日本版 ニュースリリース

シスコ、仮想化およびクラウドベースのデータセンター環境をサポートする柔軟なアーキテクチャを提供


シスコ、仮想化およびクラウドベースのデータセンター環境をサポートする柔軟なアーキテクチャを提供

データセンターのスケーラビリティ、WAN の最適化ソリューション、新しいデータセンター サービスを実現する FabricPath などの革新的なテクノロジー

2010 年 7 月 8 日

シスコシステムズ合同会社(社長:エザード・オーバービーク、本社:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は、本日、シスコの Data Center 3.0 の戦略をサポートする新たなテクノロジーを発表しました。これは、仮想化とクラウド化が進むお客様のデータセンターに柔軟性をもたらすものです。この新しいテクノロジーでは、シスコの基盤となっているユニファイド ファブリックの機能が拡張されており、データセンターがおかれている物理的、仮想化環境に関わらず情報伝達を効率化し、パブリックおよびプライベート クラウドのリソースをより効果的に管理するのに役立ちます。

本日発表したのは、データセンターのネットワークのスケーラビリティ、リソース アジリティ、資産の効率性、およびパフォーマンスを劇的に向上させる、Cisco FabricPath® と呼ばれるネットワーキング テクノロジーです。また、Cisco Nexus® および Catalyst® のデータセンター スイッチング プラットフォーム向けの新しい機能拡張、Cisco Wide Area Application Services (WAAS)の拡張機能、および新しいシスコのサービスについても発表しました。業界で最も豊富なデータセンターのネットワーク化のソリューションを展開している、シスコのデータセンターと仮想化のビジョンにより、ユニファイド ファブリックとユニファイド コンピューティングの組み合わせによる、信頼性、効率性、敏捷性に優れ、高度なセキュリティで保護されたデータセンターの基盤が提供されます。

概要

データセンターのスケーラビリティ、リソースの割り当て、パフォーマンス

  • Cisco FabricPath:高度な仮想化の要件、動的なワークロードのモビリティ ニーズ、ハイパフォーマンスコンピューティングに見られるクラスタ化されたアプリケーション環境からもたらされる、データセンターとクラウド コンピューティングに関しての新たな課題に、シスコのデータセンターのオペレーティング システム NX-OS の機能である Cisco FabricPath で取り組むことができます。シスコは新たな規格 Transparent Interconnection of Lots of Links(TRILL)のサポートにも取り組んでおり、FabricPath では、画期的なデータセンター規模のスケーラビリティ、復元力、パフォーマンスを実現しています。
  • Cisco Nexus 7000 F シリーズ I/O モジュール:Cisco Nexus 7000 データセンター スイッチ用の新しいモジュールで、次世代のパフォーマンスを実現します。32 ポート、 10 ギガビット イーサネットの接続が可能で、低遅延で、消費電力を削減し、投資収益率も向上します。この I/O モジュールは、アクセスおよびアグリゲーション レイヤ アプリケーション用に設計されており、最大 320 ギガビット/秒のスイッチングのキャパシティと、ギガビット イーサネットと 10 ギガビット イーサネット両方の接続をサポートし、既存のテクノロジーへの投資を無駄にすることなく簡単に移行できます。近い将来、ソフトウェアのアップグレードによる、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)を使用した Data Center Bridging および TRILL の規格にも対応する予定です。
  • Cisco FabricPath Switching System(FSS):FabricPath Switching System は、ハードウェアとソフトウェアが統合された検証済みのシステムです。FabricPath の機能により、きわめて高いスケーラビリティを持ったドメインを構築できます。NX-OS の FabricPath の機能と、Nexus 7000 F シリーズ I/O モジュールなどの FabricPath に対応したハードウェアがベースになっています。
  • アプリケーション パフォーマンスの最適化:Cisco WAAS は、ワイドエリア ネットワーク(WAN)上のアプリケーションのトラフィックを高速化し、企業がリモート サイトや外出先でのユーザのパフォーマンスと生産性を確保しつつアプリケーションをデータセンターに集約してクラウド コンピューティングを活用できるようにします。
  • Cisco Integrated Services Router(ISR)G2 用のオンデマンド サービスとしての WAAS:Cisco WAAS を、Cisco Integrated Services Router(ISR)G2 の一部のモデルから直接オンデマンド サービスとしてブランチ オフィスに展開できるようになりました。これにより、ビジネス アジリティが高まり、運用が簡素化されます。
  • Web および Software as a Service(SaaS):新しい Cisco WAAS バージョン 4.2 では、データセンターで導入されている Web アプリケーションや、クラウド上でホスティングされた Software as a Service(SaaS)で提供される Web アプリケーションに合わせてパフォーマンスが最適化されます。
  • Windows-server-on-WAAS(WoW):Cisco WAAS 4.2 では、Windows-server-on-WAAS(WoW)用のサポートが強化され、1 つのプラットフォーム上で、データセンターとクラウド アプリケーション、およびローカルでホスティングしている Windows サービスに高速でアクセスできます。
  • クラウド用の WAAS Mobile:クラウド用 WAAS Mobile 3.5 をパブリック クラウド インフラストラクチャに簡単に導入できるようになり、モバイル ユーザに、より高速なアプリケーション パフォーマンスが提供できます。

