日本版 ニュースリリース

Cisco Unified Computing System、ビジネス アプリケーション パフォーマンスを飛躍的に向上


Cisco Unified Computing System、ビジネス アプリケーション パフォーマンスを飛躍的に向上

Cisco Unified Computing Systemの革新的技術とインテル® Xeon® プロセッサー 5600番台により、業界標準の主要なベンチマークで記録的なパフォーマンスを達成

2010 年 4 月 8 日

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)は本日、Cisco Unified Computing System(以下Cisco UCS)が業界標準の仮想化環境ベンチマークならびにその他の主要なデータセンター アプリケーション ベンチマークにおいて、卓越したパフォーマンスを達成したことを発表しました。特に、過去最高記録を達成したVMware VMmark™ ベンチマークでは、Cisco UCS B250 M2ブレードサーバが仮想化環境においてプロセッサ コアの数に関係なく最高のパフォーマンスを発揮できることを実証した点において、お客様にとっても重要な意味を持つ結果といえます。

Cisco UCSは、コンピューティング、ネットワーク、ストレージアクセス、仮想化などのリソースをエネルギー効率の良い単一のシステムに統合することができる、革新的で新しいデータセンター アーキテクチャです。これにより、ITインフラのコストを削減し、複雑さを軽減できるほか、資産価値を延長し、ビジネス アジリティ(ビジネスの変化に俊敏に対応できる能力)を向上させることができます。業界標準をもとに開発されたCisco UCSは、シスコのデータセンター製品や「Data Center 3.0」戦略の重要なコンポーネントのひとつです。

概要

  • サーバ統合の作業負荷を使って仮想化のパフォーマンスを測定するVMware VMmark™ ベンチマークにおいて、Cisco UCS B250 M2サーバが、35.83 @ 26タイルという新記録(注1)を打ち立てました。これは、2ソケットサーバで達成した過去最高記録(注2)を42パーセント上回る数字です。この数字は、Cisco UCSを導入することで、仮想化環境における統合率を高めながら、パフォーマンスを向上させることができることを意味し、投資回収率を高め、総所有コストを削減できるほか、ビジネス アジリティが向上し、アプリケーションをより迅速かつ安全に導入することができるようになります。
  • また、アプリケーション サーバのパフォーマンスを測定するSPECjAppServer2004ベンチマークにおいて、Cisco UCS C250 M2サーバが、Oracle WebLogic Server アプリケーションを実行して、新記録を達成しました。Cisco UCSを使用したことで、2ソケットのシングルノード サーバで達成した過去最高記録を30パーセント上回りました。この結果は、ビジネスの生産性とアジリティを向上させることができることを意味します。
  • シスコはさらに、SPECfp_rate_base2006、SPECompM2001、SPECompL2001、Linpackなどの主要なHPCベンチマークならびに整数演算性能を測定するベンチマークであるSPECint_rate_base2006においても、最高記録(注3)を打ち立てました。
  • シスコはCisco UCSの出荷を2009年7月に開始しました。それから1年足らずの間に、さまざまな業種・業界に属する世界各地の顧客企業400社以上が、総所有コストを削減できる(設備投資費を最大20パーセント、運用コストを最大30パーセント削減)、複雑さを増すことなくスケーラビリティを向上できる、ITの生産性やビジネス アジリティを高めることが可能になる、などの理由から、この革新的なアーキテクチャを導入しています。
  • さらに、Cisco UCSは、物理的な設置面積や必要なコンポーネントの数を減らし、エネルギー効率を向上させるとともに、電力コストや冷却費用を大幅に削減することにより、データセンターのグリーン化にも貢献します。

コメント

  • インテル データセンター マーケティング担当ジェネラル マネージャ、ボイド・デイビス氏
    「シスコは、業界の各種ベンチマークテストで抜群の成績を残すという大変な偉業を成し遂げました。Cisco UCSでは、最大限のパフォーマンスを発揮するために、インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台の利点がフルに活かされています」
  • VMwareアライアンス担当バイスプレジデント、ハテム・ナギーブ氏
    「Cisco UCSなどのサーバのパフォーマンスを評価するための基準として、お客様の間でVMware VMmarkベンチマークが採用されるようになりました。VMware VMmarkでは、電子メール、ウェブ、データベース、ファイルサーバなどの作業負荷を担う6台の仮想マシンを1セット(タイル)として、複数のタイルを同時に実行し、仮想化環境におけるアプリケーションのパフォーマンスをテストします。Cisco UCSは、仮想マシンの集約密度とアプリケーション パフォーマンスの両方で好結果を達成し、仮想化環境に最適なシステムであることが実証されました」
  • シスコ サーバ アクセス&バーチャライゼーション テクノロジー グループ担当バイスプレジデント、ソニ・ジャンダニ
    「仮想化やアプリケーション パフォーマンスのベンチマークの記録を打ち破ることは、ビジネスにもすぐに影響をもたらします。メモリ拡張や仮想化ネットワーク インターフェイス カードなど、Cisco UCSの革新的技術とインテル® Xeon® プロセッサー 5600番台を使用することにより、2ソケットシステムとしては現時点で最高のパフォーマンスを発揮することができました。今回の結果は、Cisco UCSが重要なビジネス アプリケーションを実行する上で最高のプラットフォームであることを市場に明示するとともに、このシステムのアーキテクチャがいかに革新的であるかを改めて示しています」

