Free社(Iliad Group)、シスコのキャリア ルーティング テクノロジーでネットワークを拡張
2009 年 5 月 27 日、フランス パリ発
米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)は本日、ブロードバンドを利用してトリプルプレイ サービスを提供するヨーロッパの大手事業者、Free社(Iliad Group)が、将来の加入者の需要に応えるとともに、現在サービスを利用中のユーザに対してより高い帯域幅を提供できるようネットワークの増強を図るため、シスコの IP NGN の拡張を進めていることを明らかにしました。2009 年 3 月末の時点で、Iliad Group のブロードバンド加入者数は 430 万人以上に達しています。
Free 社は、2012 年末までに 400 万世帯への Fibre-to-the-Home(FTTH)サービスの提供を目指す 10 億ユーロの投資計画に引き続き、「CiscoCRS-1 キャリア ルーティング システム」を新たにリヨン、ストラスブルグ、ボルドーにも導入し、IP と光を統合した高性能ネットワークで相互接続することにより、国内における敷設範囲の拡大を図っています。これらの投資により、Free 社は、リッチメディア エンターテイメントとコミュニケーション サービスの革新的なポートフォリオをフランス全土の加入者に提供できるようになります。
「Cisco CRS-1 システムは、2006 年以来、当社のネットワークで重要な役割を果たしてきました。CRS-1 プラットフォームに対するシスコの技術革新によって、ヨーロッパ最高のブロードバンド サービスの提供を目指す当社のビジョンを常に上回る成果が上がっています。現在は、将来に向けたネットワークの構築を進めており、皆様に豊かなエクスペリエンスを楽しんでいただければと考えています。この度のネットワークの拡張によって、ビデオやソーシャル ネットワーキング、コラボレーションなどの利用が増えている現在の加入者の皆様により良いエクスペリエンスを提供するとともに、2011年までに、当社が目指す加入者数5億人を達成する基盤を確立することができると思います」と、Iliad(Free)社最高経営責任者、マキシム・ロンバルディーニ氏は述べています。
Free社では、高密度波長分割多重(DWDM)光ネットワークを完全 IP ベースのインフラストラクチャに統合するため、シスコの 10 ギガビット イーサネット IP over DWDM(IPoDWDM)ラインカードをネットワークの全 Cisco CRS-1 システムに導入します。Cisco IPoDWDM テクノロジーを導入することにより、ネットワークにおける OEO(optical-electrical-optical)変換の必要がなくなり、新サービスを提供するためにアクセスポイント(PoP)を経由する回数を減らし、ひとつのインターフェイスでネットワーク全体の管理を合理的に行うことができます。こうした新しい技術のおかげで、Free 社は、ネットワーク全体に新しいサービスを簡単に導入できるようになり、同時に全体的な運用コストも削減できます。
「世界中のサービスプロバイダーは、より多くのサービスを提供するための能力と、それらのサービスを迅速に導入できるだけの柔軟性をネットワークに持たせる必要性にますます迫られています。そのためには、競争力の高いコスト基盤を構築し、運用を簡素化してサービス速度を向上させることのできる、IP と光テクノロジーを統合した統合型インフラストラクチャが不可欠です。Free 社の成功と成長は、Cisco CRS-1 とコンバージド IPoDWDM ネットワークの能力を活かして、いかに消費者の求める次世代サービスを提供できるかを示す最高の例だと思います」と、シスコ フランス担当マネージング ディレクター兼シスコ ヨーロッパ担当バイスプレジデント、ローラン・ブランシャールは述べています。
Cisco CRS-1 5年にわたる技術革新
2004 年 5 月に発表された Cisco CRS-1 プラットフォームは、常時システム稼動、サービスの柔軟性、システムの長寿命化を実現し、類似のルータと比較して空間効率と電力効率に優れた、サービスプロバイダー向けの新しいキャリア ルーティング システムです。ブロードバンド ビデオの登場により IP トラフィックが急増するなか、Cisco CRS-1 は、帯域幅容量を 90 テラビット/秒以上にまで拡張できる初のルータとして、より良い顧客エクスペリエンスの提供を可能にするために開発されました。発表以来、CRS-1 には、統合型 IPoDWDM トランスポンダ、セキュア ドメイン ルーティング、100 ギガビット イーサネットのサポートなど、新しい機能が追加されてきました。これまで、世界中の300 社以上のお客様に 3,200 台以上の CRS-1 システムが出荷されています。
詳細につきましては、「発表から 5 年、期待以上の成功をつづける『Cisco CRS-1キャリア ルーティング システム』」をご覧ください。
Free 社について
Free 社は、Iliad の子会社です。Iliad Group は、フランスのインターネット接続および電気通信業界の大手として、Free 社をはじめ、Alice(2009 年 3 月 31 日現在、ADSL 加入者数 4,337,000 人)、Onetel および Iliad Télécom(固定電話事業者)、IFW(Wimax)を通じてサービスを提供しています。Iliad Group は、ユーロネクストパリ証券取引所に上場しています(ティッカー:ILD)。
シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>
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