この章では、wireless deviceに発生する可能性のある基本的な問題に対するトラブルシューティングの手順を説明します。トラブルシューティングの最新の詳細情報は、次の URL で、シスコの TAC Web サイト(Top Issues、Wireless Technologies の順に選択)を参照してください。
トップ パネル インジケータのチェック
wireless deviceが通信を行わない場合は、トップ パネルの 3 つの LED インジケータをチェックして、装置の状態を迅速に確認します。 図22-1 は、1200 シリーズのアクセス ポイントのインジケータを示しています。図22-2 は、1100 シリーズのアクセス ポイントのインジケータを示しています。図22-3 および 図22-4 は、350 シリーズのアクセス ポイントのインジケータを示しています。
図22-1 1200 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ
図22-2 1100 シリーズ アクセス ポイントのインジケータ
図22-3 350 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ(プラスティック ケース)
図22-4 350 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ(金属ケース)
wireless deviceのインジケータの信号には、次の意味があります(詳細は表22-1 を参照)。
- ・ イーサネット インジケータは、有線 LAN 上のトラフィックを示します。このインジケータは、通常イーサネット ケーブルが接続されているときは緑色に点灯します。イーサネット インフラストラクチャ上でパケットが受信または送信されている間は、緑色に点滅します。イーサネット ケーブルが接続されていないときは、このインジケータは消えています。
- ・ ステータス インジケータは、動作状態を示します。緑色に点灯している場合は、wireless deviceが少なくとも 1 つの無線クライアントにアソシエートされていることを示します。緑色に点滅している場合は、wireless deviceは正常に動作していますが、どの無線デバイスにもアソシエートされていません。
- ・ 無線インジケータが緑色に点滅している場合は、無線トラフィックが送受信されていることを示します。このランプは通常は消えていますが、wireless deviceの無線を介してパケットの送受信が行われると点滅します。
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クライアント デバイスがアソシエートされていない。wireless deviceの Service Set Identifier(SSID; サービス セット ID)および Wired Equivalent Privacy(WEP)設定を確認してください。 |
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1130 シリーズ アクセス ポイントのインジケータ
アクセス ポイントが正常に動作していない場合、トップ パネルの LED リングまたはケーブル ベイ領域のイーサネット LED および無線 LED をチェックします。LED の表示内容から装置の状態を簡単に評価できます。図22-5 は、アクセス ポイントの各 LED を示しています。
図22-5 1130 シリーズ アクセス ポイントの LED
LED の信号は、表22-2 に示されています。
1240 シリーズ アクセス ポイントのインジケータ
アクセス ポイントが正常に動作していない場合、装置の 2.4GHz 端末のステータス、イーサネット、および無線の各 LED をチェックします。LED の表示内容から装置の状態を簡単に評価できます。図22-6 は、アクセス ポイントの各 LED を示しています(詳細は、アクセス ポイント ブラウザ インターフェイスを使用して、Event Log を参照してください)。
図22-6 1240 シリーズ アクセス ポイントの LED
1240 シリーズ アクセス ポイント LED の信号は、表22-3 に示されています。
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一般的な警告。インライン電源が不足しています(低電力状態の項を参照してください)。 |
1250 のアクセス ポイントのインジケータ
アクセス ポイントが正常に動作していない場合、装置の 2.4GHz 端末のイーサネット、ステータス、および無線の各 LED をチェックします。LED の表示内容から装置の状態を簡単に評価できます。表22-4 は、アクセス ポイントの各 LED を示しています(詳細は、アクセス ポイント ブラウザ インターフェイスを使用して、Event Log を参照してください)。
図22-7 は、1250 シリーズ アクセス ポイントの LED を示しています。
図22-7 1250 シリーズ アクセス ポイントの LED
1300 屋外アクセス ポイント/ブリッジのインジケータ
アクセス ポイント/ブリッジがリモートのブリッジまたはアクセス ポイントとアソシエートしていない場合は、背面パネルの 4 つの LED をチェックします。これらの LED の表示内容から、装置の状態を簡単に評価できます。アクセス ポイント/ブリッジ アンテナのインストールと位置合わせの際の LED の使用については、ご使用のアクセス ポイント/ブリッジに付属する『Cisco Aironet 1300 Series Outdoor Access Point/Bridge Mounting Instructions』を参照してください。
図22-8 LED
通常モードの LED の表示内容
アクセス ポイント/ブリッジの動作時は、表22-5 の記載のように、LED によってステータス情報が示されます。
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ファームウェア エラー:パワー インジェクタの電源ジャックを抜いてから差し込みなおします。これで問題が解決されない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
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ルート ブリッジ モード:リモート ブリッジがアソシエートされていません。 |
