シスコと Molina Healthcare 社、医療サービスや医療保険が不十分な地域を支援する画期的な遠隔医療パイロット プログラムを発表
先進技術によって医師と患者の間で臨場感のある対話を可能にし、診療の質を改善
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2010 年 1 月 15 日 カリフォルニア州ロングビーチおよびサクラメント発
米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、Molina Healthcare 社、サンディエゴの保健医療センター 2 ヶ所、およびカリフォルニア州とともに、州内で医療サービスが不十分な地域に健康保健サービスを提供するための画期的な遠隔医療パイロット プログラム構想を発表しました。15 ヶ所以上の地域において、Cisco HealthPresence™を使用した遠隔医療を通じ、初期診療および専門医による診療が受けられるようになります。HealthPresence は、最先端の映像・音声技術と医療情報を組み合わせることで、患者が実際に医療施設を訪れたときと同様の診療を受けられるようにする設備です。このプログラムの一環として、シスコは 1,000 万ドル相当の製品、サービス、サポートを無償で提供しています。
このカリフォルニア遠隔医療パイロット プロジェクトを通じ、Molina Healthcare 社、Mountain Health and Community Services、La Maestra Community Health Centers が Cisco HealthPresence を使用し、初期診療や専門医による診療を行うことになります。また、遠隔医療のリーダー的存在であるカリフォルニア大学デービス校も、現在このプロジェクトへの参加準備を整えています。遠隔医療ネットワークを活用すると、患者は実際に医療機関を訪れるのと同等、またはそれ以上の水準の診療を医師や専門医から容易に受けることができます。Cisco HealthPresence には、総合的な先端医療診断機器が組み込まれ、医療従事者がより適切な診断を行えるようになります。またこれにより、医師と患者の双方に、来院による診療やこれまでの遠隔医療構想よりも強い参加意識をもたらし、臨場感のあるエクスペリエンスを提供することができます。また、高解像度カメラと電子スコープにより、患者は医師と同じように検査の内容を見たり、説明を聞いたりすることができるため、より多くの情報を得たうえで、医師と話し合うことができます。HealthPresence を使用することで、1 人の患者の治療にかかわる人々(初期診療担当の医師、専門医、ケア マネージャ、患者の家族など)が、居場所や距離を問わずリアルタイムで話し合うことができます。これにより、医療における協力体制や患者管理をより良いものにすることができるのです。
HealthPresence は、臨床現場において 2 年間 のパイロット プロジェクトが行われていますが、今回の構想は、シスコとパートナーにとって、スケーラブルでコスト効率の高い遠隔医療ネットワークの価値を実証するものとなります。また、この構想により、患者に対する診療や指導、さらには医療従事者間での相談や教育等の活動を行うためにカリフォルニア州内の施設をリアルタイムで結び、医療従事者や数少ない専門医を適切に割り振ることが可能になります。
概要
- カリフォルニア遠隔医療パイロット プロジェクトでは、州内 15 ヶ所以上の地域がネットワークで結ばれています。また、このプロジェクトは、発表から 6 ヶ月以内に完全に機能できるようになる予定です。
- パイロット プログラムには、Molina Healthcare 社、Mountain Health and Community Services(サンディエゴ)、La Maestra Community Health Centers(サンディエゴ)が参加し、さらに、カリフォルニア大学デービス校の参加も予定されています。
- このパイロット プログラムは、州全土にわたって医療、テクノロジー、官公庁、その他の関係者が提携し、遠隔医療に対するカリフォルニア州の過去・現在の投資資本を活用し、拡大する前例のないプログラム、California Telehealth Network を補完するものです。
- シスコのコラボレーション テクノロジーが医療従事者の効果的な通信を容易にし、シスコのネットワーク セキュリティ テクノロジーが医療従事者と患者の間のコミュニケーションを保護し、安全なものにしています。
- 医療に新たな選択肢を提供する遠隔医療は急速に成長している分野です。景気刺激法案の中で、米国連邦議会は遠隔医療をサポートするためのブロードバンド インフラストラクチャの整備に数十億ドルを計上しています。
- 米国医科大学協会は、人口増加や高齢化などの要因により、米国は 2025 年までに 15 万 9,000 人の初期診療担当医師が不足することになるだろうと予測しています。遠隔医療テクノロジーは、数少ない医師が効率的に多くの患者を診療するための支援を提供する最善の方策です。
コメント
- カリフォルニア州知事、アーノルド シュワルツネッガー氏
「カリフォルニアはすでに、テクノロジーにおいて世界のリーダー的な地位にあります。ですから、私たちが保健医療に対してテクノロジーを応用するのは、理にかなっていると言えるでしょう。私たちは何年もの間、Broadband Task Force や California Telehealth Network とともに、基礎固めをしてきました。そして今、州全土で高レベルの診療を受けられるというすばらしい成果を収め始めています。最先端のハイテク アプローチやコミュニケーションを使ってシスコがここで行っていることは、医療の未来の形です。このように画期的なテクノロジーを持つパートナーがここカリフォルニアの遠隔医療ネットワークや医療を発展させるために働いているのを目にするのは、胸躍る経験です」 - シスコ 会長兼最高経営責任者、ジョン チェンバース
