日本版 ニュースリリース

シスコ、「ボーダレス ネットワーク」構想の実現に向けて固定スイッチング製品の新シリーズを発表


シスコ、「ボーダレス ネットワーク」構想の実現に向けて固定スイッチング製品の新シリーズを発表

柔軟な価格設定とサステナビリティ、ビデオ、セキュリティなどの機能を特長とする新しい「ボーダレス アクセス」ソリューションにより、柔軟なビジネスモデルの導入と地理的なカバー範囲の拡大が可能に

2010年3月18日

シスコシステムズ合同会社(社長:エザード・オーバービーク、住所:東京都港区赤坂、以下シスコ)は本日、お客様の事業拡大を支援するため、ボーダレス ネットワーク アーキテクチャを構成するソリューションのひとつとなる「Cisco® Borderless Access」(シスコ ボーダレス アクセス、以下 ボーダレス アクセス)をリリースしたことを発表しました。ボーダレス ネットワークは、シームレスで安全性の高い有線・無線通信、企業規模での最新のエネルギー管理、ビデオ アプリケーションの最適な配信を可能にする、各種製品およびサービス技術で構成されたアーキテクチャです。シスコは、このアーキテクチャを構成する要素のひとつとして、固定スイッチング製品の新シリーズとなる「Cisco Catalyst® 3560/3750-Xシリーズ」および「Cisco Catalyst® 2960-Sシリーズ」を投入します。新シリーズでは、革新的な機能、包括的な新しい専門サービス、入門向けの柔軟な価格設定を提供します。また、スイッチング製品シリーズに加え、ルーティング製品の先進的なセキュリティおよびパフォーマンスに関する新技術も発表しました。

本日の発表は、2009年10月に発表した「シスコ ボーダレス ネットワーク」構想と、今月発表した「シスコ セキュア ボーダレス ネットワーク」から派生したものです。分散化・モバイル化が進む企業をサポートするのに必要な属性を定義した「シスコ ボーダレス ネットワーク アーキテクチャ」は、いつでも、どこでも、誰にでも、どのようなデバイスに対しても、安全性が高く、信頼できるシームレスな環境で接続できるようにするために考えられたものです。シスコは、ルーティング、スイッチング、ワイヤレス、セキュリティなどのプラットフォームにビデオ、エネルギー管理、高セキュリティなどのネットワーク サービスを組み込んだ包括的なボーダレス ネットワーク ソリューションを開発することにより、このアーキテクチャの実現を目指します。

ネットワーク サービスの概要

  • EnergyWise − Cisco EnergyWise(シスコ エナジーワイズ)は、ネットワーク インテリジェンスを駆使して、エネルギーの消費量をプロアクティブに制御し、運用コストや二酸化炭素排出量の削減を可能にします。シスコは本日、受賞の栄誉にも輝いたこのテクノロジーの新しいリリースを発表しました。新リリースでは、パワーマネジメント機能をPower over Ethernet(PoE)デバイスだけでなく、デスクトップやノートパソコンでも使用できるようにする「Cisco EnergyWise Orchestrator」が紹介されています。シスコはまた、サードパーティの開発会社が自社製品をEnergyWiseに対応させることのできる「EnergyWise SDK」を発表しました。EnergyWise SDKは、Cisco Developer Networkで提供される予定です。
  • Cisco TrustSec™ − Cisco TrustSec(シスコ トラストセック)は、有線、無線、仮想プライベート ネットワークなど、あらゆるアクセス技術にセキュリティ ポリシーを導入できるようにする、次世代のセキュリティ ソリューションです。IDとポリシーを組み合わせることにより、顧客や社員が行うネットワーク上のあらゆる取引を保護し、IDに基づいてユーザ認証とネットワーク サービスへのアクセス付与を行えるようにします。シスコは本日、Cisco Catalyst 3560/3750シリーズにもCisco TrustSecを搭載することを発表しました。さらに、新しいCisco Catalyst 3560/3750-Xシリーズには、業界初となる標準ベースの802.1a/e(MACSec)を実装し、最先端の暗号化技術により、スイッチとクライアントの間を行き来する機密データの盗聴および盗用を防ぎます。
  • medianet − Cisco medianet (メディアネット)は、企業がビデオ アプリケーションを活用して、働く人々のコミュニケーションのあり方を変えるために考えられたソリューションです。メディアネット テクノロジーは、ビデオやビデオ機器の検出と最適化をはじめ、ネットワーク リソースの割り当てと優先順位付けを可能にすることで、Cisco TelePresenceなどのデバイスからノートパソコンや携帯電話など種類の異なるデバイスにビデオをシームレスに配信できるようにします。

