チャネルや出力の自動調整でスケーラビリティを保つ


カバーエリアの拡充などを考えてアクセス ポイントを増設するとき、ただ追加するとチャネルの重複や電波の干渉が生じて、運用に支障をきたします。アクセス ポイントを個別に管理している場合、関係すると思われるアクセス ポイントをひとつひとつチェックし、設定を変更しなければなりません。

シスコの集中管理方式なら、アクセス ポイントの追加に応じてワイヤレス LAN コントローラが自動的にチャネルの割り当てや電波出力を変更し、すべてのアクセス ポイントに設定を即座に反映させます。アクセス ポイントの数が増えても、設定や保守管理の負担は増えないのです。

非カバーエリアを排除し、単一障害点を回避


複数設置しているアクセス ポイントのうち、ひとつが故障したと仮定します。この場合、そのアクセス ポイントがカバーしていたエリアからはワイヤレス LAN が利用できなくなります。アクセス ポイントを個別に管理していては、こうした状況を迅速に把握し、またカバーエリアを保つことは困難です。

シスコの集中管理方式では、不具合を起こしたアクセス ポイントをワイヤレス LAN コントローラが検知し、その周囲にある別のアクセス ポイントの電波出力を上げてカバーエリアを拡大します。ワイヤレス LAN が利用できないエリアがなくなるように、動的な制御を行うのです。 また、ワイヤレス LAN コントローラ自身も冗長化することで、万一不具合が生じた場合でも自動的に処理を受け渡し、安定的なワイヤレス LAN の運用を継続できます。