データ シート
Cisco AS5850 Universal Gateway
Cisco® AS5850 Universal Gateway は、キャリアクラスのアトリビュートを持つ高密度汎用ゲートウェイであり、クラス最高のキャパシティとアベイラビリティを提供します。革新的な大規模サービス プロバイダーの要求に応えるために、このゲートウェイが設計されました。いつでもどのポートでも、最大 5 つのチャネル化 T3(CT3)、96 の T1、86 の E1、あるいは 2 つの STM-1(108 E1)でデータ、音声、ファックス サービスをサポートします。この製品は、全カードでホットスワップ、ロードシェアリング、冗長性のあるホットスワップ電源、冗長ファンとファン バンク、冗長 Route Switch Controller(RSC)カード、Call Admission Control(CAC、コール アドミッション制御)など、高いアベイラビリティ機能を提供しており、障害に強いシステムに必要なキャリアクラスの属性をすべて備えています。
Cisco AS5850 Universal Gateway は、情報量の大きいインターネット アクセス、企業 VPN、Internet Service Providers(ISP、インターネット サービス プロバイダー)の長距離運用、国際的なホールセール業者の長距離運用、分散プリペイド コール、Signaling System 7(SS7)の相互接続など、IP ベースの付加価値サービスを幅広くサポートし、ホスト型 IP テレフォニー、管理型 IP Private Branch Exchange(PBX、構内交換機)、マルチサービス VPN、IP コンタクト センターなど、管理型の音声サービスもサポートしています。
Cisco IOS® ソフトウェアの多彩な機能と SS7 相互接続を使用すると、サービス プロバイダーは、通信プロバイダー市場で急速に変化する需要に応えるために、素早いプロビジョニングで新サービスのネットワークを提供できます。
柔軟性の高い音声ゲートウェイとして、Cisco AS5850 は、100 % のキャパシティであらゆる coder-decoder(CODEC、コーデック)をサポートし、ネットワーク エンジニアリングを簡素化しています。オープンなプログラマブル アーキテクチャは、H.323、Session Initiation Protocol(SIP)、またはメディア ゲートウェイ コントロール プロトコルによる迅速な音声サービスの作成を簡素化します。
世界中のお客様から、Cisco AS5000 Universal Gateway は、柔軟性、スケール、信頼性に優れており、現在の市場の要求に応える必須のサービスを備えていると実証されています。シスコシステムズ® は、汎用ポート Digital Signal Processor(DSP)搭載型のアクセス サーバ製品で、業界で最も充実した製品ラインを用意しています。お客様は、将来の機能拡張で妥協することなく、「成長に応じて設備投資」するために適切な出発点を選択できます。業界最高レベルのサービスとサポートを提供することで、シスコはシステムの始動、メンテナンス、マーケティングの段階でもお客様を支援し、さらに高度なソリューションやカスタム ソリューションの展開までサポートします(図 1)。
図 1
Cisco AS5850 Universal Gateway

Cisco AS5850 Universal Gateway には次の特徴があります。
Cisco Any Service, Any Port
経済的な環境が厳しいため、サービス プロバイダーは、短期間で収益を確保し、設備投資からの利益率を高め、市場で変動しているさまざまなサービスの需要に応えようとしています。Cisco Any Service, Any Port(ASAP)は、Cisco AS5000 Universal Gateway に同時サービスを迅速に展開するアーキテクチャです。サービス プロバイダーは、このアーキテクチャで諸問題に対応できます。Cisco ASAP を使用すると、共通のプラットフォームを使用して迅速にサービスを提供し、短期間で投資収益率(ROI)を高めることができます。サービス プロバイダーは、長距離の voice over IP(VoIP)、ホスト型 IP テレフォニー、VPN、ダイヤルアップ インターネットなど、音声とデータを含めた複数のサービスによって、新しい収入源を生み出すことができます。
Cisco ASAP は汎用ポート機能を提供しています。したがって、Cisco AS5850 Universal Gateway は、ネットワーク アクセス サーバと音声ゲートウェイとして同時に機能することで、いつでもどのポートでも汎用サービスを提供できます。Cisco AS5850 の Cisco ASAP サービスには、ダイヤル アクセス、リアルタイムの音声とファックス サービス、call-by-call ベースの統合された通信があります。Cisco AS5850 は、汎用ポート アクセス インフラストラクチャの利用を最適化することでコスト ダウンを達成します。現在、サービス プロバイダーは、新たなチャンスをすばやくつかむことで、1 つのアクセス インフラストラクチャから、複数の収入源を生み出すことができます。
Cisco ASAP アーキテクチャは、汎用 DSP テクノロジーに基づいています。汎用 DSP は、いつでもどの DSP 上でも、複数のコーデックとモデム アルゴリズムを実行できます。特定のコールに必要なコーデックまたはモデムのタイプが決まると、DSP はリアルタイムで適切なサービス タイプを有効にします。コール タイプが決まると、さまざまなシグナリング スキームとモデム ネゴシエーションが使用され、特定のコールのために、DSP にダウンロードすべき実際のファームウェア コードが決定されます。
キャパシティ
Cisco AS5850 Universal Gateway は、CT3、T1、E1、STM-1 入力インターフェイスとギガビット イーサネット出力インターフェイスをサポートします。これは、最大 3360(5 つの CT3)のデータ、音声、またはファックス コールをサポートします。T1 インターフェイスを使用すると、2304 コール(96 T1)がサポートされ、E1 インターフェイスを使用すると、最大 2580(86 E1)コールがサポートされます。ロードシェアリングを行い、冗長性が高いデュアル ギガビット イーサネット パケット インターフェイスは、アベイラビリティの高いバックホールを提供します。
Cisco AS5850 シャーシは、将来の拡張に備えて、現在の入力キャパシティの最大 6 倍まで拡張できるように設計されています。
高いアベイラビリティ
Cisco AS5850 Universal Gateway は、キャリアクラスの環境に見られる高いアベイラビリティの要件に応えるように設計されています。冗長性、ホットスペアリング、コール管理、自己管理機能はすべて Cisco AS5850 で利用できるキャリアクラスの属性です。
平均障害間隔
Mean time between failure(MTBF、平均障害間隔)の統計とデータは、シスコ開発試験研究所で厳しいテストを通じて得られたものです。Cisco AS5850 Universal Gateway の主要なソフトウェアとハードウェア コンポーネントの場合、MTBF は 146,000 時間になると推測されます。
RSC の冗長性
RSC は、レイヤ 3 パケット スイッチングの中核的な機能、時分割多重(TDM)、バス クロック、および Stratum 4E タイミング生成に加えて、IP ベースまたはパケットベース ネットワークへの出力インターフェイスを含めた外部接続をホストします。ハードウェアが RSC 上にあり、重大な障害を検出すると自動再起動機能を実行します。各 RSC は、二重の冗長性を備えるバックホール インターフェイスを提供します。これらのインターフェイスは、必要とされるインターフェイスの復元力に応じて、同じコア デバイスまたは別のコア デバイスに接続できます。
2 つの RSC を導入した場合、RSC の冗長回路によって、クロック コントロール、環境モニタリングなど、シャーシ管理機能を利用できます。Cisco AS5850 Universal Gateway に 2 つの RSC がある場合は、いつでもシャーシ管理の冗長性が自動的に有効になります。
RSC の高いアベイラビリティ
