ワールドニュース

米国ニュース


SBCとシスコ、通信管理の新サービス発足のための戦略的提携を発表

資本経費を削減しながら未来技術への対応を可能にする、新たなタイプの企業サービスが誕生


2002年12月17日、テキサス州サンアントニオ、カリフォルニア州サンノゼ - SBCコミュニケーションズ(NYSEコード: SBC)とシスコ・システムズ社(NASDAQコード:CSCO)は今日、セールスとマーケティングに関する戦略について新たに合意したと発表しました。今回の提携は新たなレベルの企業向け管理サービスを早急に実現させることを主眼にしており、シスコからは最先端の機器を、SBCからは最高水準の通信、ネットワーク・サービスを提供することになっています。SBCでは、今後新たに登場するサービスを提供するための基幹ネットワーク・インフラストラクチャでのシスコの技術の導入も検討しています。

合意は今日の企業が直面し、最重要課題となっているジレンマの解決を目指したものです。すなわち、企業では競争力を維持するために通信技術の拡大、アップグレードが必要になっている反面、限りある財源も維持していかなければなりません。先進的で柔軟なデータ、音声のサービスは現在では成功するために欠くことのできないものとなっていますが、今日ほとんどの企業が求めているビジネス・オプションとは、資金投資の必要性や継続事業の運転資金、管理費を抑えることになっています。

SBCとシスコは、シスコが持つ業界最高のIPベースのデータ・ネットワーク技術と、SBCが持つ企業向け通信サービスやネットワークの設計、展開、管理での専門性を組み合わせることで、上記のような要望に応えていきます。今回の合意により、シスコ、SBC両社の関係会社、パートナでは完全に管理された環境とパワフルかつ柔軟な企業向けサービスを提供できるようになり、カスタマはこのような機能をコスト効率良くアウトソースすることが可能になります。その際、カスタマ情報はSBCのサービス・センターで一元管理されます。

「管理サービスは大きな成長が見込まれています。というのも、企業はサービスの拡大、新たな技術の導入を求めていますが、その一方でますますタイトになる資本予算もやりくりしなければならないからです」と言うのは、Yankee Groupの通信戦略アナリストであるサンドラ・パルンボ氏。「シスコの機器とSBCの管理サービスでの実績が結びついたことにより、アウトソーシングがより注目されるようになるかもしれません。」

今回の提携により、シスコはSBCの所定のサービスに対して優先的に機器を提供します。その中には、インターネット・プロトコル(IP)・テレフォニ、ネットワークや顧客端末(CPE)を介してのIPベースの仮想ネットワーク(IP-VPN)、セキュリティ、ストレージ・ネットワーク、ホスティング、ワイヤレスLAN(WLANS)などが含まれています(詳しくは「SBCとシスコが合意した管理サービスの概要」と詳細図表をご参照ください)。管理サービス・メニューのうちのいくつかは現在利用可能であるほか、他のメニューも2003年、2004年内に導入予定で、いずれもマルチ・プラットフォーム・ネットワークの統合、アップグレードを実現させ、既存のネットワーク投資に対するカスタマの収益が最大化されることを目指しています。これらサービスは、最終的には直接、間接いずれのチャネルを通じても利用が可能となります。

「SBCとシスコの製品、サービスが組み合わされたことにより、当社では技術目標の達成がより容易になりました」と語るのは、Mathis Brothers Furnitureの情報技術担当重役であるダン・ウエザー氏。「SBCのサービスとシスコの機器を利用することにより、当社のインフラストラクチャでも、ローバストなネットワークを通じてさまざまな場所から音声、データ、動画を組み合わせられるようになりました。このプラットフォームにより、注文処理時間や内部のコミュニケーション、カスタマ・サービス、能率が改善され、ひいては収益性も向上しました。二つの会社の関係がさらに良くなったので、価値がさらに高められる機会が訪れると楽しみにしています。」

SBCの子会社では、基幹のネットワーク・インフラストラクチャにシスコのオプティカル・ネットワーク、イーサネット通信やネットワーク・ベースのIP-VPN技術を使用する計画もあります。これにより、SBCグループの企業では2003年中にオプティカル・イーサネットやマルチ・プロトコル・ラベル・スィッチングといった高速ネットワークの構築、導入が可能になるでしょう。SBCのグループ企業の一つでは、国内のOC-192基幹ネットワークでシスコの12000シリーズ・ルータの導入を始めており、2003年には導入が完了する予定です(「SBCの国内データ・ストレージの概要」をご覧ください)。