Cisco UCSの主な革新技術

  • メモリ拡張技術:最新世代のインテル® Xeon® プロセッサーが使用されていることから、CPUではなくメモリが仮想化における作業負荷のネックとなる場合があります。シスコのメモリ拡張技術は、サーバ1台当たり従来のシステムの4倍のメモリ(最大384GB)を提供することが可能です。Cisco UCS B250 M2サーバは、48個のDIMMスロットをサポートしており、設定により、8GBのDIMMを使用して最大384GBのメインメモリを提供することができるほか、低コストの4GB DIMMを使用して最大192GBのメインメモリを提供することも可能です。これにより、192GBを使用した前述のVMware VMmark™ベンチマークのように、世界最高のパフォーマンスを発揮しながら、システムコストを大幅に削減できるほか、将来の拡張のニーズに対応可能な高いスケーラビリティを提供します。
  • 統合された一体型のシステム:Cisco UCSは、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ アクセス、仮想化をひとつに統合した一体型のシステムを提供します。
  • ユニファイド ファブリック向けに最適化:ネットワーク トラフィックやストレージ トラフィックのために複数のファブリックを提供するのではなく、ひとつのユニファイド ファブリックを提供することにより、スイッチやアダプタ、ケーブルの数を減らすことができ、管理が簡単に行えます。また、必要なインフラが従来のシステムの2分の1で済むため、設備投資費が少なくて済むほか、電力や冷却が必要なコンポーネントの数を減らすことができるため、運用コストも大幅に削減できます。
  • 組み込み型の管理機能:管理機能がシステムのすべてのコンポーネントに組み込まれているため、Cisco UCS Managerを使用することにより、ソリューション全体を単一のエンティティとして管理できます。IT管理者は1〜320台までのブレードをひとつのシステムとして簡単に管理することが可能です。数日〜数週間かかっていたアプリケーションのプロビジョニングも、数分で済みます。
  • 仮想インターフェイス カード(VIC; Virtual Interface Card):Cisco UCS仮想インターフェイス カードは、Cisco VN-Linkテクノロジーをハードウェア面からサポートするもので、VMware VMDirectPathテクノロジーを使用することにより、仮想化環境に最適な最高のパフォーマンスを提供し(ソフトウェアベースのソリューションと比較して最大30パーセントのパフォーマンス向上が可能)、Cisco UCS Managerやサービス プロファイルによる一元管理が可能なほか、ユニファイド ファブリックにも対応しています。
  • サービス プロファイル:サービス プロファイルによって、プロビジョニングを自動化し、ビジネス アジリティを向上させることができるため、データセンター管理者は、数日かかっていたアプリケーションのプロビジョニングを数分で完了させることができます。また、ストレージ、ネットワーキング、コンピューティング、アプリケーションなどを担当するIT管理者が協力して、各種アプリケーションのサービス プロファイルを作成することが可能です。サービス プロファイルは仮想マシンに常駐し、一緒に移動させることができるため、仮想マシンの移植性が向上します。

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
**当資料は、2010年3月18日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
Cisco Unified Computing System Delivers Breakthrough Business Application Performance

注1:世界記録とは、x86アーキテクチャをベースとする2ソケット サーバ プラットフォームと比較した場合です。パフォーマンスの結果は、2010年3月16日に発表、提出、承認された結果をもとにしています。
SPEC*, SPECint*, SPECfp*, SPECrate*, SPECjAppServer*, SPECjbb*, SPECompM* and SPECompL*は、Standard Performance Evaluation Corporationの商標です。詳細については、www.spec.orgをご覧ください。
VMwareおよびVMware VMmarkは、米国およびその他の管轄区域におけるVMware, Inc.の登録商標または商標です。VMmarkは、Standard Performance Evaluation Corporation(SPECK)が提供するSPECjbb2005® およびSPECweb2005® を採用しています。

注2:VMmarkにおけるシステム構成の詳細:最新の結果:2010年3月16日に発表、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ucs/at_work_promo.html#~industry_benchmarksに掲載。VMmarkベンチマークについては、http://www.vmware.com/products/vmmark/results.htmlをご覧ください。Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア 130W TDP)2個を搭載したCisco UCS B250 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT有効の192GBメモリ(4GB DDR3 1333×48個)、Cisco UCS M81KR VIC、73GB SSD×25個、450GB 15K RPM×20個、300GB 15K RPM×5個を搭載したEMC CLARiiON CX4-240ストレージシステム、VMware vSphere 4,0 U1。結果:35.83@26タイル。結果はVMwareの承認を得て公開しています。基準にした結果:25.16 @ 17タイル。

