ワールドニュース

ワールドニュース


シスコ、セキュリティ サービスのクラウド化により信頼できるコラボレーションを支援

コラボレーションとモビリティによってアクセス保護におけるネットワークの役割が再定義されるなか、革新的なセキュリティ オファリングで脅威防御を強化

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2009 年 4 月 21 日、米カリフォルニア州サンフランシスコ発

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)は本日、ネットワーク セキュリティ インフラストラクチャとクラウド セキュリティ サービスの提供を強化する新しいオファリング群を発表しました。これによって企業は、従業員やパートナーのモバイル化が進み、相互のやり取りを行う機会が増えた場合でも、安心してコラボレーションを実践することができます。コラボレーションとモビリティのテクノロジーによって、ビジネスをいつ、どこで、どのように行うかという定義が変わりつつあるなか、サンフランシスコで開催中の「RSA Conference」で行われた今回の発表は、時代の流れをつかんだものとなりました。企業の接続性がオフィスの壁を超えて社外へと広がるのに伴い、データとコミュニケーションを保護するための新たな方法に目を向けることが必要となってきます。

ビジネス アプリケーション、ソーシャル メディア、SaaS(Software-as-a-Service)、ワイヤレス テクノロジーは、現在広い分野で採用されており、新しいインタラクティブ ビジネス モデルを生み出していますが、その一方で、同じように次々と誕生する新しい脅威にさらされてもいます。明日の「2009 RSA Conference」では現在のネットワーク セキュリティ開発とセキュリティ トレンドが取り上げられることになっており、そこでシスコの会長兼 CEO、ジョン・チェンバーズが「信頼できるコラボレーション」というタイトルで基調講演を行う予定です。チェンバーズはセキュリティのトレンドを説明し、コラボレーションを行う環境でネットワーク セキュリティの重要度が増していることについて自らの見解を述べます。チェンバーズの基調講演のライブ ウェブキャストは、http://www.cisco.com/offer/rsakeynote から視聴することができます。

本日発表されたシスコのセキュリティ オファリングには、接続・通信を行う場所に関係なく、攻撃、マルウェア、ボットネットからお客様を守る、新しい脅威対策製品とサービスが含まれています。

