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シスコの新ソリューション、サービスプロバイダーや企業に魅力的かつ収益性の高いモバイル エクスペリエンスを実現するロケーションベースの最先端Wi-Fiネットワーク技術を提供


シスコの新ソリューション、サービスプロバイダーや企業に魅力的かつ収益性の高いモバイル エクスペリエンスを実現するロケーションベースの最先端Wi-Fiネットワーク技術を提供

AT&Tがファーンバンク自然史博物館の展示に新たな息吹を吹き込み、
コペンハーゲン空港のオペレーションを効率化

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2012年11月15日、米カリフォルニア州サンノゼ発

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下 シスコ)は本日、企業が顧客に提供するエクスペリエンスを強化し、新たな収益機会の創造を支援する、最先端Wi-Fiロケーションデータ解析プラットフォームを発表しました。空港や小売店舗、ホテル、病院、大学など、Wi-Fiネットワークを導入する公共施設が増加した今日、ネットワーク接続数の増加にしたがって、ニーズもさまざまに拡大しています。シスコの新プラットフォームはこうしたニーズに対応します。

現在、シスコは米国のファーンバンク自然史博物館次世代インターネット ソリューションを提供しており、来館者が自分のモバイルデバイスを利用してさまざまな体験ができる新たなパーソナル アプリケーションを実現しています。新しいロケーションベース製品は、AT&T Wi-Fiネットワークとの組み合わせで動作し、博物館内のネットワークに豊富な機能を提供しています。また、デンマークのコペンハーゲン空港にも、コンテキスト認識型のシスコの新しいロケーションデータ解析技術が導入され、空港オペレーションの効率を向上させ、業務関連の意思決定にこの先端機能を取り入れることによって、利用客により快適な旅行体験を提供しています。

どちらの組織も、Wi-Fiネットワークに組み込んだシスコのコンテキスト認識型データ解析技術をいち早く導入して新たなビジネス機会を生み出し、顧客エクスペリエンスを強化すると同時に業務の効率化を実現しています。これらはシスコが先頃買収した ThinkSmart Technologiesの技術とCisco®モビリティサービスエンジン(MSE)に搭載の新ロケーションサービスおよび解析機能をベースに、シスコのユニファイド アクセス ソリューションの一環として構築されたものです。このソリューションをもとに、シスコは小売、旅行、ホスピタリティ、ヘルスケア、教育をはじめとするさまざまな業界に向けたインテリジェント ネットワークの提供に取り組んでいます。

Cisco Visual Networking Index (VNI) Forecastでは、2016年にはネットワーク接続されるモバイルデバイス数は189億台近くに達すると予測しており、モバイルビジネスのチャンスが拡大していくことが数字からも示されています。また、米調査会社ABIリサーチは、Wi-Fi対応デバイスは今後2015年までに全世界で300%増の20億台に達すると予想しています。ABIリサーチでは、Wi-Fiのトラフィックについても2016年まで年平均34%の割合で拡大し、インターネットプロトコル(IP)トラフィック全体の半分を占めるようになると予測しており、これらのデータの大半が屋内で使用されることを合わせ、ユーザーからWi-Fiに対してさらに快適なエクスペリエンスを実現するための新たな機能が求められるようになると考えられます。

シスコとWi-Fiエコシステムのパートナーが実現する革新的なモバイル カスタマー エクスペリエンス

ファーンバンク自然史博物館

米ジョージア州アトランタにあるファーンバンク自然史博物館では、革新的で啓発的な体験を通じて自然界の不思議を紹介することに焦点を当て、さまざまなITを取り入れた最先端の教育機会を提供する先進的な試みを行っています。この博物館では創設20周年の記念事業の一環としてAT&TのWi-Fiネットワークを新たに導入するとともに、AT&Tとシスコとの協力によってWi-Fiと組み合わせて動作させ、コンテキスト対応で豊富な機能を持つ室内型ハイパーロケーション技術を採用して、この種のものとしては初のプラットフォームを作り上げました。

