日本版 ニュースリリース

シスコが企業間のコラボレーションにおける障壁を解消


シスコが企業間のコラボレーションにおける障壁を解消

新しいテレプレゼンス、ユニファイド コミュニケーション、エンタープライズ ソーシャル ソフトウェアおよびホスト型電子メール テクノロジーにより、組織のコミュニケーションおよびコラボレーション方法を抜本的に変革

2009 年 11 月 19 日

米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、コラボレーション ポートフォリオのカテゴリ全体において、重要な製品を追加することを発表しました。また同時に、オンライン ソーシャル コミュニティのコラボレーション能力を企業内に取り入れるという目標のもと、エンタープライズ ソーシャル ソフトウェアとホスト型電子メールの 2つの新規市場に参入したことを明らかにしました。

今回の新製品の発表は、リアルタイムおよび非同期のコラボレーション アプリケーションに関するものであり、これらはビデオや音声を使ったコミュニケーションの力を活用することで、メディアやデバイスに関係なく個人間および企業間の自然なコラボレーションを実現します。

新しい Cisco TelePresence、Cisco Unified Communications、Cisco WebEx ソリューションは、組織内および組織間でビデオ、音声、プレゼンスの豊富な機能を利用できるようにすることで、企業間のコラボレーションの水準を引き上げます。

本日発表になった新しいユニファイド コミュニケーション製品には、あらゆる IP ネットワークを使ったセキュアな企業間通信を可能にし、サービス プロバイダーに差別化された機能を提供する複数のテクノロジーが含まれます。

Jabber XMPP を採用したシスコの新しいエンタープライズ インスタント メッセージング(IM)およびプレゼンス ソリューションを使用すれば、組織の内外にいる同僚をすばやく見つけ出し、相手に接続して、共同作業を行うことが可能です。

Cisco TelePresence を使った組織とロケーションのホスト型ディレクトリは、企業間のテレプレゼンス ミーティングのスケジューリングを簡素化します。

シスコの新しいエンタープライズ ソーシャル ソフトウェア ソリューションには、ユーザが生成したコンテンツに関するセキュアなビデオ コミュニティを企業の管理下で構築することを支援する、新しいソーシャル ビデオ システムが含まれます。

Postpath の買収により獲得したテクノロジーを利用したシスコのホスト型電子メール サービスは、IT 部門が Microsoft Outlook クライアントへの既存の投資を活用しつつ、クラウドによる効率化を図ることを可能にします。

またシスコは同時に、異なるデバイス、アプリケーション、クライアントで、より高度なコラボレーション体験をエンドユーザに提供する、新しいメディアネット対応製品を発表しました。メディアネットは、リッチメディア用に最適化されたインテリジェントなネットワークです。

新しいメディア プロセッシング エンジン ソリューションは、スピーチのテキストの書き起こしや、リアルタイムのビデオ トランスコーディングに対応しており、Cisco TelePresence での HD 相互運用性がサポートされるなど、あらゆるコンテンツをネットワーク全体で共有し、任意のエンドポイント デバイスに提供できるようになっています。

革新的な検索プラットフォームにより、ネットワーク転送時にコンテンツの動的なタグ付けを行うことで、組織全体をリアルタイムに把握するクロス アプリケーション ビューを提供します。これによって人々は、最適なエキスパートや必要な情報の場所を正確に特定し、それらにすばやく接続することが可能です。

本日発表された新製品は、社内、オンデマンドまたは SaaS(Software as a Service)ソリューションとしてお客様に提供されますが、これらのアプローチを組み合わせることもできます。また、情報テクノロジーの制約に基づいて展開するのではなく、ビジネス プロセスのニーズに基づいて徐々に展開できます。