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ルート モード:1 つ以上のリモート ブリッジにアソシエートされています。 |
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一般的な警告:パワー インジェクタの電源ジャックを抜いてから差し込みなおします。これで問題が解決されない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
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ファームウェア ロードのエラー:パワー インジェクタの電源を抜いてから差し込みなおします。これで問題が解決されない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
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無線インターフェイス上の最大再試行回数の実行またはバッファ フルの発生:パワー インジェクタの電源ジャックを抜いてから差し込みなおします。これで問題が解決されない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
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無線ファームウェアのエラー:パワー インジェクタの電源を抜いてから差し込みなおします。これで問題が解決されない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
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アソシエートされていません(非ルートモード)。アクセス ポイント/ブリッジは、ルート ブリッジとのアソシエートを 60 秒間試行します 1 。 |
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アソシエートされていません(ルートモード)。アクセス ポイント/ブリッジは、ルート ブリッジとのアソシエートを無期限に試行します。 |
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過電流または過電圧エラー:パワー インジェクタの電源を抜いて、すべての同軸ケーブル接続をチェックし、約 1 分間待機してから差し込みなおします。問題が解決されない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
アクセス ポイント/ブリッジは、点滅するコードを使用して、さまざまなエラー状況を特定します。コード シーケンスでは 2 桁の診断コードが使用されます。コードを区切る長いポーズで始まり、LED の赤の点滅で 1 桁目がカウントされ、短いポーズを挟んだ後の赤の点滅で 2 桁目をカウントされます。
LED 点滅のエラー コードは、表22-6 に示されています。
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イーサネット ケーブルの障害:ケーブルが正しく接続されていること、不良がないことを確認します。このエラーは、イーサネット リンクの障害を示している場合もあります。ケーブルが正しく接続され、不良もない場合は、技術サポートにお問い合わせください。 |
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パワー インジェクタ
パワー インジェクタに電源が投入されると、アクセス ポイント/ブリッジに接続されたデュアル同軸ケーブルに 48 VDC が印加されます。
電力がアクセス ポイント/ブリッジに加えられると、装置によりブートローダが起動され、POST 動作が開始されます。アクセス ポイント/ブリッジは、POST 動作が正常に完了すると IOS イメージのロードを開始します。IOS イメージのロードが正常に実行されると、装置は無線の初期化とテストを実行します。
パワー インジェクタの LED は、図22-9に示されています。
図22-9 パワー インジェクタ
電力チェック
パワー インジェクタの LED をチェックして、アクセス ポイント/ブリッジへの給電を確認できます(図22-9 を参照)。
LED がオフの場合は入力パワーが利用できないことを示します。電源モジュールがパワー インジェクタに接続されていること、および AC 電力が使用可能であることまたは 12 〜 40VDC 入力パワーがパワー インジェクタに接続されていることを確認してください。
低電力状態
アクセス ポイントには、48VDC 電源モジュールまたはインライン電源から給電できます。1130 および 1240 のアクセス ポイントは、IEEE 802.3af 電源規格、Cisco 準規格 PoE プロトコル、およびインライン電源用 Cisco Intelligent Power Management をサポートしています。
フル動作の場合、1130 シリーズおよび 1240 シリーズのアクセス ポイントには 12.95W の電力が必要です。電源モジュールおよび Cisco Aironet パワー インジェクタは、フル動作に必要な電力を給電できますが、インライン電源のなかには 12.95W を給電できないものもあります。また、一部の大電力インライン電源では、すべてのポートに同時に 12.95W の電力を供給できない場合もあります。
電源を投入すると、1130 シリーズおよび 1240 シリーズのアクセス ポイントは、低電力モードになり(いずれも無線は無効化)、Cisco IOS ソフトウェアのロードおよび実行が行われ、電力ネゴシエーションによって、十分な電力が利用できるかどうかが判定されます。十分な電力がある場合は、無線がオンになり、それ以外の場合は、アクセス ポイントが、過電流状態が発生しないように無線が無効の状態で低電力モードで保持されます。低電力モードでは、アクセス ポイントのステータス LED の低電力エラー表示が有効化され、ブラウザおよびシリアル インターフェイスに低電力メッセージが表示され、イベント ログ入力が作成されます。
基本設定の確認
無線クライアントとの接続が失われる最も一般的な原因は、基本設定の不一致です。wireless deviceでクライアント デバイスとの通信が行われない場合は、この項に記載された項目を確認します。
