ワールドニュース

Feature Story


Cisco WebEx ソリューション、NPO のコスト削減と価値の向上を実現

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2009 年 10 月 27 日、マーガレット・スティーン

かつて非営利団体(NPO)が複数の国で活動するためには、大規模な組織と多大なリソースが必要でした。今ではインターネットの普及により、小規模の NPO でも世界各地で容易に活動できるようになりましたが、それでも、遠く離れたスタッフ メンバーと連絡を取り合うためには信頼できる低コストの通信手段が必要です。

デスクトップ共有と電話会議を駆使したソリューションである Cisco WebEx を使用したオンライン会議は、NPO において高まり続けるこうしたニーズに応えます。WebEx がリリースされた 1996 年当時、NPO の顧客はわずか 15 団体でしたが、今日では 1,000 を超える NPO が Cisco WebEx ソリューションを活用し、通信および組織の問題管理に役立てています。

「今や地理的な境界は取り払われました。NPO は世界各国の人々と共同で活動する必要がありますが、そのような人々の多くは簡単には行くことのできない場所にいます」と、シスコのコラボレーション ソフトウェア グループのマーケティング担当バイス プレジデント、ジューン・バウアーは言います。

国境なき教師団

この問題は国境なき教師団にも当てはまります。ワシントン州に拠点を置くこの NPO は、アフリカ、ブラジル、中東などの多様な地域で教師たちが変革の主体となり、またそれぞれの地域で福祉の向上を目指した教育者となれるよう、教師にトレーニングとサポートを提供しています。

「国際的な発展の鍵を実際に握っているのは教師です。具合の悪い子供、行方が知れない子供、AIDS 孤児になった子供について把握しているのは教師です。教師が互いに理解して協力することは、地域全体の利益につながります」と、国境なき教師団の創設者兼代表であるフレッド・メドニック博士は述べています。

国境なき教師団は、2009 年 5 月よりシスコの WebEx ソリューションを使い始め、主に地域/国のコーディネータと支部リーダー間の通信および計画の管理に役立てています。地域ごとにシステムが異なり、経費もかさむ従来の通信方法では、メンバーの効率的な配置や通信のワールドワイドな追跡が困難でしたが、代わって採用されたのがこの会議システムです。

この新しいシステムにより、国境なき教師団の通信効率が飛躍的に向上しました。しかし、メドニック博士はさらなる向上を目指しています。「WebEx を活用すれば、教師にとっての真のコラボレーション型グローバル ネットワークを確立できます」と博士は言います。博士の描く将来像は、各地に分散した組織の中心としてシスコのソリューションが機能するものです。このような環境では、教師はどこからでも世界中の仲間を対象としたセミナーを設定し、開催することができます。

Population Council

国際的な公衆衛生研究団体である Population Council は、Cisco WebEx ソリューションを使用することで、研究者やスタッフ メンバー間の国境を越えたコミュニケーションを改善することができました。WebEx がもたらす変革によって大きな恩恵を得たのです。

「組織のコミュニケーション方法の改善策を常に模索することが、NPO の認可を維持するための大きな力となっています」と、ニューヨークにある Polulation Council の IT スーパーバイザ兼プロジェクト マネージャ、デボラ・ボッチョ氏は言います。

Population Council は Cisco WebEx を使用することで、さまざまな場所にある国際プロジェクト チームへの接続、研究者用に開発した特殊なアプリケーションのサポート、グローバル管理スタッフを対象とした財務用コア アプリケーションのトレーニングなどができるようになりました。さらに旅費の削減も実現しています。

WebEx を使用することにより、Population Council は 13 人の IT スタッフで世界中にある 18 のオフィスを管理できるようになりました。実際、組織内での WebEx の用途の約半分は IT サポートに直接関係しています。たとえば、別のユーザのデスクトップをリモート管理できる機能を利用して、ニューヨークの IT スタッフがワシントン DCやメキシコ、グアテマラ、南アフリカのユーザを、インドのスタッフがベトナムやバングラデシュのユーザを、さらにケニアのスタッフがエチオピアのユーザをサポートすることができます。効率アップの恩恵は非常に大きく、それまでは Population Council のスタッフが実際に現地まで行かなければできなかったことが、WebEx を使用することで現地に行かなくても簡単にできるようになりました。

今年の後半に新しい財務ソフトウェアをすべてのオフィスに展開する予定ですが、その際には Cisco WebEx ソリューションを使用して、インストールとトレーニングの支援を行う予定です。最初は担当チームが各オフィスに実際に赴き、Cisco WebEx ベースのヘルプデスクを提供します。その後、何か問題が起きた場合や追加のトレーニングが必要になった場合は、ユーザがリンクをクリックするだけで、ライブで Web ベースのサポートを自分のデスクトップで受けることができます。

信用の確立

この他にも、Population Council の発展を資金援助者に示したり、研究者に最新ツールを提供するという点で WebEx が役立っており、それがさらに大きな使命を遂行できるという団体の信用につながっていると、ボッチョ氏は述べています。

「WebEx を使用しているという事実は、資金援助者や資金援助候補者に対して、私たちが今日の国際舞台における活動のノウハウを知っていることを示すことになります。実際に現地に赴き、顔を突き合わせて話すことが重要であることに変わりはありませんが、WebEx を使用することで各国の相手とのコミュニケーションが向上し、同時に旅費も削減できます」

効率アップとコラボレーションの向上

効率アップを目指しているのは NPO だけではありません。シスコは WebEx サービスのパフォーマンスの向上に日々努めています。ボッチョ氏によると、音声品質とユーザ インタラクションが最近になってさらに改善されたことで、コミュニケーション プラットフォームがより使いやすくなり、組織内での WebEx ユーザが増えたということです。シスコでは、より多くの国で電話サービス プロバイダと提携し、または改善された Voice over IP(VoIP)製品を利用して、WebEx の音声オプションの効果をさらに向上させるべく努力しています。

シスコと NPO のパートナーシップの特徴の 1 つとして、Pass the Ball というイニシアチブがあります。これはさまざまな人々に呼びかけてアイデアを共有し、国境なき教師団の基金を募集しようというマーケティング キャンペーンです。シスコでは NPO を対象に、より手ごろな価格で WebEx ソリューションを提供する特別なプログラムも用意しています。これによって、NPO は組織の大小を問わず、WebEx がもたらす変革的なメリットを享受することができるようになります。

NPO は、WebEx ソリューションを利用することで組織内部のコミュニケーションを改善できるだけでなく、その中核業務をも大きく変化させることができます。たとえばメドニック博士は、Cisco WebEx のオンライン会議により、国境なき教師団が高いレベルでアイデアを共有できるようになり、それによって組織が根本的により良い方向に変わっていくと考えています。

「WebEx を活用すれば、教師にとっての真のコラボレーション型グローバル ネットワークを確立できます。私たちだけでは果たせなかった夢を実現する機能が備えられているのです」とメドニック博士は言います。

マーガレット・スティーン:カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするライター

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)