この章では、Remote Authentication Dial-In User Service(RADIUS)と Terminal Access Controller Access Control System Plus(TACACS+)を有効にして設定する方法について説明します。これは、認証プロセスと許可プロセスに詳細なアカウンティング情報と柔軟な管理制御を提供します。RADIUS と TACACS+ は AAA を通じて効率化され、AAA コマンド以外では有効に設定できません。
RADIUS の設定と有効化
この項では、RADIUS を設定して有効にする方法について説明します。次の各項で RADIUS の設定について説明します。
RADIUS の概要
RADIUS はネットワークを不正アクセスから保護する、分散型クライアント/サーバ システムです。RADIUS クライアントは RADIUS をサポートするシスコ デバイス上で動作し、中央 RADIUS サーバに認証要求を送信します。RADIUS サーバには、ユーザ認証情報とネットワーク サービス アクセス情報がすべて格納されます。通常、RADIUS ホストは、RADIUS サーバ ソフトウェアを実行するマルチユーザ システムです。RADIUS サーバ ソフトウェアは、シスコ(Cisco Secure Access Control Server バージョン 3.0)、Livingston、Merit、Microsoft、その他のソフトウェア プロバイダーから提供されています。詳細は、RADIUS サーバの資料を参照してください。
RADIUS は、次のようなアクセス セキュリティを必要とするネットワーク環境で使用します。
- ・ それぞれが RADIUS をサポートするマルチ ベンダー アクセス サーバを含むネットワーク。たとえば、複数のベンダーのアクセス サーバは単一の RADIUS サーバ ベースのセキュリティ データベースを使用します。マルチ ベンダーのアクセス サーバを使用する IP ベースのネットワークでは、ダイヤルイン ユーザは Kerberos セキュリティ システムを使用するようにカスタマイズされた RADIUS サーバを通じて認証されます。
- ・ アプリケーションが RADIUS プロトコルをサポートするターンキー ネットワーク セキュリティ環境。これは、 スマート カード アクセス制御システムを使用するようなアクセス環境です。その例として、ユーザの検証とネットワーク リソースへのアクセス許可に、RADIUS が Enigma のセキュリティ カードとともに使用されています。
- ・ すでに RADIUS を使用しているネットワーク。ネットワークには、RADIUS クライアントを含むシスコ アクセス ポイントを追加できます。
- ・ リソース アカウンティングを必要とするネットワーク。RADIUS アカウンティングは、RADIUS 認証または許可とは無関係に使用できます。RADIUS アカウンティング機能により、サービスの開始および終了時に、セッションの間に使用されるリソース(時間、パケット、バイトなど)の量を示すデータを送信できます。インターネット サービス プロバイダーは、特別なセキュリティと課金のニーズを満たすために、フリーウェア版の RADIUS アクセス制御およびアカウンティング ソフトウェアを使用することがあります。
RADIUS は、次のようなネットワーク セキュリティ状況には適していません。
- ・ マルチプロトコル アクセス環境。RADIUS は AppleTalk Remote Access(ARA)、NetBIOS Frame Control Protocol(NBFCP)、NetWare Asynchronous Services Interface(NASI)、または X.25 PAD 接続をサポートしません。
- ・ スイッチ間またはルータ間の状況。RADIUS は双方向認証を提供しません。シスコ以外のデバイスが認証を要求する場合、RADIUS を使用して、あるデバイスからシスコ以外のデバイスに対して認証を実行できます。
- ・ 各種サービスを使用するネットワーク。一般に RADIUS は、ユーザを 1 つのサービス モデルにバインドします。
RADIUS の操作
無線ユーザが、RADIUS サーバによってアクセス制御されるアクセス ポイントにログインして認証を求める場合、ネットワークの認証は図13-1 に示す手順で実行されます。
図13-1 EAP 認証のシーケンス
図13-1 の手順 1 〜 9 では、有線 LAN 上の無線クライアント デバイスと RADIUS サーバが 802.1x および EAP を使用して、アクセス ポイント経由で相互認証を実行します。RADIUS サーバは、認証身元証明要求をクライアントに送信します。クライアントはユーザが入力したパスワードを一方向暗号化し、認証身元証明要求に対する応答を生成して RADIUS サーバに送信します。RADIUS サーバは、サーバ自体のユーザ データベースの情報から独自の応答を生成し、それをクライアントからの応答と比較します。RADIUS サーバがクライアントを認証すると、同じ処理が逆方向から繰り返され、今度はクライアントが RADIUS サーバを認証します。