SSID
wireless deviceにアソシエートしようとする無線クライアントは、wireless deviceと同じ SSID を使用する必要があります。クライアント デバイスの SSID が無線範囲のwireless deviceの SSID と一致しない場合、クライアント デバイスはアソシエートしません。
WEP キー
データ送信に使用する WEP キーは、wireless device、およびwireless deviceにアソシエートするすべての無線デバイスでまったく同じように設定する必要があります。たとえば、クライアント アダプタの WEP Key 3 を 0987654321 に設定し、送信キーとして選択した場合、wireless deviceの WEP Key 3 もまったく同じ値に設定する必要があります。ただし、wireless deviceでは、Key 3 を送信キーとして使用する必要はありません。
無線デバイスの WEP キーの設定方法については、第10章 「暗号スイートと WEP の設定」を参照してください。
セキュリティ設定
wireless deviceによる認証を求める無線クライアントでは、Extensible Authentication Protocol(EAP)または Light Extensible Authentication Protocol(LEAP; 拡張認証プロトコル)、MAC アドレス認証、Message Integrity Check(MIC; メッセージ完全性チェック)、WEP キー ハッシュ、および 802.1X プロトコル バージョンなどのセキュリティ オプションについて、wireless deviceの設定と同じものがサポートされている必要があります。
無線クライアントが EAP-FAST 認証を使用している場合は、Open 認証 + EAP を設定する必要があります。Open 認証 + EAP を設定しないと、警告メッセージが表示されます。CLI を使用している場合は、次の警告メッセージが表示されます。
SSID CONFIG WARNING:[SSID]:If radio clients are using EAP-FAST, AUTH OPEN with EAP should also be configured.
CLI を使用している場合は、次の警告メッセージが表示されます。
WARNING:
"Network EAP is used for LEAP authentication only. If radio clients are configured to authenticate using EAP-FAST, Open Authentication with EAP should also be configured.
無線クライアントがwireless deviceから認証されない場合には、クライアント アダプタの適切なセキュリティ設定、および現在のwireless deviceの設定で使用可能なクライアントのアダプタ ドライバおよびファームウェアのバージョンをシステム管理者に問い合わせてください。
デフォルト設定へのリセット
wireless deviceの設定に必要なパスワードを忘れてしまった場合は、設定のすべてのリセットが必要にあることもあります。1100 および 1200 シリーズのアクセス ポイントでは、アクセス ポイントの モード ボタンまたは Web ブラウザ インターフェイスを使用します。350 シリーズのアクセス ポイントでは、Web ブラウザ インターフェイスまたは Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用します。
モード ボタンの使用
次の手順に従って現在の設定を削除し、モード ボタンを使用してアクセス ポイントのすべての設定をデフォルトに戻します。
ステップ 2 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。
ステップ 3 MODE ボタンを押し続けて、ステータス LED がオレンジに変わったら(約 1 〜 2 秒かかります)ボタンを放します。
ステップ 4 アクセス ポイントをリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。
Web ブラウザ インターフェイスの使用
Web ブラウザ インターフェイスを使用して、現在の設定を削除してwireless deviceのすべての設定をデフォルトに戻す手順は、次のとおりです。
ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにwireless deviceの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。Enter Network Password 画面が表示されます。
ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。
ステップ 4 Password フィールドにwireless deviceのパスワードを入力し、Enter キーを押します。Summary Status ページが表示されます。
ステップ 5 System Software をクリックして、System Software 画面を表示します。
ステップ 6 System Configuration をクリックして、System Configuration 画面を表示します。
ステップ 7 Reset to Defaults ボタン、または Reset to Defaults (Except IP) ボタンをクリックします。
ステップ 8 Restart をクリックします。システムがリブートします。
ステップ 9 wireless deviceをリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用して、wireless deviceを再設定する必要があります。デフォルトのユーザ名とパスワードは Cisco で、大文字と小文字が区別されます。
CLI の使用
CLI を使用して、現在の設定を削除してwireless deviceのすべての設定をデフォルトに戻す手順は、次のとおりです。
ステップ 2 電源を切って再度電源を入れ、wireless deviceをリブートします。
ステップ 3 コマンド プロンプトが表示され、wireless deviceによってイメージの拡大が開始されるまで、wireless deviceのブートを続けます。CLI に次の行が表示されたら、Esc キーを押します。