ハイエンド アクセスサーバ プラットフォームの高いアベイラビリティは、お客様の要求としてますます重要になっています。Cisco AS5850 Universal Gateway の場合、これは特に重要になります。なぜなら、この製品は、ポート密度やトランク密度が高くなっている(増大している)環境で、VoIP またはその他のパケットベースの集中サービスなどを行うために、従来のテレコミュニケーション キャリア スペースを対象として配置されるからです。
Cisco AS5850 は、全カードでのホットスワップ、ホットスペア、冗長ホットスワップ電源、冗長スイッチ ファブリック、冗長ルータなど、高いアベイラビリティ機能を提供しており、障害に強いシステムに必要とされるキャリアクラスの属性をすべて備えています。
フォールト トレランス
Cisco AS5850 Universal Gateway は、ホットスワップの DSP カード、電源、冗長 RSC、ファン ユニット、およびイーサネット接続を利用することで、フォールト トレランスを実現しています。RSC に冗長性があるので、システムは障害時でも処理を続けることができます。追加的なメカニズムが機能しているため、アクティブ コールの機会損失なしに、必要なときに冗長コンポーネントをシステムに組み込み、利用することができます。
コール アドミッション制御
Call Admission Control(CAC、コール アドミッション制御)を使用すると、CPU の負荷、メモリの利用率、利用可能な帯域幅、あるいは IP ネットワークでの輻輳など、ローカルのコール処理リソースに基づいて、プラットフォームが円滑にコールを拒否できるようになります。このようなコール制御は、RSC の機能障害を招く CPU やメモリの過負荷を未然に防ぐことで、劇的に Cisco AS5850 Universal Gateway RSC の信頼性を高めます。メモリの残量が減り、CPU の使用率が高まると、CPU は「DSP autobusy」アルゴリズムを調整します。
全カードおよびモジュールでのホットスワップ
全カードでホットスワップに対応しているので、サービスをまったく中断することなく、アクティブなアクセス サーバ上でハードウェアのメンテナンスを実行できます。ホットスワップ中でもあらゆるカードの交換が可能となっており、取りはずし中のカードのコールだけが影響を受けます。「Soft busy」コマンドを使用すると、カードを取りはずす前に、トラフィックを円滑に停止できます。
電源入力モジュール(PEM)は、独立した電力供給とブレーカを備えており、ロード シェアリングと完全な冗長性を特徴としています。可能性は高くありませんが、PEM に障害が発生した場合でも、システムが通常の処理を続けている間に、障害のあるユニットを取りはずして、交換することができます。Cisco AS5850 Universal Gateway の冷却システムの性能を考えると、ホットスワップ対応の冷却モジュールは 15 分以内に交換すればよいことになります。オプションの AC 電源は、ホットスワップ対応のモジュールを備えており、(N+1)電源モジュールの冗長性があります。
ホット スペア
復旧力を高めるために、Cisco AS5850 Universal Gateway は、スペアの DSP、RSC、およびトランク カードを追加した構成が可能です。DSP はプールされ call-by-call ベースで割り当てられるため、DSP に障害が発生しても、DSP がコールを終了しない状態で、DS0 または B チャネルが放置されることはありません。したがって、ハント グループの中では、「ホール」の発生、つまり未使用チャネルの発生が回避されます。またプール内にスペアの DSP があると、アクティブなコールに影響を与えずに、DSP コードを更新できます。アップグレードまたはテストを行うリソースのために、利用可能な DS0 よりも多くの DSP を DSP プールに入れることができます。
DSP リソース復旧機能
障害をチェックするために、DSP リソースは、電源投入時と接続解除後にテストされます。障害がある DSP が検出されると、リソース復旧プールに移動されます。復旧プールにある障害 DSP を修復し、可能であれば、リソース プールに戻すために、自動回復機能を自動的にオンにできます。
冗長データ パス
Cisco AS5850 Universal Gateway は、DS0 から外部バックボーン デバイスへデータ パケットを送るために複数のパスを提供します。拡張性と復旧力を高めるため、別の複数の TDM バスとともに、各機能カード スロットから両方の RSC まで冗長パケット バスが存在しています。各 RSC で提供されている冗長バックホール インターフェイスを使用すると、IP コア ネットワークに対してバックホールの冗長性を実現できます。
電源管理
Cisco AS5850 Universal Gateway の場合、ロードシェアリングを実行する冗長 DC PEM は標準機能となっています。各 PEM の電圧と電流のレベルは、RSC コンソールで監視できます。要素管理システムで使用するために、電圧および電流に対してアラームのしきい値を設定できます。
温度管理
12 段階に速度を調整できるファンが、3 つの N+1 冗長バンクにあり、Cisco AS5850 Universal Gateway の冷却を行います。バンクにある 1 つのファンに障害が発生すると、他のファンが自動的に回転速度を速め(送風量が増え)故障したファンを補います。ファン コントローラに障害が発生した場合は、すべてのファンが自動的に最高速度で回転します。ファンの障害でも、ファン コントローラの障害でも、RSC はアラームを生成します。ファン コントローラの電力供給に冗長性があるため、ファンとコントローラへの電力供給は確実に行われます。
吸気と排気の温度を計測し、各カードで温度の上昇があるか監視するために、空気の取り入れ口と排気口の近くにある各カードには、温度センサーが取り付けられています。高温を検知すると、ファンの速度が上がり、異常事態に対処するように送風量が増やされます。ダイヤル シェルフにある各機能カードが、最高の動作温度を超えた場合、影響を受けるボードだけがシャットダウンされます。システムが最高の動作温度を超えたまま変化がない場合、ユニットまたは周辺の環境を過熱から守るために、温度センサーはさらなるシャットダウンを開始します。中央オフィスでのアラームを避けるために、追加的なシャットダウンはまず DSP カードで始まり、最後にトランク インターフェイスまで進みます。
認定準拠
Cisco AS5850 Universal Gateway は、Telcordia SR-3580 の規定に従って、Network Equipment Building Standards (NEBS) Level 3 の要件に準拠しています。また、European Telecommunication Standards Institute(ETSI、欧州電気通信標準協会)の規定に従って、欧州の要件にも準拠しています。
多様なプロトコル サポート
Cisco AS5850 Universal Gateway は、Cisco IOS ソフトウェアの豊富な機能と強力な IP 能力を利用しています。このゲートウェイは、サービス プロバイダーの IP ネットワーク用に最適化されました。さらに、この製品は Point-to-Point Protocol(PPP)、Layer 2 Tunneling Protocol(L2TP)、または Transmission Control Protocol(TCP)クリア接続によって、AOL ダイヤルアップ サービスの特殊なニーズも完全にサポートしています。すべての IP ルーティング プロトコルをサポートしているので、Cisco AS5850 はあらゆるサービス プロバイダーの集約レイヤに簡単に統合できます。
V.92 と V.44 のサポート
V.92 と V.44 は業界が採用した最新のモデム標準です。この標準は、モデムがブロードバンドの多くの利点を活用できるようにする機能セットを指定しています。
サービス プロバイダーは、V.92 および V.44 標準を採用することで、収益を生むサービスを提供し、加入者の定着率を高められます。Cisco Remote Access Dial-In User Service(RADIUS)は、Modem on Hold をサポートしているため、上位サービスの加入者は、電話をかけたりまたは電話を受けるために、長い時間にわたってインターネット セッションを一時停止することができます。Quick Connect は、ダイヤルした最後の番号の回線情報を保存し、加入者が同じ ISP にダイヤルインするときに接続時間を短縮できるようにします。圧縮率が高く、接続速度が速いため、V.92 と V.44 を使用するサービス プロバイダーは、加入者に「ライト版のブロードバンド」を提供できます。したがって、インターネット ユーザはダイヤルアップまたはモデム アクセスの料金で、ブロードバンドに近い品質を体験できます。
