日本版ニュースリリース

レッドハットとシスコ、日本市場において、クラウド環境向けOpenStack分野での協業を強化


レッドハットとシスコ、日本市場において、クラウド環境向けOpenStack分野での協業を強化
迅速なビジネスを低運用コストで実現するクラウド環境構築に向け共同で導入サポート、コンサルティングを実施

2015年11月2日

シスコシステムズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:鈴木みゆき、以下:シスコ)とレッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、暫定社長:ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン、以下:レッドハット)は本日、OpenStackベースの統合ソリューション、「Cisco UCS Integrated Infrastructure for Red Hat Enterprise Linux Open Stack Platform (UCSO)」を、日本において展開することを発表しました。

この協業により、Cisco Unified Computing System™ (UCS)、Cisco Application Centric Infrastructure (ACI)、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformを組み合わせたRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platform向けのCisco UCS統合インフラストラクチャ(UCSO)は、シスコの国内認定販売パートナー、およびレッドハットの国内OpenStack認定パートナーを通じ本日より提供開始されます。
また、レッドハットとシスコは、本ソリューションの提供開始に向け、レッドハットのプロフェッショナルサービスおよび、シスコのアドバンスドサービスのエンジニアが連携し、お客様へ迅速に対応できるサポート体制を構築しました。なお、この導入サポートにおいては、シスコ検証済みデザイン(Cisco Validated Design: CVD)のOpenStack版を用いることにより、ユーザー企業の負担なく購入、導入が可能となります。

今日企業のIT部門では、ビジネスにおける柔軟性、敏捷性、低コストを実現し、企業競争力を高める事のできるクラウド環境として、パブリック、プライベート、もしくはハイブリッドのクラウド導入を検討するのが当たり前になっています。その中でOpenStackを基盤プラットフォームとして検討する企業が増えています。レッドハットが依頼し米調査会社IDCが実施した2014年の調査では、全世界のクラウド採用企業のうち65%がOpenStackは自社のIT戦略の中で重要な役割を担っていると述べています。*

*出典:IDC, “Don't Get Left Behind: The Business Benefits of Achieving Greater Cloud Adoption,” August 15, 2014

一方で、OpenStackの導入に関しては、リソースやアプリケーションの管理、IT管理の簡素化や、アプリケーションの移行など数多くのハードルが実在します。また、セキュリティやガバナンスも企業にとっては懸念材料であり、ほとんどの企業においては、OpenStackベースのクラウドをコンパイル、カスタマイズし、構築、構成、管理する技量のあるエンジニアは不足しており、大企業レベルのサポートやサービスも必要となるのが通例です。今回のレッドハットとシスコの日本における協業は、こうした日本の企業ユーザーのOpenStackベースのクラウド導入の懸念を払拭するものと言えます。

両社は今後共同で、あらゆる業種、業態、規模の企業に対し、OpenStackベースのクラウド構築を、統合され、信頼性が高く、導入しやすい形で、自動化された管理とプロビジョニングを提供することにより、設備投資の低減だけでなく、日々の運用コストの削減にも貢献します。

シスコとレッドハットは、プライベートクラウド環境におけるビジネスの俊敏性を実現するために、以下のマーケットセグメントのお客様を見込んでいます。

  • パブリッククラウドサービスを代表するサービスプロバイダー、マネージドサービスプロバイダー、プライベートクラウドインフラを提供するシステムインテグレーター
  • 自社の大規模なプライベートクラウド環境をデザインする中堅、および大企業
  • 通信事業社、パブリックセクター、金融事業社、モバイルゲーミングセクターなど大規模でスケールアウト型のオンデマンドなITが求められるお客様

OpenStack向けの統合インフラストラクチャについて

  • シスコのUCS統合インフラストラクチャのポートフォリオは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウドのサポートに最適であり、重要な構成単位です。アプリケーションやクラウドサービスの展開の合理化を図るため、Nexusスイッチ搭載のUCSサーバー、UCS Directorの管理機能、ストレージアクセスを組み合わせたアーキテクチャとなっています。
  • シスコやレッドハット製品に対する 1日24時間、週7日体制の製品サポートに加え、顧客には、1日24時間、週7日、世界中のどこからでもクロストレーニングを受けた専門家チームに連絡を取ることができるSolution Supportを購入するオプションも用意されています。

今後、レッドハットとシスコはお客様、パートナー様向けに共同セミナーなどのマーケティング活動を通じて協業してまいります。

サポートコメント

レッドハット株式会社 暫定社長、レッドハットアジアパシフィックPte Ltd シニアバイスプレジデント 兼 ジェネラルマネージャー アジアパシフィック ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン氏
シスコは、クラウドインフラストラクチャおよび統合インフラストラクチャのマーケットリーダーであり、一方でレッドハットはオープンソース市場をリードし、この分野の深い専門知識とOpenStackを提供します。補完し合う両者の強みを組み合わせることで、顧客やエコシステムパートナーは両社の提携による技術革新の恩恵を受けることが可能となります。今回、この恩恵を日本のお客様にもお届けできることを大変うれしく思います。

シスコシステムズ合同会社 データセンター / バーチャライゼーション事業担当 ダリルマッキノン
Cisco UCS統合インフラストラクチャの優れた拡張性と一元管理により、資本コストと運用コストを削減出来ます。この製品では、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、および管理機能が1つのプラットフォームに統合されており、物理環境と仮想環境の両方でサービスとしてのIT(ITaaS)の自動化が実現されます。レッドハットとお客様のデータセンター環境に迅速に、OpenStackを活用したプライベートクラウド環境構築を実現します。

関連リソース

Red Hatについて

オープンソース ソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらに サポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソース・コミュニティのグローバル・ネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた革新的テクノロジー創出を支援しています。詳細につきましては、http://www.redhat.com をご覧ください。

レッドハット株式会社について

レッドハット株式会社は、米国ノースカロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューションRed Hat, Inc.の日本法人です。オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバーまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1305R)