日本版 ニュースリリース

シスコのユニファイド コンピューティング システムの導入企業が10,000社を突破、業界ベンチマークで53の世界記録を達成


シスコのユニファイド コンピューティング システムの導入企業が10,000社を突破、業界ベンチマークで53の世界記録を達成

圧倒的なビジネス メリットとコスト削減を求めて世界各国の企業が採用

2012 年 1 月 30 日

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井 康文、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、コンピューティング、ネットワーク、運用管理、仮想化を統合した同社の新世代Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS™)に対するデータセンターの管理責任者や企業のCIO(最高情報責任者)の関心が一様に高まっており、欧州地域で3,000社を超す企業に採用されるなど、販売開始からわずか2年で全世界での導入企業数が10,000社を突破したことを発表しました。競争の非常に厳しいIAサーバ市場環境にあって、多くの業界観測筋がこの新しいコンピューティング テクノロジーの普及に懐疑的でしたが、Cisco UCSはあらゆる業界のあらゆるワークロードにおいて圧倒的なコスト削減とビジネス メリットをもたらすことを証明しています。2009年7月の出荷開始以降、Cisco UCSはこれまで53の業界性能や仮想化ベンチマークなどで世界記録となる性能を達成し、そのイノベーションに対し数々の業界賞を受賞しています。

先ごろの TheInfoPro™ の調査「Servers and Virtualization Study (サーバおよび仮想化に関する調査)」によれば、シスコは調査対象となったサーバベンダーの中で最上位となったばかりか、ビジョン、技術イノベーション、製品性能、営業力の分野でもトップに位置づけられています。回答企業の33%が「最も期待できるサーバベンダー」にシスコを選び、2位に8ポイントも上回って第1位になっています*。

2011年版の「Cisco Global Cloud Index」は、クラウド コンピューティングによってビジネスの変革が進むことを予測しています。2014年までにデータセンターのコンピューティング ワークロードの50%以上がクラウドベースに移行し、2015年には世界のクラウド コンピューティングの年間トラフィック量が現在の12倍の1.6ゼタバイトに到達すると予測されています(1ゼタバイト=10の21乗バイト=1兆ギガバイト)。これは、地球上のすべての人がビジネスシーンで利用、活用しているビデオ映像を4日間視聴する量に相当します。こうしたクラウドの爆発的な拡大によるエンドツーエンドでのクラウド アプリケーションの配信をサポートするために、Cisco UCS が提供する高度なデータセンター機能が求められています。

既存のサーバ設計思想ではなく、全く新たな手法で設計されたCisco UCSは、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ アクセス、仮想化および運用管理を最適化するよう設計された統合システムです。Cisco UCSはコンピューティングの新たな手法を求める市場の強い要求に応え、革新的な統合アーキテクチャによって、IT企業が新たなビジネスモデルを立ち上げることを可能にしました。新規アプリケーションの導入にかかる時間を短縮し、ビジネスの俊敏性を高めると同時に、コストを削減します。Cisco UCSは業界標準やx86アーキテクチャと、ネットワークやストレージ アクセスを単一のシステムに統合した業界初のファブリックコンピューティング プラットフォームです。シスコはBMC、CA、Citrix、EMC、Hitachi Data System、Microsoft、NetApp、Oracle、Red Hat、SAP、VMwareなど、ネットワークインフラおよびソフトウェア業界の有力ベンダー各社と協力して、事前検証済みのエンドツーエンド ソリューションを提供しています。

* TheInfoPro™ Servers and Virtualization Study Vendor Performance Report Wave 11 - 2H 2011:北米地域の大・中規模企業のITサーバ担当者に対して実施された聞き取り調査

世界各国のCisco UCS導入企業が実現したビジネス メリット

Monsanto

農業製品分野の世界有数のプロバイダーとして、農家のリソースの節約と農作物の生産性向上に貢献するMonsantoは、まずVMwareを搭載した同社のSAPアプリケーションの仮想化ホストとしてCisco UCSを導入し、160基の物理サーバをわずか12基のUCSブレードに削減して200台のSAP仮想マシンのホスティングを行いました。さらに、Monsantoはデータセンターの刷新も進め、Cisco UCSの導入を拡大させてOracleやWeblogicなどの付随アプリケーションのサポートを拡大し、現在、80基のUCSブレードが1,600台の仮想マシンをサポートしており、今後もさらにCisco UCSの導入を進める計画です。Monsantoグローバル インフラストラクチャ ビジネス アラインメントおよびストラテジー責任者であるトッド・アイリック(Todd Eyrick)氏は、次のように述べています。「統合ファブリックとしてのCisco UCSの利点と独自サービス プロファイルを活用して、消費電力量を35kw削減するとともに何100本ものLANケーブルやSANポートを撤去し、仮想化をサポートして、特に仮想マシンのモビリティをサポートすることができる可用性と俊敏性の非常に高いアプリケーション環境を構築できました。Cisco UCSのサービスプロファイルは、ソフトウェア テンプレートを利用して物理サービスと仮想サービスの両方に当社独自の機能を設定することができます。これは当社が目指すIaaSモデル実現のカギとなっているものです」