パケット テレフォニー
Cisco AS5850 Universal Gateway の音声サービスのフレームワークは、オープンなインターフェイスと標準に基づいているので、エコパートナーが共同で革新的なネットワーク サービスを開発することができます。
H.323、SIP、および MGCP がすべてサポートされているので、Cisco AS5850 を選択すれば、サービス プロバイダーが 1 つの VoIP シグナリング テクノロジーに制約されることはありません。したがって、サービス プロバイダーは、進化を続ける市場の要求にいつでも応えられるという確信を持って、現在のネットワークに最適なコール制御プロトコルを導入できます。
H.323
業界に先駆けて新標準に基づく H.323 テクノロジーを採用したので、Cisco AS5850 Universal Gateway は、H.323 バージョン 3 および H.323 バージョン 4 で実現された強力なスケーラビリティをサポートしています。たとえば、次のようなことが可能です。
- 1 つの H.225 コール シグナリング チャネルで複数の同時コールをサポートして、コール設定とコール クリアの時間を短縮し、ネットワークのコール キャパシティを増やすことができます。
- H.323 Annex E で規定されている通り、H.225 メッセージは、TCP または User Datagram Protocol(UDP)で転送できます。コール シグナリング転送に UDP を使用すると、1 回のラウンド トリップで効率的にメディア カットスルーを実現できます。
- ルーティングの決定に役立てるために、各 DS0、トランク グループ、または PSTN 側のインターフェイスに関連したキャリアに関して、キャパシティの統計情報をコール単位でゲートキーパーに通知する機能があります。
Cisco AS5850 は、サービス プロバイダーのネットワークのために、グローバルな長距離運用、分散プリペイド コール、SS7 相互接続、テレフォニー アプリケーション、および統合された通信など、相互運用性に優れ、幅広い実績のある H.323 ベース ソリューションをサポートしています。
SIP は、IP を使ったマルチメディア会議のために Internet Engineering Task Force(IETF、インターネット技術特別調査委員会)が策定した標準です。SIP は、複数のエンド ポイント間でコールの確立、維持、終了を行う ASCII ベースのアプリケーション レイヤ制御プロトコル(RFC 2543 で規定)です。Cisco AS5850 Universal Gateway の SIP 実装には、サードパーティのコール制御やアプリケーション サービス プロバイダー(ASP) のネットワークとの相互接続に使う RFC 2833 Dual Tone Multifrequency(DTMF)レリーなど、重要な機能のサポートが含まれています。
H.323 と SIP の類似点
SIP メッセージには H.323 との直接的な互換性がありませんが、どちらのプロトコルも同じパケット テレフォニー ネットワークで併用できます。これは、Cisco AS5850 Universal Gateway が、個々の SIP コールと H.323 コールを同時に処理する機能を備えているからです。したがって、サービス プロバイダーは、同じネットワーク上で補完的な H.323 サービスおよび SIP サービスを統合できます。
MGCP
MGCP 1.0 は、media gateway controller(MGC; メディア ゲートウェイ コントローラ)またはコール エージェントなど、外部のコール制御機能を利用して、VoIP コールを集中的に管理するプロトコルです。これは IETF が発行した資料 RFC 2705 に規定されています。
Cisco AS5850 Universal Gateway は、MGCP ネットワーク アクセス サーバ パッケージをサポートします。したがって、このプラットフォームは、MGCP ネットワークで汎用ポート サービスを提供するために、ネットワーク アクセス サーバと音声ゲートウェイの両方の機能を同時に果たします。標準ベースの T.38 Fax Relay と RFC 2833 DTMF リレーは MGCP で利用できます。
IP シグナリング転送
すでに説明したシグナリング プロトコルに加えて、Cisco AS5850 Universal Gateway は、RFC 2960 に規定されている IETF Sigtran 作業部会の Stream Control Transmission Protocol(SCTP)や RFC 3057 に規定されている ISDN Q.921-User Adaptation(IUA)レイヤ プロトコルもサポートしています。
Cisco AS5850 は、SCTP と IUA をサポートしているので、Primary Rate Interface(PRI)接続を終了し、レイヤ 3 シグナリング(Q.931)情報を外部のシグナリング コントローラまたは media gateway controller(MGC、メディア ゲートウェイ コントローラ)に転送またはバックホールすることができます。シグナリング コントローラまたは MGC は、PRI Q.931 コール制御メッセージを処理し、MGCP を通じて Cisco AS5850 と通信し、コール処理プロシージャにシグナリングします。
SCTP と IUA は、Facility Associated Signaling(FAS)、Non-Facility Associated Signaling(NFAS)、およびバックアップ D チャネルのある NFAS を処理できます。
Tool Command Language 2.0 でプログラムが可能な Interactive Voice Response
プログラムが可能な統合 interactive voice response(IVR、対話式音声自動応答)は、Cisco AS5850 Universal Gateway の機能を拡張し、ユニークで差別化された音声サービスをサポートします。音声アプリケーション ソフトウェアの開発者は、Tool Command Language (TCL) IVR 2.0 の application programming interface(API)を使用して、ゲートウェイで入出力のコール制御を行う TCL スクリプトをカスタマイズできます。IVR システムは、記録されたメッセージに応答しているユーザの入力を収集します。TCL IVR 2.0 スクリプト で使用するプロンプトは、静的でも動的でもかまいません。このスクリプトはイベント によって誘導され、コールの流れは TCL スクリプトで定義した finite-state machine(FSM、有限状態マシン)で制御します。すべての動詞はノンブロッキングであり、スクリプトを待たせることなく実行できます。テレフォニーまたは VoIP コール 区間では、プロンプトを使用し、ディジットを収集することができます。Real-Time Streaming Protocol(RTSP)ベースのプロンプトがサポートされています。コア IVR インフラストラクチャに新しい言語と text-to-speech(TTS)注釈を追加する機能を用意することによって、TCL IVR 2.0 は、強力なマルチ言語サポートを提供します。シスコの開発者サポート プログラムがあるので、TCL IVR 2.0 スクリプトの開発や修正を行う企業は支援を受けられます。
音声の品質
ユーザは Cisco AS5850 Universal Gateway の強力な音声機能やファックス機能を利用して、信頼性に優れた高品質 VoIP ネットワークを構築できます。音質テストの結果、Cisco AS5850 のエンドツーエンドの音質は、public switched telephone network(PSTN、公衆電話交換網)の有料通話サービスに定められた高い音質基準に適合していることが確認されました。包括的な音質テストは、Cisco AS5850 の開発プロセスでは重要な工程です。シスコは、International Telecommunication Union Telecommunication Standardized Sector(ITU-T、国際電気通信連合電気通信標準化セクター)の勧告 P.830 および P.831 の方法論に従って均質的な評価スコアを判定するために、主観的な音質テストを行いました。また客観的な音質テストは、Perceptual Analysis Measurement System(知覚的分析測定システム)を使用して行いました。