主な発表内容

新しいテレプレゼンスおよびユニファイド コミュニケーション ソリューションにより、組織の境界を越えて優れた企業間コミュニケーションを実現

  • Intercompany Cisco TelePresence Directory はシスコがホストするディレクトリであり、これを使用して Cisco TelePresence エンドポイントにアクセスできます。このディレクトリが提供する仮想的な支援により、75 社のお客様における 1,000 以上の部屋の間で Cisco TelePresence によるミーティングをスケジューリングできます。
  • Cisco TelePresence WebEx Engage では、ボタン 1つで処理の開始やスケジューリングを行うことができ、Cisco TelePresence と Cisco WebEx 会議の間でのビデオ統合が可能となります。Cisco TelePresence WebEx Engage により、Cisco TelePresence および Cisco WebEx Meeting Center の使いやすさと広範な機能が融合します。
  • Cisco Intercompany Media Engine によって、エンドユーザは任意の IP ネットワークを使った企業間通信を行うことができ、ネットワークの効率が最大化されると同時に、コストが削減されます。今月Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)に標準化申請がなされたばかりのこの新しいソリューションには、企業間のワイドバンド オーディオ、音声、およびその他のコラボレーション機能(ビデオなど)が複数レベルのセキュリティと共に搭載されており、また将来的にはこれ以外の機能も追加される予定です。新しい企業間通信サービス、差別化されたネットワーク機能、強化済みのマネージド サービスを提供できることから、サービスプロバイダーにメリットがもたらされると期待されます。
  • Cisco Unified Communications System 8.0 はサポート機能が拡充しており、Cisco Unified Mobile Communicator を通じて、ビデオおよび WiFi 対応の Cisco Unified IP フォンやスマート フォンを含む、より幅広いエンド ポイントに対応します。Cisco Unified Communications 8.0 を使用する場合、お客様は社内、オンデマンド、ハイブリッドから、展開モデルを選択できます。

メール、メッセージングおよびプレゼンス ツール

  • Cisco WebEx™ Mail は、シスコが新たに提供を開始する企業レベルのホスト型電子メール ソリューションで、Microsoft Outlook とのネイティブの相互運用性を備えるとともに、モバイル デバイスをサポートするために最適化されており、ブラウザに依存しない AJAX Web 2.0 アクセスを実現しています。Cisco WebEx Mail は、PostPath から買収したテクノロジーを活用して、非常にスケーラブルなインフラストラクチャを実装しており、従来のメールボックスのサイズの限界を克服しています。オンデマンドで使用でき、可用性が高く、電子メール インフラストラクチャの管理と運用の負担から IT 部門を解放するよう設計されています。
  • シスコは本日、Jabber の買収により獲得したテクノロジーを使用して、XMPP 標準を統合したことを発表しました。この標準を使用してセキュアで連携したプレゼンスを、Cisco WebEx Connect Instant Messaging および Cisco Unified Presence 8.0 をはじめとするコラボレーション ポートフォリオで提供します。この発表は、クライアント、デバイス、およびアプリケーション全体において相互運用性を向上させるために、標準ベースのソリューションを提供するというシスコの取り組みを実証するものです。XMPP のオープン スタンダードにより、企業とコンシューマの両方の間でプレゼンス連携を可能にすると同時に、サードパーティ製のエンタープライズ インスタント メッセージングのクライアントとアプリケーションにも対応します。

シスコがエンタープライズ ソーシャル ソフトウェア製品群により新天地を開拓

シスコは、エンタープライズ対応のソーシャル ソフトウェア ソリューションを発表しました。これにより、セキュリティの高い方法でチームおよびコミュニティを組織できるようになります。シスコのテクノロジーを使用すると、場所にとらわれることなく、専門知識と関連性に基づいてチームを組織することができ、非同期のツールやリアルタイム音声およびビデオを使用してエキスパートを結集することができます。