Euronet Worldwide

Euronet Worldwideは高度なセキュリティを備えた電子金融取引ソリューションのプロバイダーで、欧州中部および東部地域で最初の独立系ATMネットワークを設立しています。46カ国で115社を超える金融機関、携帯電話事業者200社、32万の小売業者や地域エージェント、さらには数100万人に及ぶ個人顧客によるATM、プリペイド決済および送金業務を扱い、500億ドル以上の金融取引を処理しています。EuronetはS&T Consulting Hungaryの支援を受け、欧州中央・東部地域の26カ国の関連会社の取引処理をサポートするハンガリーの中央データセンターにCisco UCSとNetAppおよびVMwareのテクノロジーを連携させたジョイント ソリューションを導入しました。Euronet EFT Europe最高執行責任者、スレシュ・ナンディハーリ氏は次のように述べています。「統合性の極めて高いこのソリューションによって、総所有コストを低減し投資収益率を向上させるとともに、当社のビジネス アプリケーションをサポートするインフラの俊敏性が大幅に高まり、ビジネスや課題に対応できます」

香港中文大学(The Chinese University of Hong Kong)

香港およびアジアでトップクラスの大学である香港中文大学では、Cisco UCSおよびNexusスイッチを採用したCisco Unified Data Center Architectureを導入してITリソースの一元化と仮想化を実現しました。データセンターの運用管理を簡素化して、コンピュータのプロビジョニングを迅速化し、医学や科学の研究を中心に大学内のユーザーのコンピュータ能力を強化しています。香港中文大学のITサービス部長、フィリップ・ルン氏は、「当大学では、より高速で柔軟なプロビジョニングと低コストが同時に求められ、データセンターのインフラに対して非常に要求度が高くなっています。ソリューションを選定する上では、ネットワークからサーバ、ストレージ、バックアップまで、主要なコンポーネントをすべて統合できることが、非常に重要です。信頼性と拡張性、自動化のしやすさ、緊密な統合性が、当大学がシスコのデータセンター インフラストラクチャ プラットフォームを選択した理由です」と述べています。

AudienceView Ticketing

AudienceView Ticketingは劇場やアリーナ、スタジアム、芸術団体などのホワイトレーベルのチケットのオンライン発券ソリューションのグローバルプロバイダーで、欧州、アジア、オーストラリア、北南米に140の顧客を持ち、500カ所の施設のチケット業務を扱っています。AudienceViewでは、クラウドコンピューティング環境をサポートするため、VMware vSphere HypervisorとともにCisco UCS、EMCストレージおよび仮想化で構成されるコンパクトで効率性の高いターンキーソリューションを導入しました。AudienceView Ticketingオペレーション担当バイスプレジデント、ゴピ・バラシンガム氏は次のように述べています。「当社は組織拡大を主要な目標に定めており、今回、拡大に伴ってデータセンターのプロビジョニングを行うための標準基盤を固めることができました。Cisco UCSによって、販売開始までの時間を大幅に短縮することができます。これまで1日半を要していた新しいサーバのプロビジョニングを、今では60分で終えることができます。ビジネスにおけるこのような俊敏性は、当社がアジア太平洋地域に新たにデータセンターを開設するにあたって、莫大なコスト削減につながります。さらにCisco UCSによって関連ハードウェア機器の数が削減され、運用コストを25%削減できました」

ボストン大学医療センター

ボストン大学医療センター医学部テクノロジー ディレクター、ジョン・マイヤーズ氏は次のように述べています。「アプリケーションごとに個別のサーバを割り当てるかわりにCisco UCSによって当大学の研究環境には強力で柔軟性の高いソリューションが提供されるため、Cisco UCSのサービスプロファイルを利用してブレードを変更し、新規アプリケーションもわずか数分でサポートできるようになります。またCisco UCSを活用して安全性の非常に高いFTP(ファイル転送プロトコル)を設定し、膨大な量のデータを他の研究機関と共有して、医療分野での共同研究を進めています」

Cisco UCSのISV パートナー エコシステム

独立系ソフトウェアベンダーによってオープンなCisco UCSのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)が開発されており、現在10,000本を超すアプリケーションをサポートしています。Cisco UCSは俊敏性の高いITリソースのオンデマンド提供のために最適なプラットフォームを提供します。UCS APIによって、ビジネスニーズの変化に伴って、クラウド管理用ソフトウェアでコンピュータやネットワーク、ストレージアクセス機能を素早く再構成することができます。

Cisco UCSによるグリーンデータセンターや省電力のサポート

Cisco USCでは使用される機器の点数が従来サーバで構築する場合の半分になり、必要なケーブルや電源、冷却装置も削減されるため、IT管理者はデータセンターのエネルギー効率をさらに高めることができます。古い従来型サーバをCisco UCSに入れ替え、データセンターのユニファイド コンピューティングと仮想化を通じてインフラをサポートすることによって、年間300億kwhの電力消費量を削減することができます。これは、石炭を燃料とする米国内の発電所15基分に相当する電力量で、CO2 排出量を3,500万トン削減することになります。

シスコのデータセンター アーキテクチャ

シスコのデータセンター アーキテクチャは、ユニファイド コンピューティング、ユニファイド ファブリック、ユニファイド マネジメントによって構成されています。包括的アーキテクチャであるCisco Unified Data Centerは、新規サービスのプロビジョニングを高速化し、総所有コストを低減するとともに、ビジネス目標の達成をサポートするためのITのあり方を変革し、ベアメタル環境や高度な仮想化やクラウド コンピューティングのいずれの環境にも対応する次世代のデータセンターのための基盤を構築します。

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)

**当資料は、米国シスコより1月25日に発表されたリリースの抄訳に日本独自の情報を追加しています。
Cisco Tops 10,000 Unified Computing System Customers; Captures 53 Industry Benchmark World Records