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シスコASA5500シリーズ適応型セキュリティアプライアンス

セキュリティ対策の副作用

各種サービスに対応するトラフィックを円滑にやり取りするためには、ネットワークのパフォーマンスを常に向上させ続ける必要があります。一方で、多岐に渡る脅威から、企業内の情報資産を守るための万全なセキュリティ対策も、不可欠です。ところが、ネットワークのパフォーマンス向上とセキュリティ対策の同時実現には、それぞれ相反する副作用が内在しており、双方が綱引きをする形で、互いの問題解決を阻む場合が少なくありません。

セキュリティ対策の副作用

図2 セキュリティ対策の副作用

セキュリティ対策のレベルを向上させるためには、すべてのパケットに対しての厳密なチェック体制を実現しなければなりません。ところが、パケットの厳密なチェックには、メモリ内に確保した到達パケットを、正しいか否か判断する工程が不可欠です。このことから、トラフィックの円滑なやり取りには足かせとなるのです。実際、企業ネットワークに IPS を導入したり、複数のセキュリティ対策を併用したりした直後から、ファイル転送に時間がかかる、Web サーバへのアクセスが必要以上に遅くなる、IP 電話の音声やネットミーティングの画像などに映像や音が飛ぶ現状が頻繁に発生したという事例は多く存在しています。


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