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シスコ、ELCIAと提携し、バンガロールにアジア初のエンドツーエンド「Internet of Thingsイノベーション ハブ」を構築


シスコ、ELCIAと提携し、バンガロールにアジア初のエンドツーエンド「Internet of Thingsイノベーション ハブ」を構築

バンガロールにESDMエコシステムに向けて「Living Lab」が登場

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2014年7月2日

米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は、本日バンガロールでアジア初となるエンドツーエンドの「Internet of Things(IoT)イノベーション ハブ」の構築を目指し、インドのエレクトロニクス シティ産業協会(ELCIA)との間で戦略的提携を行うことを発表しました。インドにおけるインターネットの急速な普及を踏まえた今回の提携は、エレクトロニクス シティ(バンガロールの工業団地)でIoT製品の開発に携わるESDM(電子システム設計・製造)などの企業のサポートに向けて、新しいエコシステムの基盤を確立することを目的としています。この野心的なプロジェクトにELCIAが選ばれたのは、ELCIAがインドで唯一のブラウン フィールドのESDM団体であり、製品の設計・製造におけるイノベーションの推進に向けてインド政府が創設した基金の受け取りを条件付きで許可されているためです。

インド電子機器・情報技術局(DeitY)が公表したタスク フォース レポートによれば、インドの電子機器ハードウェアの需要は、2020年までに4,000億ドルに達すると予想されます。今回の構想は、インドの国内需要を満たすと同時に、高まる市場機会とインドにとって貴重な外貨獲得の機会を現地メーカーに与えます。

この取り組みの一環として、シスコは、IoT対応スマート シティ環境に使用する電子製品プロトタイプのテストと生産に関して、必要なネットワーク インフラストラクチャと専門知識を提供します。ESDMの新興企業をはじめとするエレクトロニクス シティの企業は、この「Living Lab」を通じて、スマート パーキング、スマートCCTV監視、スマート ライティング、スマート水道管理/水漏れ検出、コミュニティ内メッセージ交換など、都市インフラ管理(CIM)のソリューションを構築することができます。このプロジェクトでは、コミュニティのWiFiサービスを構築して公共サービスへのアクセスを可能にするために、Cisco® Smart+Connected™ CityのWiFiソリューションを利用します。また、ELCIAは、アクセス ポイント、ルーター、スイッチ、その他必要なハードウェア、ソフトウェア アプリケーションで構成されたシスコのネットワーク機器をスマート シティの光ファイバー バックボーン ネットワークに接続します。スマート シティ プロジェクトの第1段階はエレクトロニクス シティに展開し、それを複製可能モデルとしてバンガロールの残りの地域やインドの他の都市、他の地域や新興市場にも展開する予定です。IoTの新製品やアプリケーション開発に関して斬新なアイデアと採算の合うビジネス ケースを持つ参加企業は、シスコのIoTイノベーション基金から開業資金を得ることができ、さらに全世界を対象としたシスコIoTチャレンジに参加するチャンスも与えられます。

今回のプロジェクトは、テクノロジーを中心として都市の経済発展と生活の質の向上を図るCisco Smart+Connected Communities™(以下 S+CC) 構想の一環です。重要なのは、運輸、医療、教育、電気・ガス・水道、送電網、不動産の各種デジタル対応サービスを都市中に展開するためにネットワークを使用する点です。

シスコ、スマートアンドコネクティッドコミュニケーション(S+CC)担当プレジデント兼副CGO(Chief Globalization Officer)、アニル・メノン(Anil Menon)は、この構想に関して次のように述べています。「インドは当社の新興市場戦略において常に中心的存在であり、この計画は、IoT対応テクノロジーにおける当社のグローバルな専門性を示す絶好の機会です。当社のIoE指標によれば、インドにおける潜在的価値は348億ドルにのぼります。こうした潜在価値をインドの新興企業がフル活用できるように、当社は効果的なエコシステムの構築に取り組んでいます。それは最終的にイノベーションによる雇用機会創出と経済成長につながります」

エレクトロニクス シティ産業タウンシップ局(ELCITA)局長、キロン・シャー(Kiron Shah)氏は、今回のプロジェクトについて次のように述べています。「ELCIAは、ESDMをはじめとするエレクトロニクス シティの企業とともに、S+CCチームのサポートを受ける機会を得ました。シスコとの提携で設置されるIoTイノベーション ハブとLiving Labを活用し、センサー デバイス/アプリケーションの開発からテスト、プロトタイプ製作、フィールド展開に至るまで、シスコと協力して取り組んでまいります」

今回の提携を基盤に事業拡大を目指すELCIA会長アルーナ・ニュートン(Aruna Newton)氏は、次のように述べています。「シスコとの今回の提携によって、ELCIAとESDM企業ならびにエレクトロニクス シティの他の企業は、製品やソフトウェア アプリケーションのイノベーションと開発の機会を得ることができます。これらの製品やアプリケーションをインド各地や新興国の実際のスマート シティ プロジェクトに展開すれば、都市インフラ管理機能の最適化を図ることができます。電子機器製造とESDMの世界勢力図においてインドを主要メンバーに位置付けるという国家目標にも貢献することができます」

エレクトロニクス シティ産業協会(ELCIA)について

エレクトロニクス シティ産業協会は、1992年、インド産業の発展に必要なインフラストラクチャの開発を円滑化するために設立されました。適正な企業統治、制度の透明性、専門的な組織管理に取り組んできた結果、エレクトロニクス シティは、2013年カルナタカ州政府により、同州初の産業タウンシップ地区に選ばれました。
ELCIAは180以上の企業で構成され、その内訳は、IT、エレクトロニクス、メカトロニクス、コンサルティング、医療機関、教育機関などさまざまです。直接雇用は12万5,000人以上に及び、インドの電子機器ソフトウェア/ハードウェア輸出の約25%を占めます。 産業振興のビジョンのもと、ELCIAは電子機器産業の援助に向けて、将来のチャンスと現在の潜在能力の活用、ビジネス エコシステムの構築を目指す会員企業のためにビジネス プラットフォームを提供しています。ELCIAの詳細は、http://www.elcia.inをご覧ください。

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* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<Cisco partners with ELCIA to develop Asia's first end-to-end ‘Internet of Things Innovation Hub' in Bangalore>