日本語版ニュースリリース

シスコ、エンタープライズ向けネットワーク製品群を刷新


シスコ、エンタープライズ向けネットワーク製品群を刷新
ビジネスとITのイノベーション力を強化

Catalystスイッチとサービス統合型ルータにCisco ONEで提唱する SDN機能を搭載することで、サービスの可用性を実現

2013年11月27日

シスコシステムズ合同会社(本社東京都港区、代表執行役員社長:平井康文、以下シスコ)は本日、エンタープライズ向けに機能をさらに高めたCisco Catalyst®スイッチおよびサービス統合型ルータの新製品を発表します。これらスイッチ・ルータの製品群は、いずれも新しいCisco® Enterprise Network Architectureの一環として位置づけられ、IT担当者が直接ネットワーク管理を行う手間を低減します。

この新しいアーキテクチャによって、シスコの包括的な戦略であるOpen Network Environment(ONE)はさらに拡大し、ソフトウェアのプログラマビリティがASIC、オペレーティングシステム、ネットワーク機能、データセンターなどのあらゆるサービス、WAN、LANのすべてに適用されるようになります。シスコは、サービス プロバイダやエンタープライズ向けネットワーキング ポートフォリオ全体を刷新してオープンでプログラマブルなポートフォリオの構築を目指しており、本日発表した新製品は企業の構内ネットワークや支店・支社向けに利用できる製品としてエンタープライズ ネットワークソリューションを提供します。

新しいエンタープライズ ネットワーク アーキテクチャは、シスコが取り扱う多数のスイッチ・ルータ製品やシスコの顧客企業にとって、ネットワーキングの将来を担うものとして位置づけられ、今後、アプリケーションとネットワークサービス向けソフトウェアやハードウェアのネットワーク機能との相乗効果を上げていくための機能が搭載されています。このアーキテクチャによって、企業や人々の生活の中で実行されるかつてないほど多様化したアプリケーションに対応するためのネットワークインフラを提供し、企業がInternet of Everything(IoE)のビジョンを確実に捉えられるよう支援します。

本日発表の新製品および最新機能には、企業ネットワークにおけるキャンパスやブランチ向けの新たなプラットフォームが含まれています。例えば、「Cisco Catalyst 6800シリーズスイッチ」は現時点でCatalyst® スイッチ製品の中で最高の性能を備え、キャンパス バックボーンの10/40/100 Gbpsサービス向けに作られています。これらの製品は、すでに幅広い導入実績を持つ「Catalyst 6500シリーズスイッチ」との互換性を備えており、ネットワーク プログラマビリティと投資保護を実現します。また、世界で最も幅広く導入されているシスコのルータファミリを拡大するブランチ導入向け新製品「Cisco ISR 4451-AX」は、2004年にCisco ISRを発表して以来、統合型のブランチサービスにおいて大幅な性能の進化とサービス可用性の向上を実現しています。

シスコはこうしたイノベーションによって新しいビジネスモデルを素早く実現して新規サービスの導入期間を短縮させ、IT部門への支援を通して企業にインパクトを与えます。また、モビリティやクラウド、Internet of Things(IoT)などの技術への移行からIT部門が最大限のメリットを得られるよう支援すると同時に、豊富なサービスに対応するオープンでプログラム可能なアーキテクチャを提供して新規アプリケーションの立ち上げを加速させます。

Cisco ONE エンタープライズ ネットワーク アーキテクチャ

Cisco ONEはSDNに対応するシスコのポートフォリオとして包括的なプログラマビリティをネットワークインフラ全体に取り入れることによって、イノベーションや投資保護、運用コストの削減を実現する広範なアプローチです。企業内において、Cisco ONEのエンタープライズ ネットワーク アーキテクチャは企業の構内向けネットワークや支店・支社などにオープン性とプログラマビリティをもたらし、より一層俊敏性や高いパフォーマンス性、アプリケーションへの精通度を高めるとともに、これらすべてによって既存のネットワークリソースの付加価値を高めます。

Cisco ONE戦略においてはonePK APIツールキットが重要な要素となり、業務アプリケーションを支援するネットワーキング アプリケーションを開発することが可能です。シスコでは今後1年以内にエンタープライズ向けスイッチ、ルータ製品のすべてにおいてonePKをサポートする予定です。そして、本日発表の「Cisco ISR 4451-AX」および「Cisco ASR 1000-AX ルータ」は、第1弾として2014年第1四半期中にonePKのサポートを開始する予定です。

こうしたオープンAPIのサービス制御層への統合によってネットワークを単一エンティティとして表示でき、有線・無線に関わらず複数のネットワーク環境アプリケーションを通じて、一貫した動作が可能となります。これによって革新的なユーザエクスペリエンスを提供できるため、企業は新たな事業機会をより迅速に捉えることができる態勢を整えられます。