Cisco AS5850 は高性能の仕様で設計されたので、音声のエンコーディングとパケット化の際には、遅延とパケット損失が最小限に抑えられます。Cisco AS5850 は音声データを PSTN から受信し、G.711 コールのために IP ネットワークに転送するので、遅延は最小限になります。 IP Precedence、Resource Reservation Protocol(RSVP)、および Weighted Random Early Detection(WRED)など、シスコの quality-of-service(QoS)機能は、汎用ゲートウェイとバックボーン ルーティング インフラストラクチャの両方で実装されます。これらの機能は、現在のネットワークを利用して、環境に左右されやすい音声トラフィックに低遅延、高信頼性のパスを提供できます。
音声トラフィックを正常に送信するために、パケット交換網にはエコー制御が不可欠となります。Cisco AS5850 は、最大 128 ミリ秒(ms)のテール長で、エコー キャンセレーションに関する ITU-T 勧告 G.168 をサポートします。固定式と適応式のジッタ バッファリングとコンフォートノイズ生成はさらに音声の品質を高めます。
音声コーデック
Cisco AS5850 Universal Gateway は、複数のコーデックを提供しており、G.711、G.723.1(5.3K と 6.3K)、G.726、G.729ab、G.Clear、GSM-FR など、phone-to-phone 型と PC-to-phone 型のさまざまなアプリケーションのために、互換性のある圧縮機能を提供し、遅延に対する条件を満たしています。ネットワーク エンジニアリングを簡素化するために、すべてのコーデックで同じ数のコールがサポートされます。voice activity detection(VAD、音声アクティビティ検出)を有効にすると、ネットワークで送信するパケット トラフィックが減ります。VAD を有効にした場合、発信者が会話をやめると、Cisco AS5850 が無音状態を検出して、パケットの転送を停止します。フレーム サイズを可変長にすると、会話のパケット化をさらに制御できます。
音声サービス用の CAC
PSTN の標準的な電話サービスを実際に VoIP で置き換える場合、お客様はこの基本的な電話サービスと同程度の高品質音声伝送を受信できる必要があります。音声のように遅延の影響を受けやすいリアルタイム トラフィックの場合、ネットワーク上でトラフィックが消失したり、遅延が発生したりすると、断続的に音質が低下して、お客様の不満の原因になります。輻輳の状況では、むしろネットワーク アクセスを拒否した方がよいと考えられます。
Cisco IOS ソフトウェアにはさまざまな QoS メカニズムが用意されており、サービス プロバイダーは、音声トラフィックに必要な低遅延や保証済みの配信を提供するパケット ネットワークを設計し、構成することができます。これらのメカニズムには、キューイング、ポリシー設定、トラフィック シェーピング、パケット マーキング、フラグメンテーション、およびインターリービングなどのツールが含まれています。
CAC は QoS ツールの一種ですが、ネットワークに過度の音声トラフィックが入ることを防いで、他のトラフィックによる悪影響から音声トラフィックを保護します。CAC を使用する場合、Cisco AS5850 Universal Gateway は、音声コールを確立する前に、適切な QoS を新しいコールに提供できるだけのネットワーク リソースがあるかどうかを調べて、判断を下すことができます。一部の CAC メカニズムには、次のものが含まれます。
ファックス機能
IP インフラストラクチャでのファックス転送は重要であり、サービス市場として成長しています。特に国際市場では、ファックスはネットワーク トラフィックの大きな比率を占めています。Cisco AS5850 Universal Gateway は、標準ベースの T.38 Real-Time Fax Relay をサポートしており、ネットワーク間の相互運用性を高めています。Cisco AS5850 のファックス検出機能を使用すると、サービス プロバイダーは、加入者音声サービスおよびファックス サービスに対して 1 つの E.164 番号を提供できます。加入者の電話番号を半減できるので、大幅なコスト削減につながります。また Cisco AS5850 は、エンドツーエンドで T.38 リアルタイム ファックス リレーをサポートできない VoIP 環境のために、ファックス パススルーをサポートします。
TDM スイッチング
TDM スイッチングは、ゲートウェイによってコールに応答する前に、特定の DS0 で着信コールを受け、別の DS0 でコールを送信する機能です。この機能は次のようなアプリケーションで使用されます。
この機能には DSP リソースは必要ありません。したがって、プラットフォームでは、ダイヤル、音声、およびファックスの処理機能に影響がありません。TDM スイッチングとネットワーク側の ISDN 機能は、着信トラフィックをグルーミングし、PBX、テスト セット、VoIP ゲートウェイ、またはアクセス サーバなどの外部デバイスに、選択したコールを転送する手段を提供します。Cisco AS5850 Universal Gateway には、SS7、PRI、および channel associated signaling(CAS)トランクの間で、コールを切り換える機能があります。
管理性
Cisco AS5850 Universal Gateway には、運用コストを削減するために設計された多彩な管理ツールがあります。Cisco Universal Gateway Manager は、シスコ汎用ゲートウェイの設定、管理、トラブルシューティングをサポートする要素管理システムです。この製品は、音声、ダイヤル、および Cisco ASAP アプリケーションのために、Cisco AS5000 系のすべての汎用ゲートウェイをサポートします。
コンソール管理機能には、包括的なデバッグ コマンド セットが含まれており、特定の calling line identification(CLID)、automatic number identification(ANI)、送信先番号(Dialed Number Information Service [DNIS])、ユーザ、あるいは関連のあるデバッグ出力だけをすぐに表示できるインターフェイスに対して有効にできます。
Simple Network Management Protocol(SNMP、簡易ネットワーク管理プロトコル)バージョン 2 およびバージョン 3 の管理機能には、コール トラッキング用の優れた SNMP Management Information Base が備わっています。これは、設定可能なコール履歴バッファを使用して、アクティブ コールと履歴コールに関して非常に詳細なレコードを提供します。またコール レコードは、SNMP によるポーリングの代わりとして、syslog または RADIUS によって取得できます。コール レコードには、接続速度、接続時間、接続解除コード、エンドツーエンドの遅延、および回線の統計情報が含まれます。この情報を使用すると、サービス プロバイダーは、個々のユーザの問題をデバッグできます。ホールセール サービス プロバイダーは、この性能管理データを使用して、リテールの ISP のお客様と service-level agreements(SLA、サービス レベル契約)を結ぶことができます。
ネットワーク セキュリティ管理
Cisco IOS ソフトウェアのネットワーク セキュリティ機能を使用すると、侵入者のアクセスは防止し、権限のあるユーザにはダイヤルアップ アクセスを許すことができます。これらの機能としては、マルチレベルのパスワード保護機能、Password Authentication Protocol(PAP)や Challenge Handshake Authentication Protocol(CHAP)、access control lists(ACL)などを使用したユーザ認証機能、IP アドレスの盗用防止や記録機能、業界標準の authentication, authorization, and accounting(AAA)プロトコルである RADIUS のサポートなどがあります。