Loading "flash:/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010"
...###########################################################################
################################################################################
################################################################################
####################
ステップ 4 ap: プロンプトに対して flash_init コマンドを入力し、フラッシュを初期化します。
flashfs[0]: 142 files, 6 directories
flashfs[0]: 0 orphaned files, 0 orphaned directories
flashfs[0]: Total bytes: 7612416
flashfs[0]: Bytes used: 3407360
flashfs[0]: Bytes available: 4205056
flashfs[0]: flashfs fsck took 0 seconds.
ステップ 5 dir flash: コマンドを使用して、フラッシュのコンテンツを表示させ、コンフィギュレーション ファイル config.txt を検索します。
5 .rwx 27 <date> private.config
150 drwx 320 <date> c350.k9w7.mx.122.13.JA
4207616 bytes available (3404800 bytes used)
ステップ 6 rename コマンドを使用して、config.txt ファイルの名前を config.old に変更します。
ap: rename flash:config.txt flash:config.old
ステップ 7 reload コマンドを使用して、wireless deviceをリブートします。
System configuration has been modified. Save (y/n)?y
Proceed with reload? [confirm]
ステップ 8 アクセス ポイントでソフトウェアのリロードが終了したら、アクセス ポイントに対して新しい Telnet セッションを開始します。
ステップ 9 IOS ソフトウェアがロードされると、特権 EXEC コマンド del を使用して、フラッシュから config.old ファイルを削除できます。
Delete flash:config.old [confirm]
アクセス ポイント イメージのリロード
wireless deviceでファームウェアの障害が生じた場合は、Web ブラウザ インターフェイスを使用してイメージ ファイルをリロードする必要があります。または、1100 および 1200 シリーズのアクセス ポイントではモード ボタンを約 30 秒押し続けます。wireless deviceのファームウェアが完全に動作している間に、ファームウェア イメージをアップグレードする場合、ブラウザ インターフェイスを使用します。ただし、アクセス ポイントのファームウェア イメージが壊れている場合はモード ボタンを使用します。350 シリーズのアクセス ポイントでは、モード ボタンを使用してイメージ ファイルをリロードすることはできませんが、Telnet またはコンソール ポート接続を経由して CLI を使用できます。
モード ボタンの使用
1100 シリーズおよび 1200 シリーズのアクセス ポイントで モード ボタンを使用すると、ネットワーク上またはアクセス ポイントのイーサネット ポートに接続した PC 上のアクティブな Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)サーバから、アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードできます。
wireless deviceの 3 つの LED インジケータが赤色になり、ファームウェア障害、またはファームウェア イメージの破壊が発生した場合、接続した TFTP サーバからイメージをリロードする必要があります。
アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードする手順は、次のとおりです。
ステップ 2 PC の TFTP サーバ フォルダにアクセス ポイントのイメージ ファイル(1100 シリーズのアクセス ポイントの場合は c1100-k9w7-tar.123-8.JA.tar、1200 シリーズのアクセス ポイントの場合は c1200-k9w7-tar.123-8.JA.tar など)が格納され、TFTP サーバが起動していることを確認します。詳細は、アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手およびTFTP サーバ ソフトウェアの入手の各項を参照してください。
ステップ 3 TFTP サーバ フォルダのアクセス ポイント イメージ ファイルの名前を変更します。たとえば、1100 シリーズのアクセス ポイントのイメージファイルが c1100-k9w7-tar.123-8.JA.tar の場合、c1100-k9w7-tar.default のように名前を変更します。
ステップ 4 カテゴリ 5(CAT 5)のイーサネット ケーブルを使用して、PC をアクセス ポイントに接続します。
ステップ 5 アクセス ポイントの電源を切ります(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)。
ステップ 6 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。
ステップ 7 MODE ボタンを押し続けて、ステータス LED が赤色に変わったら(約 20 〜 30 秒かかります)モード ボタンを離します。
ステップ 8 アクセス ポイントがリブートしてすべての LED が緑色に変わった後、ステータス LED が緑色に点滅するまで待ちます。
