シスコ、「コネクテッド ワールド」のIPv6へのスムーズな移行を支援
移行に対するITリーダーの懸念に対応する新ソリューション
2011年5月24日、カリフォルニア州サンノゼ発
米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下 シスコ)は本日、企業がIPv4からIPv6へとスムーズに移行するための新製品とサービスを発表しました。これは、ITリーダーが抱いているIPv6のセキュリティ、導入、メンテナンスに関する懸念に対応することを目的としており、IPv6への移行の管理にあたって、外部の専門的知識が求められているという事実がシスコの新しい調査結果で明らかになったことに基づいています。また、25年間にわたりインターネットプロトコル開発の中心的存在であるシスコは、6月8日に実施されるIPv6の24時間グローバル「テストドライブ」であるWorld IPv6 Dayへの参加をネットワークベンダーとして初めて表明しています。
今年前半にIPv4アドレスの在庫が枯渇したため、長期的な事業継続にはIPv6への移行が唯一の選択肢です。そのためには、ネットワーク、ソフトウェア、アプリケーションのすべてにおいて、IPv4とIPv6を一元的に管理する必要があります。シスコは、この特殊な問題に対処するためのスイッチ、ルーター、セキュリティ デバイスなど幅広いポートフォリオを有しており、これらの製品は国際的なIPv6テストプログラム(「IPv6-ready logo」を参照)および米国政府によるテスト(「USGv6」準拠)に対応済みです。これらのポートフォリオは、5月初旬米国ラスベガスで開催されたInteropにおいて、シスコがネットワーク分野の主要プレーヤーとして、多くのベンダーとInteropNetを共同構築した際によくご覧いただいています。InteropNetとは、IPv4とIPv6を同時運用して、データ、音声、動画サービスを15,000人以上の参加者と400社以上の出展者に配信する、業界初のエンドツーエンドの展示会場のネットワークです。
概要
シスコは、IPv6におけるリーダーシップを発揮し、新ソリューションで、お客様のIPv4からの移行を無理なく加速いたします。
- USGv6準拠:Cisco ISR G2 ルーター プラットフォーム上でのIPv6バーチャル プライベート ネットワーク向けのIPsec v2サポートにより、デュアルスタックIP環境への移行が実現し、最新のシスコIPv6対応ISRルーターが揃いました。
- ステートフルNAT64:Cisco ASR 1000シリーズ ルーター プラットフォーム上でのステートフルNAT64サポートにより、IPv6デバイスによるIPv4サーバーへのアクセスが可能になりました。NAT64対応により、IPv4のみのサーバーやネットワークをそのままご利用いただけます。
- Location/ID Separationプロトコル(LISP):シスコのルーティングおよびスイッチング プラットフォーム上で提供されるLISPは、迅速なデュアルスタック設定のためのIPv6 over IPv4トンネルの構成および変更を自動化し、IPv6の導入を簡単にします。
- シスコのネットワーク最適化支援サービス:お客様のネットワークの健全性管理と、新技術やボーダレスなビジネス イノベーションに向けた準備をお手伝いします。グラフィックによるネットワーク診断や、IPv6導入の自動化を支援する新たなIPv6デバイス対応状況評価などを、スマートに分析します。IPv4からIPv6への移行中、そして移行後のネットワークの健全性を最適化するお手伝いをします。
- ファースト ホップ セキュリティ:デュアルスタック キャンパス導入のための即時IPv6アクセス セキュリティです。現時点では、シスコの製品ポートフォリオ専用です。
調査の概要
多数の企業がIPv6の導入を計画し、ネットワークの移行を進めている中、こうした製品およびサービスを発売します。シスコは4月下旬、米国を拠点とする101のIT企業の幹部に対する調査を実施し、その調査結果の一部を本日発表しました。
- ITリーダーの大半(78%)が、現在IPv6への移行を完了している、または移行中であると回答しています。
- IPv6への移行作業のほとんど(94%)が、過去2年以内に開始されました。一方で、まだ移行作業を開始していない企業は、調査実施時から少なくとも9カ月以内には開始する計画であると回答しています。
- 回答者の半数以上(55%)が、移行期間中に外部のコンサルタントによる支援を受けることを計画または検討しています。
- 回答者の半数以上(54%)がこの移行が自社にとって欠かせないものとして考えており、ほぼ4分の3の回答者(73%)がこの恩恵を逃すことを懸念しています。
- 移行の動機は公衆インターネット上での相互接続のため(50%)がトップでしたが、ユーザーデバイスへのネットワーク対応(18%)や、競走力における差別化要因(18%)としてIPv6をとらえているとする回答も多く見られました。
- ほとんどの回答者(92%)が、社内のセキュリティ チームが移行の取り組みに携わっています。
- 移行に伴う懸念事項には、セキュリティ脆弱性(60%)や、移行技術の維持(53%)、移行技術の導入(50%)が挙げられました。
- 回答者の大半(56%)が、移行に関する責任はサービスプロバイダーと自社の双方が負うべきであるとしています。
- IT企業の大半においてIPv6にトップレベルの資金と優先度が与えられており、63%の回答者が、理事会がその取組みを監視していると回答しています。
コメント
- シスコ ディスティングイッシュト エンジニア、マーク タウンズレー
「IPv4は、これまで30年にわたり非常にうまく機能してきました。次世代への移行は簡単ではありませんが、インターネットの継続的な成長には欠かせません。シスコのアプローチは、維持(Preserve)、準備(Prepare)、繁栄(Prosper)の3段階でお客様への支援を進めます。お客様は、まず既存システムの監査や必要に応じた移行技術の活用により現在の投資を保護し、IPv4と共存しながら戦略的にIPv6を展開する準備をします。そのうえで最終的にIPv6に完全対応したインターネットへ移行して、次の繁栄を築く必要があります。このようにして、ビジネスイノベーションを実現する、より大規模で効率的なネットワークを継続的に構築するのです」
関連リソース
- Cisco IPv6 [英語]
ビデオ
タイトル
シスコカスタマー セグメント マーケティング担当バイスプレジデント、シェリー・リエボ「ボーダレスなネットワークおよびIPv6向けのスマートサービス」
説明
スマートな分析能力やIPv6対応状況評価を特徴とする、シスコ ネットワーク最適化支援サービスの新たな機能についてご説明
URL:
http://www.youtube.com/watch?v=GJpb_MDrYFI
シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>
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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<Cisco to Help the 'Connected World' Transition Smoothly to IPv6>