  • Cisco Show and Share は、ソーシャル ビデオ システムです。これによって組織は、非常に高いセキュリティを誇るビデオ コミュニティを作成および管理して、アイデアや専門知識の共有、グローバルなビデオ コラボレーションの最適化を行うことができ、ユーザが生成したコンテンツを使用して顧客、従業員および学生の間のつながりをパーソナライズすることができます。また、コメント、レーティング、タギングおよび RSS フィードとともにビデオを作成、編集および共有することができます。さらに、スピーチから書き起こしたテキストをアップロードして、ビデオの検索と閲覧を簡単に行うこともできます。
  • Cisco Enterprise Collaboration Platform は、エンタープライズ クラスのソーシャル ソフトウェア ポータルで、ソーシャル ネットワーキング機能を搭載した企業ディレクトリです。ユーザはこのディレクトリを使用して、「ごく短時間」で、チーム スペースおよびコミュニティ環境を作成することができます。また、このディレクトリは従来のビジネス アプリケーションと Web 2.0 コンテンツを統合する、カスタマイズ可能なフレームワークも備えています。現在のドキュメント中心のポータルとは異なり、Cisco Enterprise Collaboration Platform は人を中心としており、リアルタイムの音声およびビデオによるコミュニケーションを促進して、人、コミュニティ、および情報を結びつけ、ビジネス上の決断を素早く下せるようにします。

ビデオ、音声、およびコラボレーション用のネットワークを最適化する、メディアネット対応の新しいデバイスを提供

シスコは、ネットワーク ベースによる 3つの新しいデバイスを発表しました。これによってお客様は、IP ネットワークをメディアネットへと進化させることができます。最近発表した Cisco Integrated Services Routers Generation 2 と組み合わせることにより、お客様はネットワークベースの新しい機能を使用して、既存のコラボレーション機能をより充実させることができるようになります。

  • Cisco Media Processing ファミリの Cisco Media Experience Engine 3500 および Cisco Media Experience Engine 5600 では、リアルタイムのビデオ トランスコーディングを行い、任意のコンテンツをネットワーク全体で共有し、どのようなエンドポイント デバイスにも提供することができます。スピーチのテキスト書き起こしなどの画期的な機能を使用すれば、ネットワーク上のビデオをテキストや Web ページとして検索・アクセスできるようになります。また、MXE 5600 は多くのビデオ エンドポイント間での標準ベースの相互運用性を促進し、Cisco TelePresenceと他社のビデオ会議デバイスとの相互運用を可能にします。
  • Cisco Pulse は、コンテンツをネットワークに転送するときに動的にタグ付けする革新的な検索プラットフォームで、組織全体をリアルタイムに全アプリケーションに渡って把握できるようにします。この機能を使用すると、ユーザは最適なエキスパートと必要な情報を正確に探し出して、素早く連絡したりアクセスしたりすることができます。

お客様とエグゼクティブのコメント

  • HSBC 最高情報責任者、ケン・ハーベイ氏
    「コラボレーションは、当社の『One HSBC』戦略の基盤です。当社は、多数の国に存在する社員のスキルと知識を活用して、製品、システムおよびプロセスを設計、構築、展開し、グローバルなお客様にサービスを提供しています。コラボレーション テクノロジーおよび管理プロセスとは、チームワークを育むような環境を作り出すことです」
  • シスコ エンタープライズ、コマーシャルおよびスモール ビジネス部門シニア バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャ、トニー・ベイツ
    「グローバリゼーション、IT のコンシューマライゼーション、情報の過負荷、従業員のさらなるモバイル化など、いくつかの主要な傾向により、組織は経営方法を変える必要に迫られています。シスコのコラボレーションに関する戦略とポートフォリオは、この新しい働き方を可能にするために特別に設計されています。ソリューションを社内に実装するには、既存のインフラストラクチャを活用することも、ホスト型 SaaS ソリューションを使用することもでき、またその 2つを組み合わせることも可能です。実装はどの順序でも行うことができ、会社のビジネス目標に応じたペースで行うことができます」

参考リンク

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
**当資料は、米国シスコより11月9日に発表されたリリースの抄訳に日本独自の情報を付加したものです。
"Cisco Breaks Down Barriers to Business-to-Business Collaboration"

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