相互認証が終了すると、RADIUS サーバとクライアントは、クライアントに固有の、クライアントに適切なレベルのネットワーク アクセスを提供する WEP キーを決定します。これにより、有線のスイッチド セグメントのセキュリティ レベルは、デスクトップのレベルに近づきます。クライアントはこのキーをロードして、ログオン セッションでの使用に備えます。
ログオン セッションでは、RADIUS サーバがセッション キーと呼ばれる WEP キーを暗号化して、有線 LAN 経由でアクセス ポイントに送信します。アクセス ポイントは、セッション キーを使用してブロードキャスト キーを暗号化し、クライアントに送信します。クライアントは、送信されてきたキーを、セッション キーを使用して復号化します。クライアントとアクセス ポイントは WEP を有効にし、セッション キーとブロードキャスト WEP キーを残りのセッションの間、すべての通信に対して使用します。
EAP 認証には複数のタイプがありますが、アクセス ポイントはどのタイプについても同じように機能します。アクセス ポイントは、無線クライアント デバイスと RADIUS サーバ間の認証メッセージを中継します。RADIUS サーバを使用したクライアント認証の設定方法については、SSID への認証タイプの割り当てを参照してください。
RADIUS の設定
この項では、RADIUS をサポートするアクセス ポイントの設定方法について説明します。ユーザは最低でも、RADIUS サーバ ソフトウェアを実行するホストを識別し、RADIUS の認証方式リストを定義する必要があります。オプションで、RADIUS 認証とアカウンティングの方式リストを定義できます。
方式リストは、ユーザ アカウントの認証、許可、管理に使用される手順と方法を定義します。方式リストを使用して 1 つまたは複数のセキュリティ プロトコルを指定できるので、先頭の方式が失敗してもバックアップ システムが確実に機能できます。ソフトウェアは、リストの先頭の方式を使用してユーザ アカウントの認証、許可、管理をします。その方式が応答しない場合には、リストの次の方式が選択されます。このプロセスは、リスト内の方式との通信に成功するか、または方式リストをすべて試行するまで続けられます。
アクセス ポイントに RADIUS 機能を設定する前に、RADIUS サーバにアクセスして設定する必要があります。
- ・ デフォルトの RADIUS 設定
- ・ RADIUS サーバ ホストの識別(必須)
- ・ RADIUS ログイン認証の設定(必須)
- ・ AAA サーバ グループの定義(オプション)
- ・ ユーザ特権アクセスとネットワーク サービスの RADIUS 許可の設定(オプション)
- ・ パケット オブ ディスコネクトの設定(オプション)
- ・ RADIUS アカウンティングの起動(オプション)
- ・ CSID 形式の選択(オプション)
- ・ すべての RADIUS サーバの設定(オプション)
- ・ ベンダー固有の RADIUS 属性を使用するアクセス ポイントの設定(オプション)
- ・ ベンダー専用の RADIUS サーバ通信用アクセス ポイントの設定(オプション)
- ・ WISPr RADIUS 属性の設定(オプション)
デフォルトの RADIUS 設定
RADIUS と AAA は、デフォルトでは無効になっています。
セキュリティ上の危険を回避するため、ネットワーク管理アプリケーションから RADIUS を設定することはできません。RADIUS を有効にすると、CLI を通じてアクセス ポイントにアクセスするユーザを認証できます。
RADIUS サーバ ホストの識別
アクセス ポイントと RADIUS サーバ間の通信には、次のいくつかのコンポーネントを使用します。
RADIUS セキュリティ サーバは、ホスト名と IP アドレス、ホスト名と特定の User Datagram ProtocolUDP; ユーザ データグラム プロトコル)ポート番号、IP アドレスと特定の UDP ポート番号により識別されます。IP アドレスと UDP ポート番号の組み合わせから一意の識別子が作成され、異なるポートを特定の AAA サービスを提供する RADIUS ホストとして個別に定義できます。この一意の識別子を使用すると、サーバ上の同じ IP アドレスを持つ複数の UDP ポートに RADIUS 要求を送信できます。
同一の RADIUS サーバにアカウンティングなど同じサービスを実行する 2 つのホスト エントリを設定すると、2 番目に設定されたホスト エントリは最初のホスト エントリの故障時のバックアップとして機能します。この例では、最初に設定されたホスト エントリがアカウンティング サービスに失敗すると、アクセス ポイントは同じデバイスに設定された 2 番目のホスト エントリにアカウンティング サービスの提供を求めます。(RADIUS ホスト エントリは、設定された順序で試行されます)。
RADIUS サーバとアクセス ポイントは、共有の身元証明要求テキスト文字列を使用して、パスワードを暗号化して応答を交換します。RADIUS で AAA セキュリティ コマンドを使用するように設定するには、RADIUS サーバ デーモンを実行しているホストと、アクセス ポイントと共有する身元証明要求テキスト(キー)文字列を指定する必要があります。
