日本版ニュースリリース

シスコ、2015年度第4四半期および通期業績を発表


シスコ、2015年度第4四半期および通期業績を発表

好調なビジネスが、記録的な増収増益を実現

2015年8月13日

  • 第4四半期売上高:128億ドル(前年比4%増)
  • 第4四半期1株当たり利益:45セント(GAAPベース)、59セント(non-GAAPベース)
  • 2015年会計年度売上高:492億ドル(前年比4%増)
  • 2015年会計年度1株当たり利益:1ドル75セント(GAAPベース)、2ドル21セント(non-GAAPベース)
  • 2016年第1四半期売上高ガイダンス:前年同期比2〜4%増
  • 2016年第1四半期non-GAAPベース1株当たり利益ガイダンス:55セント〜57セント

2015年8月12日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、CEO:チャック・ロビンス、以下:シスコ)は本日、2015年7月25日を期末とする2015年会計年度第4四半期および2015年会計年度通期の業績を発表しました。2015年会計年度第4四半期の売上高は128億ドルでした。また、同第4四半期の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースでは23億ドル(1株当たり45セント)、non-GAAPベースでは30億ドル(1株当たり59セント)でした。

「シスコが大変好調な時期に、私はCEOに就任しました。2015会計年度第4四半期と通期ともに、記録的な売上高とnon-GAAPベース1株当たり利益を達成し、今年度を締めくくることができました。特に繰延収益の増加は、シスコがより予測性の高いソフトウェアベースのビジネスモデルに向けて順調に舵を切っていることの表れであり、売上高と利益の両方の伸びと相まって、喜ばしい結果となりました。これらの堅調な業績は、シスコの事業が順調に推移していくことを裏付けるものです。今日の目まぐるしく変化する市場においてお客様にお届けする価値を最大化するために、シスコは今後も製品ポートフォリオの充実と発展に努めてまいる所存です。あらゆるもののデジタル化が進む中、現在未来ともに、ネットワークは戦略的な役割を果たしていくことでしょう。これが、私がこの先シスコにとってさらに明るい時代が待ち受けていると信じて疑わない所以です」と、シスコのCEO(最高経営責任者)チャック・ロビンス(Chuck Robbins)は述べています。

GAAPベース(2015年会計年度第4四半期)
  2015年会計年度第4四半期 2014年会計年度第4四半期 対前年同期比
売上高 128億ドル 124億ドル 3.9%増
純利益 23億ドル 22億ドル 3.2%増
1株当たり利益 45セント 43セント 4.7%増

プロフォーマ・ベース(2015年会計年度第4四半期)
  2015年会計年度第4四半期 2014年会計年度第4四半期 対前年同期比
純利益 30億ドル 28億ドル 6.2%増
1株当たり利益 59セント 55セント 7.3%増

GAAPベース(2015年会計年度通期)
  2015年会計年度 2014年会計年度 対前年比
売上高 492億ドル 471億ドル 4.3%増
純利益 90億ドル 79億ドル 14.4%増
1株当たり利益 1ドル75セント 1ドル49セント 17.4%増

プロフォーマ・ベース(2015年会計年度通期)
  2015年会計年度 2014年会計年度 対前年比
純利益 114億ドル 109億ドル 4.5%増
1株当たり利益 2ドル21セント 2ドル6セント 7.3%増

決算概要
(特に記載のない限り、相対比率(%)はすべて前年比です)

2015年会計年度第4四半期のハイライト

売上高:総売上高は4%増の128億ドルでした。製品売上高とサービス売上高はいずれも4%増。総売上高を地域別で見ると、Americas(米国、カナダ、南アメリカ)が7%増であったのに対し、EMEA(欧州・中東・アフリカ)とAPJC(アジアパシフィック・日本・中国)はいずれも横ばいでした。製品売上高の伸びをけん引したのはコラボレーションとデータセンターで、いずれも14%増。またスイッチは2%、NGNルーターは3%増となりました。

