日本語版ニュースリリース

有線/無線インフラを統合し、シンプルでセキュアなオープン ネットワークを構築するシスコユニファイド アクセスソリューションを強化


有線/無線インフラを統合し、シンプルでセキュアなオープン ネットワークを構築するシスコユニファイド アクセスソリューションを強化

新しい Cisco Catalyst スイッチと WLAN コントローラで、BYOD、ユーザ ポリシーの適用、ネットワーク管理をシンプルにし、ワイヤレス パフォーマンスを拡張

2013 年 2 月 12 日

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井 康文、本社:東京都港区 以下シスコ)は本日、有線と無線のネットワークを統合することでネットワーク設計をシンプルにするシスコ ユニファイド アクセス(Cisco Unified Access™)ファミリの新しいソリューションを発表しました。現在、企業は複数の種類のネットワークを利用するモバイルデバイスとビジネス アプリケーションの増加に対応するという困難な問題に直面しており、ビジネスにおけるイノベーションと即応性を高めるための様々な課題の対処に時間を割くことが難しくなってきています。ネットワーク運用の課題のシンプル化を促進するため、本日シスコが発表した新しいユニファイド アクセス製品は、ネットワーク全体で一貫したシンプルさとインテリジェンスを提供するもので、これにより IT 組織は、時間のかかる運用業務から解放され革新的なスマート ビジネス プロセスに集中的に取り組むことができるようになります。またシスコ ユニファイド アクセスには、SDN(Software-Defined Networking; 以下 SDN)オープン インターフェイスなどの機能が含まれ、将来的に新しい機能をサポートできることから、より強力に投資を保護します。

以前は、無線ネットワークは有線ネットワークへのオーバーレイとして構築されていました。そのため 2 つの論理ネットワークを管理する必要があり、異なる機能やサービスの混在により、複雑さが増す結果となっています。ユーザが複数のデバイスをネットワークに持ち込むことでこれらの問題はさらに深刻化し、IT 部門は共通のアクセスポリシーの実装、BYOD への対応、ネットワークの保護、快適なエクスペリエンスの提供が困難な状態に陥っています。

シスコ ユニファイド アクセスは、有線、無線、仮想プライベート ネットワーク(Virtual Private Network; 以下 VPN)を統合するシスコの戦略です。キャンパス ネットワーク全体を単一のポリシー (One policy) ソースと単一の管理 (One management) ソリューションに基づき制御し、高いセキュリティを備えた一つのネットワーク インフラストラクチャに統合します。

シスコ ユニファイド アクセス ネットワーク アーキテクチャは、新たに設計された Cisco Unified Access Data Plane ASIC (UADP ASIC)を利用することで、有線と無線トラフィックの処理を単一のデータプレーンに一元化します。この新しい UADP ASIC は有線/無線トラフィックを終端し、高度なパフォーマンスと拡張性を提供、有線と無線の両方のネットワークへの一貫したサービスの適用を可能にすることで、ネットワーク管理者の悩みを解消します。UADP ASIC にはプログラマブルなデータプレーンが搭載されており、SDN サービスの導入が可能です。

シスコは本日、UADP ASIC 搭載の新しいシスコ ユニファイド アクセスネットワーキング製品を発表しました。

  • ワイヤレス LAN(WLAN)コントローラ機能内蔵の新しい Cisco Catalyst® 3850 Unified Accessスイッチ
  • IOSベースのソフトウェアを搭載した60Gbps対応の新しいCisco® 5760 Unified Access WLAN Controllerアプライアンス

また、シスコ ユニファイド アクセス ポリシー&管理ソリューションの新バージョンも併せて発表しました。

  • 最新の Cisco® Identity Services Engine (ISE) 1.2
  • 最新の Cisco® Prime™ Infrastructure 2.0

より多くの人、データ、プロセス、モノをネットワークにつなげる必要性が高まるのと同時に、無線/有線ネットワークの役割が拡大し、ネットワークのオペレーションと機能要件が複雑化してきています。シスコ ユニファイド アクセスへの新たな機能強化により、IT組織はネットワーク要件の変化とサービス イノベーションの拡大にすばやく対応することができます。

シスコ ユニファイド アクセスの構成:One network, One policy, One manegement

次々に登場する新しいデバイスとアプリケーションに対応する、より高速でインテリジェントなアクセス レイヤからなる One network。One network は以下を実装しています。