データセンターのスイッチングのパフォーマンスの向上

  • Cisco Catalyst 4948E スイッチ:1,000 万ポート以上の販売実績を持つ Cisco Catalyst 4900 シリーズ スイッチを基に開発された 4948E スイッチは、キャパシティの拡大やパフォーマンスの向上、予測可能な遅延に対するマイクロバースト保護機能に加え、オートメーションと可視性などの特長を備えています。また、ワイヤ速度の IPv6 、ならびに自動プロビジョニングおよび Smart Call Home 機能もサポートしています。

データセンターの導入のための新しいシスコのサービス

  • シスコの新しいクラウド実現サービス:業界トップのパートナーの幅広いエコシステムによる支援を受け、本日より、顧客のデータセンターの変革をサポートする一連のサービスの提供を予定しております。戦略の策定、計画、設計、実装が行われる Cloud Enablement Service では、顧客のデータセンターがクラウド インフラストラクチャへ無事に移行されるように支援し、クラウドの運用モデルの利点がすばやく発揮されるようにします。
  • Cisco Validated Design ガイド: Cisco Validated Design ガイドは、さまざまな分野の、すぐに導入可能な IT の設計図として使用でき、プライベート クラウドの設計用の Cisco Virtualized Multi-Tenant Data Center (VMDC) のソリューションが含まれます。

コメント

  • NASA エイムズ研究センター Nebula プロジェクト マネージャ、レイ・オブライエン氏
    「カリフォルニア州のモフェット フィールドにあるエイムズ研究センターを拠点とする NASA の Nebula クラウド コンピューティングのプロジェクトでは、シスコの FabricPath Switching System を使用して、ローカルの仮想化サーバを他のクラウド ネットワークへ接続する方法を開発しています。また、NASA では、このシステムを使用して、ローカル クラウドの開発および研究のネットワークを Ames Internet eXchange(AIX)を通じて相互接続しています」
  • T-Systems International GmbH データセンター ネットワークおよび運営担当責任者、クラウス・シュミッド氏
    「シスコの NX-OS 内の FabricPath の機能により、当社のサービスを提供するデータセンターのネットワークのスケーラビリティと復元力が劇的に強化されています。FabricPath により当社のネットワークでの Nexus 7000 の利点が拡大し、共通のプラットフォームの活用、運用の簡素化、運用コストの削減が可能になりました」
  • ローレンス・リバモア国立研究所 アドバンスト テクノロジー プロジェクト代表、マット・ライニンガー氏
    「ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の高性能コンピューティング インフラストラクチャには Cisco Nexus 7000 シリーズの F シリーズのモジュールが導入されていて、高密度の 10GE および低遅延のネットワーキング ソリューションを実現しています。このテクノロジーを使用することで、LLNL の国家的なセキュリティの研究および開発の任務に不可欠な世界最高レベルのスーパーコンピューティング システムをサポートするための大規模なストレージ ネットワーク ファブリックを構築できました」

価格と発売時期

  • Cisco Nexus 7000 F シリーズ I/O モジュールとFabricPath 用製品は、2010 年第 3 四半期に発売される予定です。ISR G2 用の Cisco WAAS リリース 4.2 ソフトウェアは、すでに提供を開始しています。Cisco Catalyst 4948E は、提供を開始しています。

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
**当資料は、2010年6月30日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に日本 独自の情報を付加したものです。
Cisco Delivers Data Center Architectural Flexibility to Support Virtualization and Cloud-Based Environments

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