ファーンバンク自然史博物館では今年11月16日から、Meridianに搭載したオプトイン型の新アプリが無償で提供されます。来館者はこのアプリを使って、古生物学者の専門的な解説を聞きながら、博物館内をくまなく見て回ることができます。この「ファーンバンク ジャーナル」(見学日誌)にはオーディオやビデオのほか、タッチスクリーンを使った双方向型メニュー、アニメ、Q&Aクイズ、スケッチブックなどのアクティビティ プログラムが含まれており、館内でのユーザーのロケーションに応じて作動します。

来館者がジャーナルのメニュー全てを終了すると、さらに高度なコンテンツにアクセスして追加のアクティビティや「隠し機能」を取得したり、新たなチャレンジに挑戦して商品を獲得したり、さまざまなメニューが続けて用意されています。また、アプリでは館内での方向ナビゲーションが搭載された使いやすいビジター用マップや、展示物やIMAX®動画を含め、見学中のプラグラムの詳細な説明を表示することもできます。

この新アプリによって、ファーンバンク自然史博物館での楽しみ方が大きく変わります。来館者はそれぞれの興味に応じて、好きな機能を利用し自分で管理でき、博物館を再度訪れた際にはさらに新たな機能を付け加えることができます。また、ファーンバンク自然史博物館はこのアプリを活用して、館内だけのサービスを開始したり、来館者の持つモバイルデバイスにアクセスしてマーケティング プロモーションを実行したりすることもできます。解析プラットフォームによって館内の見学経路の状況や来館者の流れをリアルタイムおよび過去のデータから分析できるため、博物館では館内の職員の配置を調整し、最適なオペレーションを実行することができます。

デンマーク コペンハーゲン空港

デンマーク最大の空港コペンハーゲン空港は、北欧地域の主要国際空港として機能しています。この空港では航空関連の専門グローバルITプロバイダーであるSITAとパートナーシップを組んでシスコの最先端のロケーション解析機能を採用し、国際線ターミナルを出入りする利用客の流れを追跡しています。その結果、保安担当者や空港職員など、状況に応じて空港内の適切な人員配置を決定できるようになりました。

また、Wi-Fiネットワークを利用して状況を把握するとともに、フライト到着後の搭乗客の動きも監視でき、これにもとづいて入国手続きや税関部門の職員を配置できるようになりました。

コペンハーゲン空港はシスコおよびSITAと協力して、空港内の利用客の動きを詳細に検討することを主眼としてロケーション解析の導入を決定し、旅行客により良いサービスを提供するとともに、搭乗客の流れを効率化しています。

Qualcomm

シスコはQualcomm Technologiesの子会社でネットワークや接続性関連の事業を行うQualcomm Atherosと協力し、モバイル デバイス向けの正確な屋内測位機能を実現し、同時にシスコのWi-Fiインフラとの相互運用性を確保するための支援を行っています。この協力を通じてシスコのWi-Fiインフラが導入された施設の屋内ロケーション機能を高めるとともに、新しいサービスの発見や高度なコンテキスト認識を提供し、より優れたモバイル エクスペリエンスを実現しています。

インテリジェントなWi-Fiネットワークで「Blue Dot」を高機能化

コンテキスト認識に対応したシスコの新Wi-Fiテクノロジーは、「Blue Dot」を進化させ、Wi-Fiネットワーク上でのロケーションベースのモバイル情報アプリケーションを可能にする全く新しいタイプのモバイル マッピングサービスを実現します。これによって、モバイルユーザーは屋内や特定の施設内にいる時でも、さまざまな周辺情報を入手できるようになります。シスコのインテリジェントWi-Fiネットワーク技術は、ネットワーク接続デバイスに、標準的なGPS(global-positioning satellite)対応デバイスで利用できる既存のBlue Dotモバイル マッピング サービスやアプリケーションを通じ、より多様な情報や体験を提供します。

シスコのモビリティ サービス エンジン(MSE)の主な特徴は、以下の通りです。

  • ネットワーク サービス ディスカバリー:企業は、自社Wi-Fiネットワークに接続するモバイルユーザーを検知し、接続を提供し、関係性を構築することができます。
  • ロケーション解析:モバイルユーザーの企業施設内での動きに合わせたリアルタイムのロケーション解析や過去のトレンドデータを提供します。
  • モバイル コンシェルジュ機能:企業はそれぞれのスマートフォンに搭載されたアプリケーションを通じて、モバイルユーザーとの関係性を構築することができます。シスコが提供するモバイル コンシェルジュ用ソフトウェア開発キット(SDK)を利用して、Cisco MSEを使用したアプリケーションやサービスが簡単に開発できます。モバイル コンシェルジュは、企業が消費者に直接ターゲットを置いたマーケティングプロモーションを構築するためのインテリジェント プラットフォームとしても活用できます。

