日本語版ニュースリリース

シスコ、Sourcefire買収を発表


シスコ、Sourcefire買収を発表

2012年7月25日

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)と高度サイバーセキュリティ ソリューションのリーダー企業であるSourcefire(NASDAQ: FIRE)は本日、シスコがSourcefireを買収することで最終合意に達したことを発表しました。この買収によって、シスコとSourcefireのワールドクラスの製品と技術、研究開発部門が一体化され、あらゆるデバイスからのクラウドに向けられる最新の脅威に対し、事前の防御から攻撃中および攻撃後まで攻撃全体を通じて継続性のある防御を広範に提供できるようになります。

モビリティやクラウド、さらには「Internet of Everything」の進化に伴って今日のITセキュリティの様相は劇的に変化しつつあり、種類の異なる従来型のセキュリティ製品ではダイナミックな脅威から組織を防御しきれなくなっています。Sourcefireは次世代の侵入防止システムやファイアウォール、最先端のマルウェア防御など、業界をリードする同社の製品ラインナップのすべてにおいて継続的な認知と脅威の検知および防御を通じて高度に自動化された革新的なセキュリティを提供します。

Sourcefireの買収によって、セキュリティに対する深いレベルの知見を持った専門家チームがシスコに加わり、最新の脅威に対して防御、発見、修正を行うシスコのセキュリティ戦略の実現を加速させます。世界最高水準の研究開発チームを加えてインテリジェンスの向上と脅威に対する防御を拡大させることによって、ネットワーク全体を通じてより多くの場所で継続性のあるセキュリティを実行できるようになり、シスコのお客様にとって大きな利益となります。

シスコは契約条件に従い、Sourcefireの株式を1株当たり76ドルの現金で取得するとともに発行済み債権の引き受けを行い、買収総額は約27億ドルになる見通しです。今回の買収についてはすでにシスコおよびSourcefire双方の取締役会の承認を得ています。

「構築・購入・提携によるシスコのイノベーション戦略において常に中核となっているのが買収です。Sourcefireはセキュリティに対するシスコの将来ビジョンに十分に合致し、シスコのセキュリティ戦略の重要な柱をサポートすることができます。サイバー セキュリティや脅威に対する防御においてネットワークが重要な役割を果たすべきであるという共通の考え方を通じ、セキュリティ市場において業界で最も包括的なアプローチを実現する両社ならではの事業機会を得ることができます」と、シスコのコーポレート事業開発担当バイス プレジデント、ヒルトン・ロマンスキは述べています。

また、シスコのセキュリティグループ担当シニア バイスプレジデント、クリストファー・ヤングは、「現在のネットワークにはもはや『境界』という概念は存在せず、高度化した脅威は従来型のさまざま種類のセキュリティ製品をかいくぐってネットワークに侵入できるようになっています。企業はそうした脅威に対し、常に最先端の防御策を組織全体で講じて、長期に渡って仕掛けられる攻撃のあらゆる段階に対応しなければなりません。Sourcefireの買収によってシスコは業界で最も包括的で統合性に優れたセキュリティ ソリューションを取得することになり、導入が一層容易で優れたセキュリティ インテリジェンスを提供することでシスコのお客様に対して大きなメリットを実現できるようになります」と話します。

Sourcefireの創業者兼CTO(最高技術責任者)であるマーティン・ローシュは次のように述べています。「シスコによる買収を通じ、拡大ネットワーク全体を通じたセキュリティの新たなモデルを追求するというSourcefireのビジョンの実現を早めることができます。今後、シスコのグローバルな拠点を通じて当社の技術が一層幅広い範囲に提供されるとともに、シスコによって販売市場とオープンソースコミュニティの両方で当社が進めるイノベーションをサポートする取り組みが行われることに大いに期待しています」

今回の買収は標準的な各種完了条件および規制当局の審査を経て、2013年後期中に完了する見通しです。今回の買収に際しては購買に伴う通常の会計調整および統合費用の計上が行われるため、シスコでは2014年会計年度の非GAAPベースの利益がわずかに希薄されることを見込んでいます。買収契約の締結後、Sourcefireはシスコのガイダンスに組み込まれます。契約の完了まではシスコおよびSourcefireは従来通り、別会社として営業を継続し、買収完了時点でSourcefireの従業員はクリストファー・ヤングが統括するシスコのセキュリティグループに配属されます。

Sourcefireは2001年に設立され、2007年に新規株式の公開を完了しています。セキュリティに関連する中核的研究拠点(COE)として知られる米国メリーランド州コロンビアに本拠を置き、世界各国に650名の従業員を擁しています。2012年度(2012年12月31日期)決算では前年比35%増の2億2,310万ドルの収益を計上しています。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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**当資料は、2013年7月23日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
Cisco Announces Agreement to Acquire Sourcefire