日本版 ニュースリリース

シスコ、サービス プロバイダー向けの「シスコ ユニファイド サービス デリバリ」を発表


シスコ、サービス プロバイダー向けの「シスコ ユニファイド サービス デリバリ」を発表

データセンター技術と IP NGN の統合により従来のマネージド サービス デリバリを最適化し、 クラウド サービスの基盤を構築

2009年5月27日

シスコシステムズ合同会社(社長 兼 最高経営責任者:エザード・オーバービーク、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、「シスコ ユニファイド サービス デリバリ(Cisco Unified Service Delivery)」を発表しました。このソリューションは、サービス プロバイダーが消費者および企業向けのアプリケーションをあらゆる場所とデバイスに配信できるようにすると同時に、クラウド サービスの基盤構築を支援します。今後は、世界中のサービス プロバイダーがこの新しいソリューションを活用することで、シスコのデータセンター ポートフォリオとユニファイド コンピューティング アーキテクチャの持つ強力なパワーに IP NGN(Internet Protocol Next-Generation Networks: 次世代の IP ネットワーク)の機能を統合することが可能です。ユニファイド サービス デリバリと IP NGN によって、サービス プロバイダーはデータセンターから音声、データ、ビデオのサービスを配信することができるようになります。その結果、リソース利用の最適化、品質の確保、運用コストの大幅な削減が実現し、より有益で、より拡張性に優れたセキュアな仮想エクスペリエンスをお客様に提供できるようになります。ユニファイド サービス デリバリはシスコのデータセンター ポートフォリオを拡充するものであると同時に、サービス プロバイダーを対象とした「Data Center 3.0」戦略の重要なステップでもあり、サービスプロバイダーのクラウド サービスの基盤構築を支援します。

概要

  • 消費者と企業は、新しいサービスと充実したネットワーク エクスペリエンスを求めています。実際、最新の「Cisco Visual Networking Index (VNI)」の試算では、世界のインターネット トラフィック量の年間平均成長率(CAGR)は 46% となっており、このような急成長の背景にはコネクテッド エクスペリエンスに対する需要の高まりがあります。従来のアプローチでは、このような成長にすばやく、またはコスト効率よく対応することができないため、新サービスの開始はサービス プロバイダーにとって負担となってしまいます。
  • こうした課題に対処し、サービス プロバイダーがクラウドベースのサービスを活用できるようにするため、シスコは ユニファイド サービス デリバリを発表しました。このソリューションは、サービス プロバイダーのデータセンターの持つ機能とメリットを Cisco IP NGN アーキテクチャに統合することで、サービス プロバイダーがリソースを有効利用し、運用コストを削減しつつ、高度にセキュアな仮想サービス エクスペリエンスをお客様に提供できるよう支援します。
  • シスコ ユニファイド サービス デリバリでは、シスコ ユニファイド コンピューティング システムや Cisco Nexus™ スイッチなどの優れたデータセンター製品に、シスコのフラグシップ ルータである Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システムとシスコの広範な IP NGN 製品というデータセンター用に最適化された新構成が組み合わされています。
    • 新しいデータセンター向け Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム:シスコの CRS-1 フラグシップ プラットフォーム用として、2 種類の新しい Cisco 10 ギガビット モジュールと Cisco 40 ギガビット フォワーディング プロセッサが採用されています。これらはいずれも、データセンターから IP NGN コアまでの仮想化を拡張し、サービス プロバイダーのデータセンターにおけるアプリケーションのピアリングと相互接続のニーズに対応する設計となっています。この Cisco CRS-1 プラットフォームと新しいモジュールは、サービス プロバイダーが Cisco CRS-1 のフットプリントを縮小しつつ、トラフィックとネットワーク運用をサービス単位またはお客様単位で仮想化することを可能にします。このようなシステム設計によって、サービス プロバイダーはお客様のニーズの変化にすばやく対応し、サービス デリバリを高速化すると同時に、リソース利用を効率化し、ROI を向上させることができます。
    • Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチと Cisco CRS-1:Cisco CRS-1 がキャリア ネットワークのニーズに特化したプラットフォームであるのに対して、Cisco Nexus 7000 スイッチは、イーサネット、IP、ストレージの機能を 1 つのユニファイド ネットワーク ファブリックに統合した、データセンタークラスのフラグシップ スイッチング プラットフォームです。これらはいずれも同じ管理機能のもとで動作するよう設計されていることから、シスコ ユニファイド サービス デリバリを使った運用の効率化とエンドツーエンドのサービス デリバリのレスポンスの強化が実現します。
    • シスコ ユニファイド コンピューティング システムでは、計算、ネットワーク、ストレージ アクセス、仮想化のリソースが、エネルギー効率に優れた 1 つのシステムに統合されており、将来的に IT インフラのコストと複雑さを軽減しつつ、固定資産の拡張を容易にし、ビジネス アジリティを向上させることが可能です。シスコ ユニファイド コンピューティング システムは仮想化専用のシステムであり、必要なサポート インフラストラクチャが少なく済むことから、同等の他製品に比べてより多くの作業負荷をサポートするにも関わらず消費電力量が少なくなっています。
  • サービス プロバイダーのための仮想化を実現:シスコ ユニファイド サービス デリバリ ソリューションは、データセンター内、データセンター間、および IP NGN 上での仮想化に対応し、仮想化ソフトウェアおよびシスコのパートナー エコシステムと連携して、新サービスの構築、運用、配信にかかるコストを大幅に削減できるよう最適化されています。
  • 従来のデータセンター モデルを大幅に上回る削減効果:Synergy Research は、「Unified Service Delivery: A Case for Migrating to Virtualization and Cloud Services」という報告書の中で、従来のデータセンター モデルと比較した場合の シスコ ユニファイド サービス デリバリ アプローチの削減効果を以下のように見積もっています。
    • 2 倍の電力効率を実現
    • 仮想ビデオ インフラストラクチャの運用コストを 4 年間で 5.49〜6.99 倍、資産コストを 5.3〜5.86 倍削減
    • 仮想ユニファイド コミュニケーション ボイス インフラストラクチャの運用コストを4 年間で2倍削減

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>
**当資料は、2009年5月12日に米国で発表されたニュースリリースに日本独自の情報を付加したものになります。
ニュースリリースの原文は、以下のWebサイトをご参照ください。
URL:http://newsroom.cisco.com/dlls/2009/prod_051109.html

# # #

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)

お問い合わせ