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エリクソンとシスコ、将来のネットワーク創出に向けて提携


エリクソンとシスコ、将来のネットワーク創出に向けて提携

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2015年11月12日

  • 産業の垣根を越えて顧客の成長を促進し、イノベーションとデジタル化を加速する次世代の戦略的パートナーシップ
  • 業界最大の規模とサービスで、サービスプロバイダー、企業、IoT (Internet of Things) エコシステムに顧客価値の差別化を提供
  • 2018年までに両社それぞれに見込まれる売上増は、10億米ドル以上

ネットワーク、モビリティ、クラウドの開発と提供において業界を牽引するエリクソン (NASDAQ:ERIC) と米国シスコ (本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は、将来のネットワークの創出に向けて、ビジネスとテクノロジーの両分野に渡るグローバルなパートナーシップの締結を発表しました。今回の包括的な提携により、ルーティング、データセンター、ネットワーキング、クラウド、モビリティ、管理、制御、グローバルサービスの提供に至る各分野で両社が持つ最高の技術とサービスの提供が可能となります。 両社が、今後提供していく顧客価値は以下の通りです。

  • サービスプロバイダーにエンド・ツー・エンドの製品及びサービスポートフォリオ、ならびに新しいビジネスモデルを促進する共同イノベーションを提供
  • 安全性の高いシームレスな屋内/屋外ネットワーク技術アーキテクチャにより、未来のモバイルエンタープライズ体験を創出
  • 両社のスケールとイノベーションを統合し、デジタル化政策やIoTの創出に必要なプラットフォームの構築とサービスを加速

モビリティ、クラウド、デジタル化が主導する世界における未来のネットワークには、アジリティ、自律性、高度な安全性を確保する新たな設計指針が必要となります。エリクソンとシスコは、デバイスやセンサーからアクセスネットワークやコアネットワーク、企業ITクラウドにいたるまで、5G、クラウド、IP、IoTを含めたネットワークアーキテクチャ全体にわたってリーダーシップを発揮し、この課題に共同で取り組んでまいります。

IT及びネットワーク全体にわたる管理運用に関するコンサルティング、統合、サポートなどの、グローバル規模のサービスを含め、エリクソンとシスコの両社が双方の能力を補完的に活用することで、お客様はビジネスの変革をより一層迅速に実行することが可能となります。

今回の提携は、基準アーキテクチャと共同開発、システムベースの管理及び制御によるネットワーク変革へのコミットメント、広範な再販売契約、主要新興市場セグメントにおける協力関係など複数の契約を含みます。両社は自由な共同イノベーションを実現し、また双方の顧客のために、FRAND方針(Fair, Reasonable And Non-Discriminatory)について協議し、それぞれの特許ポートフォリオのライセンス契約を締結することで合意しました。この契約の一環として、エリクソンはシスコからライセンス料を受領します。

エリクソンとシスコは相互に補完できる強力なパートナーであり、両社を合わせて5万6,000件を超える特許、110億米ドルの研究開発投資額、7万6,000名のサービス専門家を有し、180を超える国々の顧客にサービスを提供しています。

この戦略的パートナーシップは両社の今後10年間の成長と価値創出を牽引することになります。各社は2016年には収益を確保し、2018年までには10億米ドル以上の売り上げ増を見込んでいます。またこのパートナーシップにより、両社がそれぞれの取り組みと投資を成長市場に提供することで、新たなビジネスチャンスをもたらすと期待しています。

両社のメンバーで構成されるチームは、SDN/NFV、ネットワーク管理、制御に重点を置いた共同の取り組みにも着手します。

センタービュー・パートナーズ(Centerview Partners)は 戦略的パートナーシップについてアドバイスを提供しています。

コメント

Ericsson、プレジデント兼最高経営責任者、ハンス・ヴェストベリ(Hans Vestberg)氏
「シスコと共にネットワーク化社会の進展に貢献できることを喜ばしく思います。第一に両社は、企業や業界のデジタルフォーメーションにおいてネットワークが果たす戦略的役割について、同じビジョンを共有しています。この協力関係は当初はサービスプロバイダーに注力しますが、その後は法人セグメントにおけるビジネスの創出に重点を移し、産業界全体におけるIoTサービスの規模拡大と導入を加速していきます。エリクソンにとってこのパートナーシップは、過去数年にわたって継続してきたIP戦略を強化し、自らを変革する上で重要な一歩となります」

シスコ、最高経営責任者、チャック・ロビンス(Chuck Robbins)
「市場が目まぐるしく変化する中で成功する企業とは、適切な戦略的パートナーシップを築き上げ、イノベーション、成長、顧客価値の創造を加速できる企業です。今回の提携で、それぞれ輝かしいイノベーションの歴史と明確なビジョンを持ち、業界のリーダーである2社が手を結びます。シスコはこの1年間、エリクソンと共に将来の業界リーダーシップ戦略の策定に取り組んできましたが、今日からはその戦略を共に実行していきます。今回の協力関係は、両社の成長、お客様に対する比類なき価値の提供、通信業界における素晴らしいイノベーションをもたらしていくことでしょう」

Vodafone、グループ チーフエグゼクティブ、ヴィットリオ・コラオ(Vittorio Colao)氏
「エリクソンとシスコの提携を歓迎します。超高速ネットワーク、クラウドサービス、IoTがボーダフォンのお客様の中心的なニーズになりつつある今、このパートナーシップが通信業界全体のイノベーションのペースをさらに加速するものと考えています」

AT&T、会長兼最高経営責任者、ランダル・ステファンソン(Randall Stephenson)氏
「シスコとエリクソンの発表は、IPと無線ソリューションのシームレスな統合の重要性を明確に示すものです。この種の取り組みは、AT&Tが統合ソリューションに向けて過去4年間に打ち出した計画と投資に合致しています」

Verizon Communications、EVP兼最高情報・技術アーキテクト、ロジャー・ガーナニー(Roger Gurnani)氏
「このグローバル・パートナーシップは、業界再編の引き金となる可能性を秘めています。エリクソン、シスコと共に働けることを楽しみにしており、新しい無線技術の開発を加速するであろうパートナーシップの誕生に大いに期待しています」

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* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<Ericsson and Cisco Partner to Create the Networks of the Future>