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Cisco Wide Area Application Services (WAAS)ソフトウェア

Cisco Wide Area Application Services(WAAS)ソフトウェア バージョン 4.1

データ シート





Cisco Wide Area Application Services(WAAS)ソフトウェア バージョン 4.1


製品概要

Cisco® Wide Area Application Services(WAAS)は、包括的な WAN 高速化および最適化ソリューションです。WAN 上のアプリケーションを高速化するだけでなく、ブランチ オフィスにビデオを配信したり、ブランチ オフィスの IT サービスをローカルでホスティングしたりすることもできます。Cisco WAAS は、IT 部門が、LAN 同等のアプリケーション パフォーマンスを維持しながらデータセンターのアプリケーションとストレージを中央集中型にしたり、ローカルのブランチ オフィスに迅速に IT サービスを配信したり、ブランチ オフィスのデバイスの設置面積を最小化したりできます。


主な利点

Cisco WAAS により、企業は次のような IT の主要目標を達成できます。

  • 従業員の生産性の向上:従業員のいる場所に関わらず、重要なビジネス アプリケーションのユーザ エクスペリエンスを向上させます。
  • ブランチ オフィスの運用コストを軽減:データセンターのブランチ オフィス サーバ、ストレージ、バックアップ インフラストラクチャなどの IT リソースを中央集中型にし、WAN 帯域幅のコストを最小限に抑えます。
  • IT アジリティの向上:ブランチ オフィスに新しい IT サービスを配信するのに必要な時間とリソースを削減します。
  • データ保護の簡素化:ビジネスの継続および各種規格との適合性をサポートします。

主な機能

Cisco WAAS ソフトウェア バージョン 4.1 の主な機能は次のとおりです。

初期導入の容易さ:

  • Quickstart ウィザードにより、簡単で迅速な導入が可能になります。

運用継続の容易さ:

  • ネットワークの透過性により既存のネットワーク サービスが保持され、メンテナンスが容易になります。
  • 合理化された管理ユーザ インターフェイスには、カスタマイズ可能なレポート ツール、診断ツール、およびトラブルシューティング ツールがあります。
  • 操作性に優れたワークフロー ベースの管理
  • リアルタイム モニタリング

アプリケーション特有の高速化によるユーザ エクスペリエンスの向上:

  • Microsoft Windows のファイル共有
  • Microsoft Exchange(MAPI)
  • HTTP アプリケーション(Oracle、SAP、Microsoft SharePoint アプリケーションなど)
  • Windows のプリント サービス
  • UNIX ネットワーク ファイル サービス(NFS)

セキュリティ:

  • 通信中のデータは Secure Sockets Layer(SSL)暗号化トラフィックの高速化の間保護されると同時に、サーバのプライベート キーがデータセンターから流出することはありません。
  • データは、Federal Information Processing Standards(FIPS; 連邦情報処理標準)ベースの 256 ビット Advanced Encryption Standard(AES; 高度暗号化規格)に基づいたディスク暗号化によって保護されており、物理的なセキュリティ侵害に対しても保護されます。

ライブ ビデオ配信:

  • エッジストリーム スプリッティングを使用したブランチ オフィスへの Windows Media ライブ ビデオの大規模な配信により、WAN 帯域幅のアップグレードや複雑な設定は不要です。

ローカル ホスティング:

  • ローカル ホスティングを使用したブランチ オフィスの IT サービスの柔軟な配信により、デバイスの設置面積を最小限に抑えることができます。

主な差別化要因

Cisco WAAS は、他社の WAN 最適化製品と比較して、次のような利点があります。

アプリケーションベンダーの認定:Cisco WAAS は、Oracle、SAP、Microsoft、IBM などの主要なアプリケーション ベンダーの協力によって、その設計が公式に認定されている唯一の WAN 最適化ソリューションです。この認定された設計は、シスコのアプリケーション配信製品のすべてに対応しています。シスコのアプリケーション配信製品はベスト プラクティスを提供し、アプリケーションを高速化するために WAN 最適化を導入するリスクを最小限に抑えます。