タイムアウト、再送信、暗号キーの値は、すべての RADIUS サーバに対してグローバルに設定することも、またはグローバル設定とサーバ単位の設定を組み合わせることも可能です。アクセス ポイントと通信するすべての RADIUS サーバにこれらの設定をグローバルに適用するには、3 つの独自のグローバル設定コマンド、 radius-server timeout 、 radius-server retransmit 、および radius-server key を使用します。特定の RADIUS サーバにこれらの値を適用するには、グローバル設定コマンド radius-server host を使用します。
認証時用に AAA サーバ グループを使用して既存のサーバ ホストをグループ化するようアクセス ポイントを設定できます。詳細は、AAA サーバ グループの定義を参照してください。
特権 EXEC モードから、次の手順に従ってサーバ単位の RADIUS サーバ通信を設定します。この手順は必須です。
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radius-server host { hostname | ip-address } [ auth-port port-number ] [ acct-port port-number ] [ timeout seconds ] [ retransmit retries ] [ key string ] |
リモート RADIUS サーバ ホストの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
アクセス ポイントが単一の IP アドレスと関連付けられた複数のホスト エントリを認識するように設定するには、このコマンドを必要な数だけ入力します。その際、各 UDP ポート番号が異なっていることを確認してください。アクセス ポイントのソフトウェアは、指定された順序でホストを検索します。個々の RADIUS ホストで使用するタイムアウト、再送信、暗号キーの値を設定します。 |
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アカウンティングを有効にする必要がある、Service Set IdentifierSSID; サービス セット IDの SSID 設定モードを入力します。SSID には、最大 32 文字の英数字を使用できます。SSID では、大文字と小文字が区別されます。 |
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この SSID の RADIUS アカウンティングを有効にします。list-name には、アカウンティング方式のリストを指定します。方式のリストの詳細は、次の URL をクリックしてください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/wireless/ps4570/products_command_reference_chapter09186a008041757f.html#wp2449819 |
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特定の RADIUS サーバを削除するには、グローバル設定コマンド no radius-server host hostname | ip-address を使用します。
次の例は、認証に使用される RADIUS サーバと、アカウンティングに使用される別の RADIUS サーバの設定方法を示しています。
AP(config)# radius-server host 172.29.36.49 auth-port 1612 key rad1
AP(config)# radius-server host 172.20.36.50 acct-port 1618 key rad2
次の例は、RADIUS アカウンティング用に SSID を設定する方法を示しています。
AP(config-ssid)# accounting accounting-method-list
次の例は、RADIUS サーバとして host1 を設定して、認証とアカウンティングの両方にデフォルト ポートを使用する方法を示しています。
AP(config)# radius-server host host1
RADIUS ログイン認証の設定
AAA 認証を設定するには、認証方式の名前付きリストを定義し、そのリストを各種のインターフェイスに適用します。この方式リストは、実行される認証のタイプと実行順序を定義したものです。定義されたいずれかの認証方式が実行されるようにするには、この方式リストを特定のインターフェイスに適用しておく必要があります。唯一の例外は、デフォルトの方式リスト(名前は、 default )です。デフォルトの方式リストは、明示的に定義された名前付きの方式リストを持つインターフェイスを除くすべてのインターフェイスに自動的に適用されます。
