日本版 ニュースリリース

シスコ、最新の「Cisco Visual Networking Index」で、世界のIPトラフィックが2013年までに5倍に増加すると予測


シスコ、最新の「Cisco Visual Networking Index」で、世界のIPトラフィックが2013年までに5倍に増加すると予測

高速ブロードバンド、ビデオ、モビリティ、デジタル マルチタスキングにより、今後も増加の見通し

2009年6月12日

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)は、「Cisco® Visual Networking Index (VNI) Forecast and Methodology, 2008-2013」の結果を発表しました。双方向メディアの新たな形態や利用の拡大、各種デバイスにおけるビデオ コンテンツの爆発的な普及により、消費者のブロードバンド利用と世界の IP ネットワーク トラフィックが圧倒的なペースで増加しつづけていることが明らかになりました。本調査の予測によると、世界の IP トラフィックは 2013 年までに 5 倍に増加する見込みです。北米、西欧、アジア太平洋、中東をはじめとする世界の諸地域を比較した今回の予測には、消費者とサービスプロバイダーの動向が重要な影響を与えています。「Cisco VNI Forecast」は、世界の IP トラフィックの増加を予測するために考案されたものです。予測は、シスコ独自の分析に加え、独立系アナリストの予測をモデル化したものを基に作成されています。

シスコは、世界全体の IP トラフィックの増加状況をより詳しく知ることのできる、独自のアプリケーションを開発しました。

  • 「VNI Forecast Widget」:各種ネットワーク トラフィックの増加をお好みのビューで表示します。

  • デスクトップおよびノート型パソコン用アプリケーション「VNI PC Pulse」:世界のネットワーク全体における個人の IP 利用率を詳しく知ることができるほか、ネットワークの利用率を他のユーザと比較できます。

  • iPhoneおよびBlackBerry Stormスマートフォン用アプリケーション「Cisco Global Internet Speed Test(GIST)」: さまざまな場所の接続状況と回線速度を測定し、ユーザの測定結果と比較します。

主な調査結果

世界の総 IP トラフィック

  • 世界の IP トラフィックは 2008 年から 2013 年にかけて 5 倍に増加し、月間の IP トラフィックは 2008 年の約 9エクサバイトから 2013 年には 56 エクサバイトに達する見込みです。

  • 世界の年間 IP トラフィックは、2013年までに3 分の 2 ゼタバイト(667 エクサバイト)に達する見通しです。(1 ゼタバイトは1 兆ギガバイト)

  • 北米の IP トラフィックは 2013 年までに月間 13 エクサバイトに達する見通しで、西欧(月間 12.5 エクサバイトに達する見込み)を若干上回り、アジア太平洋(月間 21 エクサバイトに達する見込み)を下回っています。

  • 中東とアフリカが最も急速に増加する見込みで、年平均 51 パーセントの割合で増加し、月間IP トラフィックは 2013 年に 1 エクサバイトに達する見通しです。

増加の主な要因:ビデオ

  • 2013 年までに、あらゆる形態のビデオ(テレビ、VoD、インターネット ビデオ、P2P)の IP トラフィックが、消費者が利用する世界の IP トラフィックの 90 パーセント以上を占める見込みです。

  • ビデオ コミュニケーション(ビデオ機能付きインスタント メッセージングやビデオ電話)によるトラフィックは、2008 年から 2013 年にかけて 10 倍に増加する見通しです。

モバイル ブロードバンド

  • モバイル機器によるデータ トラフィックは 2008 年から 2013 年にかけて年々倍増し、2008 年から 2013 年の間に 66 倍に増加する見込みです。

  • 2013 年には、世界のモバイル データ トラフィックの約 64 パーセントをビデオが占めるようになる見通しです(モバイル ビデオは、Cisco VNI の中で最も急速な成長が見られるアプリケーション分野です)。

ネットワークにおける「Hyperconnectivity(ハイパーコネクティビティ)」の影響

  • ネットワークに接続された機器(テレビ、パソコン、モバイル機器など)のさまざまなタスクや機能を IP ネットワークが同時にサポートできるようになりました。これにより、能動的なデジタル マルチタスキングと受動的なネットワーキングを含む「Consumer Hyperconnectivity(コンシューマ ハイパーコネクティビティ)」は、「1 日当たりのデジタル利用時間」を増加させます。