  • PECint_rate_base2006におけるシステム構成の詳細:Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア130W TDP)2個を搭載したCisco UCS B200 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT有効の48GBメモリ(4GB DDR3-1333 Registered ECC×12個)、73GB 15K RPM SAS HDD×1個、SLES 11オペレーティングシステム。SPECバイナリはIntel Compiler 11.1で作成しました。出典:シスコの自社測定結果(2010年3月現在)。SPECint_rate_base2006の結果:355、SPECint_rate2006の結果:380。再検証のため、2010年3月16日付でwww.spec.orgに提出されました。
  • SPECfp_rate_base2006におけるシステム構成の詳細:Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア130W TDP)2個を搭載したCisco UCS B200 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT有効の48GBメモリ(4GB DDR3 1333 Registered ECC×12個)、73GB 15K RPM SAS HDD×1個、SLES 11オペレーティングシステム。SPECバイナリはIntel Compiler 11.1で作成しました。出典:シスコの自社測定結果(2010年3月現在)。SPECfp_rate_base2006の結果:248、SPECfp_rate2006の結果:256。再検証のため、2010年3月16日付でwww.spec.orgに提出されました。
  • SPECjAppServer2004におけるシステム構成の詳細:Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア130W TDP)2個を搭載したCisco UCS C250 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT有効・H/W Prefetcher無効・Adjacent Cache Line Prefetch無効・DCU Prefetcher無効・DCU IP Prefetcher無効の96GBメモリ(4GB DDR3-1333 Registered ECC×24個)、73GB 15K RPM SAS HDD×2個、Oracle Enterprise Linux 5 Update 3 x86_64、Oracle WebLogic Server Standard Edition Release 10.3.3、Oracle JRockit® 6.0 JDK(R28.0.0-587)(Linux x86 64ビット)。データベースサーバ:Intel® Xeon®プロセッサX5670(2.93 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア)2個を搭載したCisco UCS C250 M2プラットフォーム、192GBメモリ(4GB DDR3-1333 Registered ECC×48個)、Oracle 11g R2データベース、450GB 15K RPM ×60個を搭載したEMC CLARiiON CX4-240ストレージシステム。出典:結果は2010年3月16日付でwww.spec.orgに提出され、承認されました。結果:5,185.45 SPECjAppServer2004 JOPS@Standard。
  • SPECompMbase2001におけるシステム構成の詳細:Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア130W TDP)2個を搭載したCisco UCS B200 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT有効の48GBメモリ(4GB DDR3-1333 Registered ECC×12個)、73GB 15K RPM SAS HDD×1個、RHEL 5.4オペレーティングシステム。SPECバイナリはIntel Compiler 11.1で作成しました。出典:シスコの自社測定結果(2010年3月現在)。SPECompMbase2001の結果:52314(概算)。SPECompM*の結果は、2ソケットで24のOpenMPスレッドを使用した結果です。再検証のため、2010年3月16日付でwww.spec.orgに提出されました。
  • SPECompLbase2001におけるシステム構成の詳細:Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア130W TDP)2個を搭載したCisco UCS B200 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT有効の48GBメモリ(4GB DDR3-1333 Registered ECC×12個)、73GB 15K RPM SAS HDD×1個、RHEL 5.4オペレーティングシステム。SPECバイナリはIntel Compiler 11.1で作成しました。出典:シスコの自社測定結果(2010年3月現在)。SPECompLbase2001の結果:278603(概算)。SPECompL*の結果は、2ソケットで24のOpenMPスレッドを使用した結果です。再検証のため、2010年3月16日付でwww.spec.orgに提出されました。
  • Linpackにおけるシステム構成の詳細:Intel® Xeon®プロセッサX5680(3.33 GHz、12MB L3、6.4 GT/s、6コア130W TDP)2個を搭載したCisco UCS B200 M2プラットフォーム、Turbo有効・HT無効の96GBメモリ(8GB DDR3-1333 Registered ECC×12個)、73GB 15K RPM SAS HDD×1個、RHEL 5.4オペレーティングシステム、Intel Linpack 10.2.4.。出典:シスコの自社測定結果(2010年3月現在)。Linpackの結果:146.8GFlops(ギガフロップス)。
  • 各種業界ベンチマークの結果は、www.spec.orgならびにhttp://www.vmware.com/products/vmmark/results.htmlでご覧いただけます。
    * その他の名称やブランドは、他社に帰属する可能性があります。

注3:Cisco USCのベンチマークの全結果は、Cisco Unified Computing の評価をご覧ください。

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