  • シスコ社は最適化されたブランチ オフィス アーキテクチャを Microsoft と共同で開発しました。このアーキテクチャにより、Cisco WAAS を使用して、Microsoft Exchange、SharePoint、File Services などの中央集中型アプリケーションのパフォーマンスが最適化されます。一方、Microsoft Active Directory やプリント サービスなどの Windows コア サービスは、ローカル ホスティング用の Cisco WAAS 仮想ブレードを使用して、ブランチ オフィスの Cisco WAAS デバイスに統合されます。
  • Microsoft ファイル サービス、Microsoft Exchange、Windows プリント サービス、および Microsoft Windows メディア テクノロジに使用される独自の Windows プロトコルに対する Cisco WAAS のアプリケーション特有の最適化は、Microsoft と共同で開発されています。また、これに関連する Intellectual Property Right(IPR: 知的財産権)も、Microsoft からライセンスを受けています。他社の WAN 最適化製品はリバース エンジニアリング アプローチを採用していますが、これはアプリケーションを壊す恐れがあります。
  • シスコ社は一部の主要なアプリケーションおよびやストレージ ベンダーと共同で、エスカレーション サポートを提供しています。これにより、ベンダー間共通の問題が適切に処理されます。

ネットワーク統合:Cisco WAAS の透過アーキテクチャ(図 1)により、ネットワークへの統合および既存のネットワーク サービスの維持が可能になり、WAN 高速化の導入と運用が容易になります。ネットワークの透過性と、IP および TCP ヘッダー情報の保持により、運用が簡素化され、QoS(Quality of Service)、NetFlow、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)、ファイアウォール、Cisco Optimized Edge Routing、IP Service-Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)などのネットワーク サービスとの相互運用性が実現されます。他の WAN 最適化製品は、不透明なトンネルによって高速化されたトラフィックを非表示にするため、ネットワーク サービスが中断され、ネットワーク内の音声、データ、およびセキュリティの導入に支障をきたすことがあります。

図 1 Cisco WAAS ネットワークの透過性

図 1 Cisco WAAS ネットワークの透過性
※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。popup_icon

  • Cisco WAAS は、高速化されたトラフィックのネットワーク透過性を確保しているため、Cisco IOS Software と他のサードパーティ製品のネットワーク サービスの維持に役立ちます。
  • Cisco WAAS には最適化デバイスの自動検出が搭載されています。これにより、ほとんどのタイプのトラフィック インターセプト方式(単純なインライン方式および安定したアウトオブバンド方式を含む)を使用して、すべての Cisco WAAS デバイス タイプ(アプライアンスおよびルータ統合ネットワーク モジュール)の、すべてのタイプの WAN アーキテクチャ(Multiprotocol Label Switching [MPLS]、階層ネットワーク、ハブ & スポーク トポロジを含む)の運用を簡素化します。
  • インラインと経路外の Web Cache Communication Protocol(WCCP)導入オプションの両方が使用可能で、最大限の柔軟性を確保します。経路外の導入オプションはハイ アベイラビリティのために厳格にテストされていて、WCCP を実装するルータおよびスイッチで CPU の影響を最小限に抑えます。他社の WAN 最適化ソリューションでは、WCCP サポートが不十分なために、ルータやスイッチのCPU 使用にスパイクが発生し、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。または、インライン導入のみがサポートされています。インライン導入は障害が発生した条件下でメンテナンス期間を必要とするため、データセンターには推奨できないオプションです。
  • Cisco WAAS は、シスコのすべてのファイアウォール製品(Cisco IOS Firewall、PIX® Firewall ソフトウェア、ASA 5500 シリーズ Enterprise Firewall Edition、Catalyst® 6500 シリーズ Firewall Services Module [FWSM])を統合することで、高速化トラフィックの完全にステートフルなファイアウォール インスペクションおよびネットワーク ウイルス スキャン機能をお客様に提供します。トンネル ベースの製品の場合、ACL やステートフル インスペクションなどのファイアウォール機能が無効化されるため、企業が攻撃にさらされる可能性があります。
  • 通信中のデータは SSL 暗号化トラフィックの高速化の間保護されると同時に、サーバのプライベート キーがデータセンターから流出することはありません。データは、FIPS ベースの 256 ビット AES に基づいたディスク暗号化によって保護されており、デバイスの紛失や盗難などの物理的なセキュリティ侵害に対しても保護されます。
  • Cisco WAAS には、包括的な Role-Based Access Control(RBAC; ロールベース アクセス コントロール)が用意されており、大規模で多くの業務をこなす企業の管理機能を保護します。
  • Cisco WAAS は、Common Criteria Evaluation and Validation Scheme(CCEVS)や ISO 15408 の認定を受けた唯一の WAN 最適化ソリューションです。
  • Cisco WAAS はネットワークの透過性を維持するため、Cisco IOS QoS アーキテクチャに統合できます。これにより、優先順位付け、帯域幅割り当て、保護、遅延の影響を受けやすい音声トラフィック制御の信頼性を確実に保つことができます。Cisco IOS QoS と組み合わせた Cisco WAAS は、1 つの統合 QoS フレームワークを作成します。これにより、独立した 2 つのポリシーを管理したり、関連付けたりする必要がなくなります。また、他社の WAN 最適化ソリューションで問題となる、スタッフ リソースの使用が増加することによる運用費の増加も抑えることができます。
  • インライン導入の場合、Cisco WAAS は遅延の少ない Voice-over-IP(VoIP)トラフィック バイパス機能を提供します。この機能は Cisco VoIP 試験台でストレス テスト済みです。
  • Cisco WAAS は、Cisco Performance Routing(PfR)と統合されています。PfR は、ブランチ オフィスとデータセンター間の各種ネットワーク リンクの遅延、パケット損失、(財政的な)コスト、容量、ジッタに基づいてアプリケーションや音声トラフィックのルート選択最適化機能を提供することで、Cisco WAAS を補完します。この機能により、アプリケーション高速化機能が導入されても、遅延に影響されやすい音声トラフィックは最適なルートを取得できます。

