日本版ニュースリリース

シスコ、データセンター イノベーションを推進


シスコ、データセンター イノベーションを推進:ACI向け高性能「Cisco Nexus 9000スイッチ」とクラウド向け「Cisco Nexus 3000スイッチ」を発表

シスコ、Cisco Unified Computing Systemの5年間を振り返りつつ

2014年4月15日

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井 康文、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)と、コンピューティング、ネットワーキング、管理、仮想化、ストレージ アクセスを統合型アーキテクチャ サーバーに一元化する画期的な製品を発表しました。Cisco Nexus 9000ポートフォリオ®に新たにCisco Nexus 9504およびNexus 9516スイッチを追加し、シスコ アプリケーション セントリック インフラストラクチャ(Cisco Application Centric Infrastructure、以下 ACI)のイノベーションの急速な歩みを継続する製品群です。

シスコ アプリケーション ポリシーインフラストラクチャ コントローラ(Cisco Application Policy Infrastructure Controller、以下APIC)のポリシー主導による一元的な自動化、アプリケーション プロファイル、Cisco Nexus 9000スイッチの組み合わせは、安全性が極めて高いクラウド ネットワークとハイブリッド クラウドの構築に有効です。また、Cisco Nexus 3000ファミリーへのCisco Nexus 3164Qスイッチの追加も併せて発表されました。この新しいスイッチは、Massively Scalable Data Center(MSDC)とビッグ データの膨大なワークロード向けに設計されています。Cisco 9000のプログラマビリティ製品に基づいて開発されたCisco Nexus 3164Qは、Linuxコンテナのサポート、XML、JSON、Puppet/Chef、Python、OpenStackなど、クラウド プロバイダー向けの自動化ツールに広範に対応しています。Cisco Nexus 3000スイッチは、最大手クラウド プロバイダー10社のうち8社のネットワークに採用され、これらのネットワークの大半をカバーしています。今回の発表は、大成功を収めているユニファイド コンピューティング システム(UCS)登場5周年を迎える中で行われました。

「Cisco Global Cloud Index」によれば、2017年には全ワークロードの3分の2近くはクラウドで処理されるようになり、すべてのデータセンター トラフィックの3分の2以上はクラウドからもたらされます。エンタープライズ プライベート クラウド、パブリック クラウド、ハイブリッド クラウドを構築する企業は、クラウドの配備を最適化し、効率を最大化するために、ポリシーベースの自動化が求められます。ACIは、物理・仮想の両方のネットワーク上のITリソースの完全なネットワーク自動化、可視性、規模に応じたセキュリティ、統合型の管理を提供するすべてがアプリケーションのニーズを中心に構築された初のデータセンターおよびクラウド ソリューションです。

アラブ首長国連邦(UAE)の統合型通信サービス プロバイダーの大手であり、中東で最も急速に成長しているduは、複数のデータ施設を2箇所の次世代データセンターに集約し、新しいクラウド サービスをホスティングしています。

「新データセンターの基盤としてCisco Nexus 9000シリーズ スイッチとアプリケーション セントリック インフラストラクチャを選んだのは、このソリューションにより当社の業務プロセスが合理化され、使用電力と冷却、配線の運用費を削減できるからです。特に、シスコの双方向光学系が気に入っています。これにより40GEの4倍の密度が得られ、同じ配線インフラを使って100Gbにアップグレードできるので、費用がかさむケーブルのアップグレードが不要です」と、duのネットワーク デベロップメント アンド オペレーション担当エグゼクティブ バイスプレジデント、サリーム・アル・バルーシ氏は述べています。

165カ国で行われている10,000ヶ所のシスコ ネットワーキング アカデミーでは、毎年何十万人ものITの専門家がネットワークを設計、構築、維持するための技術を学び、業界で認められた認定取得の準備をしています。シスコは、新しいプライベート、パブリック、ハイブリッド クラウド モデル向けのシステム ネットワークとセキュリティの専門家を養成するための拡張カリキュラムを用意し、これを主導し続けています。