「現在の経済状況では、企業には先進のコミュニケーション・サービスを提供する能力がこれまで以上に求められており、管理サービスの選び方によっては出費とリスクを最小化しながら信頼性を最大化する機会を得ることもできるのです」SBCコミュニケーションズのマーケティング・セールス・グループの代表であるレイ・ウィルキンス・ジュニア氏はこう語ります。「SBCとシスコのそれぞれの製品を組み合わせて提供することにより、このような企業のニーズが満たされるでしょう。なぜなら、二つの世界的な大企業の技術、サービス、継続中のカスタマ・サービスの最良の部分を組み合わせた、管理の一元サービスが利用できるからです」

強固な関係の構築

SBCとシスコが新たに結んだ3年半の契約は、両者の間ですでに築かれていた強固な関係が自然に発展したものです。SBCのブロードバンド・データ容量、広範なサービスエリアとシスコのデータ・ネットワークでの専門性、IPイノベーション、通信業者並のインフラストクチャが二つの企業を密接に結びつけたのです。

現在、SBCはサービス・プロバイダとしてはシスコの最大のチャネル・パートナの1社であり、2000年以来SBCのグループ企業がカスタマからのシスコ機器への注文を処理してきた数はおよそ19,000件にも上ります。さらに、SBCはシスコの機器が含まれているネットワークや管理サービスのセールス、サポートを担当する、高度な訓練を受けたセールス、技術要員を5,000人以上有しています。SBCではおよそ3,000人の技術者がデータ、音声機器に関するシスコの上級修了証を保持しています。

「SBCと長期にわたる関係を維持することによりモーメンタムを継続して構築したいと思っていました。今回はお互いのカスタマにカスタマイズされたソリューションを提供するために提携しました」と語るのは、シスコ・システムズの製品開発担当副社長兼ジェネラル・マネジャのチャーリー・ジャンカルロ氏。「目標は、お互いのカスタマの生産性、競争力の向上に貢献することであり、そのためにカスタマに一貫したネットワーク技術とサポートを提供して時間、資源の節約ができるようにして、カスタマが基幹事業、業務に専念できるようにしなければなりません。」

セールスでの提携

カスタマはさらにSBCとシスコのセールス・チームの強固な提携からも恩恵を受けるでしょう。両者は管理サービスでの提供メニューを共同で販売、サポートすることも検討しています。

「今回の契約により、シスコとSBCは管理サービスを提供するためのgo-to-market戦略をより高度で新しいレベルに引き上げることができるのです」と語るのは、シスコ・システムズのワールドワイド・チャネル担当副社長のポール・マウントフォード氏。「当社のセールス・チームとSBCのセールス・チームは、共同での売上げ計算、販売計画、間接セールス戦略の展開だけでなくサービスの展開でも提携していくのです。」

「SBCとシスコは連携して、直接お互いのカスタマに接してパッケージされたソリューションの設計、実行、管理を行い、必要な場合にはカスタマ独自の特殊な要望にもきめ細かく対応できるようにサービスのカスタマイズも行います」SBCの企業マーケティング部門の上席副社長であるチャック・ラドニック氏はこう語ります。「我々は機器、通信、サービスをバンドルし、カスタマへの個別対応でパッケージされたソリューションやカスタマイズされたソリューションの管理を行います。」

SBCコミュニケーションズ社(http://www.sbc.com/)は世界でも有数のデータ、音声、インターネットのサービス・プロバイダです。同社の世界規模のネットワークを通じ、SBCグループは本格的な音声、データ、ネットワーク、eービジネスのサービスを提供するとともに、ディレクトリ広告や出版事業も行っています。フォーチュン30に入る企業、アメリカでもトップの高速ADSLインターネット・アクセス・サービスのプロバイダ、そしてアメリカでも有数のインターネット・サービス・プロバイダであるSBCグループは、現在アメリカ全土で5,800万本のアクセス回線を提供しています。さらに、SBCグループはアメリカで2番目の規模のワイヤレス企業で、2,200万人以上のワイヤレスのカスタマを有するCingular Wirelessの株式の60パーセントを保有しています。国際的には、SBCグループは25の国で通信への投資を行っています。

シスコ・システムズについて

シスコ・システムズ社(NASDAQコード: CSCO)は、インターネット用ネットワーク分野の世界的リーダ。ニュース、情報は http://www.cisco.com/で閲覧が可能です。

# # #

シスコ、シスコ・システムズおよびシスコ・システムズのロゴはシスコ・システムズ社の登録商標です。パートナという用語の使用は、シスコと他の企業が合資関係にあることを示すものではありません。

一般向け連絡先:
Jason Hillery
SBC Communications Inc.
314.982.9160
jhillery@sbcnews.us

報道関係向け連絡先:
Lang Tibbils
Cisco Systems, Inc.
408 853-9013
ltibbils@cisco.com

Related Links
SBCとシスコが合意した管理サービスの概要
▲Return to Top

お問い合わせ