粗利益率:総粗利益率と製品粗利益率は、non-GAAPベースでそれぞれ62.1%と61.0%でした。non-GAAPベースの製品粗利益率は2015年会計年度第3四半期と比べて低下していますが、これは価格設定と製品構成の影響を受けたものであり、生産性の向上によってある程度埋め合わせられています。non-GAAPベースのサービス粗利益率は65.9%でした。地域別の総粗利益率は、Americasが62.7%、EMEAが62.1%、APJCが59.5%となっています。GAAPベースの総粗利益率、製品粗利益率、サービス粗利益率は、それぞれ60.2%、59.0%、64.5%となっています。

営業経費:non-GAAPベースの営業経費は1%増の42億ドルでした。セキュリティ、クラウド、ソフトウェアなど主要な成長分野への投資を反映して、人員数が2015年会計年度第3四半期より約900〜7万1,833人増加。GAAPベースの営業経費は3%増の49億ドルでした。

営業利益:non-GAAPベースの営業利益は9%増の38億ドル、営業利益率は29.3%でした。またGAAPベースの営業利益は7%増の29億ドル、営業利益率は22.4%でした。

法人税等:2015年会計年度第4四半期のnon-GAAPベースの税引当率は、年度末調整を反映して21.0%でした。GAAPベースの税引当率は20.9%となりました。

純利益と1株当たり利益:純利益はnon-GAAPベースで6%増の30億ドル、1株当たり利益は7%増の59セントでした。GAAPベースでは、純利益は23億ドル、1株当たり利益は45セントでした。

営業活動によるキャッシュフロー:2015年会計年度第4四半期の営業活動によるキャッシュフローは41億ドルで、これに対し、2015年会計年度第3四半期は30億ドル、2014年会計年度第4四半期は36億ドルでした。

2015年会計年度のハイライト

売上高:総売上高は4%増の492億ドルでした。

純利益と1株当たり利益:純利益はnon-GAAPベースで5%増の114億ドル、1株当たり利益は7%増の2ドル21セントでした。GAAPベースでは、純利益は90億ドル、1株当たり利益は1ドル75セントでした。

営業活動によるキャッシュフロー:2015年会計年度の営業活動によるキャッシュフローは126億ドルでした。これに対し、2014年会計年度は123億ドルでした。

現金及び現金等価資産ならびに投資総額:2015年会計年度の現金及び現金等価資産ならびに投資総額は604億ドルで、これに対し、2015年会計年度第3四半期末は544億ドル、2014年会計年度第4四半期末は521億ドルでした。米国で利用可能な現金と現金等価資産ならびに投資総額は、2015年会計年度第4四半期末時点で70億ドルでした。

繰延収益:繰延収益は、合計7%増の152億ドルとなりました。2015年会計年度第4四半期の製品繰延収益は21%増と、前期に続いて2桁の伸びを達成。サブスクリプションベースの製品とソフトウェア製品が成長を大きくけん引しました。これに対し、サービス繰延収益は1%の伸びに留まっています。繰延収益に反映されているように、シスコは高い経常利益の確保に継続的に取り組んでいます。

製品在庫額:2015年会計年度末時点の製品在庫額は約51億ドルとなりました。これに対し、2014年会計年度末時点の在庫額は約54億ドルでした。

売掛金回転日数(DSO):2015年会計年度第4四半期末時点の売掛金回転日数(DSO)は、前年同期と変わらず38日でした。

資本配分

2015年会計年度第4四半期中に、シスコは1株当たり21セントの配当金(総額11億ドル)を申告し、支払いました。2015年会計年度通期では、1株当たり80セントの配当金(総額41億ドル)の申告・支払いを行いました。

