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医療に焦点を当てた「Cisco Customer Experience Report」調査


医療に焦点を当てた「Cisco Customer Experience Report」調査:消費者の 74 % は仮想世界で医者の診断を受けることに抵抗がないことが明らかに

調査の結果、個人データ、遠隔医療、医療情報へのアクセスに対し、消費者の意識が変化していることを明らかに

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2013 年 3 月 4 日、ニューオーリンズ

シスコは本日、医療に焦点を当てた「Cisco Customer Experience Report」の結果について Healthcare Information and Management Systems Society Conference で発表しました。グローバル レポートでは、医療現場の患者の医療に対するカスタマー エクスペリエンスに関する消費者および医療意思決定者(HCDM; Health Care Decision Maker、以下、HCDM)の認識について調査しています。

レポートの結果は、ネットワークの情報、テクノロジー、帯域幅、統合が「新しい世界」の中心を占める中、人的な側面とデジタルの側面の両方が、患者エクスペリエンス全般の主要な要因となっていることを明らかにしています。これらの要因が、よりリアルタイムで意味のある患者と医師のインタラクションをもたらします。

この調査では、個人ヘルス データの共有、対面医療と遠隔医療の参加、テクノロジーを使った個人の健康診断に対する消費者と HCDM の見解について調べています。これらのトピックの見解は、2 つのグループ間(消費者と HCDM)で大きく異なりました。調査は 10 の地域で行われました。

2013 年前半に実施されたグローバル レポートは、10 ヵ国を対象に 1,547 人の消費者と HCDM から回答を得ています。また、各国では多様な経歴を持つ幅広い年齢層の消費者と HCDM を対象に調査を行いました。

プライバシーと個人サービス

ここでは、消費者と HCDM が、より良いエクスペリエンスを実現するためには、個人ヘルス情報や医療情報を共有することを厭わない点について焦点を当てました。全体として、医療従事者は患者を含む一般人よりも個人情報やプライベート情報を共有することに積極的でした。すべての医師、患者、一般人が個人ヘルス情報を積極的に共有し、医療の質を高めようとしている割合は、地域によって異なります。

主な結果:

  • ドイツと日本を除くほとんどの消費者は、クラウド上でカルテを安全に利用できるようにすることに抵抗がありません。
  • 調査対象の半数近くの消費者と 2/3 の HCDM は、ソーシャル メディア チャンネルを通じてヘルス情報を共有および受信することを厭いません。
  • 80 % 近くに及ぶほとんどの北米の消費者は、医師が治療するために利用できるすべての情報を入手し、最も個人に合った診断を下せるようにするため、完全な医療歴と診断情報を提出することを受け入れています。DNA の提出について、ロシア人消費者の 90 % は抵抗を示しませんでしたが、日本人消費者の 50 % は抵抗を感じています。
  • HCDM のおよそ半数は自国でヘルス データや医療データのプライバシーが十分に保護されていると考えていますが、消費者では少数です。消費者と HCDM 間で最も大きい違いが見られたのはブラジルで、およそ 2/3 の消費者が自国のデータ保護が十分であると考えている一方、10 人中 8 人の HCDM はそうではないと考えています。米国では、HCDM の 60 % 近くがデータ保護について信頼している一方、そのような消費者は 40 % のみになりました。

対面型と 仮想カスタマー サービス

レポートの結果は、医療エクスペリエンスでは対面型のインタラクションが常に望まれるという前提を覆すものでした。消費者は対面型の医療法にいまだ大きく依存している一方、医療への仮想アクセスと、人との接触という選択肢を提供した場合、患者と一般人の 3/4 が医療への仮想アクセスを選択し、テクノロジーを使って医師とのインタラクションを行うことを厭わないとしています。

主な結果:

  • 消費者の 3/4 は医師と直接会う代わりにテクノロジーを使って医師とコミュニケーションを図ることを厭わないとしています。
  • 中国、ロシア、メキシコでは、消費者の 3/4 近くが仮想テクノロジー(ビデオ チャット、テキスト メッセージなど)を使って専門家と健康状態についてコミュニケーションを図ることを厭わないとしています。
  • 60 % を超えるドイツ、日本、米国の消費者は、 仮想テクノロジーを使って専門家の治療を受けることを厭わないとしています。
  • 患者や一般人は、コスト、利便性、交通費を含め、あらゆるものを犠牲にしても実績のある優れた医療機関で信頼できる治療と診断を受けたいと考えています。

消費者と HCDM のテクノロジーに対する依存度

マシンがネットワークでつながるようになったため、マシンは医療エクスペリエンス全般でより大きな役割を担っています。モバイル デバイスでヘルス情報にアクセスすることへの関心は急速に高まっており、メキシコ、ブラジル、中国では消費者の第一の関心事になっています 。

主な結果:

  • 消費者の 10 人中 4 人は、コンピュータやモバイル デバイスから医師、病院、投薬などに関する推奨情報を自動的に受信することに興味を示しています。
  • モバイル デバイスに医療アプリをインストールしている消費者の大半は、健康に良い食事と運動に関するアプリを使用している一方、消費者の 25 % は持病管理向けのアプリを使用しています。
  • およそ 4 人に 1 人が健康関連の通知をデバイスで受信しています。

コメント

公共部門と医療担当のキャサリン・イングリッシュ氏
「世界の医療で最も意識されているのは、患者と医療機関のエクスペリエンスです。デジタルと物理の世界がますます交じり合い、医療機関の間でコラボレーションと情報共有が増える機会が生じて、医療エクスペリエンスを改善してより効率的に運用することが可能になっています」

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シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
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* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<Cisco Study Reveals 74 Percent of Consumers Open to Virtual Doctor Visit>