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Mobile World Congress (MWC) 2008 レポート


シスコ、世界最大のモバイルイベントでモビリティ ビジョンと最新ソリューションを紹介

Mobile World Congress (MWC) 2008レポート −シスコ、世界最大のモバイルイベントでモビリティ ビジョンと最新ソリューションを紹介

2008年2月11日から14日まで、世界最大のモバイルイベント「Mobile World Congress 2008」(以下、MWC)がスペインのバルセロナで開催されました。主催者の発表によれば、本イベントの出展社・団体数は約1300、来場者は5万5000人以上で、過去最大規模となりました。

出展各社のブースでは、最新のモバイル端末のほか、WiMAX、LTE、Femtocell など次世代の無線テクノロジーや、モバイルTV、モバイル広告などのモバイル端末上での新しいアプリケーションとして期待されているサービスやビジネスモデルを実現するさまざまな製品およびソリューションが展示されていました。また、会期中には、業界のトップ エグゼクティブによる基調講演やカンファレンス・セッションが開催され、今後の市場動向や課題に関するディスカッションが盛んに行われました。

「コネクト ライフ」で注目を集めるシスコ ブース

展示会場のシスコ ブースでは、「Connected Life(コネクト ライフ:生活のあらゆるシーンでネットワークに常につながっていること、またそれにより可能となるライフスタイル)」を実現するシスコの最新モビリティ ソリューションを紹介していました。また、テクノロジー パートナーとの協力により、iPhone や Skype、FMC(Fixed Mobile Convergence)、モバイル TV 放送などのサービスをデモンストレーションしており、非常に多くの来場者が関心を持って見入っていました。さらに、昨年末に買収した Navini Networks の WiMAX 製品(アンテナ、BS、CPE)の展示は、ひときわ注目を集めていました。

「コネクト ライフ」で注目を集めるシスコ ブース
「コネクト ライフ」で注目を集めるシスコ ブース
「コネクト ライフ」で注目を集めるシスコ ブース
シスコ 会長兼CEO ジョン・チェンバースが基調講演。モビリティは「コネクト ライフ」を実現すること

 今回の MWC では、Vodafone CEOのArun Sarin氏、China Mobile 会長兼CEOの Wang Jianzhou 氏、Softbank 会長兼CEOの孫正義氏、AT&T Mobile CEO の Ralf de la Vega 氏といったモバイル業界のトップ エグゼクティブと並んで、シスコ 会長兼CEOのジョン・チェンバースが基調講演を行いました。

 ジョン・チェンバースは講演の中で、「モビリティは、単に端末や技術、サービスを示すものではなく、いつでも、どこでも、どのような端末でも、あらゆるサービスを体験できること」と再定義すべきだと述べ、「モビリティとはまさに“コネクト ライフ”を実現することに他ならない」と、シスコのモビリティ ビジョンを示しました。また、実際にさまざまな端末(IP 電話、携帯電話、WiMAX 端末、TV 端末)を使ったシームレスなビデオ会議を実演し、“コネクト ライフ”が、具体的にどのようなことを意味するかをわかりやすく紹介しました。次世代のモビリティを実現するためには、端末指向からネットワーク指向への切り替え、あらゆる端末/あらゆるコンテンツ/あらゆるネットワークのシームレスな活用、映像ネットワーキングの実現、パーソナライゼーションとコミュニティといった観点が重要であると述べ、「プラットフォームとしてのネットワーク」の必要性を強調しました。「シスコはこのような“コネクト ライフ”をサポートする生活パートナー(Partner for life)である」と、ジョン・チェンバースは講演を締めくくりました。

シスコ 会長兼CEO ジョン・チェンバースが基調講演。Mobilityは「コネクト ライフ」を実現すること
シスコ 会長兼CEO ジョン・チェンバースが基調講演。Mobilityは「コネクト ライフ」を実現すること
シスコ 会長兼CEO ジョン・チェンバースが基調講演。Mobilityは「コネクト ライフ」を実現すること
モバイル業界は新たな時代へ − シスコへの期待

 いわゆる「携帯電話」は、これまであくまで「電話」が主役であり、また、携帯電話のネットワークやそこで利用できるコンテンツも、携帯電話の世界の中に閉じられたものだったと言えるでしょう。 しかしながら、携帯電話でのデータ利用が日本や韓国以外の主要諸国でも主流となりつつある中で、端末の進化(CPU、メモリ、ディスプレイ)、HSDPAなどの高速のアクセス テクノロジーの普及、さらに WiMAXなどのより高速かつオープンなネットワーク技術の登場により、携帯電話の位置付けや利用方法が大きく変化しようとしています。今後、モバイル端末はインターネットにつながるデバイスのひとつとして位置付けられ、共通のインテリジェントなIPネットワークの上で、どのようなサービス、ユーザ体験が提供されるか、といったことが重要になってくると思われます。

モバイル業界は新たな時代へ − シスコへの期待

 今回のMWCでも、出展各社の展示内容や、業界トップ エグゼクティブによる講演でのコメント等を通じて、モバイル業界が「モバイル インターネット」という新たな時代に向かおうとしているとの認識が共有されました。そのような大きな流れの中で、豊富なIPネットワーキングノウハウと経験を有するシスコが貢献できる領域に対する期待は非常に大きいものと思われます。

シスコは、モバイル業界においても「キープレイヤー」として新たなユーザ体験の創出とモバイル業界の発展のためにこれからも貢献していきます。

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