Cisco® ACE Application Control Engine 4710 は、データセンター アプリケーションのアベイラビリティ、アクセラレーション、セキュリティを最大限まで高める、次世代のアプリケーション スイッチです。
| Generic Protocol Parsing(GPP) |
Cisco ACE は、以下のプロトコルをネイティブで認識します。HTTP、FTP、DNS、Internet Control Message Protocol(ICMP)、Session Initiation Protocol(SIP)、Real-Time Streaming Protocol(RTSP)、Extended RTSP、RADIUS、および Microsoft Remote Desktop Protocol(RDP)。ただし、データセンターの所有者は、カスタム アプリケーション、古いアプリケーション、パッケージ アプリケーションなど、その他多くのアプリケーションに対処しなければならない場合があります。
Cisco ACE の GPP 機能により、カスタム アプリケーションおよびパッケージ アプリケーションのトラフィック ペイロード内の任意の情報に基づいてアプリケーション スイッチングおよび持続性ポリシーを設定することができます。プログラミングの必要はありません。 |
プログラミングせずに、カスタム アプリケーションとパッケージ アプリケーションのスイッチングが実現します。 |
| HTTP ヘッダーの処理 |
Cisco ACE は、HTTP ヘッダーの挿入、削除、または書き換えをクライアント要求とサーバ応答の両方でサポートします。
HTTP ヘッダーの挿入:
Cisco ACE は、要求と応答の一方または両方で HTTP ヘッダーを挿入できます。
たとえば、Cisco ACE が送信元 Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)を使用してクライアントの IP アドレスを変換する際には、多くの場合、サーバ側ではそのクライアントを特定する手段が必要になります。
NAT を使用して変換された送信元 IP アドレスを持つクライアントを特定するため、Cisco ACE では、送信元 IP アドレスの汎用ヘッダーと文字列値を挿入してから、サーバに要求を送信することができます。 |
アプリケーションがロギングと監査を実行できるように、クライアントの可視性を高めます。 |
HTTP ヘッダーの書き換え:
Cisco ACE は、要求と応答の一方または両方で HTTP ヘッダーを書き換えることができます。
たとえば、クライアントが、セキュリティ保護された Web アプリケーションに接続する必要がある場合、クライアントはアプリケーションに HTTP 要求を送信します。外部アプリケーション スイッチは SSL 接続を終端させ、アプリケーションにクリア テキストを送信します。アプリケーションは、着信クライアント HTTPS 要求がアプリケーション スイッチで終端されたことを認識しないため、セキュリティ保護された HTTPS URL ではなく、セキュリティ保護されていない HTTP URL にクライアントをリダイレクトする場合があります。
この問題を解決するために、Cisco ACE アプリケーション スイッチは、リダイレクトされた URL を Location ヘッダーで HTTP から HTTPS に変更してから、クライアントに応答を送信します。 |
クライアントへ送られる SSL コンテンツの安全な配信を実現します。 |
HTTP ヘッダーの削除:
HTTP ヘッダーの削除を使用して、サーバ応答から機密性の高い HTTP ヘッダーを除去することができます。
たとえば、デフォルトでは多くの Web サーバには、HTTP 応答ヘッダーにバージョンや OS などの Web サーバに関する情報が含まれています。この情報は、悪意のある攻撃を行うために使用される可能性があります。
Cisco ACE はこのようなヘッダーを自動的に削除できます。この場合は、クライアントからサーバの種類とバージョンを隠します。 |
Web アプリケーションをセキュリティ保護します。 |
| 部分的なサーバ ファーム フェールオーバー |
現時点では、バックアップ サーバ ファームが設定されている場合、プライマリ サーバ ファームがバックアップにフェールオーバーするのは、そのサーバ ファーム内のすべての実サーバに障害が発生した場合のみです。
部分的なサーバ ファーム フェールオーバーにより、ユーザは、プライマリ サーバ ファームがバックアップ サーバ ファームにフェールオーバーする前に、ファーム内でアクティブにする実サーバの最低限のパーセンテージを指定できます。
プライマリ サーバ ファームがバックアップにフェールオーバーする場合、現在確立されているすべての接続は、プライマリ サーバ ファーム上に存続します。新しい要求はすべて、バックアップ サーバ ファームにルーティングされます。
プライマリ サーバ ファームがサービスに復帰するには、実サーバが最低限の割合でアクティブである必要があります。 |
