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シスコ、最新のワイヤレス イノベーション「CleanAir テクノロジー」によりボーダレス モビリティ エクスペリエンスを提供


シスコ、最新のワイヤレス イノベーション「CleanAir テクノロジー」によりボーダレス モビリティ エクスペリエンスを提供

新しいスペクトル インテリジェンス テクノロジーが無線周波数干渉の問題を解消、 ミッションクリティカルな無線ネットワークの信頼性が向上

2010 年 4 月 28 日

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下 シスコ)は本日、モバイル ワークプレイスへの移行を促進する新しい製品およびネットワークとサポートのサービスを発表しました。これは、セキュリティ、ネットワーク アクセス、ネットワーク サービス分野における「ボーダレス ネットワーク」アーキテクチャに関する発表の続報となるものです。CleanAir テクノロジーを実装する新しい Cisco® Aironet® 3500 シリーズ アクセスポイントを含むシスコのボーダレス モビリティ ソリューションは、いつでもどこでも情報にアクセスできるようにすることで、シームレスなモビリティ エクスペリエンスの提供を可能にします。

従業員のモバイル化が進めば、もっともクリティカルなネットワークと同等の性能が無線ネットワークにも求められるようになります。600社以上の米国企業を対象としたシスコの最新の調査によると、78%の企業が無線ネットワーク全体もしくはその一部に対し、業務に不可欠な存在と認識しています。さらに、同じグループに無線性能の問題を引き起こす原因についてたずねたところ、上位にあがったのが無線干渉という回答でした。シスコは史上初の試みとして、新しいCleanAir テクノロジーを使い、特許技術であるアクセスポイントの CleanAir Application-Specific Integrated Circuit(ASIC)にシステムレベルのインテリジェンスを統合することで、無線干渉の影響の検出、分類、位置の特定、緩和を行い、無線干渉の問題を解消します。

CleanAir テクノロジーは業界初のテクノロジーであり、ビジネス クリティカルなアプリケーションを無線ネットワークで配信する際の干渉の問題に完全に対処可能な唯一のソリューションです。

概要

  • CleanAir は、クライアント トラフィックを処理する一方で、20 以上の干渉源(コードレス電話、ワイヤレス ビデオカメラ、電子レンジ、ブルートゥース機器など)を正確に検出・分類し、それらの位置を特定します。CleanAir の主な特徴は以下のとおりです。
    • 直感的な無線品質指標(Air Quality Index)により、任意のアクセスポイントや特定のロケーションに影響を与える干渉の深刻度を包括的に評価
    • 無線リソース管理の強化により IT の介入を伴わず無線の信頼性を向上させることで、無線ネットワークの自己回復と自己最適化に対応
    • 複数のアクセスポイントで干渉の関連付けを行うことで、同じ干渉源からのイベントの重複を防止
    • 標準の Wi-Fi チップセットに依存するソフトウェアベースのソリューションと違い、アクセスポイントのパフォーマンスに影響を与えることなく、専用の CleanAir 無線 ASIC が詳細なスペクトル情報を提供
  • CleanAir テクノロジーでは、無線のトラブルシューティングに必要な時間が数時間から数分に短縮されるだけでなく、多くの場合、自動で問題を解決することが可能です。統合型の設計が採用されており、問題を評価し、無線信号を調整して通常のスペクトルで動作するようにすることで、干渉の影響を 30 秒以内で緩和します。
  • 独立テストの結果、ソフトウェアベースのソリューションには、1) 分類精度がわずか 25% と低い、2) 識別ミスが多い(15% が誤分類)、3) 検出ミスが多い(主要な干渉源の 25% が未検出)といった問題があることが分かっています。これらのソフトウェアベースのソリューションと違い、CleanAir の最先端の無線 ASIC は Wi-Fi と非 Wi-Fi の干渉の問題を正確に分析・診断し、スペクトルに対する 100% の可視性を提供する設計となっています。
  • CleanAir は干渉源の正確な位置をフロアプラン上で視覚的に示すことで、企業が干渉源をすばやく特定し、取り除くことを可能にします。
  • CleanAir テクノロジー実装の Cisco Aironet 3500 シリーズは、ハードウェアベースのスペクトル インテリジェンスを提供する業界唯一のアクセスポイントです。Cisco Unified Wireless Network ソフトウェアの最新版である 7.0 リリースでは、シスコの Wireless Control System、3300 シリーズ Mobility Service Engine、および Cisco Wireless Controller の全機種に CleanAir 機能が統合されています。
  • シスコは、無線ネットワークの柔軟な拡張と運用コストの削減を可能にする、以下の新機能と機能強化を提供します。
    • Cisco 5500 Wireless Controller でサポート可能なアクセスポイント数が 250 個から 500 個に増加
    • CleanAir を必要としない顧客環境用に、標準 PoE で 802.11n に完全対応する Cisco Aironet 1260 シリーズ アクセスポイントを追加することで、802.11n ポートフォリオを拡充
    • Cisco Aironet 1140、1250、1260、3500 シリーズ アクセスポイント用の新しい Limited Lifetime Warranty を提供(スタンドアロン型とコントローラベースの両方のバージョンをカバー)。