  • 有線と無線のネットワーク用を1つにした物理インフラを提供する新しい Cisco Catalyst 3850スイッチ。Catalyst 3850 スイッチには統合型の有線/無線 LAN コントローラ機能が備わっています。さらに、統一された共通のネットワーク インテリジェンスをサポートしており、ネットワーク全域を網羅する可視性と分析機能によりトラブルシューティングにかかる時間を短縮し、有線-無線インフラ全体できめ細かな階層型のサービス品質を提供します。この統一された共通のインテリジェンスは、一体となった IOS と、有線-無線をひとつにするASICである新しい「Unified Access Data Plane (UADP) ASIC」の使用によってもたらされるものです。
  • 新しい IOS ベースの Cisco 5760 Wireless LAN Controller デバイス。5760 は、Cisco UADP ASIC を利用することで、集中型導入に向けた階層型の QoS 機能を 60Gbps の容量と共に提供します。
  • SDN 用の Cisco onePK オープン アーキテクチャ。アプリケーションでシスコのスイッチおよびルータの情報を取得できるようにする開発者向けツールキットであり、すばやい機能の展開を通して投資保護を可能にするプログラマブルなデータプレーンを提供します。Cisco onePK はネットワークのプログラマビリティを可能にするシスコのソフトウェア戦略に連携するもので、ソフトウェアと SDN に対するシスコの継続的な投資を裏付けるものです。

有線、無線、VPN のすべてのネットワークでコンテキストベースのポリシーを集中管理する One policy。以下のコンポーネントが含まれます。

  • Cisco Identity Services Engine (ISE): 管理者が複数のアクセス方法とデバイスタイプのためのポリシーを1つにしてシンプルに作成することが可能です。ISE を使うことで、ビジネス エンドユーザが企業のネットワークに接続する際に有線、無線、VPN のどれを使うかにかかわらず、セキュリティ、デバイス制御、ユーザ認証を統制する 1 つのポリシーに基づきアクセス コントロールが自動的に実行されるように設定することができます。
  • 最新の Cisco ISE 1.2 リリースでは Good、Airwatch、Mobile Iron Zenprise、SAP などの有力な業界ソリューションにモバイルデバイス管理(MDM)を統合することで、モバイルデバイス管理が改善され、単一のシンプルなポリシー管理ソリューションが実現します。

ネットワーク全体で、アプリケーションおよびサービスの可視性とパフォーマンス保証を確保するための統合プラットフォームを提供する One management には次の製品が含まれます。

  • Cisco Prime Infrastructure 2.0。アプリケーション、サービス、エンドユーザを 360 度すべて把握でき、新しい自動化されたワークフローによりネットワーク管理をシンプルにします。Cisco Prime Infrastructure 2.0 はまた、Cisco Catalyst 3850 スイッチや Cisco 5760 Wireless LAN Controller といったシスコ ユニファイド アクセスインフラストラクチャの新しいコンポーネントの統合にも対応できるようにアップデートされています。

Cisco Prime Infrastructure 2.0、Cisco ISE 1.2(2013年上半期発売予定)を除くすべての製品は現在販売中です。

「Internet of Everything」を可能にする シスコ ユニファイド アクセス

ユニファイド アクセスは、高度なシンプルさ、インテリジェンス、拡張性、効率性、オープン インターフェイス、セキュリティにより、人、データ、プロセス、モノをインテリジェントに接続する「Internet of Everything」を可能にするビジネス基盤です。ユニファイド アクセスはお客様の Internet of Everything への移行を支援し、最終的にネットワーク全域におよぶシンプルさ、インテリジェンス、分析、拡張性、すばやいサービス展開、優れた変更管理によって実現する革新的なユーザサービスの提供を可能にします。

2013 年 2 月 13 日から2 月 14 日、東京で開催される「Cisco Connect」では、セッションと展示で、シスコ ユニファイド アクセスの全容を紹介します。2 月 13 日、15:55 からのセッション「これからのオフィスネットワークの新基準-シスコ ユニファイド アクセス-“One Policy - One Management - One Network”」の中では、One policy, One Management One network というコンセプトのもと、有線/無線統合ネットワークにおける統一したポリシー及びネットワーク管理を提供できるシスコ ユニファイド アクセスをご紹介します。また展示では、Cisco Catalyst 3850 が国内で初登場します。

コメント

  • シスコ エンタープライズ ネットワーク グループ担当シニアバイスプレジデント、ロブ・ソダーベリー
    「お客様は、BYOD などの新たなアクセス要件や新しい核心的なビジネス アプリケーションに対応でき、TCO が少なくてすむ、シンプルで高度なセキュリティを備えたネットワークを求めています。シスコ ユニファイド アクセスを使うことで、個別の垂直のテクノロジ スタックと異種コンポーネントから、インテリジェントなネットワークを可能にする単一のアーキテクチャへと移行し、このような目標を達成することが可能です」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1005R)

**当資料は、2013 年 1 月 29 日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に日本独自の情報を追加しています。
Cisco Unveils Fundamental Change in Enterprise Networking: New Unified Access Products Converge Wired, Wireless to Build Simple, Secure, Open Networks