新しい固定スイッチング製品の概要

  • Cisco Catalyst 3750-Xおよび3560-X:エンタープライズクラスを誇るスタッカブル スイッチおよびスタンドアロン スイッチ製品は、シスコの固定スイッチング製品シリーズの主力製品となるもので、10ギガビット イーサネットや、全ポートへのフルPoE+ に対応し、柔軟なスマート アップリンク モジュールを提供することにより、高性能のスイッチング機能を提供します。ハイアベイラビリティなデータパスを実現する「StackWise® Plus」に加え、シスコは本日、スタックされているCatalyst 3750-Xシリーズ スイッチにかつてない電力回復機能を提供する、業界初のパワーインターコネクト テクノロジーとなる「Cisco StackPower™」を発表しました。Cisco StackPowerを使用することで、スタックされている最大4台までのスイッチで、電源装置を共通のリソースとして共有できます。電源装置に不具合が起きた場合、ユーザの設定に応じて、ビジネスに不可欠なアプリケーションへの電力を維持し、優先順位の低いデバイスへの電力を減らすことが可能です。1100ワットの電源装置1台で、スイッチ4台とそれらのスイッチに接続されているミッションクリティカルなエンドポイントの電力を賄うことができるため、ビジネスの継続性を維持できます。さらに、Catalyst 3750/3560-Xシリーズ スイッチには、ボーダレス ネットワークにゼロタッチで導入・設置するためのツールや機能をセットにした「Cisco Smart Operations」が付属します。
  • Cisco Catalyst 2960-S:Cisco Catalyst 2960-Sシリーズ スイッチの発表によって、シスコはこれまで以上に多様な接続オプションとパフォーマンスを提供し、拡張性、障害回復性、セキュリティなど、お客様の多様なニーズに対応することのできるソリューション パッケージ構成と価格設定を提案することが可能になりました。Catalyst 2960-Sは、アベイラビリティとパフォーマンスを強化するためのスタッキング機能の「FlexStack」と10GEアップリンクを搭載し、全ポートへのフルPoE対応に加え、PoE+をサポートするほか、「Cisco EnergyWise」の機能も完全装備されています。さらに、2960-Sプラットフォームは、高度に最適化されており、消費電力を50パーセントも削減することが可能です。このフル機能スイッチは、今日の企業に必要とされる主要な機能を魅力的な価格で提供します。

新しいルーティング製品の概要

  • Cisco 3900 Eシリーズ次世代サービス統合型ルータ:2009年10月に発表したCisco ISR G2は、業界トップクラスのセキュリティ機能を搭載し、リッチメディア アプリケーション、サービスの仮想化、省エネ化に対応するために開発された、次世代のエンタープライズ ルータ製品です。シスコは本日、Cisco ISR G2ルータ製品のパフォーマンスを3倍に高め、高性能ビデオ アプリケーションの配信、サービスの統合、コスト削減などの機能を企業のリモート拠点にも提供できるようにしたことを発表しました。
  • Cisco ASR 1000シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ソフトウェア リリース6:受賞の栄誉にも輝いたネットワークプロセッサである「Cisco QuantumFlowProcessor」の能力をもとに、Cisco ASR-1000ルータ製品ファミリのために開発された最新のリリース版は、セキュリティ、ユニファイド コミュニケーション、マネジメントなどの新しい機能を提供することにより、WAN上でボーダレスなサービスの提供を可能にします。

補足情報

  • 消費電力の大幅な削減:選りすぐりの新しいシスコ スイッチング製品は、旧世代の製品に比べ、消費電力を50パーセント削減することができるようになりました。その結果、旧世代の100メガビット テクノロジーよりも少ない電力で、ギガビットのパフォーマンスを提供することができます。
  • 障害回復機能と柔軟性による容易な運用:「オペレーショナル エクセレンス(運用の卓越性)」とは、ビジネスが常時継続されることを意味します。Cisco StackPowerやStackWiseテクノロジーによって自己回復機能や柔軟性を提供し、稼働中のソフトウェア アップグレードを可能にするなど、シスコは、ネットワークのダウンタイムを減らし、必要に応じて拡張できるようにすることで、アベイラビリティと業務生産性の向上を可能にしました。
  • 新しいプロフェッショナルサービス:シスコは本日、お客様にボーダレス ネットワーク アーキテクチャの価値を最大限活用していただくための各種サービスを発表しました。本日発表されたサービスには、「Cisco Network Architecture Discovery Service」、「Cisco Network Architecture Assessment Service」、「Cisco Network Architecture Planning and Design Service」などがあり、アーキテクチャの迅速な導入および設計を支援します。また、セキュリティ強化のためにCisco TrustSecソリューションを導入されるお客様をサポートする「Cisco TrustSec Readiness and Deployment Service」、エネルギーコストを削減し、Cisco EnergyWiseアーキテクチャを最大限活用できるようにする「Cisco Services for Energy Management」も発表されました。さらに、本日の発表で、「Cisco Network Optimization Service」のセキュリティ機能と無線LAN機能が強化されたことが明らかにされました。

コメント

  • シスコ イーサネット スイッチング テクノロジー グループ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャ、ロブ・ソダーベリー
    「コミュニケーション、コラボレーション、エンターテイメントのデジタル化・ネットワーク化が急速に進んでいます。その結果、ネットワークに負荷がかかっているだけでなく、ネットワークそのものが変わりつつあります。Catalyst 2000シリーズや3000シリーズを含め、シスコのコア ネットワーキング事業は、そうした変化の中心にあります。スイッチングやルーティングは、次世代のインターネットを実現するイノベーションの基盤となるものです。シスコは、コア ネットワーキング製品の価値を高めることで、お客様が新しいインターネットの時代に対応できるよう、健全なアーキテクチャを持つ、より一体化したITインフラストラクチャを提供することを目指しています」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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