方式リストには、ユーザの認証時に照会されるシーケンスと認証方式が記述されています。認証に使用するセキュリティ プロトコルを 1 つまたは複数指定できるため、最初の方法が失敗した場合でも認証のバックアップ システムが確実に機能します。ソフトウェアは、まずリストの最初の方式を使用してユーザを認証します。その方式が応答しなければ、方式リストの次の認証方式を選択します。このプロセスは、リスト内の認証方式との通信が成功するか、定義済みの方式をすべて試行するまで続けられます。このサイクルのどの認証にも失敗する場合、つまりセキュリティ サーバまたはローカル ユーザ名データベースがユーザ アクセスの拒否を応答した場合、認証プロセスは停止して、他の認証方式は試行されません。
特権 EXEC モードから、次の手順に従ってログイン認証を設定します。この手順は必須です。
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aaa authentication login { default | list-name } method1 [ method2... ] |
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line [ console | tty | vty ] line-number [ ending-line-number ] |
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AAA を無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa new-model を使用します。AAA 認証を無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa authentication login {default | list-name } method1 [ method2... ] を使用します。ログインの RADIUS 認証を無効にするか、デフォルト値に戻すには、回線設定コマンド no login authentication { default | list-name } を使用します。
AAA サーバ グループの定義
認証時用に AAA サーバ グループを使用して既存のサーバ ホストをグループ化するようアクセス ポイントを設定できます。設定されたサーバ ホストのサブセットを選択して、特定のサービスに使用します。このサーバ グループは、グローバル サーバ ホスト リストで使用されます。このリストには、選択されたサーバ ホストの IP アドレスのリストが示されています。
各ホスト エントリが一意の識別子(IP アドレスと UDP ポート番号の組み合わせ)を持っていれば、同一サーバに対する複数のホスト エントリをサーバ グループに含めることも可能です。それによって、特定の AAA サービスを提供する RADIUS ホストとして、異なるポートを個別に定義できます。同一の RADIUS サーバにアカウンティングなど同じサービスを実行する 2 つのホスト エントリを設定すると、2 番目に設定されたホスト エントリは最初のホスト エントリの故障時のバックアップとして機能します。
特定のサーバに定義済みグループ サーバをアソシエートするには、グループ サーバ設定コマンド server を使用します。IP アドレスでサーバを特定するか、オプションの auth-port および acct-port キーワードを使用して複数のホスト インスタンスまたはエントリを特定できます。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って、AAA サーバ グループを定義し、特定の RADIUS サーバをそのグループにアソシエートします。
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radius-server host { hostname | ip-address } [ auth-port port-number ] [ acct-port port-number ] [ timeout seconds ] [ retransmit retries ] [ key string ] |
リモート RADIUS サーバ ホストの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
アクセス ポイントが単一の IP アドレスと関連付けられた複数のホスト エントリを認識するように設定するには、このコマンドを必要な数だけ入力します。その際、各 UDP ポート番号が異なっていることを確認してください。アクセス ポイントのソフトウェアは、指定された順序でホストを検索します。個々の RADIUS ホストで使用するタイムアウト、再送信、暗号キーの値を設定します。 |
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特定の RADIUS サーバを定義されたサーバ グループにアソシエートします。この手順を、AAA サーバ グループの各 RADIUS サーバについて繰り返します。 |