新しい製品とサービス

  • Cisco Security Cloud サービス:Security as a Service(サービスとしてのセキュリティ)の提供に向けたこの独自のアプローチは、複数のネットワークとアプリケーションのサービスを集約することで、クラウドと企業ネットワークを統合し、セキュアなコラボレーティブ コミュニケーションを可能にします。Cisco Security Cloud では、先ごろ発表された Cisco IronPort® Hosted Email Security サービスに加えて、シスコのさまざまなセキュリティ オファリングに統合されているセキュリティ サービスを支える強力な新技術「グローバル相関(Global Correlation)」がサポートされています。
  • Cisco IPS センサー ソフトウェア バージョン 7.0:侵入防止システム(IPS: Intrusion Prevention System)用のグローバル相関は、脅威対策のための強力なエコシステム「Cisco Security Intelligence Operations」を活用することで、これまでにない有効な脅威防御を実現します。シスコは、膨大な数のセキュリティ デバイスから収集した世界中の脅威データを、ダイナミックな最新情報と、ただちに利用可能なインテリジェンス(「評判」スコアなど)に変え、それらのインテリジェンスを企業のネットワーク セキュリティ インフラストラクチャに提供して、セキュリティ保護に利用します。グローバル相関技術が統合されたことで、Cisco IPS 7.0 は、シグネチャのみに頼った従来の IPS 技術に比べ、悪意のある攻撃をより短時間で阻止できるようになっており、最大 2 倍の効果を発揮します。
  • Cisco ASA 5500 シリーズ 8.2 ソフトウェア:同ソフトウェアは Cisco Adaptive Security Appliance ファミリーの製品です。あらゆる規模のオフィスのエンドツーエンドのセキュリティを強化する設計となっており、脅威軽減の効果を高めると同時に、企業がよりセキュアに接続・通信し、業務を行うことを可能にします。ウイルスに感染したクライアントを検出する新しい「Botnet Traffic Filter」、小規模なオフィスへの IPS の提供、およびクライアントレスのリモートアクセス機能の強化によって、シスコは業界のさまざまなプラットフォーム、オペレーティング システム、エンドポイントをサポートできるようになりました。
    • Cisco ASA Botnet Traffic Filter:この新しい Botnet Traffic Filter により、Cisco ASA 5500 シリーズ アプライアンスは Cisco Security Intelligence Operations からの情報を使い、ウイルスに感染したクライアントをより正確に識別することが可能です。Cisco Security Intelligence Operations では、70 万以上のセンサーと 500 のサードパーティ フィードから集められた情報が、1,000 台以上の脅威収集サーバに送られます。脅威インテリジェンスが強化されることで、ウイルスに感染したクライアントをより正確に識別し、業務を合理化することができるため、セキュリティ管理者が深刻な脅威に集中して対処することが可能です。
    • リモート アクセスと VPN の機能強化:Cisco ASA ソフトウェア リリース 8.2 は、企業ユーザおよびモバイル ユーザ向けの Cisco AnyConnect Essentials を通して、次世代のトンネリングとセッション パーシステンスによりリモート アクセス機能を拡張し、業界のさまざまなプラットフォーム、オペレーティング システム、エンドポイントをカバーします。Cisco ASR 1000 で Cisco Virtual Office ソリューションがサポートされるようになったことで、このワイドエリア ネットワーク アグレゲーション プラットフォームが、数千のリモート クライアントをサポート可能な Cisco Virtual Office 環境のヘッドエンド デバイスとしても機能するようになりました。また、Cisco ASR 1000 では GET VPN もあわせてサポートされており、これによってセキュリティ サービスの瞬時のプロビジョニングと、最大 1万のインターネット プロトコル セキュリティ(IPsec)トンネルを最速 7 Gbps でつなぐ高性能かつハイ セキュアな any-to-any の接続が可能になり、データフローの優先順位を決めて、それらを複数のネットワーク アドレスに効率的に配信できるようになりました。
  • Cisco SAFE:ネットワーク全体(キャンパス オフィス、インターネット エッジ、ブランチ、データセンターなど)に配置するセキュリティ ソリューションを計画、設計、導入する際の規範となる実証済みの設計ガイドを、セキュリティ リファレンス アーキテクチャとして提供します。これらのブループリントは、ネットワークでのデータ転送時に、それらのデータとトランザクションを保護するための多層防御(Defense-in-Depth)のガイダンスとベスト プラクティスを提供します。
  • Cisco Information Technology Governance, Risk Management, and Compliance (IT GRC) Security Assessment サービス:これらのサービスは、ビジネス戦略とテクノロジー戦略を一致させることで、情報セキュリティのリスクとコンプライアンスのコストを削減するための単一プログラムの作成を支援します。これによって企業は、コラボレーションと情報共有のニーズと、プライバシーと情報制御とのバランスをとり、セキュリティとコンプライアンスに関する異種プログラム(これが原因で作業の非効率化や重複、不足が生じ、コストの上昇につながるケースがよくあります)をうまく管理できるようになります。Cisco IT GRC Security Assessment サービスを使うことで、コンプライアンス責任を効果的に果たし、組織を脅威から守る、統一されたセキュリティ制御セットという共通の制御フレームワークを構築することが可能です。これらのサービスは、企業のセキュリティ ポリシーとセキュリティ アーキテクチャに関する包括的な評価を行い、その評価結果を共通の制御フレームワークの要件と照合することでギャップを特定し、それらのギャップを埋めるための解決策を優先順位とともに提案します。