  • 能動的なデジタル マルチタスキング(オンラインで音楽を聴きながらオンラインで仕事をする、ウェブの閲覧やインスタント メッセージングをしながら電話で話す、など)によって、2013 年までに 1 日当たりの「ネットワーク利用時間」が 6 時間増える見込みです。

  • 受動的なネットワーキング(他のネットワーク プログラムを見ながら DVR に録画する、各種ユーザ エクスペリエンスのバックグラウンドでストレージのバックアップをオンラインで実行する、セキュリティや防犯カメラなどの監視用ビデオ、など)により、1 日当たりの「ネットワーク利用時間」がさらに 6 時間増える見通しです。

  • 現在、「1 日当たりのネットワーク利用時間」は 36 時間ですが、2013年までに1日当たり約48 時間に増加する見込みです。

ビデオ ネットワーキングがスクリーンの大きさに与える世界的な影響

  • 他の家庭用機器とともに、あらゆる種類のデジタル スクリーンが普及しつつあります。ネットワーク対応機器の数が増加しているだけでなく、スクリーンを搭載した機器の数がビデオの利用増加を後押ししています。スクリーンのサイズが大きくなったことも、高精細ビデオに対する需要に拍車をかけており、その結果、各ストリームに必要な IP トラフィックも増加しています。

  • 世界全体におけるデジタル スクリーンの表面積は、2013 年までに大型テレビ 20 億台分に相当する約 110 億平方フィート(10 億平方メートル)になる見込みです。すべて合わせると、マンハッタンの表面積の 15 倍以上にもなります。また、端から端までつなげると、地球48周分以上になります。

Cisco VNI Forecast Widget

メディア/アナリスト/ブロガーの皆様:シスコの双方向型「VNI Forecast Widget」をダウンロードすることで、地域やアプリケーション、エンドユーザ別の予測をお好みのチャートやビューでご覧いただけます。「Cisco VNI Forecast Widget」(英語)は こちら からご覧いただけます。

*VNIの予測チャートは、2008年から2013年にかけて各種ビジュアル ネットワーキング アプリケーションが生成する月当たりのテラバイト(TB)数を予測したものです。

消費者向け拡張アプリケーション

Cisco VNI PC Pulseアプリケーション:「Cisco Visual Networking Index(VNI)PC Pulse」アプリケーションは、ユーザのオンラインでの行動がネットワークに与える影響を示します。このアプリケーションでは、ユーザのパソコンが利用する帯域幅の量や種類をウェブや他のネットワークから測定し、ユーザ個人の「IP利用率」を算出します。ユーザの個人データは、「Cisco VNI PC Pulse」を利用する世界中の他のユーザのデータを基に算出された統計データと比較することができ、自分の順位を確認できます。「Cisco PC Pulse」(英語)はこちら からご覧いただけます。

Cisco Global Internet Speed Test(GIST):iPhoneまたはiPod Touch、BlackBerry Storm向けに開発されたこのアプリケーションは、ネットワークを利用している現在地(移動体通信またはWi-Fi)からモバイル ネットワークの回線速度を測定するためのものです。ユーザが現在の測定位置を送信することで、世界中のユーザが最も回線速度の速い場所を知ることができ、移動体通信やWi-Fiの回線速度をiPhoneやBlackberry Stormを利用する世界中のユーザと比較することができます。「Cisco GIST」(英語)はこちら からご覧いただけます。

ビデオ(英語)

関連リンク(英語)

「インターネット ネットワーキング テクノロジーの世界的リーダーであるシスコは、IPネットワークに関するデータを収集し、それを解析することのできる絶好のポジションにあります。シスコが毎年発表するVNI予測によって、ビジュアル ネットワーキングがいかにコミュニケーションやコラボレーション、コンテンツの閲覧や共有のあり方を大きく変えつつあるのかをお分かりいただけるでしょう。また、VNI予測は、この先数年の間に起こるネットワーク環境のダイナミックな変化に対応し、その変化を最大限活用していただけるよう、シスコがいかにお客様と協力して取り組んでいるかを示す良い例でもあります」とシスコ サービスプロバイダー グループ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャ、トニー・ベイツは話しています。

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
**当資料は、2009年6月9日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
New Cisco Visual Networking Index Forecasts Global IP Traffic to Increase Fivefold by 2013

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