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IOS Software Modularity 搭載の Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチにより IT マネージャーの生産性とネットワークの信頼性が向上

ソフトウェア機能強化により、IT 人材とネットワークサービス要件の「オペレーショナル ギャップ」が解消されます

2005 年 8 月 29 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

シスコシステムズは本日、主力商品である Catalyst 6500 シリーズ スイッチに向けた Cisco IOS(Internetwork Operating System)ソフトウェアの機能強化について発表しました。新たな機能によって、生産性が向上しネットワークの稼働時間が延びることから、IT マネージャーの業務効率が改善します。

今回シスコは、Catalyst 6500 スイッチ用の既存の IOS ソフトウェアを進化させることで、モジュール式の IOS サブシステムを独立して実行させる「自己回復プロセス」を実現しました。これによりネットワーク可用性の新たな標準が確立され、次のようなメリットがもたらされます。

  • Process Fault Containment」と「Stateful Process Restart」の両機能により障害の封じ込めと回復にかかる時間が短縮されることで、予定外のネットワーク ダウンタイムが最小限に抑えられ、コスト削減が可能になる。
  • In-Service Software Upgrades」サブシステムによりソフトウェア変更を簡素化。メンテナンス ソフトウェアの認証・導入にかかる時間が削減されることにより、ビジネス上のリスクが軽減し、予定されたダウンタイムが最小限に抑えられる。
  • Cisco IOS Embedded Event Manager(EEM)を統合することにより、プロセスレベルの自動ポリシー管理が実現。インテリジェント ネットワークを使うことで、時間のかかる IT マネージャーのタスクを自動化し、時間の節約につながる。

この Catalyst 6500 スイッチ用の高度なソフトウェア インテリジェンスは、IT トレンドの重要な側面を示すものです。今日のネットワークは、企業の IT インフラストラクチャの中で戦略的に重要な位置を占めるようになってきています。しかし、そのいっぽうで、このような技術イノベーションに遅れを取らないように IT スタッフを大幅に増員できる企業は決して多くありません。

「当社ではこういったトレンドを、企業がインフラストラクチャ――中でもネットワーク――に求めているものと、IT 人材のレベルとの『オペレーショナルギャップの拡大』であると位置づけています」とヤンキー グループの副社長であるゼウス・ケラバラ(Zeus Kerravala)氏は説明します。「このようなギャップを埋めるためにも、ネットワーク ベンダーは、IT マネージャーの業務効率を向上させるインテリジェントな製品や機能を開発する必要があるのです」

1000 億ドル以上の資産を抱える大手投資管理会社、American Century Investments は、Catalyst 6500 用の Cisco IOS Software Modularity を試導入しました。その際のテスト結果をふまえて同社では、IOS の新たな機能が業務効率の大幅な向上に貢献するであろうと見ています。「60 台以上ある Catalyst 6500 に搭載されたソフトウェアについて、現在は 1カ月半の稼動停止を前提としてアップグレードを行っていますが、Cisco IOS Software Modularity を導入することでその時間が短縮され、週末に 6 時間たらず停止すればすむようになるだろうと見込んでいます」と American Century Investments の上級 IT ネットワーク マネージャーであるデイブ・ロジャース(Dave Rogers)氏は述べています。

「その競争的なビジネス環境ゆえ、当社の IT スタッフはコストを抑えながらワールドクラスのサービスを提供するという難しい課題を抱えています」とロジャース氏は言います。「Catalyst 6500 スイッチ用 Cisco IOS Software Modularity などのようなインテリジェント ネットワーキング機能を活用することで、IT スタッフは重要なビジネス プロセスおよび取引のサポートをこれまで以上に的確にこなせるようになり、この課題を克服することでしょう」

スイスの IT サービス プロバイダー大手で、情報技術サービス――とりわけ、複合 IT インフラストラクチャの統合および低コストでの運用――を専門に手がける Swisscom IT Services でもまた、Catalyst 6500 スイッチにおける Cisco IOS Software Modularity の試用を行っているところです。

「IT サービス グループ内の Catalyst 6500 スイッチに搭載された Cisco IOS Software Modularity と高可用性機能を活用することで、運用コストを抑えつつネットワークの可用性を高めるために、狙いをつけたソフトウェアパッチを導入することができるようになりました」と Swisscom IT Services の主任コーポレート ネットワーク エンジニアであるヒューゴ・ヒルツェル(Hugo Hirzel)氏は述べています。

「パッチ適用後にスイッチをリブートしなくてもすむため、就労時間外に時間を割いてメンテナンスにあたることが減りました。また Embedded Event Manager が組み込まれていることで、ルーチン処理の自動化ならびに異常検知の簡素化が可能になり、業務の効率化が促進されます。このことは非常に喜ばしい効果であり、社内で幅広く展開している Catalyst 6500 にモジュール機能が導入される日を心待ちにしています」

Catalyst 6500 スイッチ用の Cisco IOS Software Modularity は、ネットワークをシステムへと進化させるためのシスコの技術構想でありロードマップでもある「インテリジェント インフォメーション ネットワーク(IIN: Intelligent Information Network)」構想を裏付ける新たな技術です。今回の機能強化は、シスコが主力商品である Catalyst 6500 スイッチング プラットフォーム――中でも高可用ネットワーキング(HAN: High-Availability Networking)の分野――に重点的な投資を行っていることを表しています。Cisco IOS Software Modularity は、HAN 分野における Cisco Catalyst 6500 のリーダーシップを拡大する最新のイノベーションと言うことができます。

価格と出荷状況

Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用の Cisco IOS Software Modularity は、既存の Cisco IOS 12.2SX に搭載されます。Cisco IOS Software Modularity を組み込んだ Catalyst 6500 Supervisor Engine 720 が 2005 年第 4 四半期に、Catalyst 6500 Supervisor Engine 32 が 2006 年第 1 四半期に発売される予定です。お客様が Cisco SMARTnet 契約を結んでいる場合は、追加ライセンスを購入する必要はありません。詳しくは www.cisco.com/go/6500swmod をご覧ください。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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