「NX-OSプラットフォームに組み込まれている自動化とプログラマビリティ、トレーニング、サポート、認定を通じて、世界の200万人以上のネットワーキング エンジニアと数千社のチャンネル パートナーの能力を引き上げることで、当社のエンタープライズ、商業、サービス プロバイダー、クラウドのお客様は、スキルセットを拡大すると同時に、データセンター内のACI、およびアクセスとWANを通じてオンプレミス プライベートとハイブリッドのクラウド モデルを利用できます。シスコは、お客様がクラウドに円滑に移行できるように、実践的な技術を磨く機会をパートナーに提供してくれています」と、シスコ、シニアバイスプレジデント、ソニー・ジャンダニは述べています。

Cisco Nexus 9508と同様、Cisco Nexus 9504、Nexus 9516スイッチは、クラウド、ビッグデータ、複雑なアプリケーションに対応できるように設計され、業界最高の拡張性、プログラマビリティ、エネルギー効率、高性能を備えたデータセンター スイッチ ポートフォリオを構成します。Miercomが独自に実施したテストでは、Nexus 9500シリーズ プラットフォームが業界最高のパフォーマンス、密度、信頼性を提供することが示されました。

MiercomのCEO、ロブ・スミサーズ氏は次のように述べています。「ハイパフォーマンス コンピューティング、高頻度トレーディング、ビッグデータ、クラウド コンピューティングなどのアプリケーションでは、ネットワーク インフラストラクチャが重要になります。これらのネットワークでは、高いポート密度、高スループット、低レイテンシ、低ジッタ、高いパフォーマンス等の一貫性が重要であり、厳密なテストが必要です。Nexus 9500ファミリーは、ベンチマーク テスト全体を通じて最高のスコアを獲得して、圧倒的な拡張性を示したことで、業界の水準を引き上げました。Cisco Nexus 9516は、業界で実施された最大規模の576 x 40GEのレビューにおいて、ラインレートで1つのパケットも喪失しないことがテストで証明されました」

Cisco Nexus 9500ポートフォリオには、電力消費と冷却の効率が15パーセント高い業界初のバックプレーンフリー モジュラー スイッチや、2.8倍の高可用性によってコンポーネントの30パーセントで平均故障間隔(MTBF)が改善されるシンプルな設計などのシステム イノベーションが搭載されています。このスイッチ ポートフォリオはシャーシ構成の柔軟性にも優れており、高コスト効率の1/10Gアクセス設計、10G/40G集約設計、ハイパフォーマンスの40Gおよび将来の100Gスパイン/リーフ設計に対応できます。

  • 576基のワイヤー スピード40G Ethernetポートと60 Tbpsのスループットを備えたCisco Nexus 9516は、業界最高密度のワイヤー レート スイッチであり、拡張性の壁を取り除き、ネットワーク設計を簡略化します。Cisco Nexus 9516は、「2014 Best of Show Interop」アワードのデータセンター カテゴリでファイナリストに選ばれました。
  • Cisco Nexus 9504は、コア/アグリゲーション/アクセスからスパイン/リーフ アーキテクチャへの移行をコスト効率良く解決するオプションを提供します。Cisco Nexus 9504を利用することで、パートナーは低密度のアグリゲーション/アクセス設計を求める顧客に新たなオプションを提供できます。

新しいCisco Nexus 3164Qスイッチ:最も厳しいワークロード向けに設計された、超高密度のハイパフォーマンス スイッチです。2 RUで40Gまたは10Gポート(最大で10Gポート256基)の柔軟な接続性とNX-OSの豊富な機能セットを提供します。Nexus 3164Qは、ワークロードの分離、ワイヤーレートのレイヤー2/レイヤー3スイッチング、強化されたプログラマビリティ オプションによってシームレスなモビリティを提供します。

新しいシスコ スペシャリスト認定:ネットワーク プログラマビリティ職専用に新たに開発されました。シスコのトレーニングと認定プログラムは、各職務に固有のスキルを育成します。

  • ビジネス アプリケーション開発者:新しいオープン データセンター環境の知識を得ることができます。
  • デザイナーまたはアーキテクト:アプリケーションを統合する能力が身に付きます。
  • エンジニア:プログラマブルなクラウド環境の統合とトラブルシューティングを行います。
  • 開発者:JSON、XML、Python、Puppet/Chef、OpenStackなど、ネットワーク自動化のためのプログラマティック インターフェイスを利用します。

シスコ コンサルティング サービス:導入時間の短縮、インフラストラクチャ コストの削減、迅速な収益化を通じて測定可能なビジネス メリットを提供します。ACI導入のための新サービスは次のとおりです。

