モード調節パッチコード」が必要です。 ギガビットイーサネットインタフェースについての発注情報
GBIC についての発注情報
更新日:2001 年 2 月 15 日 |
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