SS7 と Common Channel 7 の統合
世界中のサービス プロバイダーは、シスコ アクセス サーバを SS7 インターフェイスや Common Channel 7(C7)インターフェイスで展開しています。SS7 を採用すると、キャリアは規模の拡大、ネットワーク コストの削減、市場投入時間の短縮など、その効果をすぐに実感できます。また Cisco PGW 2200 ソフトスイッチや Cisco BTS 10200 ソフトスイッチで実装する Cisco SS7 ソリューションは、IP パケット テレフォニーへの円滑な移行を約束する一方で、既存のシスコ アクセス サーバへの投資保護も保証しています。
Cisco PGW 2200 や Cisco BTS 10200 は、シグナリングの接続性を SS7 ネットワークに対して保証しており、シグナリングと SS7 ネットワーク管理のために、すべての機能を提供しています。アクセス サーバは、コールの完了のために、局間のデジタル トランク インターフェイスを提供しています。制御トラフィックは、セキュリティと信頼性に関わる重要な情報を提供するために、論理的に管理データや顧客データから切り離されています。ネットワークの拡張性を高めるために、リソース管理、コール制御、システムの健全性モニタリングなどが SS7 を補完しています。Cisco PGW 2200 や Cisco BTS 10200 は、中央に配置することも、分散配置することもできます。
ネットワーク要素として PSTN に接続するために、シスコ ソリューションは、アクセス サーバでの 2 および 4 ワイヤーの導通性チェックとテスト コールをサポートします。TDM スイッチングとネットワーク側の ISDN 機能は、着信トラフィックをグルーミングし、PBX、テスト セット、または VoIP ゲートウェイなどの外部デバイスに、選択したコールを転送する機能を提供します。
また Cisco AS5850 Universal Gateway は、中央集中型のコール制御アーキテクチャを提供する MGCP 構成で、いくつかのパートナー コール エージェント および Cisco ソフトスイッチとともに機能します。
Cisco IOS ソフトウェアによる IP サービスの完全サポート
Cisco AS5850 Universal Gateway には、2 つのソフトウェア イメージ オプションがあります。第 1 のイメージ オプションは、IP Plus 機能セットです。これは企業向けの完全な Cisco IOS ソフトウェア機能セットで、すべての非 IP 機能(たとえば、Internetwork Packet Exchange [IPX]、AppleTalk、Systems Network Architecture [SNA] など)は除外されています。このイメージ オプションは、ソフトウェア機能の完全なパレットを提供し、Cisco AS5850 Universal Gateway によって、機能性豊かな IP サービスを迅速に展開できるようにします。 重要な機能には、H.323v2、H.323v3、H.323v4、SIP、MGCP 1.0、interactive voice response(IVR、対話式音声自動応答)、T.38 fax、ファックスおよびモデム パススルー、carrier-sensitive routing、CAC、完全な RADIUS サポート(標準的な IETF とサードパーティが知的所有権を有する拡張機能)、L2TP、QoS、マルチキャスト、ホールセール サービス用のリソース プール管理、拡張 ACL、AOL、および Prodigy のサポートなどがあります。
第 2 の Cisco AS5850 Universal Gateway イメージ オプションは、暗号化イメージです。これは 40/56 ビットの RC5 IP Security(IPSec)、data encryption standard(DES、データ暗号標準)、自動キー分布機能がある Triple DES(3DES) をサポートします。
マルチベンダー バックオフィスの統合
Cisco AS5850 Universal Gateway は、バックオフィスの統合、管理、ネットワーク セキュリティのために、RADIUS プロトコルをサポートします。IETF が規定した RADIUS 属性をサポートする以外に、Cisco IOS ソフトウェアは事前認証とユーザ認証の両方の分野で、ベンダーが所有権を持っている多くの RADIUS 属性もサポートしています。つまり、Cisco AS5850 は、バックオフィス システムを変更しないで、マルチベンダーのリモートアクセス ネットワークに統合できます。
世界中での認証
Cisco AS5850 Universal Gateway は、すべての主要な T1 および E1 スイッチ タイプで利用できると世界的に認められています。ISDN PRI に関して、サポートしているスイッチ タイプと機能セットを表 1 に示します。
Cisco ASAP
データと音声の分野でシスコが得た経験は、他に例がないものです。データ製品の競争力は業界で認知されていますが、これはリモートアクセス市場のあらゆる分野で実証された高い市場占有率に反映されています。またシスコは、アナリストが最初に製品カテゴリの動向調査を始めて以来、VoIP ゲートウェイ市場で主要な役割を担ってきました。音声ネットワーク構築の業務経験として、VoIP の運用時間は数百万時間を超えており、シスコは世界最大の展開実績を誇っています。
シスコはこの経験を活かして、Cisco AS5000 系の汎用ゲートウェイで同時サービスを迅速に展開するアーキテクチャとして、次世代のテクノロジー Cisco ASAP を提供します。
Cisco ASAP は、全アプリケーションに対して、標準ベースのアーキテクチャを使用することで、簡単な統合と移行を実現し、共通の機器、コール管理、請求、および管理で運用コストを削減します。サービス プロバイダーが追加の投資を最小限に抑えつつ、変化する市場に簡単に適応できるのは、Cisco ASAP を使用した場合だけです。
表 1 サポートされるスイッチ タイプと機能
| サポートされるスイッチ ハードウェア | サポートされるソフトウェア | サポートされる重要な機能 |
|---|---|---|
新サービス展開時の柔軟性
当初のビジネス チャンスが、ホールセール ダイヤル、プリペイド コーリング カード、グローバルな長距離運用、またはその他のどのようなアプリケーションであっても、新サービスに対する要求は簡単に Cisco AS5850 Universal Gateway で対応できます。複数のサービス環境で同一のゲートウェイを使用できると、前例のない優れた投資保護を達成できます。アクセス機器は、ビジネス環境の変化または新サービスの需要にすぐに対応できます。革新的な新サービスを提供するサービス プロバイダーの能力は、競争上の差別化を実現します。
インターネットの接続性
企業とサービス プロバイダーは、従業員、お客様、パートナーなど、幅広いリモート ユーザにネットワーク アクセスを拡張する必要があります。望ましいリモート アクセスとは、事実上どこからでも、ほとんど透過的にこれらのユーザに接続を提供できることを表します。Cisco AS5850 Universal Gateway と Cisco IOS ソフトウェアを組み合せ、安全で信頼性のあるダイヤルイン接続を提供して、コア インフラストラクチャを拡張することで、これらのニーズに対応します。
Data over voice bearer service(DoVBS)は、ISDN データ コールが ISDN 音声コールよりも高い料金(または税率)で請求される地域で使用します。ISDN customer premises equipment(CPE; 顧客宅内機器)デバイス(ターミナル アダプタまたはルータ)は、DoVBS 処理をサポートする必要があります。現在普及しているほとんどの ISDN デバイスは DoVBS をサポートしています。コールが低料金の音声コールで課金されるように、ISDN CPE デバイスは、すべての ISDN データ コールを音声コールとしてシグナリングするようにプログラムされています。DNIS に基づく DoVBS コールのために、顧客プロファイルを設定する場合、Cisco AS5850 の Cisco Resource Pool Management(RPM)が使用されます。このプロファイルでは、PSTN によって音声コールとしてシグナリングされた場合でも、この番号で受信したすべてのコールを ISDN データ コールとして扱うように Cisco AS5850 を設定します。