Cisco ONEエンタープライズ ネットワーク アーキテクチャは、Internet of Everything(IoE)によって人やクラウド、あらゆるモノをインテリジェントにつなげるための基盤となる要素です。新アーキテクチャによって企業はネットワーク全体の可視性やインテリジェンス、拡張性を得ることができ、ユーザ向けサービスの導入という最終的な目標を実現できます。

シスコのエンタープライズネットワークに含まれるキャンパスおよびブランチ向け新製品は、以下の通りです。

  • Cisco Catalyst 6807-XL モジュラスイッチ: 「Cisco Catalyst 6807-XL」は次世代キャンパスバックボーンのため、10/40/100 Gbps向けに最適化され、「Catalyst 6500シリーズ」のDNAを共有して投資保護と運用の一貫性を確保します。7スロット、10ラックユニットのモジュラ型シャーシで、スロットあたり最大880 Gbpsに対応し、ポートあたり11.4TB(テラビット)のスイッチング容量を備えています。
  • Cisco Catalyst 6880-X 半固定型スイッチ: 10 Gbpsをサポートする中小規模のキャンパス向け製品で、シスコの中規模市場向けポートフォリオを強化します。「Cisco Catalyst 6880-X」は5スロット、5ラックユニットのスイッチで、10 Gbpsの固定ポート16個のSupervisor Engine と10 Gbpsまたは40 Gbpsのラインカードを選択できる4個のハーフスロットを搭載し、最大80個の10 Gbpsポートをサポートします。
  • Cisco Catalyst 6800ia インスタント アクセス スイッチ:キャンパス オペレーションへの導入向けに簡素化されたCatalyst 6000シリーズ製品で、ワンタッチでプログラム可能なスイッチを実装できます。複数の場所のアクセス スイッチを実質的に1台の拡張スイッチに統合し、Catalyst 6800シリーズや6500シリーズのスイッチが持つ豊富な機能をすべて統合することによって、キャンパスネットワークのネットワークITを簡素化します。
  • Cisco 4500E Supervisor Engine 8E: シスコのCisco Unified Access™を最も広範囲に導入できるモジュラ型のアクセススイッチで、共通機能や耐障害性、粒度の細かいQoSを無線ネットワークまで拡張することによって、既存の有線インフラへの投資を保持します。今年1月に発表の「Cisco Catalyst 3850 スイッチ」に導入された完全にプログラム可能なCisco UADP ASICが「Cisco Catalyst 4500E Supervisor Engine 8E」にも搭載され、有線と無線のコンバージェンスをシャーシベースのスイッチにまで拡大します。
  • Cisco サービス統合型ルータ(ISR) 4451-AX: ブランチ向けルータのポートフォリオを拡張し、内蔵型および「pay-as-you-grow(成長に合わせた段階的な投資)」モデルで最大2ギガビットのフォワード性能を提供して、最大規模で最も要件の厳しいブランチオフィスに対応します。「Cisco ISR 4451-AX」によってIT担当者はアプリケーションサービスを数分のうちに実装でき、ブランチオフィスにおいてもLANのようなサービス認識型のデータプレーンを導入してWANの最適化機能を統合することができます。
  • Cisco Aggregation Services Router (ASR) 1000-AX: Virtual Wide Area Application Services (vWAAS)によってアプリケーションの可視化と制御性、AppNav を世界で最も幅広く導入されているコンフィギュレーションに統合し、WANアグリゲーションのためのアプリケーションサービスを提供します。

提供時期

「Cisco ISR 4451-AX」は2013年10月より提供を開始しています。また、「Catalyst 6800スイッチシリーズ」、「Cisco ASR 1000-AX」および「Cisco 4500E Supervisor Engine 8E」は2013年12月の提供開始を予定しています。

コメント

シスコ エンタープライズネットワーキンググループ担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、 ロブ・ソーダーベリー
「最新のアプリケーションによる顧客エクスペリエンスを実現させるために、ネットワークの重要性がかつてないほど高まっています。企業が新たな事業機会を切り拓き、差別化によって競争力を高めていく上でカギになっていくのがネットワークのインテリジェンスやシンプルさ、イノベーションといった要素です。本日発表した『Cisco Catalyst 6800』 『Cisco Catalyst 4500 Supervisor 8E』 『Cisco ISR 4451-AX』 『Cisco ASR1000-AX』の各製品はいずれも、シスコのエンタープライズネットワークのアーキテクチャがこうした企業の要請をどのように実現していくのかを実証するものです」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1305R)

**当資料は、2013年6月24日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に日本独自の情報を追加しています。
Cisco Refreshes Its Enterprise Networking Franchise to Empower Business and IT Innovation