ステップ 9 アクセス ポイントをリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。
Web ブラウザ インターフェイスの使用方法
wireless deviceのイメージ ファイルをリロードするには、Web ブラウザ インターフェイスも使用できます。Web ブラウザ インターフェイスでは、HTTP や TFTP インターフェイスを使用したイメージ ファイルのロードがサポートされています。
ブラウザ HTTP インターフェイス
HTTP インターフェイスを使用すると、PC にあるwireless deviceのイメージ ファイルを参照し、wireless deviceにイメージをダウンロードできます。HTTP インターフェイスを使用する手順は、次のとおりです。
ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにwireless deviceの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。Enter Network Password 画面が表示されます。
ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。
ステップ 4 Password フィールドにwireless deviceのパスワードを入力し、Enter キーを押します。Summary Status ページが表示されます。
ステップ 5 System Software タブをクリックして、Software Upgrade をクリックします。HTTP Upgrade 画面が表示されます。
ステップ 6 Browse をクリックして PC 内のイメージ ファイルを検索します。
詳細は、Software Upgrade 画面で Help アイコンをクリックしてください。
ブラウザ TFTP インターフェイス
TFTP インターフェイスを使用すると、ネットワーク デバイスの TFTP サーバを使用してwireless deviceのイメージ ファイルをロードできます。TFTP サーバを使用する手順は、次のとおりです。
ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにwireless deviceの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。Enter Network Password 画面が表示されます。
ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。
ステップ 4 Password フィールドにwireless deviceのパスワードを入力し、Enter キーを押します。Summary Status ページが表示されます。
ステップ 5 System Software タブをクリックして、Software Upgrade をクリックします。HTTP Upgrade 画面が表示されます。
ステップ 6 TFTP Upgrade タブをクリックします。
ステップ 7 TFTP Server フィールドに、TFTP サーバの IP アドレスを入力します。
ステップ 8 Upload New System Image Tar File フィールドに、イメージ ファイル名を入力します。TFTP サーバのルート ディレクトリ下のサブディレクトリ内にファイルがある場合は、TFTP サーバのルート ディレクトリに対する相対パスとファイル名を指定します。ファイルが TFTP サーバのルート ディレクトリにある場合は、ファイル名だけを入力します。
詳細は、Software Upgrade 画面で Help アイコンをクリックしてください。
CLI の使用
CLI を使用してwireless deviceのイメージをリロードする手順は、次のとおりです。wireless deviceがブートを開始したら、ブート プロセスを中断させ、ブート ローダ コマンドを使用して TFTP サーバからイメージをロードして、wireless device内のイメージを置き換えます。
ステップ 2 電源を切って再度電源を入れ、wireless deviceをリブートします。
ステップ 3 イメージの拡大が開始されるまで、wireless deviceのブートを続けます。CLI に次の行が表示されたら、Esc キーを押します。
Loading "flash:/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010"
...###########################################################################
################################################################################
################################################################################
####################
ステップ 4 ap: コマンド プロンプトが表示されたら、set コマンドを入力して、wireless deviceに IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを割り当てます。
ap: set IP_ADDR 192.168.133.160
ap: set DEFAULT_ROUTER 192.168.133.1
ステップ 5 コマンド tftp_init を入力して、wireless deviceで TFTP の準備を行います。
ステップ 6 tar コマンドを入力して、TFTP サーバから新しいイメージをロードおよび拡大します。このコマンドには次の情報を含む必要があります。
- ・ -xtract オプション。ロード時にイメージを拡大します。
- ・ TFTP サーバの IP アドレス。
- ・ イメージが格納されている TFTP サーバのディレクトリ。
- ・ イメージの名前。
- ・ イメージの保存先(wireless deviceのフラッシュ)。
ap: tar -xtract tftp://192.168.130.222/images/c350-k9w7-tar.122-13.JA1.tar flash:
ステップ 7 画面の一番下まで出力が表示されると、CLI がポーズして --MORE-- と表示されます。スペースバーを押して続けます。