最も低い TCO:Cisco WAAS は費用効率に優れており、現在市販されているソリューションの中で、Total Cost of Ownership(TCO; 総所有コスト)が最も低くなっています。

  • Cisco WAAS ネットワーク モジュールを Cisco Integrated Service Router(ISR)に統合することで、Capital Expenditure(CapEx; 資本コスト)、Operating Expense(OpEx; 運用コスト)、およびサポート コストを削減できます。ブランチ オフィスに必要なデバイス数を削減することによって、Cisco WAAS は最大 70% の OpEx を削減します。
  • サーバ オフロード アーキテクチャにより、データセンター ファイル、Network Attached Storage(NAS; ネットワーク接続型ストレージ)、プリント、ビデオ、ソフトウェア配信サーバ数を 10 分の 1 まで削減できます。これによりサーバの CapEx および OpEx を削減し、データセンターの電力とスペースを大幅に節約できます。
  • Cisco WAAS 仮想ブレードにより、デバイスの設置面積を削減すると同時に、Windows および Linux ベースのブランチ オフィス サービスに中央集中型展開のローカル ホスティングを提供できます。
  • Cisco WAAS は既存の WAN アーキテクチャに統合され、QoS や PfR のような Cisco IOS ソフトウェア機能を補完し、WAN 帯域幅のコストを削減します。
  • Cisco WAAS により、ブランチ オフィスにライブ ビデオを大規模に配信するための WAN 帯域幅のアップグレードと複雑な設定は必要ありません。

導入オプション

Cisco WAAS は柔軟な導入オプションを提供します(図 2 を参照)。表 1 に、要約を示します。

図 2 ブランチ オフィスおよびモバイル ユーザ向けの Cisco WAAS 導入オプション(ISR は Integrated Services Router [サービス統合型ルータ]、NM は Network Module [ネットワーク モジュール] の略)

図 2 ブランチ オフィスおよびモバイル ユーザ向けの Cisco WAAS 導入オプション(ISR は Integrated Services Router [サービス統合型ルータ]、NM は Network Module [ネットワーク モジュール] の略)
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表 1 Cisco WAAS の柔軟な導入オプション

導入場所 Cisco WAAS
  Cisco Wide Area Application Engine(WAE)アプライアンス ISR の Cisco WAE ネットワーク モジュール Mobile クライアント Mobile サーバ
ブランチ オフィス - -
データセンター - -
モバイル またはホーム オフィス PC - - -


機能および利点

表 2 に、Cisco WAAS の主な機能と利点を示します。モバイル ユーザを対象とした高速化の詳細については、Cisco WAAS Mobile のデータ シートを参照してください。また、Cisco WAAS には、WAN のデータセンター ストレージ レプリケーション最適化に特化したレプリケーション アクセラレータ モードも搭載されています。詳細については、レプリケーション アクセラレータ データシートを参照してください。