ホールセール ダイヤル
多くの ISP とコンテンツ プロバイダー(または「ポータル」)は、ダイヤルアップ インターネット アクセスをサービス パッケージの一部として提供する必要があります。そして、企業は自社ブランドを高めるために「プライベート ラベル」のインターネット アクセスを求めています。しかし、これらの企業には、ダイヤルアップアクセス インフラストラクチャを構築する経験、人材、時間、または資金がなく、特に新しい分野に進出するときには、十分な速度でこれらのシステムを構築できません。現在、サービス プロバイダーは、シスコのホールセール ダイヤル ソリューションを使用することで、この機会を活かすことができます。
シスコのホールセール ダイヤル アウトソーシング ソリューションは、任意の数のシスコ リモートアクセス サーバ全体に「仮想ポート」機能を提供します。シスコは、ホールセールのお客様にポート アベイラビリティを保証する洗練されたポートポリシー管理も提供します。したがって、キャリアと ISP は、運用コストを低く抑える一方で、増収を達成するユニークなサービスを提供できます。ホールセール ダイヤル用に展開するネットワーク インフラストラクチャは、標準的なリテール ダイヤルアップ サービスに利用できる一方で、企業のダイヤル アウトソーシング、インターネット ゲーム、統合された通信、VoIP、VPN など、その他の付加価値サービスにも利用できます。
VPN のアクセス
Cisco AS5850 Universal Gateway は、独自のダイヤル プールのサポートを望まない大企業や ISP に、ホールセール ダイヤル サービスを提供できる理想的なソリューションです。サービス プロバイダーは、Cisco IOS ソフトウェアの VPN サポートによって、既存のインフラストラクチャを利用し、企業ネットワークのユーザにローカル ダイヤルアップ アクセスを提供できます。
仮想ダイヤルアップ ソリューションを提供することで、サービス プロバイダーはリモート ユーザにあらゆるサービスを提供できます。現在では、コア インフラストラクチャへのアクセスを確保するために、ローカル コールにも対応できます。仮想ダイヤルアップ サービスは、このサービスの多くのユーザに受け入れられるだけではありません。コールがそのローカル地域で完結するので、長距離通話料金がなくなり、インフラストラクチャ コストも削減されます。
VPN のプロビジョニングとアカウンティング
VPN 環境のサービス プロバイダーは、VPN のお客様が行う接続の数だけ、プロビジョニングとアカウントが必要になります。Cisco Virtual Private Dialup Network(VPDN)セッションカウント ソフトウェア は、Cisco AS5850 Universal Gateway とユーザのホーム ゲートウェイ間の接続件数を記録できます。このソフトウェアは、Cisco AS5850 上の Cisco IOS ソフトウェアやシスコ アクセス管理サーバに搭載されており、お客様が行った仮想接続について、包括的なアカウント情報と請求情報を ISP に提供します。
AOL のサポート
Cisco AS5850 Universal Gateway は、AOL 専用のダイヤル環境、あるいは TCP Clear やダイヤルアップ データを送信するオートコマンド Telnet を使用したその他のサービスに完全に対応しています。また複数の AOL ホストの間で接続の負荷を分散するために、Domain Name System(DNS)のラウンド ロビンがサポートされています。また Cisco AS5850 は、AOL 7.0 以上のクライアントをサポートするのに必要なすべての L2TP 機能を備えています。
Cisco Voice Infrastructure and Applications
Cisco AS5850 Universal Gateway は、Cisco Voice Infrastructure and Applications(VIA)をサポートしています。これは、次世代ネットワークを構築するサービス プロバイダーにとって理想的なソリューションです。Cisco VIA は、ネットワーク コストを削減し、収入源となるキャリアクラスの多くの音声転送サービスを迅速に提供するために設計された VoIP ソリューションです。これらのサービスには、国際および国内の転送、プリペイドおよび後払いのコーリング カード サービス、application service provider(ASP)のサービス、ダイヤル アクセス、音声メール、統合された通信などがあります。
Cisco VIA ソリューションの規模は、大小の音声ネットワークに応じて簡単に調整できます。Cisco AS5850 と Cisco VIA を使用すると、既存のデータ ネットワークを持つサービス プロバイダーは、迅速かつ簡単に音声サービスを提供サービスに追加できます。一方、既存の TDM ネットワークで音声サービスを提供するキャリアは、さらに費用を有効に使って提供サービスを拡張できます。Cisco VIA は、世界的な互換性と相互運用性によってネットワークの範囲を切り開き、世界 80 カ国以上で配置され、実証済みのソリューションとなっています。
分散プリペイド コーリング
Cisco プリペイドコーリングカード ソリューションは、プリペイドコーリング市場でインターネット テレフォニー サービス プロバイダーに競走上の優位を与えます。このカードは、IP ネットワーク コンポーネントに組み込まれたインテリジェント機能を活用するので、サービス プロバイダーは、シスコのゲートキーパーとゲートウェイにあるネットワーク エッジで帯域幅の負担が大きなコール接続を制御する一方、サービス アプリケーションを 1 個所に低いコストで集中することができます。このソリューションの利点は、従来の debit カード アプリケーションよりも低コストになっていることです。従来のアプリケーションは、回線交換ネットワークの中で、大規模な points of presence(POP)のサービス ポイントに依存しています。プリペイドコーリングカード ソリューションは、キャリアが特定の市場に対応できるように、さまざまな言語の IVR をサポートしています。
管理型音声サービス
テレフォニー ASP は、市場の重要な勢力として台頭しており、ホスト型の強力な新しい IP 通信サービスを提供しています。このサービスは、PSTN が提供しているサービスを超えた機能を備えています。テレフォニー ASP が提供しているアプリケーションには、ホスト型 IP テレフォニー、管理型 IP PBX、PC-to-phone サービス、統合された通信、マルチサービス VPN、IP コンタクト センター、IP 電話会議、音声対応 Web コマース、クリック ツー ダイヤル、インターネット コール ウェイティング、コンテンツ配信などがあります。これらのサービスによって、VoIP サービス プロバイダーには、新しいビジネス パートナーになるチャンスが与えられています。Cisco AS5850 Universal Gateway は、テレフォニー ASP と VoIP ネットワークインフラストラクチャ プロバイダーの相互接続を可能とし、エンド ユーザに完成されたソリューションを提供します。
SS7 相互接続
Cisco PGW 2200 PSTN ソフトスイッチまたは Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ(またはサードパーティの SS7 ゲートウェイ)を使用すると、サービス プロバイダーは、データ ネットワークと VoIP ネットワークを SS7 リンクによる PSTN で相互に接続できます。多くの国では、キャリアは相互補償の資格を得るために、SS7 によって相互接続する必要があります。Cisco PGW 2200 と Cisco AS5850 Universal Gateway は、Q.931 over IP または MGCP を使用して相互接続に必要なインターフェイスを提供し、サービス プロバイダーによる市場進出を可能にします。インターフェイスがなければ、プロバイダーは、シグナリングの要件を満たせず、市場に進出できないことになります。SS7 トランクは CAS トランクよりも効率的で、通常、PRI トランクよりも低コストになっています。SS7 を使用すると、コール セットアップ時間が減少し、ネットワークが転送する請求可能なトラフィックの量が増えます。