c350-k9w7-mx.122-13.JA1/ (directory) 0 (bytes)
c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/ (directory) 0 (bytes)
c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/ (directory) 0 (bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/appsui.js (558 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/back.htm (205 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/cookies.js (5027 bytes).
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/forms.js (15704 bytes)...
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/sitewide.js (14621 bytes)...
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/config.js (2554 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/stylesheet.css (3215 bytes)
c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/ (directory) 0 (bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/ap_title_appname.gif (1422 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_1st.gif (1171 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_cbottom.gif (318 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_current.gif (348 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_last.gif (386 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_last_filler.gif (327 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_last_flat.gif (318 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_nth.gif (1177 bytes)
extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_leftnav_dkgreen.gif (869 bytes)
ステップ 8 コマンド set BOOT を入力して、wireless deviceがリブートするときに使用するイメージに新しいイメージを指定します。wireless deviceによって、イメージと同じ名前のイメージ用ディレクトリが作成されます。このディレクトリをコマンドに含める必要があります。たとえば、次のように入力します。
ap: set BOOT flash:/c350-k9w7-mx.122-13.JA1/c350-k9w7-mx.122-13.JA1
ステップ 9 コマンド set を入力して、ブート ローダのエントリを確認します。
BOOT=flash:/c350-k9w7-mx.122-13.JA1/c350-k9w7-mx.122-13.JA1
ステップ 10 boot コマンドを入力して、wireless deviceをリブートします。wireless deviceがリブートすると、新しいイメージがロードされます。
アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手
wireless deviceのイメージ ファイルは、次の手順に従って Cisco.com から入手できます。
http://tools.cisco.com/support/downloads/pub/MDFTree.x?butype=wireless
ステップ 2 Wireless LAN Access フォルダを展開します。
ステップ 3 適切なアクセス ポイント フォルダを展開します。
ステップ 5 ご使用の CCO ログイン ユーザ名とパスワードを入力します。Select Software ページが表示されます。
ステップ 6 IOS をクリックします。提供されている Cisco IOS バージョンの一覧が表示されます。
ステップ 7 ダウンロードするバージョンを選択します。選択したバージョンのダウンロード ページが表示されます。
ステップ 9 要求された場合は、ユーザ名とパスワードを入力します。Encryption Software Export Distribution Authorization ページが表示されます。
ステップ 10 ページに表示された質問に回答して Submit をクリックします。Downlaod ページが表示されます。
ステップ 11 DOWNLOAD をクリックします。Software Download Rules ページが表示されます。
ステップ 12 Software Download Rules を慎重に読んで、Agree をクリックします。
ステップ 13 要求された場合は、ユーザ名とパスワードを入力します。File Download ウィンドウが表示されます。
ステップ 14 ファイルを、使用するハード ドライブのディレクトリに保存します。
TFTP サーバ ソフトウェアの入手
TFTP サーバ ソフトウェアは、いくつかの Web サイトからダウンロードできます。次の URL から入手できるシェアウェア TFTP ユーティリティをお勧めします。
ユーティリティのインストール方法と使い方については、Web サイトの指示に従ってください。