価格と出荷状況

  • CleanAir テクノロジー実装の Cisco Aironet 3500 シリーズは、日本国内においては2010年6月より販売開始予定です。グローバル販売価格は 1,095〜1,495 ドルとなっています。
  • 外部アンテナとデュアルバンドを搭載し、標準 PoE で 802.11n に完全に対応する Cisco Aironet 1260 シリーズ(CleanAir 非サポート)は、日本国内においては2010 年 6 月より販売開始予定です。販売価格は 995 ドルからとなっています。

コメント

  • シスコ ワイヤレス ネットワーキング ビジネスユニット担当バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャ、レイ・スメッツ
    「携帯デバイスが次々に企業ネットワークに接続されるようになり、マルチメディアとビデオの利用が急増し、さらにはモバイル化を望むユーザの声も拡大しています。その結果、ミッションクリティカルな無線ネットワークが企業の通信インフラに不可欠な存在へと変わってきています。有線ネットワークの場合と同じように、無線ネットワークもこれらの課題に対処できるよう進化する必要があります。シスコは CleanAir テクノロジーの発表を通して、その基盤を構築し、企業が真のボーダレス モビリティ エクスペリエンスをユーザに提供することを可能にします。シスコは、ボーダレス ネットワーク アーキテクチャにより、有線と無線のネットワークを統合し、あらゆるネットワーク接続におけるアプリケーションへのシームレスなアクセスを可能にする唯一のベンダーです」
  • 倉敷芸術科学大学 産業科学技術学部 IT科学科教授、小林 和真 氏
    「無線 LAN における高速化(広帯域化)の恩恵を享受するには、無線装置が理想とする電波環境(最大性能が出せるような電波環境)をいかに作り出せるか、にかかっています。従来の無線 LAN 装置は、複雑なサイトサーベイのもとに無線環境を構築し、ネットワーク管理者は、構築後も電波環境の変化に気を配る必要がありました。無線LANと同一周波数帯を利用する装置(コードレス電話、ワイヤレス ビデオカメラ、電子レンジ、ブルートゥース機器など)の干渉や、動的に変化する外部からの電波干渉源による影響を人的リソースで排除しつづけることには、ある種の限界があります。今回、シスコが発表した「Clean Air」 のスペクトル インテリジェンス機能は、この問題を解決するひとつのソリューションとなり得ます。ネットワーク管理者の負荷を軽減し、安定したひとつのパフォーマンスを提供することができれば、今までにない無線LAN環境が構築できる可能性があり、日本でのリリースを楽しみにしています」
  • 4 万人の学生を擁する米国屈指の公的研究大学であるサウス・フロリダ大学(フロリダ州タンパ)のネットワーク管理者、ジョー・ロジャース氏
    「干渉はあらゆる無線ネットワークを脅かす真の脅威です。CleanAir テクノロジーを実装したシスコの 3500 シリーズ アクセス ポイントを利用することで、ビデオカメラや、電子レンジ、コードレス電話、ブルートゥース機器といった干渉の種類を見極めるだけでなく、ロケーションを特定し、無線ネットワークを最適化することが初めて可能になります。シスコの新しいテクノロジーをまずは大きな教室に導入し、続いて 5,000 人の学生が生活し、毎日さまざまな無線デバイスを利用している学生寮にも配備したいと考えています」
  • Telekom Austria のビジネス プロダクト & ソリューション担当エキスパート グループ コラボレーション、マイケル・シュルタイス氏
    「Telekom Austria では、本社で CleanAir テクノロジー実装の 3500 シリーズ アクセス ポイントを利用することで、WLAN の無線周波数スペクトル異常を検出しています。弊社では、ブルートゥース機器や電子レンジなど 2.4GHZ 帯の干渉の原因となるデバイスを多数設置していますが、今では Wireless Control Systemマップ上で干渉の位置を特定できるようになりました」

関連リソース

  • 本日午後 12 時(太平洋標準時)より、シスコのワイヤレス ネットワーキング ビジネスユニット担当バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャのレイ・スメッツが Talk2Cisco にライブ出演します。Talk2Cisco は生中継のソーシャル インタラクティブ オンライン ビデオ放送であり、シスコのリーダー達が視聴者から寄せられた質問に答えるという内容になっています。視聴のお申し込みは http://www.ustream.tv/channel/talk2Cisco にて受け付けています。
  • シスコ モビリティ ブログ [英語]
  • シスコ モビリティ の Twitter [英語] および Facebook [英語]
  • シスコ RSS フィード
  • シスコは 2010 年 4 月 27日〜29 日に開催される Interop に出展します(ブース番号:#1719)。4 月 27日(火)午前9時半より、ワイヤレス、セキュリティ、ルーティング テクノロジーグループのシニア バイスプレジデント、ブレット・ギャロウェイが基調講演を行う予定です。
  • CleanAir テクノロジーの詳しい情報 [英語]

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
**当資料は、2010年4月27日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に日本独自の情報を付記したものになります。ニュースリリースの原文は、以下のWebサイトをご参照ください。
isco Delivers the Borderless Mobility Experience with Latest Wireless Innovation: CleanAir Technology

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