表 2 Cisco WAAS の主な機能と利点

利点 機能の説明

WAN の最適化

  • 高額な WAN 帯域幅アップグレードの廃止または延期
  • Transport Flow Optimization(TFO):TFO は、公平性を維持しながら、パケット損失や小さな初期ウィンドウなど好ましくない WAN 条件にあるアプリケーション パケット フローを改善します。
  • Data Redundancy Elimination(DRE):DRE は、高度なネットワーク圧縮方式で、双方向データベースを使用して過去の TCP トラフィックを保存し、繰り返されるパターンを非常に小さなシグニチャで置き換えます。DRE は、検査対象のデータに応じて、おおよそ 100:1 にまでパケットを圧縮することができます。
  • 適応型で永続的なセッション ベースの圧縮:このタイプの圧縮では、さらに最大 5:1 にまでデータを圧縮できます。

アプリケーションの高速化

  • 従業員の生産性の向上
  • ブランチ オフィス サーバの統合
  • ストレージやバックアップ テープなどのブランチ オフィス IT リソースの中央集中化、および運用コストの削減
  • プロトコルの高速化:先読み、動作の予測、接続の再利用、メッセージの多重化、パイプライン処理、およびパラレル化などの、さまざまなアプリケーション レイヤ技術によって、アプリケーション特有の遅延を最小化します。これにより、WAN 上での導入にもかかわらず、LAN 同等のパフォーマンスを得ることができます。
  • アプリケーション固有の最適化:Microsoft Windows ファイル共有(Common Internet File System [CIFS])、Microsoft Exchange(Messaging Application Program Interface [MAPI])、Oracle、SAP、Microsoft SharePoint などの HTTP アプリケーション、Windows プリント サービス、UNIX NFS で、プロトコル専用の高速化を使用できます。SSL(HTTPS を含む)暗号化トラフィックの高速化では、データセンター発信時のサーバのプライベート キーが必要ありません。これらの機能により、エンドユーザ アプリケーションの応答時間を改善し、従業員の生産性を大幅に向上させます。
  • ローカル CIFS ファイル サーバ:ブランチ オフィス ユーザがアクセスしたファイルは、一時的にリモートの Cisco WAE アプライアンスに保存されます。変更されていないファイルはデータの整合性が確認され、キャッシュから安全に提供されます(バージョン制御関連は不要です)。
  • コンテンツの事前配信:中央集中型のポリシーベースのファイル配信と事前配信を使用すると、ファイルがエッジ Cisco WAE デバイスにプッシュされ、すべてのユーザに対してソフトウェア パッチの配布やファイル アクセスが高速化されます。
初期導入および継続導入の容易さ
  • ネットワークの透過性:Cisco WAAS は、既存のネットワーク サービスをすべて保持します。
  • クライアント、サーバ、およびアプリケーションの透過性:クライアント、サーバ、またはアプリケーションの変更は不要です。
  • 自動ピア検出:Cisco WAAS デバイスはピアを自動的に検出するため、構成手順が最小化されます。
  • Quickstart ウィザード:ウィザードの使用により、多くの構成手順を省くことができます。また、迅速な導入に対応するため、ウィザードにはデフォルト設定があります。
  • 管理およびモニタリング:操作性に優れたワークフローベースの管理およびリアルタイム モニタリングを使用できます。診断ツールおよびトラブルシューティング ツールにより、解決に要する平均時間を削減できます。

高品質なライブ ビデオ配信

  • 高額な WAN 帯域幅アップグレードの廃止
  • 複雑な設定の回避
  • ブランチ ビデオ サーバの中央集中化
  • エッジストリーム スプリッティングによる導入の容易さ:ブランチ オフィスでビデオ ストリームを表示するユーザ数に関係なく、自動化されたエッジストリーム スプリッティングにより、1 つのストリームのみが WAN 上にダウンロードされます。
  • サーバのオフロード:サーバのオフロード機能により、データセンターのビデオ サーバ数を 10 分の 1 まで削減できます。