2015年会計年度第4四半期中、シスコは株式買戻し計画に基づき、約3,500万株の普通株を1株当たり28.62ドルの平均価格で買い戻しました(買戻し総額10億ドル)。2015年会計年度通期では、株式買戻し計画に基づき、約1億5,500万株の普通株を1株当たり27.22ドルの平均価格で買い戻しました(買戻し総額42億ドル)。2015年7月25日時点で、シスコは普通株44億株を1株当たり20.86ドルの平均価格で買い戻し、回収したことになります。株式買戻し計画開始以来の購入総額は約927億ドルです。同計画での株式買戻し承認額の残高は、約43億ドルとなりました。これらの株式の買い戻しには特に期限は設けられていません。

2015年会計年度通期では、シスコは自社株買戻しと配当金を通して83億ドルを株主の皆様に還元しました。これはフリー キャッシュ フローの73%に相当します。

「第3四半期に引き続き堅調な業績を達成して、本年度を締めくくることができました。前年同期比4%増の128億ドルという記録的な売上高を達成し、第4四半期は高い水準の成長を遂げることができました。その結果、2015年度通期の売上高も、同じく4%増の492億ドルとなりました。増収増益、ポートフォリオと投資戦略の管理、株主の皆様への利益還元という財務戦略を実行できたことに満足しています」と、シスコのエグゼクティブ バイスプレジデント 兼 CFO(最高財務責任者)ケリー・クレイマー(Kelly Kramer)は述べています。

買収および売却

2015年会計年度第4四半期に、シスコはフランスに本社を置くTechnicolorに対し、サービスプロバイダー 向けビデオ コネクテッド デバイス事業部門の顧客構内設備事業を、一定の調整を経たうえで、約6億ドルの現金および株式で売却することで合意したと発表しました。シスコでは、サービスプロバイダー向け ビデオ事業への投資について、クラウドおよびソフトウェアベースのサービスに重点を置いたものになるよう、継続的に見直しを行っていきます。Technicolorへの売却は、当局の承認を経たうえで、2016年会計年度第2四半期末に完了する見通しです。

また2015年会計年度第4四半期末中にシスコは、セキュリティ ポートフォリオの強化を図るためにクラウドベース セキュリティ企業のOpenDNSを買収する意向であることを発表しました。その他にも、ソフトウェア、コラボレーション、クラウドの製品・サービスのさらなる拡充に向け、別の1件の買収を発表し、さらに2件の買収を完了しています。

2016年会計年度第1四半期の業績予測

シスコは、2016年会計年度第1四半期の業績について以下のような見通しを立てています。

2016年会計年度第1四半期
売上高:前年同期比2〜4%増
non-GAAPベースの粗利益率:61〜 62%
non-GAAPベースの営業利益率:28〜 29%
non-GAAPベースの税引当率:23%
non-GAAPベースの 1 株当たり利益:55〜57セント

2016年会計年度第1四半期のGAAPベースの1株当たり利益については、non-GAAPベースの1株当たり利益に比べて1 株当たり11〜15セント低くなると見ています(以下を参照)。

2016年会計年度第1四半期
株式ベースの補償費用:5〜6セント
購入した無形固定資産の償却およびその他の買収/売却関連費用:4〜6セント
小計:9〜12セント
事業再編費用およびその他の費用:2〜3セント
合計:11〜15セント

株式ベースの補償費用がシスコの業績に与える影響は、2015年会計年度第4四半期と同程度になると見込まれます。購入した無形固定資産の償却およびその他の買収/売却関連費用については、GAAPベースの営業経費、売上原価、その他の収益(または損失)として適宜報告することになっています。

事業再編費用およびその他の費用には、2014年8月にシスコが発表した事業再編によって生じる最高2億ドルの税引き前費用が含まれます。2015年会計年度第4四半期中に、シスコは事業再編のための税引き前費用として7,800万ドルを、関連するGAAP ベースの財務諸表に計上しました。事業再編計画全体の関連費用は約7億ドルになると見込まれます。

このガイダンスでは、将来の買収/売却、資産価値の減損、事業再編、税金などの事象については、重要度にかかわらず一切含んでおりません。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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**当資料は、2015年8月12日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

***財務諸表の参照は以下のWebサイトをご参照下さい。
Cisco Reports Fourth Quarter and Fiscal Year 2015 Earningss