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シスコ、2010年度第3四半期業績を発表


シスコ、2010年度第3四半期業績を発表

  • 第3四半期売上高:104億ドル(前年比27%増)
  • 第3四半期純利益:22億ドル(GAAPベース)、25億ドル(プロフォーマ・ベース)
  • 第3四半期1株当たり利益:37セント(GAAPベース、前年比61%増)、42セント(プロフォーマ・ベース、前年比40%増)
  • 第3四半期の営業活動によるキャッシュフロー:30億ドル(前年比49%増)

2010年5月12日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、会長兼CEO:ジョン チェンバーズ、以下:シスコ)は本日、2010年5月1日を期末とする2010年会計年度第3四半期の業績を発表しました。2010年会計年度第3四半期の売上高は104億ドルでした。また、2010年会計年度第3四半期の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースでは22億ドル(1株当たり37セント)、プロフォーマ・ベースでは25億ドル(1株当たり42セント)でした。

「シスコは今期、記録的な売上高と1株当たり利益を達成するという、素晴らしい業績を残すことができました。地域別にも、製品分野や顧客別市場の観点からも、非常にバランスの取れた成長を遂げることができ、世界経済が低迷期に入る前の状態に戻ることができました。市場シェアはもちろん、顧客当たりのシェアも拡大したほか、信頼できるテクノロジー パートナー、ビジネス パートナーとしてのお客様との関係もさらに強化され、ほぼあらゆる製品分野で次世代の製品を取り揃えることができるなど、当社はこの経済環境を切り抜けつつあります。厳しい経済環境を乗り切るための戦略が大きな効果を生んでいることは間違いありません。また、当社の技術革新と業務の効率化は期待を上回る成果を上げています。それは、製品や組織体制、ビジネスモデル、30以上の隣接市場への参入についても言えることです。売上高、1株当たり利益、新製品、円満な買収、新事業の立ち上げといったほぼあらゆる観点から見て、今期の業績は、シスコの戦略が功を奏していることの証であり、おそらくシスコ史上最も素晴らしい四半期になったと言えるでしょう」と、シスコの会長兼CEO(最高経営責任者)ジョン チェンバーズは述べています。

GAAPベース(2010年会計年度第3四半期)
  2010年会計年度第3四半期 2009年会計年度第3四半期 対前年同期比
売上高 104億ドル 82億ドル 27%
純利益 22億ドル 13億ドル 62.6%
1株当たり利益 37セント 23セント 60.9%

プロフォーマ・ベース(2010年会計年度第3四半期)

  2010年会計年度第3四半期 2009年会計年度第3四半期 対前年同期比
純利益 25億ドル 18億ドル 41.2%
1株当たり利益 42セント 30セント 40.0%

2010年会計年度第3四半期および前期9ヶ月におけるGAAPベースの純利益およびGAAPベースの1株当たり利益には、所得税の課税優遇措置分として1億5,800万ドル(1株当たり3セント)が含まれています。なお、プロフォーマ・ベースの業績には影響ありません。

2010年会計年度第3四半期は14週間でした。これに対し、前年度同期は13週間でした。

2010年会計年度の前期9ヶ月の売上高は292億ドルで、これに対し前年度の前期9ヶ月の売上高は276億ドルでした。2010年会計年度の前期9ヶ月の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースで、58億ドル(1株当たり99セント)で、これに対し前年度の前期9ヶ月は51億ドル(1株当たり86セント)でした。2010年会計年度前期9ヶ月のプロフォーマ(見積り)ベースの純利益は、69億ドル(1株当たり1ドル18セント)で、これに対し前年度の前期 9ヶ月は61億ドル(1株当たり1ドル4セント)でした。

財務上の特記事項

  • 営業活動によるキャッシュフローは、2010年会計年度第3四半期については30億ドルでした。これに対し、前年度同期は20億ドル、2010年会計年度第2四半期は25億ドルでした。
  • 現金及び現金等価資産ならびに投資総額は、2010年会計年度第3四半期末において391億ドルで、これに対し、2009年度末では350億ドル、2010年会計年度第2四半期末では396億ドルでした。
  • 2010年会計年度第3四半期中、シスコは、8,700万株の普通株を1株当たり平均25.76ドルで買い戻しました。買戻し総額は22.5億ドルでした。2010年5月1日の時点で、シスコは普通株30億株を1株当たり平均20.70ドルで買い戻したことになります。株式買戻し計画の開始以来の購入総額は、約627億ドルになります。2010年5月1日時点での買い戻し可能残高は93億ドルとなりました。これらの株式の買い戻しには特に期限は設けられていません。
  • 2010年会計年度第3四半期末における売上債権回転日数(DSO)は39日で、2010年会計年度第2四半期末の時点と同じでした。これに対し、2009年会計年度第3四半期末の時点では27日でした。
  • GAAPベースの在庫回転率は、2010年会計年度第3四半期では11.5で、これに対し、2010年会計年度第2四半期は12.1、2009年会計年度第3四半期は11.0でした。プロフォーマ・ベースの在庫回転率は、2010年会計年度第3四半期では11.1で、これに対し、2010年会計年度第2四半期は11.7、2009年会計年度第3四半期は10.7でした。