ブランチ オフィス IT サービスのローカル ホスティング

  • ブランチ オフィスのデバイス設置面積の削減
  • 柔軟性とアジリティを使用したブランチ オフィス IT サービスの展開
  • ネットワーク組み込みの仮想化:サードパーティのサービスは、隔離された仮想ブレードでホスティングすることができます。このアーキテクチャにより、追加されたホスティング サービス用に同じハードウェア プラットフォームを使用しながら、WAN 最適化のネイティブ パフォーマンスを維持できます。
  • Virtual Blade(仮想ブレード):この機能は、Cisco WAAS アプライアンスに Windows および Linux の多数のブランチ オフィス サービスを導入する際に使用されます。これにより、専用のハードウェアベースの導入によくみられる数日または数週間が必要な導入期間を、数時間に短縮することができます。認定、サポートされたホスティング サービスの最初のセットには、Windows Server 2008 コア サービスの一部として、Windows Active Directory、Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)、プリント サービスが含まれます。この機能は、Cisco WAAS ソフトウェア バージョン 4.1 を使用する Cisco WAE-674 で使用できます。

集中管理とモニタリングの簡素化

  • 操作性に優れたワークフロー ベースの管理ツールによるユーザビリティの向上
  • アプリケーション パフォーマンス管理を使用した接続のリアルタイム モニタリングによる可視性の向上
  • Cisco WAAS Central Manager:このワークフローベースのツールは、Cisco WAAS トポロジ内の最大 2,500 台の Cisco WAE デバイスについて、集中設定、プロビジョニング、リアルタイム モニタリング、障害管理、ロギング、およびカスタマイズされたレポート作成(スケジュールされたレポート作成機能を使用)を管理します。
  • 包括的な統計情報:Cisco WAE デバイスの機能について、包括的なログ、レポート、グラフ、および統計情報を提供するため、IT 管理者はシステム パフォーマンスを最適化し、トラブルシューティングを行うことができます。
  • モニタリング、レポート、トラップ、アラート:接続のリアルタイム モニタリング、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)バージョン 2c および 3、Simple Mail Transport Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)認証、および Syslog がサポートされます。
  • 中央集中型のソフトウェア アップグレード:管理者は、アップグレードまたはバージョンのロールバックをリモートで実行できます。
  • アプリケーションのパフォーマンス管理:NetQoS SuperAgent と Cisco WAAS は、エンドツーエンドのアプリケーション応答時間と WAN 帯域利用率について、正確なレポートを独自に提供します。
  • ソフトウェア配信ツールとの容易な統合:対応するツールは、Short Message Service(SMS)、LANDesk、Altiris、および BigFix ソリューションなどです。
  • Extensible Markup Language(XML)API:この API は、お客様のネットワーク管理システムおよびモニタリング システムに Cisco WAAS Central Manager を統合する際に使用できます。
スケーラビリティとハイ アベイラビリティ
  • 経路外への導入:Cisco WAAS は、WCCPv2 サービス グループ内の最大 32 台の Cisco WAE デバイスに対応した、可用性の高いクラスタリングと N+1 の負荷分散用の WCCPv2 を使用して導入できます。Policy-Based Routing(PBR; ポリシーベース ルーティング)は導入メカニズムとしてもサポートされます。
  • インライン インターセプト(インラインカード オプション):Cisco WAE デバイスは、障害が発生した場合でもバイパス通信を行う機能(fail-to-wire 機能)を備えた 4 ポートの Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)を使用して、透過的に導入できます。これにより、ネットワークは切断されません。インライン オプションは、デイジーチェーン クラスタ処理によって、高いスケーラビリティとアクティブ-アクティブ フェールオーバーを提供します。
  • Cisco Application Control Engine(ACE):Cisco WAAS と ACE を組み合わせることで、最大 1600 万の TCP 接続と最大 64 Gbps の帯域幅を使用でき、可能なかぎり多くの導入をサポートします。
  • 設定のバックアップとリストア:ハードウェアに障害が発生した場合、Cisco WAAS Central Manager を使用して、再プロビジョニングとリストア プロセスをリモートで処理できます。
  • 冗長 WAN リンクのサポート:Cisco WAAS は、冗長 WAN リンク、冗長ルータ、非対称ルーティングを備えた環境をサポートし、ハイ アベイラビリティと最適化の効率を向上させます。
  • オフライン ファイル アクセスのサポート:Cisco WAAS は Microsoft Windows オフライン フォルダ、およびオプションで WAN 切断時の読み取り専用モードをサポートしています。 WAN が切断された場合、WAAS のリモート側でデータへのアクセスを提供します。
セキュリティ
  • デバイス上のデータ暗号化:Cisco WAE ディスク上のデータはすべて、256 ビット AES 暗号化および自動キー管理を使用して保護されます。
  • 通信中のデータ セキュリティ:SSL(HTTPS を含む)暗号化トラフィックの高速化では、データセンター発信時のサーバのプライベート キーは必要ありません。
  • データ アクセスのセキュリティ:セキュリティ関連プロトコルのすべてのコマンドは、ファイル サーバとドメイン コントローラで処理されます。ドメイン セキュリティやユーザ設定を追加する必要はありません。
  • 管理アクセスのセキュリティ:Cisco WAAS Central Manager では、Microsoft Active Directory、RADIUS、TACACS+ といった外部の認証プロバイダと Authentication, Authorization, and Accounting(AAA; 認証、認可、アカウンティング)を統合でき、セキュリティを確保します。
  • ネットワーク セキュリティ:Cisco WAAS とシスコのファイアウォールは、Cisco IOS Intrusion Prevention System(IPS; 侵入防御システム)を使用するステートフル ファイアウォール インスペクションとネットワーク ウイルス スキャンにより、高速化されたトラフィックを保護します。その他のベンダーは、高速化されたトラフィックのセキュリティを保持しません。