使用可能な実サーバの数に基づいて、新しいトラフィックを受信するサーバ ファーム(プライマリまたはバックアップ)を管理する機能を提供します。 |
| TCP ダンプ |
Cisco ACE は、Cisco ACE を通過するネットワーク トラフィックに関するパケット情報をリアルタイムでキャプチャできます。
Cisco ACE はキャプチャされたパケットをバッファします。ユーザはバッファされたコンテンツを Cisco ACE のフラッシュ メモリ内のファイルにコピーしたり、Ethereal にエクスポートすることができます。 |
トラブルシューティング機能を強化します。 |
| 仮想 IP 対応の送信元 NAT |
仮想 IP 対応の送信元 NAT により、NAT プールに仮想 IP アドレスを含め、ダイナミック NAT および Port Address Translation(PAT; ポート アドレス変換)を実行できます。
この機能により、仮想 IP アドレスを使用して NAT 実サーバからの(クライアントへバインドされる)接続を確立できます。 |
クライアント側ネットワークで実 IP アドレスを節約します。 |
| サーバ ファーム対応の送信元 NAT |
この機能により、プライマリ サーバ ファームに障害が発生した場合、数ホップ先にあるバックアップ サーバ ファームの送信元 NAT が有効になります。
Cisco ACE は、複数の送信サーバ VALN に対して、プライマリおよびバックアップ サーバ ファーム両方のダイナミック NAT を適用できます。 |
プライマリ サーバ ファームの障害時にも継続してアプリケーション アベイラビリティを確保します。 |
| 適応応答プレディクタ |
Cisco ACE を使用することで、いくつかの新しいインテリジェントなロード バランシング プレディクタを追加できます。
Cisco ACE プレディクタは応答時間に基づいてサーバを選択します。応答時間はユーザ設定のサンプル数に対して計算されます。また、以下の 3 つの測定オプションをサポートしています。
- SYN-to-SYN-ACK:Cisco ACE から送信された SYN と、サーバから受信した SYN-ACK の間のサーバ応答時間
- SYN-to-Close:Cisco ACE から送信された SYN と、サーバから受信した FIN/RST の間のサーバ応答時間
- 応答に対するアプリケーション要求:Cisco ACE から送信された HTTP 要求と、サーバから受信した HTTP 応答の間のサーバ応答時間
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さまざまなユーザ設定の基準で測定されたリアルタイムのサーバおよびアプリケーション パフォーマンス データに基づきアプリケーションを切り替えます。 |
| 最小負荷プレディクタ |
この Cisco ACE プレディクタは、ユーザにより定義された最大 8 つの SNMP MIB オブジェクトの値に基づいて、負荷が最小であるサーバを選択します。これらのオブジェクトには、CPU 使用率、メモリ リソース、ディスク ドライブ アベイラビリティなどのサーバ リソースを使用できます。ユーザは、測定した各オブジェクトに重みを付けて、アプリケーション スイッチングを非常に高い精度で制御できます。 |
| 最小帯域幅プレディクタ |
この Cisco ACE プレディクタは、ユーザ設定のサンプリング期間とサンプル数で、Cisco ACE と実サーバ間の両方向において最も少ない量のアプリケーション トラフィックを処理したサーバを選択します。 |
| Keepalive Appliance Protocol(KAL-AP) |
Cisco ACE アプリケーション スイッチ上の KAL-AP により、Cisco ACE Global Site Selector(GSS)との通信では、仮想 IP および実サーバ アベイラビリティのレポートが可能となります。この情報は、データセンターにまたがるインテリジェントなグローバル サーバ ロード バランシング(GSLB)を行うために、Cisco ACE GSS によって使用されます。
Cisco ACE GSS 間の KAL-AP 通信は、MD5 暗号化を使用してセキュリティ保護することができます。 |
GSLB を使用してビジネスの継続性を実現します。 |
| Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)プローブ |
SNMP メッセージの主な目的は、Web サーバなどの SNMP エージェント上でパラメータを制御(設定)または監視(取得)することです。SNMP は Object Identifier(OID; オブジェクト識別子)を使用して、SNMP エージェントで設定または取得する正確なパラメータを指定します。
この SNMP ベースのサーバ ロード プローブにより、ユーザは、最大 8 つの SMNP OID から構成されるクエリを設定して、サーバを調査することができます。また、ユーザはこれらの各 OID に重みを付けることもできます。
このプローブによりサーバから取得された情報は、この表に記載した最小負荷プレディクタへの入力情報として使用されます。 |