「保健医療市場は、大きな転換期にあります。テクノロジーはこの転換に非常に大きな影響を与えるでしょう。シスコの公共機関/民間企業としてのパートナーである Molina Healthcare 社とカリフォルニア州は、保健医療システムを近代化し、保健医療の新たなモデルを確立するため、私たちが協力して進めてきたステップに、さらに新しい段階を付け加えました。ビデオやコラボレーションを活用することは、医師と患者のエクスペリエンスに対して大きな利益をもたらすと確信しています。そしてシスコは、遠隔医療が保健医療を地球規模で変えてゆくための手段となると考えています。シスコは企業文化として、社会への利益の還元という強い意思を持っています。そして、私たちは幸運にも、このプロジェクトを推進し、コスト効率に優れた高水準の保健医療を誰もが公平に受けられることを目指す Molina Healthcare 社や先見性のある州知事のような、公私の分野におけるリーダーとともに働く機会を得ることができました」 - Molina Healthcare 社 社長兼最高経営責任者、医学博士 J. マリオ・モリーナ氏
「Molina Healthcare 社のオフィスに HealthPresence を導入することで、患者さんは、より多くの医療サービスが受けられるようになりました。このシステムのおかげで、医師は患者と同じ場所にいる必要がなくなったのです。また、患者さんは医師との対話だけでなく、当社の健康教育者や栄養士など、実際には診療場所にいないスタッフとの対話からも、有益な情報を得ることができます。たとえば、栄養士と健康教育者が糖尿病の患者さんに血糖値の管理方法やインシュリン注射について指導することができるようになります」 - Mountain Health and Community Services 最高経営責任者、ジュディス・シャプリン氏および La Maestra Community Health Centers 最高経営責任者、ザーラ・マーセリアン氏
「私たちは、シスコとともに働き、HealthPresence を使用してセーフティ ネットのための医療を提供できることをとても嬉しく思っています。ヘルスケア センターは常に、無保険の人々や郊外に住んでいる人々がより適切な医療を受けられるよう、新しい方法を見つけ出す必要に迫られています。私たちは、サンディエゴ内の診療所を結び、コラボレーションを可能にするこの HealthPresence が導入されたことが、州のほかの地域に対するモデルとなることを期待しています。また、これにより、遠隔地での医療や連携のとれた医療のための橋渡しとして、遠隔医療システムの活用が促進されるよう希望しています」
参考リンク
- シスコ ヘルスケア Web サイト [英語]
- Cisco HealthPresence Web サイト [英語]
- ライブ(順次アーカイブ)Web キャスト [英語]
Molina Healthcare 社について
Molina Healthcare 社は、複数の州にまたがるマネージド ケア組織で、メディケイド、メディケアに加え、その他の低所得世帯や個人に向けた公的扶助制度の対象者への保健医療サービスの提供を手配しています。Molina Healthcare 社のライセンスを持つ子会社 10 社は現在、カリフォルニア、フロリダ、ミシガン、ミズーリ、ネバダ、ニュー メキシコ、オハイオ、テキサス、ユタ、ワシントンの各州で約 140 万人のメンバーにサービスを提供しています。Molina Healthcare 社および Molina Healthcare of California 社の詳細については、http://www.molinahealthcare.com をご覧ください。
Mountain Health & Community Services について
Mountain Health & Community Services は民間の非営利コミュニティ保健センターで、総合的な初期診療や行動医療にかかわるサービスを提供しています。この施設はサンディエゴ郡在住の低所得で適切な医療が受けられない人々、特に東部サンディエゴ郊外に住む人々を対象としています。
La Maestra Community Health Centers について
La Maestra Community Health Centers は、連邦政府によって認可された 501(c)(3) 団体の保健センターです。1990 年以来、サンディエゴにおいて、文化の違いを意識した高水準の医療とコミュニティ サービスを提供しています。La Maestra Community Health Centers の利用者は、すべての年齢で、全般的な初期診療に加えて口腔科、行動療法科、眼科の診療、さらには健康的なライフスタイルを促進する指導も受けることができます。保険適格性、交通手段、翻訳、住居に関する支援、食料配給、財務能力教育や就職の斡旋などの社会事業も行い、多様な人々の住むコミュニティのメンバーが将来、健康で幸福な、自立した生活を送れるよう支援しています。
シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>
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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)