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シスコ ユニファイド コミュニケーションが、バーチャル コラボレーションの障壁を取り除き、効率を改善

2006 年 8 月 21 日

News@Ciscoジェニー・カーレス

今日の日常的なビジネス シーンを想定してみましょう。あるビジネスマンがインスタント メッセージ(IM)アプリケーションをチェックして、同僚がオンラインにいるか確認します。すぐに連絡が取れないようだったので、念のため E メールを送ります。その後、彼女のオフィスに電話してメッセージを残しました。しばらくして、彼女の携帯電話にも電話をして、やはりメッセージを残しました。

調査によると、ビジネスワーカーの半分が、1 日の 5 分の 1 の時間を複数の手段を使って同僚に連絡を取るために費せねばならず、最終的に締め切りに遅れたり、間に合わなくなっていることが明らかになりました。ここでの課題は、特定の人物に一定時間内に連絡を取るための最適な手段を見つけ出すことです。

コミュニケーション カオス

手に余るほどの通信デバイスがあり、より多くの人々が従来とは異なる場所で働くようになったことで(顧客企業、ホテル、空港、ホーム オフィスなど)、コミュニケーション カオスともいえる様相が作り出されました。

「調査では、ビジネスワーカーは複数のメッセージ ソースを管理するのが大変だと感じており、また、きわめて頻繁に、彼らを探している人々によって業務を中断されていることが明らかになりました。」と IDC の企業向けネットワーク サービス担当取締役、アブナー・ジャーマナウ(Abner Germanow)氏は述べています。「このため、メッセージ プールの数を減らし、ある通信手段から他の手段に簡単に変換できる機能が、多くのユーザによる全面的な支持を得るものとなっています。」

と、世界的なテクノロジー サービス企業であり、シスコ ユニファイド コミュニケーションの中堅多国籍企業専門パートナーである Touchbase 社の CEO、リョーダン・メイナード(Riordan Maynard)氏も同意しています。

「大多数の企業が社内と顧客ベースの両方で、いまだにバラバラな通信手段を運用しています。また、ほとんどの企業が、それらの通信手段を複雑な方法で運用しているのです。音声向けには電話システム、Eメールには専用システム、と言った具合です。これはユーザにとって非常に非効率的ですし、複数のプラットフォームをサポートしている企業にとってはコストの引き上げになります。」とメイナード氏は言います。

カオスの抑制

ユニファイド コミュニケーションは、複数の異なるテクノロジーとアプリケーションに統合ポイントを提供し、コミュニケーション カオスを抑制して、効率的なバーチャル コラボレーションの実現に貢献します。

「シスコ ユニファイド コミュニケーションは、携帯電話から固定電話、ソフトフォンまで、複数の異なるタイプのデバイスを、IM、E メール、ビデオ電話、ユニファイド メッセージング、電話会議といった複数の異なるタイプのアプリケーションと連携させます。」とシスコの副社長兼ユニファイド コミュニケーション事業部のジェネラル マネージャであるリック・マコーネル(Rick McConnell)は説明します。「そして、企業の通信効率とビジネス プロセスの改善を支援する方法で、それらを統合します。」

「ユニファイド コミュニケーションが素晴らしいのは、適切に導入され、完全に受け入れられた場合、連絡可能性に伴う問題を修正してくれる点です。」とメイナード氏は付け加えます。「さまざまな規律を持つチームを擁する世界的大企業にとって、『いつでも、どこでも』アクセス可能であることは、その企業のコミュニケーション能力および競争力に驚くべき効果を与えます。

「これにより、クライアント ベースまたは社内のどちらでも、お客様のコミュニケーションのあり方をバーチャル チームへと発展させ、さらに数々の境界線を越えるものへと大幅に変革させる機会に恵まれます。」とメイナード氏は説明します。

