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Quadion がPhenomenal Networks の協力によりCisco IP Communicationsを配備

2005 年 1 月 6 日

シンディー・マクダウェル(Cindy McDowell、News@Cisco)

概要

Cisco プレミア認定パートナーの Phenomenal Networks 社が Minnesota Rubber 社に配備した「Cisco IP Communications」ビデオ会議ソリューションが好評を博し、Minnesota Rubber の親会社である Quadion 社でも「Cisco IP Communications」システムが幅広く実装されることになりました。

有線、ワイヤレスおよび動画の IP ソリューションは、国際的な企業のための完璧な通信ソリューションとなっています。

ミネソタ州エディナに本社を置く Phenomenal Networks 社は、IP テレフォニーとワイヤレス技術を専門とするCisco プレミア認定パートナーです。同社は、自他共に認める最先端データ通信システムのリーダーで、その名声は地域だけでなく、全国および海外にも知れ渡っています。

Phenomenal Networks は、製造企業である Minnesota Rubber 社にCisco IP Communications ビデオ会議ソリューションの配備を行ないました。Minnesota Rubber は、地理的に分散した工場とオフィスを一体化させ、電話とビデオ会議にかかる費用を削減したいと考えていたからです。このプロジェクトは大きな成功を収めていたため、Minnesota Rubber の親会社である Quadion でも、経営を統合させるために購入したばかりの新ビルディングに「Cisco IP Communications」を配備することになりました。

Phenomenal Networks のビジネスモデルの核となっているのは、ビジネス パートナーに対応するようにお客様に対応しなければならないという信念である、と同社の社長兼 CEO デーブ・シェファードソン(Dave Shepherdson)氏は言います。「我々はお客様の事業が成長するのを見たいから、お客様のために最善を尽くすのです。我々はお客様の会社の一部となり、費用削減やビジネス プロセスの効率化を可能にする、新しい方法を発見したいと考えています」と、シェファードソン氏は話しています。

このような対応が功を奏し、Phenomenal Networks が設計と配備を担当した「Cisco IP Communications」ソリューションにより、Quadion の子会社である Minnesota Rubber では、工場とオフィスの一体化とともに、電話とビデオ会議ソリューションにかかる費用の削減が実現しました。データ ストリーミングの改善と費用削減、ならびに 1 週間におよそ 1,000 のコールに対応できる機能の実現など、このプロジェクトが大きな成功を収めているのを知らされていた Quadion では、購入した新ビルディングの全体に IP コミュニケーションを配備しようという決定が下され、Phenomenal Networks に相談が持ちかけられました。

「Minnesota Rubber のプロジェクトでは、ビジネス プロセスに着目し、業務の方法を技術的に改善すれば、同社の業務費用全体の削減が可能になると分かりました。総じて言えば、Quadion は技術にとても精通している企業で、技術によってビジネスを改善する方法を常に模索しています」と、シェファードソン氏は話しています。

今回のプロジェクトでは、Quadion より具体的なニーズが提示されました。「第1に、ビルディング全体がワイヤレス対応になること。第2に、 IP コミュニケーションの導入。第3に、エンジニアリング スタッフがワイヤレスで IP 通信を行えることでした」

そして最後の要望は、Quadion のカスタマーが、プロジェクトに携わっている設計エンジニアと常に連絡が取れるようにすることでした。エンジニアが 1 階のオフィスにいるときでも、地下のラボで設計のテストを行っているときでも、あるいは社内のカフェテリアでランチを食べているときでも、常にカスタマーと連絡が取れる状態になっていることが求められていたのです。

「当社のエンジニアリング スタッフは大きな CAD CAM ファイルを取り扱っていますので、このようなファイルの送信スピードも向上させて欲しいと思っていました。また、当社が現在使用している動画 IP ネットワークも、新しいプロジェクトに織り込まれるように求めていました」と、Quadion の情報技術担当ディレクター、スティーブ・パスカッチ(Steve Paskach)氏は話しています。

Phenomenal Networks は Quadion の IT スタッフとともに、ワイヤレス IP、VoIP(video over IP)、および有線 IP コミュニケーションを組み込んだ「Cisco IP Communications」システムの設計を行いました。まず、チームは、コアネットワーク用の「Supervisor Engine 720」を搭載した「Cisco Catalyst 6596」スイッチを配備し、それぞれの IP アプリケーションでのQoS(quality of service)を可能にしました。それから、「Cisco Catalyst 6596」スイッチの PoE(Power over Ethernet)ポートを活用して、追加の電力供給を行なわずに、ビルディングの各所にワイヤレス アクセスポートを設置できるようにしました。そうすれば、エンジニアリング用のデスクトップはギガビットの速度で「Cisco Catalyst 3750」に繋がり、最終的には同じくギガビットでコアの「Cisco Catalyst 6596」に接続されるようになるからです。

ワイヤレス アクセスポイントが、社内カフェテリアなど、ビルディングの各所に設置されました。Phenomenal Networks では、冗長性のある「Cisco CallManager」テレフォニー システムを採用し、160 台のシスコの IP フォン、20 台の「Cisco 7920」ワイヤレス IP フォン、ならびにシスコのユニファイド メッセージング ソリューションを配備したほか、ファックス機のような従来型のアナログ機器の接続用に IP/アナログ コンバーターも設置しました。

最終的には、「Cisco IP Communications」システムを利用して、ミネソタ州の各オフィスに「Cisco 7920」IP フォンが大規模に導入され、Quadion のエンジニアリング業務の生産性が100 パーセント向上されました。

Phenomenal Networks では Quadion 向け IP コミュニケーション ソリューションの設計と初期トレーニングに要する期間を 6 週間と想定していましが、実際の配備はわずか 3 日で完了しました。

「シスコのワイヤレス IP ソリューションにより、当社のお客様とエンジニアは、 1 日のあらゆる時間にコラボレーションできるようになりましたので、プロジェクトの進捗スピードも格段に速くなっています」と、パスカッチ氏は言います。

「Quadion の社員は週内に古いビルディングから移動し、翌週の火曜日までには完全に業務可能な状態になっている必要がありました。我々は週末に電話機を配備し、月曜日には発生したあらゆる問題に対応しました。火曜日には、社員は全員業務可能な状態になっていました」と、シェファードソン氏は話しています。

パスカッチ氏が、新しい「Cisco IP Communications」の利点をいくつか挙げてくれています。

「当社は、各地でオフィスの新規開設を行なっている、国際的な企業です。Phenomenal Networks が設計および配備を担当したシスコのソリューションにより、当社では、新しいオフィスを本社で一括管理できるようになり、4 ケタの内線番号を使って、電話料金無料で世界中のあらゆる場所に通話ができるようになっています。さらに、年間で 1 万 5,000 ドル以上にもなっていた、電話の移動、追加および変更のための費用が全く不必要になっています」

シンディー・マクダウェル:カリフォルニア州サンタクルーズ在住のフリーランス ジャーナリスト。

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