ライセンス

Cisco WAAS は、機能に基づいた次のようなライセンス体系になっています。

  • Cisco WAAS Transport ライセンス:このライセンスは、DRE、Lempel-Ziv(LZ)圧縮、および TFO などの Cisco WAAS の WAN 最適化機能を提供し、ブランチ オフィスへのアプリケーションの配信を最適化します。
  • Cisco WAAS Enterprise ライセンス:このライセンスは、Transport ライセンスの機能に加えて、CIFS、MAPI、HTTP、SSL(HTTPS)、NFS、Windows プリント サービスなどのプロトコルに対するアプリケーション特有の高速化を提供し、アプリケーションの高速化、WAN 最適化、IT 統合を容易にします。
  • Cisco WAAS Live Video ライセンス:このアドオン ライセンスは、WAN を使用したブランチ オフィスへの大規模なライブ ビデオ配信を提供します。このライセンスによりエッジストリーム スプリッティングが提供されるため、ブランチ オフィスでビデオ ストリームを表示するユーザ数に関係なく、1 つのストリームのみが WAN 上にダウンロードされます。このオプションは、Cisco WAAS Enterprise ライセンスを発注したときのみ利用できます。
  • Cisco WAAS Virtual Blade ライセンス+ Windows Server Core 2008):このアドオン ライセンスは、企業に柔軟なブランチ オフィスの IT サービスを提供すると同時に、デバイスの設置面積を削減します。認定、サポートされたホスティング サービスの最初のセットには、Windows Server 2008 コア サービスの一部として、Windows Active Directory、DNS、DHCP、プリント サービスが含まれます。このオプションは、Cisco WAAS Enterprise ライセンスを発注して、Cisco WAAS ソフトウェア バージョン 4.1 を搭載した Cisco WAE-674 が使用できる場合にのみ利用できます。
  • Cisco WAAS Mobile ライセンス:このライセンスを使用すると、Cisco WAAS によって、場所に関係なくすべてのモバイル ユーザを対象とした TCP アプリケーションの高速化が可能になります。

発注情報

発注情報については、シスコの代理店にお問い合わせください。


WCCP のサポート

WCCP は、Cisco IOS ソフトウェアの機能の 1 つで、Cisco ISR 1800/2800/3800 シリーズ ルータ、Cisco 3700 シリーズ マルチサービス アクセス ルータ、および Cisco 7000 シリーズ ルータなどのシスコ ルータと、Cisco Catalyst 4500/4900/6500 シリーズ スイッチなどのシスコ スイッチで動作します。


サービスおよびサポート

シスコは、お客様がそのネットワーク サービスを最大限に活用するため、各種サービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。


関連情報

Cisco WAAS ソフトウェア バージョン 4.1 の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/waas/ を参照してください。

0120-092-255
(導入ご検討のお客さま)
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