コメント

  • シスコ ワイヤレス ネットワーキング グループ担当 バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、スジェイ・ハジェラ
    「モバイル デバイスのインフラによって、企業は独自の手法を取り入れてエンドユーザー体験を変革することができます。ファーンバンク自然史博物館やAT&T、コペンハーゲン空港はこうしたトレンドの最前線に立ち、Wi-Fiを活用して顧客の興味や行動に合わせた魅力的なモバイル体験をいち早く導入して収益を拡大させています。ワイヤレス ネットワークのインフラに関し、シスコは無線周波数帯におけるさまざまなイノベーションや新たに取得したThinkSmart Technologiesのロケーション解析技術、屋内における新ハイパーロケーション機能などによって、他に類のない優れたエンドユーザー エクスペリエンスと強力なビジネス メリットを生み出しています。これまで屋内のロケーションや施設内で提供される地図は平面的で正確さに欠け、間に合わせ程度のサービスでしかありませんでしたが、モバイル ネットワークにおけるこれらの進歩によって、こうした時代は終わりを告げるのです」
  • AT&T コンシューマ マーケティング担当バイスプレジデント、ジョーイ・シュルツ氏
    「AT&Tでは単に接続品質を高めるだけでなく、Wi-Fiネットワークの価値を拡大させ、ビジネス イノベーションのプラットフォームへと変革させることをビジョンとしています。この取り組みを通じて、消費者や消費者にサービスを提供する企業に対して直接的な成果をもたらします。ファーンバンク自然史博物館での試みは、テクノロジー イノベーションを応用して企業と消費者との関わりを変革していく実例といえます」
    * AT&Tはファーンバンク自然史博物館の運営委員会のメンバーです。
  • ファーンバンク自然史博物館 シニア バイスプレジデント 兼 チーフ プログラミング オフィサー、ジェニファー・グラント・ワーナー氏
    「当博物館はAT&Tやシスコとの協力によって、この種のものとしては初めてとなるアプリケーションを提供し、来館者に教育的に高い価値を提供できることを非常にうれしく思います。画期的なこの技術によって、利便性を最大限に高め、来館者とのかかわりを一層強化する機会が得られるとともに、他では経験することのできない教育体験も提供でき、同時に解析機能を活用してビジネスプランやマーケティング戦略の強化につなげていくこともできます」
  • コペンハーゲン空港 アセットおよびテクニカル担当ディレクター、クリスチャン・ポールセン氏
    「コペンハーゲン空港はSITAとのパートナーシップを通じ、利用客の行動パターンデータからより一層有意義なインサイトを得るために、シスコのリアルタイム ロケーション解析ソリューションを採用しました。当空港にとっては、利用客のエクスペリエンスを向上させることが何より重要であり、お客様がストレスなく当空港を利用していただけるよう努力を重ねています。旅行客をサポートするための職員の適切な水準を確保するだけでなく、将来的にはプッシュ通知機能を導入して、利用客に対してフライト情報や旅行に関係する資料などを提供することも視野に入れています」
  • Qualcomm ロケーション関連製品およびテクノロジー担当バイスプレジデント、コーマック・コンロイ氏
    「Qualcommにとって屋内ロケーション サービスは非常に大きなビジネスチャンスであり、モバイル エクスペリエンスを強化し、ネット接続したコンシューマとの双方向関係性を創造する新しい手段を企業に提供することができます。Qualcommは屋内ロケーションのための一体的なソリューションの提供を通じて、シスコのワイヤレス インフラを活用した公共およびプライベートな場での屋内ロケーションサービスを促進します。シスコとQualcommの強みを組み合わせることによって、現在普及している屋外でのサービス同様、屋内でもロケーション技術をユビキタスに利用できるようになります」

関連パートナーおよび関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1005R)

* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<New Cisco Solution Helps Service Providers & Enterprises Deliver Exciting, Profitable Mobile Experiences with Advanced Location-Based Wi-Fi Technology>