サービスレベルの管理
Cisco AS5850 Universal Gateway は、Cisco RADIUS ベースの RPM をサポートします。したがって、サービス プロバイダーは、共有インフラストラクチャ全体で、保証されたポート アベイラビリティを実現し、お客様にサービス レベルを保証できるようになっています。さらに Cisco RPM は、サービスレベルの保証がないときに、同じ共有ポートを使用している複数のお客様の間で、「公平さ」を実現する機能を提供しています。またこの製品によって、Cisco AS5850 は DoVBS をサポートできます。
リソース プールは、ゲートウェイ単位またはネットワーク単位で設定できます。前述の場合、Cisco AS5850 に保存された顧客プロファイルによって、ホールセール サービス プロバイダーのそれぞれのお客様にどのようにリソースを割り当てるかが決定されます。それぞれのお客様は、DNIS から取得したダイヤル番号の一覧に基づいて認識されます。ネットワーク全体に渡るサービス レベルが必要な場合、Sun Solaris サーバで稼動している外部の Cisco Resource Policy Management System(RPMS)ソフトウェアで顧客プロファイルを保持し、複数の Cisco AS5000 系汎用ゲートウェイまたはその他のベンダーの RADIUS 互換ゲートウェイの間でポートの使用状況を記録します。Cisco AS5850 が着信コールを受けると、Cisco RPMS は顧客プロファイルの情報に基づいて、コールを受け付けるべきかどうかを判断します。
表 2 では、Cisco AS5850 が提供するいくつかの主な利点を簡単に説明します。
表 2 Cisco AS5850 Universal Gateway の機能と利点
| 機能 | 利点 |
|---|---|
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|
Cisco AS5850 Universal Gateway は、これまで Cisco ルーティング製品の典型とされたすべてのルーティング機能とともに、サービス プロバイダーがキャリアクラスの製品に期待できるあらゆるハードウェア コンポーネントを提供します。
Cisco AS5850 アーキテクチャは、RSC や個々の機能ボードの間で処理を分散させ、性能とアベイラビリティを改善します。RSC で使用されるルーティングとスイッチング テクノロジーは、大きな実績を残した Cisco 7206VXR Router と Cisco Catalyst® 8500 シリーズ マルチサービス スイッチ ルータの最高の機能を併せ持っています。各システムの機能ボードには、R7000 RISC プロセッサがあります。このプロセッサは、IVR、仮想プロファイル、PPP 処理、ダイヤラ プロファイルなど、Cisco IOS ソフトウェアの分散タスクを実行するのに使用されます。
Cisco AS5850 コンポーネント
Cisco AS5850 Universal Gateway は、次のコンポーネントの組み合せで構成されています。
Cisco AS5850 は、高密度の PSTN 接続のために STM-1 インターフェイスを提供します。このカードは、1 つの STM-1 接続で、最大 1890(SS7/IMT 構成の場合 1953)の DS0 チャネル(63 E1)を提供します(図 2)。このカードは、63 本の E1(または 1953 チャネル)を提供するのに必要なケーブル数を減らしたいお客様に役立ちます。個別に 63 本の E1 を契約するのではなく、1 本の STM-1 を契約するので、料金を低く抑えられます。
図 2
Cisco AS5850 STM-1 終端カード

SDH/STM-1 トランク カードは、STM-1 (Synchronous Digital Hierarchy [SDH])パイプに接続する高密度のマルチプレックス/デマルチプレックス カードで、最大 1890(SS7/IMT 構成の場合 1953)の DS0 チャネルを転送するのに使用します。デジタル コールは、HDLC コントローラ上の SDH/STM-1 トランク カードにおいて、オンボードで終端されます。512 の HDLC コントローラが存在し、各 HDLC コントローラは D-channel にも 1 つのデジタル コールにも使用できます。SDH/STM-1 トランク カードは、D-channel の数よりも少なく、最大 512 のデジタル コールを終端します。たとえば、63 の D-channel を割り当てた場合、449 のデジタル コールを終端できます。追加のデジタル コールとアナログ モデムで発信されたコールは、利用できるモデム リソース プールに送るために、TDM バスに渡されます。
SDH/STM-1 トランク カードの物理層インターフェイスは、synchronous transport module(STM)です。それぞれの SDH/STM-1 トランク カードには、2 つの 155 Mbps STM 物理層インターフェイスがあり、1+1 のファイバ保護を可能としています。それぞれの SDH/STM-1 トランク カードには、2 つの LC 小型フォーム ファクタのファイバ コンセントがあり、シングルモードの光ファイバに接続可能になっています。
SDH/STM-1 トランク カードは、SDH MIB RFC 1595、DS1 MIB RFC 1406 をサポートしており、SNMPv1 エージェント(RFC 1155-1157)と Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)II(RFC 1213)もサポートしています。
SDH/STM-1 トランク カードは、ホットスワップ(OIR)に対応しています。この機能があると、システムの動作中でも、他のカードや関連コールに影響を与えることなく、Cisco AS5850 Universal Gateway でトランク カードの取りはずしや挿入を実行できます。
組み込み DS1/E1 インターフェイスで、E1 の送受信を監視するなど、外部のテスト デバイスから DS1/E1 上の分岐挿入テストを実行できるように、テスト ポートが用意されています。
Cisco AS5850 Route Switch Controller
Cisco AS5850 Route Switch Controller(図 3)には、次の機能があります。
- 統合された IP スイッチングおよびルーティング機能
- 5 Gbps application-specific integrated circuit(ASIC; 特定用途向け集積回路)ベースのスイッチ ファブリックを持つ高性能プログラマブル レイヤ 3 および 4 の IP パケット スイッチ
- 最適なパケット転送を実現する完全分散型の Cisco Express Forwarding
- Cisco AS5850 シャーシごとに 1 つまたは 2 つの RSC
- Building integrated timing supply(BITS; ビル内統合タイミング供給源)クロック入力
- 冗長性のあるデュアル ギガビット イーサネット出力ファイバ リンク
図 3
Cisco AS5850 Route Switch Controller

Cisco AS5850 CT3 終端カード
シスコは高密度の PSTN 接続のために CT3 インターフェイスを提供します。このカードは 1 つの CT3 接続で最大 672 チャネルを提供します(図 4)。このカードは、672 のチャネルを提供するのに必要なケーブル数を減らしたいお客様に役立ちます。個別に 28 本の T1 を契約するのではなく、1 本の CT3 を契約するので、料金を低く抑えられます。CT3 カードは、最大 28 本の T1 を完全に終端するために、ローカルの High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリング コントロール)または分散 DSP リソースとともに、標準ベースの M13 マルチプレクサ機能を提供します。また CT3 カードは、telco ネットワークから直接、接続されている CT3 トランクを終端するために、channel service unit(CSU; チャネル サービス ユニット)を搭載しています。このカードは、216 のユーザ接続も終端します。