SNMP 環境でカスタマイズされたプローブを使用することにより、インテリジェントなサーバ ヘルス モニタリングを実現します。 |
| スクリプト プローブ |
サーバ ヘルス モニタリングのための、顧客環境に固有の Tool Command Language(TCL)スクリプト作成機能のサポートに加え、Cisco ACE は TCL スクリプトを使用した Cisco ACE CLI コマンドの実行をサポートしています。 |
カスタマイズされた TCL スクリプトを使用して、インテリジェントなサーバ ヘルス モニタリングを実現します。 |
| HTTP リターン コード解析 |
この機能により、指定の時間フレーム内で認識される特定の HTTP リターン コードの数に基づいて、しきい値を設定できます。このしきい値に到達すると、Cisco ACE は自動的にサービスからサーバを除去できます。
ページが見つからない(HTTP 404 Not Found 応答が数多く認識される)場合など、サービスからサーバを除去することが望ましい状況では、HTTP リターンコード解析は非常に有益です。この場合、従来の TCP ベースの HTTP サーバ アベイラビリティ プローブでは、サーバが利用可能であり応答していることは示されますが、サーバがコンテンツに対する要求を満たすことができるかどうかについての情報を得ることはできません。このようなシナリオでは、サーバのアベイラビリティを決定するための追加のサーバ レベルの情報を提供する、HTTP リターン コード解析が必要です。 |
インバンドのサーバ ヘルス モニタリングを強化し、アプリケーション アベイラビリティを高めます。 |
| 新しいプロトコルのサポート:Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル) |
SIP はピアツーピア プロトコルであり、これを介してエンド デバイス(ユーザ エージェント)は、インターネット マルチメディア会議、インターネット電話、VoIP、および SIP サーバとのマルチメディア配信セッションなどの双方向通信を開始します。
Cisco ACE は、TCP と UDP で SIP をサポートします。ロード バランシングの決定は、SIP ヘッダーのフィールドに基づいて行われます。セッション持続性は、SIP コールの ID に基づきます。
Cisco ACE は、SIP サーバからのキープアライブ応答に基づいてサーバの有効化と無効化を行い、SIP ベースのマルチメディア アプリケーションに関して信頼性の高いロード バランシングを決定します。 |
SIP ベースのマルチメディア アプリケーションのインテリジェントなスイッチング、スケーラビリティ、およびハイアベイラビリティを実現します。 |
| 新しいプロトコルのサポート:Real-Time Streaming Protocol(RTSP) |
RTSP は、Cisco IP/TV、RealAudio、RealNetworks などのアプリケーションの、オーディオとビデオをストリーミングするために使用されます。Cisco ACE は TCP で RTSP をサポートします。
ロード バランシングの決定は、RTSP URL(rtsp://)、または RTSP ヘッダーのフィールドに基づいて行われます。セッション持続性は、RTSP セッション ヘッダーを使用して決定されます。
Cisco ACE は、Cisco IP/TV、RealAudio、RealNetworks などが稼働するアプリケーション サーバからのキープアライブ応答に基づいてサーバの有効化と無効化を行い、RTSP マルチメディア アプリケーションに関して信頼性の高いロード バランシングを決定します。 |
RTSP ベースのストリーミング オーディオおよびビデオのインテリジェントなスイッチング、スケーラビリティ、およびハイアベイラビリティを実現します。 |
| 新しいプロトコルのサポート:RADIUS |
RADIUS は認証とアカウンティングのプロトコルです。Cisco ACE は RADIUS プロトコルに対応し、特定の RADIUS プロトコル情報に基づくロード バランシング機能、および持続性を決定する機能を提供します。 |
多くの RADIUS サーバにまたがるインテリジェントなスイッチング、スケーラビリティ、およびハイアベイラビリティを実現します。 |
| 新しいプロトコルのサポート:Microsoft Remote Desktop Protocol(RDP) |
Microsoft RDP は、ターミナル サーバで稼働中の Windows ベースのアプリケーションに対して、ネットワーク接続経由でのリモート表示および入力機能を提供します。
Cisco ACE は、ターミナル サーバで稼働中の Windows ベースのアプリケーションに対して、RDP ロード バランシングをサポートします。Cisco ACE は、RDP ヘッダーのルーティング トークンに基づいてロード バランシングを決定します。 |
多くの Microsoft ターミナル サーバにまたがるインテリジェントなスイッチング、スケーラビリティ、およびハイアベイラビリティを実現します。 |