コメント

  • トム ギリス(シスコ セキュリティ テクノロジー ビジネス ユニット担当バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャ)
    「絶えず変化する現代社会において、企業には、物理、仮想、モバイル、グローバルといったビジネスのさまざまな側面をカバーするセキュリティ戦略が求められています。セキュリティに対するシスコのビジョンは、保護と実行可能性のバランスをとりつつ、ネットワークからエンドポイントやユーザにいたるまですべてのセキュリティを 1 つに統合するというものです。また、絶えず変化し続ける脅威を軽減するには、最新の脅威インテリジェンスを取り入れたセキュリティが必要です。この組み合わせによって、企業は従業員、パートナー、お客様を相手に、安心してコラボレーションを行うことができるようになります」
  • ジェームズ・スモール氏(Analysts International Corp セキュリティ プラクティス マネージャ)
    「弊社のお客様は、インターネット上でのコラボレーションが当たり前となっている現代の社会で働いています。このようなオープン コラボレーションは、イノベーションとビジネスを促進させる一方で、拡大を続ける犯罪組織の資金源が多く存在する犯罪の温床ともなっています。セキュリティの専門家達は、コラボレーティブ ネットワーキングのリスクを封じ込めながら生産性を向上させるという IT フレームワーク内で業務を行う一方、常により良いツールを模索しています。本日のシスコの発表は、単にコラボレーションを可能にするだけでなく、同じコラボレーション技術を使って世界でもっとも大規模かつ高性能なハニーネットとなるものを構築することで、これまでになかったまったく新しいレベルの脅威の検出と軽減をも可能にするセキュリティ ソリューションを示し、この要求に応えています。シスコの IPS ソリューションにグローバル相関技術が組み込まれているのを知り、驚嘆しています。これによって、シスコの精巧な脅威インテリジェンスが、リアルタイムのテレメトリ コラボレーションおよびレスポンスの機能とともに、実行性のあるポリシーベースのシステムに統合されることになります」
  • ダスティン・コーニーリアス氏(Southern Co. コンピュータ システム アナリスト)
    「私たちの部門が主要目標として掲げているのが、保護とコンプライアンスです。そして、今日のネットワーク型社会では、脅威は数と巧妙さの両面で急速に進化を続け、コンプライアンスは困難になる一方です。シスコのおかげで、少ない運用コストで強力なセキュリティ アーキテクチャを提供し、コンプライアンス要件への準拠も支援してくれる統合型のセキュリティ ソリューションを得ることができました。本日新しいオファリングが発表されたことで、進化を続ける脅威に対処し、ビジネスを保護するシスコのセキュリティ ソリューションを利用できるようになるのだと分かり、とても喜んでいます」

価格と出荷状況

すべての製品は現在販売中です。詳しい情報は、http://www.cisco.com/go/security をご参照ください。

関連リソース

  • プレス リリース:Cisco Strengthens Commitment to Business Collaboration by Extending Enhanced Software-as-a-Service Applications to the Enterprise Network
  • Cisco Security Center
  • シスコのブログ「The Platform」をご覧ください。
  • Cisco Security Intelligence Operations - シスコのすべての製品とサービスを根底で支えているのが Cisco Security Intelligence Operations です。このエコシステムは、シスコの複数のデバイスとサービスから得られる統合されたデータの情報を集約し、脅威と脆弱性について継続的に評価・比較を行います。Cisco Security Intelligence Operations の情報源としては、シスコがワールドワイドで展開する Threat Operations Center、Cisco Security Remote Management Services、SensorBase Network、Cisco Security IntelliShield Alert Manager、Cisco Intrusion Prevention Systems、およびその他のシスコ機能部門(シスコ セキュリティ リサーチ & オペレーションズ、シスコ セキュリティ インシデント レスポンス、コーポレート セキュリティ プログラム オフィス、グローバル ポリシー & ガバメント アフェアズなど)があります。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)

お問い合わせ