「第2四半期の強い弾みを足がかりとして、シスコは今期、素晴らしい業績を残すことができました。今期、純利益はGAAPベースで22億ドルに増加し、前年比63パーセント増となる堅調な伸びを見せました。高い利益率による、安定した業績は、シスコが継続的かつ戦略的に事業で収益を上げることができている一因です。業務の効率化と技術革新への投資が、引き続き順調な業績を生み出していることは間違いありません」と、シスコのCFO(最高財務責任者)フランク・カルデローニは述べています。

2010年度第3四半期におけるビジネス上の特記事項

グローバル事業に関する特記事項

  • シスコは、ビデオ通信の世界的なトップ企業であるTANDBERG社の任意公開買付けを完了し、TANDBERG 社の残りの発行済み株式の強制取得を開始しました。両社が統合されたことにより、Cisco TelePresence™ 事業において、完全に統合されたアーキテクチャや、ネットワークをベースとしたエンドポイントとインフラストラクチャの包括的なポートフォリオとともに、他にはない独自の体験を可能にする環境や、カスタマイズ可能なアプリケーション、柔軟性のある導入モデルを提供できるようになりました。
  • シスコおよびVMwareは、Cisco Unified Computing System™ とVMware vSphereを販売するチャネルパートナーに新しいプログラム特典を提供する取り組みを開始しました。

シスコの技術革新

  • シスコは、次世代インターネットの基盤となり、ブロードバンドおよびエンターテイメント業界の変革を可能にする、Cisco CRS-3キャリア ルーティング システムを発表しました。
  • Apple iPadおよびBlackBerryスマートフォン用に開発されたシスコの新しいモバイル コラボレーション アプリケーションによって、多くのユーザがCisco WebEx™ のオンライン ミーティングに参加できるようになりました。
  • シスコは、第1世代と比較して最大4倍の演算能力を備え、ITインフラストラクチャのコストと複雑さの削減、データセンターの仮想化に対するサポートの強化、ビジネスの俊敏性の向上を実現する、第2世代のCisco Unified Computing Systemを発表しました。
  • シスコは、包括的なエンドツーエンド次世代IPネットワーク(IP NGN)アーキテクチャの構築を可能にし、モバイル事業者にモバイル インターネット トラフィックやモバイル マルチメディア アプリケーションの急増に対応するためのプラットフォームを提供するCisco ASR 5000を発表しました。
  • シスコは、ボーダレス ネットワーク構想の実現に向けて、包括的な新しい専門サービス、入門向けの柔軟な価格設定、より充実した限定生涯保証を提供する固定スイッチング製品の新シリーズとなるCisco Catalyst® 3560/3750-XシリーズおよびCisco Catalyst® 2960-Sシリーズを発表しました。
  • シスコは、モバイルな職場環境への移行を加速させる最新のワイヤレス技術であるCleanAirテクノロジーを使用した、ボーダレスなモバイル環境の実現について発表しました。

主な顧客獲得事例

  • NTT Americaは、次世代IPネットワーク インフラストラクチャを拡張するため、Cisco ASR 9000シリーズ ルータの導入を計画しています。
  • コロラド州とシスコは、Smart+Connected Communitiesの概念にもとづき、持続可能な社会、経済、環境の構築を図るため、協力することになりました。
  • Bank of Americaとシスコは、世界最大規模のCisco TelePresenceシステム ネットワークを導入することで合意したことを発表しました。年末までに最初の200ユニットがBank of Americaの世界各地の営業所に導入される予定です。
  • 仁川市とシスコは、仁川自由経済区域(IFEZ)をハイテクで国際競争力のある、かつ環境保全に配慮した、韓国の「Smart Connected City」へと進化させるために協力することを発表しました。
  • オーストラリアのディーキン大学は、次世代データセンターのプラットフォームとしてCisco Unified Computing Systemに移行しました。
  • シスコは、シスコとResourcery社の協力により、MTN NigeriaがCisco TelePresenceを提供するナイジェリア初のサービスプロバイダーとなったことを発表しました。
  • BT社は、Tommy Hilfigerにバーチャル フィッティング ルーム(仮想試着室)を提供しました。これは、BT社のユニファイド コミュニケーション ビデオ ソリューションとシスコのTANDBERGテクノロジーを基盤とし、アムステルダムとニューヨークのデザイン チームが、香港の製造部門とより効果的にコラボレーションできるようにするものです。
  • オランダを拠点とする電気通信およびICTサービスプロバイダーの KPN は、同社の次世代IPネットワーク(IP NGN)の中核となる基盤として、Cisco CRS-3キャリア ルーティング システム(CRS)を採用しました。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)

**当資料は、2010年5月12日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

***財務諸表の参照は以下のWebサイトをご参照下さい。
Cisco Reports Third Quarter Earnings

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