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シスコの次世代リーダー


シスコの次世代リーダー

 
フランシーヌ・カソーダス(Francine Katsoudas) | 2015年5月4日、午前5時30分(太平洋標準時)

 

  * 米国Cisco Systems Inc.で掲載されたブログを翻訳したものです。コメントやフィードバック等はオリジナルサイトからお願いいたします。

フランシーヌ・カソーダス(Francine Katsoudas)
シスコ、シニアバイスプレジデント、チーフ ヒューマンリソース オフィサー

ロデリックC. マックゲリー(Francine Katsoudas)
シスコ、取締役、シスコ報酬/経営開発委員会長兼サーチ委員会

McGeary and Katsoudas

 

シスコの 最高経営責任者(CEO)、ジョン・チェンバース(John Chambers)は常に、CEOの承継についての言及は後任者が決定するまで控えさせていただくとお伝えしてきました。そして今日、チャック・ロビンス(Chuck Robbins)がシスコの次期CEOに指名されたことをここにお知らせします。

直近16ヶ月間、シスコ報酬/管理開発委員会、シスコ理事会は、テクノロジー業界の中でも最も尊敬され、長期に渡って精力的に任務を果たした当社CEOの承継プロセスに注力してきました。

私達は、 ほぼ10年間にわたって、すべての重要な役職の人事において、着実な承継とリーダーシップのプランニングを遂行してきました。 そして、 ジョン・チェンバースがCEO に就任して以来、昨年秋のCFOの移行をはじめとするさまざまな交代をシームレスに行ってきました。

委員会では2年以内の継承をふまえ、CEO承継プロセスが 2014 年1月に正式に開始されました。初期段階では、私達は当社のアプローチや決定を方向づけるべく、5 つの原則を採用しました。

  1. 綿密で戦略的かつ計画的であり、結果的に大きな成功とみなされる承継を実行すること。
  2. 今後 10 年以上にわたって成功を収めるシスコのCEOを定義する明確な基準を定めること。
  3. CEOの承継そしてその後において重要な役割を果たすリーダーを見定め、育成すること。
  4. 機密プロセスの遂行において、業務への影響を最小限にとどめ、また、全ての候補者が平等に敬意をもって扱われること。
  5. 急速に変化するこの業界を考慮し、短期間での実行と共に、今後10年間のダイナミックなビジョンと戦略の促進も可能な候補を選択すること。

承継プロセス管理

ロデリックC. マックゲリー(Francine Katsoudas)、シスコ、取締役、シスコ報酬/経営開発委員会長兼サーチ委員会

事前に、取締役会はプロセスの設計とモニタリングを報酬/管理開発委員会へ委任し、各重役会議での定期的なレポートや話し合いを行いました。このプロセスの開始にあたり、委員会のメンバーであるキャロル・バーツ(Carol Bartz)、マイケル・バーンズ(Michele Burns)、ブライアン・ハッラ(Brian Halla)と共に、シスコの次期CEOに必要な特性、経験、資質と言った包括的なプロファイルを作成しました。シスコのCEOは、日々の成功を導き、急速な変化や困難に立ち向かうべく成長し続けなければなりません。

私たちは、グローバルなエグゼクティブ サーチ コンサルティング企業である スペンサー・スチャアート(Spencer Stuart)に、私達のプロセスに対する個別の見解と候補者の提供を依頼しました。外部候補者の評価と各社内候補者への面接を行い、それを基に比較するよう依頼しました。彼らは最終評価、ディスカッションを含む戦略的な意見番の役目を果たしました。

シスコの歴史における次の章において必要なこと、そして各主要候補者がどう貢献できるかについて、昨年1年間かけて理解を深めてきました。外部候補者は全プロセスを通じて審査対象でしたが、最終的に新しいリーダーとしての即戦力を考慮した結果、複数人の社内候補者に絞られました。

候補者の特定と検討

フランシーヌ・カソーダス(Francine Katsoudas)、シスコ、シニアバイスプレジデント、チーフ ヒューマンリソース オフィサー

当初より、 ジョン・チェンバースは、自分の役割が世界最高クラスの承継者候補の育成であると認識していました。彼は、委員会がシスコにとって正しいリーダーを選出すると信頼していました。

プロセスの初期段階で、私たちは綿密なリーダーシップ評価と全面的なレビューを開始しました。各リーダーや将来のリーダー チーム候補者に対して、リーダーとしての可能性、貢献度、発展分野と幅広いリーダーシップ サポートについての評価を行いました。このデータは、有力なCEO候補者が誰かを知るだけでなく、リーダーシップ チームがどう進化していくのかの理解にも繋がりました。

社内候補と優秀な外部候補者の評価を終え、候補者はリスト上部の数人に絞り込まれました。シスコの9人の独立した各委員により、これら社内候補者に対する面接が数時間にわたって行なわれました。また候補者からは、各自が持つシスコへのビジョンと、そのビジョンに対するCEOとしての構想が書面で提出されました。

2015年3月に委員会が開催した数日にわたるミーティングで、CEO候補者は各自が描くシスコの将来と、CEOとしてそのビジョンをどう遂行していくのか、プレゼンテーションを行いました。これにより、外部候補者が絞り込まれました。

決定

ロデリックC. マックゲリー(Francine Katsoudas)、シスコ、取締役、シスコ報酬/経営開発委員会長兼サーチ委員会

委員会は評価プロセス、面接、社内候補者のプレゼンテーション、外部候補者について報告を行いました。委員会メンバーの持つ背景は様々ですが、各候補者に対する照準や知識は驚くほど素晴らしいものでした。

より正式なディスカッションに先立って意向を知るために実施された非公開投票では、最も優れた社内候補者においての意見が一致していました。その後何週間にもわたり、私たちは再度社内と外部候補者のベンチマークを行い、最終的にシスコ社内に適切な候補者がいると満場一致で合意しました。委員会は5月1日金曜日に投票を行い、次期CEOにチャック・ロビンスを選出しました。彼は、先に私達が定めた最適なシスコCEOとしての特長や特性全てを体現しています。真のリーダーシップ、文化的な調和、技術感覚、シスコへのビジョンなどを総合して、チャック・ロビンスは外部や社内の全候補者の中でも際立っていました。

将来へ向けて

シスコの次期CEOとして、チャック・ロビンスはシスコを比例なき素晴らしい企業にすること、そしてシスコを新たなレベルへ導くための変革の先導者となるでしょう。シスコが新たな章を迎えるにあたり、チャック・ロビンスにはシスコ理事会から全幅の信頼が寄せられています。

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* 米国で発表されたブログの内容は、以下をご参照ください。
<Identifying Cisco’s Next-Generation Leader>