ユニファイド コミュニケーションはさまざまな方法で、コラボレーションの実現を支援します。これには、次のような例があります。

  • ユニファイド メッセージング - ボイスメールを E メールプログラムに直接統合することで、ユーザはすべてのメッセージをより効率的にチェックできるようになります。また、ボイスメッセージのリストをすばやく確認することで、これらのメッセージを順番に再生しなくても、重要なメッセージを探し出すことができます。
  • プレゼンス - ユニファイド コミュニケーションは、ユーザが自分にとって好ましい通信手段を定義できる機能と、システムベースでの連絡の取りやすさとを結び付けることにより、きわめて強力なプレゼンス機能を実現します。ユーザは、自分がネットワーク上のどこにいるか知らせてもよい相手先、オフィスまたは携帯電話に電話をかけてきてもよい相手先、メッセージを残すようにしてほしい相手先、など複数のリストを作成することができます。ネットワーク インテリジェンスが、この重要な生産性改善を実現します
  • バーチャル コンタクト センター - コールセンターの担当者は、中央の拠点ではなく、自宅で仕事をすることができます。同様に、従業員はIPネットワーク上のどこにいても構わないため、コンタクト センターをバーチャル ベースで急速に拡大することが可能です。
  • リッチメディア会議 - 音声、Web、ビデオによる会議によって、バーチャル コラボレーションが容易になります。

全国の主要都市に 550 人以上の従業員を持つ、カナダの大手総合商用不動産会社である Cushman & Wakefield LePage 社は、数年前、自社のネットワークを IP に変換し、最近、シスコ ユニファイド コミュニケーションの導入を完了しました。

「E メールやボイスメールへのアクセスが容易になり、電話を受け損なうこともなくなったため、当社の担当者の生産効率が上がりました。」と CIO であるケン・ダフ(Ken Duff)氏は述べています。「担当者らは、このシステムが当社にもたらしたメリットをおおいに活用しています。」

経営側は、Cisco IP Communicator ソフトフォンの柔軟性も高く評価しています。「四半期ごとにマネージャが全国会議に集まるのですが、そこでノートパソコンを接続して、ソフトフォンを有効にするだけで、自分のオフィスに座っているかのように仕事ができるのです。」とダフ氏は説明します。

「(シスコの)ユニファイド コミュニケーションを導入したことで、ライバル企業に差をつけることができました。当社の従業員はより幸福になり、経営側はお客様へのサービス能力が向上したことに感銘を受けています。」とダフ氏は付け加えました。

問題はネットワーク

シスコは 3 月に、あらゆる規模の企業における、コミュニケーションの効率化を支援する目的で設計された、音声、データ、ビデオ製品およびアプリケーションの新しい統合スイート、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムを発表しました。この製品は、ネットワークの能力を拡張することによって、アプリケーション、プロセス、リソースを最適化し、毎日のコラボレーションを大幅に簡素化します。

「ネットワークはすべてを1つにまとめるための共通要素です。異なるすべての情報サイロを IP などの共通プロトコルや標準ネットワークに乗せることができれば、テクノロジー ベンダーは、すべてのコミュニケーション セルを統合するという、きわめて興味深い仕事に着手できます。そのために重要なのは、共通要素であるネットワークを押さえることです。」とジャーマナウ氏は述べています。

「音声、データ、ビデオでさえも、あらゆる音声通信およびアプリケーションはネットワーク上を行き来するため、ネットワークが重要になります。これらのパケットが相手先に一定時間内に、求められる形式で確実に届くようにするには、専門知識と理解が必要になります。」とマコーネルは言います。

「E メールについて考えてみてください。」マコーネルは続けます。「メッセージが、別な方法で送信した場合より 8 秒遅く届いたからと言って、誰も気にしません。しかし、音声パケットが予定された到着時間より数百ミリ秒遅れて届いたら…それは問題です。」

ユニファイド コミュニケーションが発展し、標準的なメディア タイプにビデオが含まれるようになれば、設計時に、ネットワークに通信構成の局面を統合し、組み込むことがよりいっそう重要になります。

さらに、ユニファイド コミュニケーションの用途が拡大するにつれ、企業は一回で適切なリソースに到達し、ビジネス プロセスを合理化できるようになるため、従業員および組織全体の効率の改善を期待できるようになります。適切に設計された、堅牢でセキュアなネットワークを使い、こうしたネットワークが提供する統合を活用することで、グローバル企業は、コミュニケーション カオスを脱却して、効率的なコラボレーションを享受できるのです。

ジェニー・カーレス(Jenny Carless): カリフォルニア州サンタクルーズに拠点を置くフリーライター。

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