CT3 インターフェイスに含まれる T1 インターフェイスの設定は、同じ CT3 設備上にあるその他の CT1 インターフェイスとは切り離して提供できます。したがって、ユーザは ISDN PRI トランク(それぞれ異なるスイッチ タイプに接続)を制御し、同じ Cisco AS5850 Universal Gateway プラットフォームで、Loop Start、Ground Start など、北米のさまざまな robbed-bit signaling(RBS; 損失ビット シグナリング)タイプに対応するように CT3 カードを設定できます。標準的な Cisco IOS ソフトウェアの command-line interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用すると、CT3 インターフェイスを設定して、PRI/T1 トランクに対応できます。
この機能ボードには、Cisco ASAP と互換性のある 216 DSP ポートが搭載されています。Cisco AS5850 の場合、DSP ポートは、DSP リソースのために any-to-any の完全にプールされたモデルと完全な一貫性を持っています。
次に、サポートされている CT3 インターフェイス タイプと PRI/T1 トランク タイプについて簡単に説明します。
- T3(44,736 Mbps)リンクは、デフォルトで binary 3-zero substitution(B3ZS)回線エンコーディングと C ビット フレーム構成になります。T3 回線への物理的な接続は、2 つの標準的な 75-Ω、非平衡メス型 BNC コネクタで行います。
- 24 ポート E1/T1 カードの項で説明しているように、T1/PRI(1.544 Mbps)リンクがサポートされています。E&M、Loop-Start、Ground-Start リンクはすべてサポートされます。
- CT3 回線に含まれる個々の 1.544 Mbps インターフェイスを ISDN PRI シグナリング用に設定すると、汎用アクセス(アナログ モデムまたはデジタル データと音声コール)がサポートされます。PRI シグナリングは、すべての 1.544 Mbps トランクで利用できます。最大 256 とされる個々の B チャネルは、CT3 内蔵 HDLC コントローラと DSP リソースで完全にサポートされている ISDN キャパシティによって終端できます。
- 標準的な 100-Ω バンタム ジャックを使用すると、CT3 カードの手前で、通信に悪い影響を与えずに個々の T1/PRI 信号を監視できます。
図 4
Cisco AS5850 CT3/216 終端カード

Cisco AS5850 24 ポート E1/T1 終端カード
チャネル化 E1/T1 トランク カードは、最大 24 の E1 R2、PRI、または intermachine trunks(IMT)に物理的な終端を提供します。4 つの 24 ポート インターフェイス カードを使用する Cisco AS5850 Universal Gateway は、最大 86 の E1 トランクまたは 96 の T1 トランクを完全に終端できます。これらのトランク カードの E1/T1 インターフェイス ポートは、他のインターフェイスとは切り離して設定できます。したがって、ユーザはさまざまな E1 トランクおよび ISDN PRI トランク(それぞれ異なるスイッチ タイプに接続)をすべて同じ Cisco AS5850 プラットフォーム上で設定できます。各トランクを設定するのに、標準的な Cisco IOS ソフトウェア CLI を使用できます。
次に、サポートされているトランク タイプについて簡単に説明します。
- T1 トランクと E1 トランクのために R2 シグナリングによって CAS がサポートされます。
- SS7 シグナリング コントローラと併用する場合、IMT がサポートされます。
- 多くの国で E1 R2 バリアントが必要とされます。管理と相互の登録シグナリングのために、国ごとのデフォルトが用意されています。
- ISDN PRI シグナリング用に、インターフェイスを設定すると、汎用アクセス(アナログ モデムまたはデジタル コール)がサポートされます。T1 トランクと E1 トランクの両方で、PRI シグナリングを使用できます。PRI シグナリング用にインターフェイスを設定すると、PRI 回線の反対側にあるスイッチの識別が必要になります。
標準的な 100-Ω バンタム ジャックを使用すると、E1/T1 終端カードの手前で、通信に悪い影響を与えずに個々の E1/T1 PRI 信号を監視できます。シスコは主要なすべてのスイッチ タイプをサポートしています。そして、これらのスイッチでサポートでき、なおかつサービス プロバイダーの興味を引くような新機能を積極的に追及しています。表 1 にサポートされているスイッチ タイプと機能を示します。
図 5 に 24 ポート E1/T1 終端カードを示します。
図 5
Cisco AS5850 24 ポート E1/T1 終端カード

Cisco AS5850 324 ポート DSP カード
Cisco AS5850 324 ポート DSP カード(図 6)は、Cisco ASAP と互換性のある 324 DSP ポートを搭載した完全機能のカードです。Cisco AS5850 Universal Gateway の場合、DSP ポートは、DSP リソースのために any-to-any の完全にプールされたモデルと完全な一貫性を持っています。
DSP ステータス、リアルタイムの call-in-progress 統計情報、リソース アクティビティ ログ、ハードまたはソフトのビジー アウト、DSP ファームウェア アップグレードのために、ポート管理機能を使用できます。コール トラッカ機能を使用すると、コンソール、SNMP、または RADIUS アカウントで追加の情報を取得できます。
図 6
Cisco AS5850 324 ポート汎用ポート カード

要約
Cisco AS5850 Universal Gateway は、高密度汎用ゲートウェイであり、クラス最高のキャパシティとアベイラビリティを提供します。大規模サービス プロバイダーの要求に応えるために、このゲートウェイが設計されました。いつでもどのポートでも、最大 5 つのチャネル化 T3(CT3)、96 の T1、86 の E1、あるいは 2 つの STM-1(108 E1)でデータ、音声、ファックス サービスをサポートします。
この製品は、全カードでのホットスワップ、ロードシェアリング、冗長性のあるホットスワップ電源、冗長ファンとファン バンク、冗長 Route Switch Controller(RSC)カード、および Call Admission Control(CAC)など、高いアベイラビリティ機能を提供しており、障害に強いシステムに必要なキャリアクラスの属性をすべて備えています。
この製品は、拡張性のある SNMP 管理機能やデバッグ機能によって、H.323、SIP、および MGCP コール制御プロトコルをサポートします。これは、Cisco PGW 2200 ソフトスイッチ、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ、いくつかのパートナー ソフトスイッチと併用します。
表 3 から 7 までは、Cisco AS5850 Universal Gateway の詳細な仕様を説明しています。
表 3 Cisco AS5850 Universal Gateway システム データ
| 機能 | 利点 |
|---|---|
表 4 Cisco AS5850 Universal Gateway プロトコルの概要
表 5 Cisco AS5850 Universal Gateway 環境データ
表 6 Cisco AS5850 Universal Gateway の電源仕様(標準的な DC)
| 電源 | 説明 |
|---|---|
オプションの AC 入力電源は、入力電圧 100 ~ 260 VAC の間で動作し、ダイヤル シェルフに -48 VDC の電力を供給します。AC 入力電源は、力率補正機能を使用して供給する入力電圧を自動的に調整します。
表 7 Cisco AS5850 Universal Gateway の寸法データ
| 製品 | 仕様 |
|---|---|