  • シスコ レディネス プランニング:Cisco ACIへの円滑で良好な移行のために、リスクと機会を特定し、業務分析と詳細な移行計画を提供します。
  • Cisco Nexus 9000向けシスコ クイック スタート サービス:Cisco Nexus 9000シリーズ スイッチの導入を支援します。
  • Cisco Nexus 9000向けシスコ アクセラレーテッド デプロイメント サービス:アプリケーション セントリック アーキテクチャへの迅速な移行を支援します。

シスコ ファイナンス ソリューション:Cisco UCSやCisco ACIなどの画期的なデータセンター テクノロジーを導入する世界中のお客様とチャンネル パートナーを支援するため、シスコの完全子会社であるCisco Capitalを通じて高い競争力と柔軟なITを実現するファイナンス ソリューションを提供します。

Cisco UCSの5年間の成長とイノベーション

5年前にシスコは、サーバー市場への進出と、シスコ ユニファイド コンピューティング システム(Cisco UCS)の立ち上げを通じた初めての真のサーバー イノベーションの提供を発表してIT業界に衝撃をもたらしました。成熟市場への進出という困難にもかかわらずシスコはこの市場に乗り出し、テクノロジー イノベーションの継続的な投入によって5年間にわたって急成長を遂げてきました。現在ではシスコは、x86ブレード サーバーの収益ベースの市場シェアで第2位(世界ベース)を獲得し、米国では30パーセントのシェアを占め、サーバー ベンダー全体の上位5社にランクインされています。

「当社のデータセンター ビジネスの成長エンジンは、イノベーションとパートナーシップです。チャンネル Cisco UCSはパートナーに直ちに受け入れられ、現在では世界の4,000以上のパートナーがUCSを販売しています。安全性に優れたアプリケーション セントリック インフラストラクチャ(ACI)を通じてイノベーションを提供することで、今後もパートナーと共にデータセンターの分野で成功を続けていきます」と、シスコ、ワールドワイド チャンネル担当 バイスプレジデント、ケン・トロンベッタは述べています。

シスコは、テクノロジー パートナーと共に統合型インフラストラクチャ ソリューションの新カテゴリを形成してきました。EMCとはVSPEX®、NetAppとはFlexPod、VCEとはvblockを開発しました。コラボレーションによるこれらの統合型ソリューションは、現在業界をリードしています。シスコは、UCSをハイパフォーマンス コンピューティング アプリケーション向けの理想的プラットフォームとして最適化するために、Microsoft、Oracle、SAPなどの大手ソフトウェア プロバイダーや大手Hadoopディストリビューターとも協力しています。

UCSの実績

  • シスコの売上の80パーセント以上は、チャンネル パートナーを通じてのものです。
  • 現在、3,850以上のチャンネル パートナーがシスコUCSを販売しており、その半数以上はUCSテクノロジーに特化しています。
  • 2014年2月に発表されたIDCの「Worldwide Quarterly Server Tracker, Q4 2013」によれば、シスコは世界のx86ブレード サーバーの収益ベースの市場シェアで第2位を獲得し、米国では32パーセントのシェアを占め、サーバー ベンダー全体の上位5社にランクインしています。
  • シスコは、Gartnerが発表した2013年のブレード サーバーのマジック クアドラントでリーダーに位置付けられています(アンドリュー・バトラー、ジョージ・J・ウェイス、「Gartner Magic Quadrant for Blade Servers」、2013年4月29日、&corp; 2013 Gartner Inc.)*。
  • 30,000社以上のお客様がシスコUCSを採用し、その中にはFortune 500の75パーセントの企業が含まれています。

過去5年間のUCSイノベーションには、サービス プロファイル、独自の拡張メモリ、統合型インフラストラクチャ、UCS Manager、UCS Central、UCS Director、最新のUCS Invictaが含まれます。UCS Invictaは、フラッシュメモリを必要とするデータ多用アプリケーションにフラッシュメモリを近づけるオールフラッシュ アレイです。

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1305R)

**当資料は、2014年3月24日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳を元にしています。
Cisco Drives Data Center Innovation: New High Performance Nexus 9000 Switches for Application Centric Infrastructure; New Nexus 3000 Switch for Cloud