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高い顧客満足度で知られるインターネットサービスプロバイダ (ISP) 大手の「ぷらら」。そのぷららを運営するぷららネットワークスは、誰もが「安全・安心」にインターネットを利用できる環境を目指し、昨年度よりインターネット脅威に対するユーザ保護に取り組んでいる。 その最新の取り組みとして、URL とパケットのフィルタリングサービスを標準かつ無料で提供する「ネットバリアベーシック」を 7月 1日より開始した。このサービスを実現しているのが Cisco Service Control Engine (SCE) 2020。とりわけパケットフィルタリングでは、レイヤ7 のアプリケーションレベルでパケットをフィルタリングすることによって、柔軟かつ厳密な制御を行っている。同社では今回構築したシステムを、今後新たに提供していくさまざまな付加サービスの基盤として、より一層のサービス充実に活かしていく予定だ。
INDEX
- URL とパケットのフィルタリングサービスを標準かつ無料で提供
- レイヤ 7 のアプリケーションレベルですべてのパケットを制御
- 顧客に快適で安全なブロードバンド環境を提供 今後の付加サービス提供のための基盤づくりも実現
- お客様に安全なインターネット環境を提供するため さらに高度なセキュリティ対策を追求
ブロードバンド環境が急速に普及し利用者層が拡大するなかで、インターネットに関する専門知識を持たないユーザや未成年者が、インターネットを媒介とした犯罪に巻き込まれて被害を被るケースが散見されるようになっている。
顧客満足度の高さに定評があるISP 「ぷらら」を運営するぷららネットワークスは、常に顧客の利便性や安全を考えたサービスを提供してきており、このような事態を憂慮していた。また、ぷららは全ユーザ数 200 万人に対して、ブロードバンドユーザが 153 万人 (いずれも 2005年 6月末現在) とブロードバンドユーザ比率が高いのも特徴のひとつ。当然のことながら、ブロードバンドの利用者はダイヤルアップの利用者に比べ、インターネット接続時間が圧倒的に長く、その分格段にインターネットの脅威にさらされやすくなる。
ぷららネットワークスでは、このような状況をふまえ、誰もが「安全・安心」にインターネットを利用できる環境を目指し、従来よりさまざまなセキュリティ対策に取り組んできた。
そのひとつは内部的なセキュリティであり、これに関しては、ISMS (情報セキュリティマネジメントシステム) やプライバシーマークの取得といった取り組みのなかで、運用面、システム面ともに常に見直しながら実現してきた。
一方会員がサービスを受ける際のセキュリティは、従来は他の ISP 同様オプションサービスとして、メールのウイルスチェックや暗号化などを提供してきた。しかし、これらのオプションサービスに申し込むのは、インターネットの危険性をある程度理解した層であり、本当の初心者は申し込んではくれない。その点についてぷららネットワークス取締役技術開発部長ネットワーク管理部長兼務永田勝美氏は、「今やウイルスが何かもわからないし、子供のためにアダルトや暴力がテーマのサイトを防ぎたいと思ってもどうしたらいいかわからないという人が増えています。しかし、われわれとしては、そういった方たちにこそ安全に利用していただきたい。そうなるとやはりデフォルトで、なおかつ無料で提供しないと意味がありません。わからない人は最初から守られているというしくみにしたかったのです」と語る。
このような思想で、同社は URL フィルタリングおよびパケットフィルタリングのサービス「ネットバリアベーシック」を 7月 1日から提供開始。今後急速に拡大すると考えられる B フレッツユーザを対象に、標準かつ無料で提供を始めた。
ネットバリアベーシックは、ぷらら会員が通信の際に必ず経由するぷららのネットワーク上において、URL やパケットのフィルタリングサービスを提供するので、個人の知識やスキルに関係なく、ネットワークの脅威を回避することが可能になる。

