日本語版ニュースリリース

楽天、新データセンターのネットワーク基盤にシスコのネットワークファブリック技術を採用


楽天、新データセンターのネットワーク基盤にシスコのネットワークファブリック技術を採用

データセンターネットワークの集約化と効率性の向上を実現

2013年7月30日

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井康文、住所:東京都港区 赤坂、以下シスコ)は、本日、インターネット総合サービスを提供している 楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、 以下「楽天」)が、新たに開設したデータセンターのネットワーク基盤にデータ センター向けスイッチ製品「Cisco Nexus」とルーティングの柔軟性を提供する 「Cisco FabricPath」を採用したことを発表しました。

楽天が運営する「楽天市場」は国内最大級のインターネット・ショッピングモー ルであり、会員数は8,300万、店舗数は4万以上を数え、同市場では約1億3,000万 点の商品が取引されています。楽天グループはeコマースや、電子書籍、トラベ ルなどのインターネットサービスに加え、銀行、証券、クレジットカード、電子 マネー、プロスポーツなど幅広くビジネスを展開しています。また、グローバル 展開も戦略的に拡大させ、これまでに北米、南米、アジア太平洋地域、ヨーロッ パ諸国、オセアニアへの進出を果たしています。

楽天では、急速な事業の拡大とグローバル展開で、動的な市場環境への適合と新 規ビジネスの展開に対応できるインフラ構築が必要とされていました。従来のサ イロ型データセンターインフラは、操作が複雑で、拡張性と管理性も限定されて いたため、サービスの開発と展開、およびサービス応答のスピードが制限され、 機会損失につながる可能性が懸念されていました。

そのため、楽天とシスコは緊密に協力し、最高の拡張性、パフォーマンス、信頼 性をシンプルに提供する、新しいデータセンターアークテクチャーを構築するこ とで、データセンター間を相互接続するネットワークソリューションをベースと した新規データセンターの展開を目指しました。

楽天が導入したのは、L2/L3テクノロジーの融合によりスパニングツリーを利用 せず仮想環境に最適なL2 ネットワークを実現する「Cisco Fabric Path」技術 と、I/O統合により高密度・高効率なサーバ収容を実現する 「Cisco Fabric Extender」技術をもつ「Cisco Nexus」シリーズです。 ビジネスの急速な拡大に対応できるように、無停止でネットワークを柔軟に変更 および拡張ができるデザインを採用しました。

「Cisco Nexus」と「Cisco FabricPath」が採用された主な理由は以下の通りです。

  • 運用コストの削減:設備投資において、小規模構成から開始することができ、  初期投資コストを抑制、データセンターインフラの簡素化を図り、運用コスト  を削減します。
  • データセンター間相互接続による効率化:「Cisco FabricPath」をデータセン  ター内テクノロジーとして利用するだけでなく、データセンター間相互接続と  しても利用することができ、コンバージェンスが極めて高速で、パフォーマン  スに優れています。現在では、楽天の複数のデータセンターが  「Cisco FabricPath」によって相互接続されています。
  • 柔軟かつ迅速な拡張性:コンパクトな1RUまたは2RUのプラットフォームの  「Cisco Nexus 5500」により、10GbEの高密度、FabricPath、豊富なL3機能と  いったネットワークソリューションを組み合わせることにより数百のサーバ接  続をサポートする拡張性にも優れています。
  • ビジネスの俊敏性の向上:新規データセンターサービス向けのオンボーディン  グやプロビジョニングに要する時間が短縮され、ダウンタイムとサービス中断  の最小化を実現し、顧客満足度の向上につながっています。

また、楽天は、データセンターインフラを簡素化することで、デバイスおよび 管理ポイント数の削減を実現し、柔軟かつ迅速な拡張、ビジネスの成長に応じた 顧客増加に対応できるデータセンターのスケーラビリティーを図り、ネットワー ク全体のパフォーマンスを高めることが可能となりました。

楽天株式会社グローバルインフラ開発部、サブマネージャーの岩崎 磨氏より、 以下のようにコメントを頂いています。
「Cisco NexusとFabricPathの導入で、データセンターの運用方法が大きく変わ りました。シンプルでありながら、ダウンタイムは減少し、柔軟なメンテナンス が可能となり、コンバージェンスは高速になりました。新しいデータセンター ネットワークは、ピーク時の当社の膨大なトランザクションに対応し、新規サー ビスを途絶なく迅速に展開できます」

「Cisco Fabric Path」「Cisco Nexusシリーズ」の採用により、ネットワーク基 盤の集約化と効率性の向上を実現したことで、運用コストの削減、楽天市場を中 心としたインターネットサービスをより迅速に世界市場に展開することが可能と なりました。変化の激しい市場において、特にスピードの向上は非常に重要であ り、楽天のビジネスに大きく貢献することが期待されます。

関連リソース

楽天グループについて

楽天グループは、eコマース、電子書籍、トラベル、銀行、証券、クレジット カード、電子マネー、ポータル&メディア、オンラインマーケティング、物流、 プロスポーツなど、消費者および企業向けの各種サービスを提供する世界でも 有数のインターネットサービス企業です。現在、アジア、ヨーロッパ、南北アメ リカ、オセアニアにて事業を展開しており、グローバル展開を拡大しています。 創業は1997年。本社を東京に、全世界で1万人以上の従業員及びスタッフを擁し ます。詳しい情報は http://corp.rakuten.co.jp/ をご覧ください。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1305R)