日本版ニュースリリース

シスコ、ACIの新機能によってSDNにおけるリーダーシップを伸張


シスコ、ACIの新機能によってSDNにおけるリーダーシップを伸張

新たなACIセキュリティ機能を提供し、Dockerサポートを通じてお客様の選択肢を拡大

2015年12月21日

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:鈴木 みゆき、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は、本日Application Centric Infrastructure(ACI)向け新規ソフトウェアのリリースを発表しました。オープンAPI、オープン スタンダード、広範なエコシステムの上に構築される総合的なSDNポートフォリオの強化により、お客様の選択肢の幅と柔軟性を拡大します。新規ソフトウェアの機能は、物理(ベアメタル)アプリケーションとマルチベンダー仮想化アプリケーション(VMware VDS、Microsoft Hyper-V)の両方のマイクロセグメンテーションによってACIを強化し、ACIをマルチサイト環境全体に拡張することで複数のデータセンターを対象にポリシー主導による自動化を実現します。

シスコは、オープン ソースへの貢献を通じてDockerコンテナの統合も追加します。Cisco Application Policy Infrastructure Controller(APIC)を利用することで、お客様には一貫性のあるポリシー モデルと導入の一層の柔軟性が提供されます。

広範なエコシステム、オープンAPI、オープン ソースへの貢献を通じてお客様の選択肢を拡大するACIは、任意のサードパーティの 4-7レイヤーサービスの自動サービス挿入に対応するようになりました。また、シスコはVMware vRealize AutomationやOpenStackなどのクラウド自動化ツールを新たにサポートします。これには、OVS(Open vSwitch)によるオープン スタンダード ベースのOpflexのサポートも含まれます。ACIエコシステムに新たに追加されたソフトウェアと機能は、PaaS(Platform as a Service)やSaaS(Software as a Service)をはじめとするアプリケーション スイート全体の自動化を実現し、組織のアプリケーション チームとインフラストラクチャ チームにまたがる自動化に貢献します。

シスコのNexus 9000 ACIを採用し、すべてのハイパーバイザーとクラウド管理プラットフォーム、物理、仮想、コンテナを問わないあらゆるワークロードに対応したオープン プラットフォームを利用されている顧客数は、現時点で5,000社以上に上ります。

シスコ、シニアバイスプレジデント、ソニー・ジャンダニ(Soni Jiandani)は、次のように述べています。「お客様の話では、ネットワークの自動化は現在、5〜10パーセント程度しか進んでいないように見受けられます。お客様は、ネットワークやネットワーク サービスの自動化とその一元的な管理、同時に一貫した方法によるイースト/ウエスト トラフィック、マルチクラウド トラフィック、ベアメタル アプリケーションのセキュリティの向上を強く求めています。ITの効率性、ビジネス アジリティ、競合優位性のためには、ポリシーベースの自動化、一貫性のあるネットワーク セキュリティ、コンプライアンスへの一元対応が欠かせません。ACIを導入されているお客様のうち何社かは、すでにネットワークの完全自動化を実現し、次のステップとして4-7レイヤーネットワーク サービス、セキュリティ、アプリケーションの各グループにまたがる自動化を検討されています」

シスコSDNニュース ハイライト:新規ACIソフトウェアのリリース

  • Dockerコンテナのサポート:
    シスコは、物理、仮想の両エンドポイントをサポートし、さらにシスコAPICとProject Contivとの統合を通じてDockerコンテナ エンドポイントにまでサポートを拡張します。Project Contivは、コンテナベース アプリケーションの導入向けにインフラストラクチャで動作するポリシーを定義するためのオープン ソース プロジェクトです。ACIの統合型ポリシー モデルは、ベアメタル サービス、仮想マシン、コンテナなどの幅広いエンティティを含むネットワーク エンドポイントの集合であるエンドポイント グループ(EPG)によってポリシーを強化します。Dockerは、Linuxコンテナ内で分散アプリケーションを実行するためのオープン ソース プラットフォームを提供します。
  • セキュリティの強化:
    シスコACIは、VMware VDS、Microsoft Hyper-V仮想スイッチ、ベアメタル アプリケーションのマイクロセグメンテーションに対応するようになりました。これにより、より細分性の高いセキュリティをエンドポイントに適用できます。お客様は、仮想マシンの属性(名前、ゲストOS、VM IDなど)やネットワーク属性(IPアドレスなど)に基づいてフォワーディング ポリシーとセキュリティ ポリシーを動的に適用し、感染したエンドポイントや不正なエンドポイントを隔離できます。
    また、同一ポリシー グループ内でワークロードを分離することもできます。たとえば、同一Web階層内のすべてのエンドポイント間の通信をポリシーに基づいて自動的に無効化し、セキュリティの脅威がデータセンター内を水平方向に移動することを防止できます。
  • 複数データセンターのサポート:
    シスコACIは、複数のデータセンターを対象としたポリシー主導による一貫した自動化に対応するようになりました。これにより、ACIツールキットに含まれる新しいマルチサイト アプリケーションを利用して、アプリケーション モビリティとディザスタ リカバリを実現できます。
    シスコACIは、任意のサービス デバイスのサービス挿入とチェイニングも新たにサポートします。シスコAPICとのポリシー連携のためのデバイス パッケージは必要ありません。お客様は、既存のすべてのネットワーク サービスをシームレスに構成、管理し、同時にネットワーク サービスの接続を自動化できます。
  • オペレーションの柔軟性の向上:
    追加のソフトウェア機能によって提供される内容:APIC向けのNX-OSスタイルのCLIのサポート、基本モードとアドバンス モードのGUI、APIC向けのSNMPのサポート、Heat Mapなどのトラブルシューティング ウィザードの強化。提供開始は2015年(暦年)第4四半期を予定しています。
  • クラウド自動化ツールのお客様の選択肢:
    組織がクラウドへの移行を継続する中、シスコはクラウド自動化ツールに対する業界で最も総合的なサポートを提供します。プライベート クラウド向けのMicrosoft AzurePackのサポートに加え、VMware vRealize Automation、OpenStackの配備による完全にポリシーベースのクラウド自動化も提供できるようになりました。また、シスコはOVS(Open vSwitch)上のOpflexを使用してACIポリシーを直接ハイパーバイザーにまで拡張します。OpFlexは、OpenStackとAPICの間のポリシーベースの統合を提供します。これらの提供開始は2015年(暦年)第4四半期を予定しています。
  • ACIエコシステムのメンバー企業が47社に:
    ACIの導入向けの完全なアプリケーションとクラウド サービスを拡大するメンバーとして、CliQr、DataTorrent、Vnomicに加えてApprenda、KillerIT、One Convergence、ScienceLogicの4社が新たにACIエコシステムに参加します。これらの新規メンバーは、PaaSを提供し、組織のアプリケーション チームとインフラストラクチャ チームにまたがる自動化を支援します。シスコと業界のリーダー企業による広範なエコシステムは連携し、SDNによるデジタル エンタープライズのエンドツーエンドの自動化というビジョンを実現します。

関連リソース

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**当資料は、2015年12月3日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
Cisco Extends SDN Leadership with new ACI Capabilities