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RADIUS ログイン認証を有効にします。RADIUS ログイン認証の設定を参照してください。 |
特定の RADIUS サーバを削除するには、グローバル設定コマンド no radius-server host hostname | ip-address を使用します。設定リストからサーバ グループを削除するには、グローバル設定コマンド no aaa group server radius group-name を使用します。RADIUS サーバの IP アドレスを削除するには、サーバ グループ設定コマンド no server ip-address を使用します。
次の例では、アクセス ポイントは異なる 2 つの RADIUS グループ サーバ( group1 と group2 )を認識するように設定されます。group1 には、同じ RADIUS サーバで同じサービス用に設定された異なる 2 つのホスト エントリがあります。2 番目のホスト エントリは、最初のエントリに対して故障時のバックアップとして機能します。
AP(config)# radius-server host 172.20.0.1 auth-port 1000 acct-port 1001
AP(config)# radius-server host 172.10.0.1 auth-port 1645 acct-port 1646
AP(config)# aaa group server radius group1
AP(config-sg-radius)# server 172.20.0.1 auth-port 1000 acct-port 1001
AP(config)# aaa group server radius group2
AP(config-sg-radius)# server 172.20.0.1 auth-port 2000 acct-port 2001
ユーザ特権アクセスとネットワーク サービスの RADIUS 許可の設定
AAA 許可は、ユーザが使用できるサービスを制限します。AAA 許可が有効の場合、アクセス ポイントはユーザのプロファイルから取得した情報を使用してユーザのセッションを設定します。ユーザのプロファイルは、ローカル ユーザ データベースかセキュリティ サーバにあります。ユーザが要求したサービスへのアクセスを許可されるのは、ユーザ プロファイル内の情報により許可された場合だけです。
グローバル設定コマンド aaa authorization と radius キーワードを使用すると、ユーザのネットワーク アクセスを特権 EXEC モードに制限するパラメータを設定できます。
これらの許可パラメータは、aaa authorization exec radius local コマンドで設定します。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って特権 EXEC アクセスとネットワーク サービスに RADIUS 許可を指定します。
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ネットワーク関連のすべてのサービス要求に対して、ユーザが RADIUS 許可を受けるようにアクセス ポイントを設定します。 |
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ユーザの RADIUS 許可でユーザの特権 EXEC アクセス権の有無を判断するように、アクセス ポイントを設定します。 |
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許可を無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa authorization { network | exec } method1 を使用します。
パケット オブ ディスコネクトの設定
Packet of Disconnect(PoD; パケット オブ ディスコネクト)は、接続解除メッセージとも呼ばれます。PoD の詳細は、Internet Engineering Task Force(IETF)インターネット規格 RFC 3576 に記載されています。
パケット オブ ディスコネクトは、すでに接続されているセッションを終了する方式で構成されます。PoD は RADIUS Disconnect_Request パケットで、これは RADIUS access_accept パケットによってセッションが承認された後に、認証エージェント サーバがユーザの接続を解除する必要がある状況での使用を目的としています。これは少なくとも次の 2 つの状況で必要が生じます。
セッションが終了すると、RADIUS サーバは接続解除メッセージを Network Access Server NAS; ネットワーク アクセス サーバ)のアクセス ポイントまたは WDS に送信します。802.11 セッションでは、PoD 要求に Calling-Station-ID [31] RADIUS 属性(クライアントの Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレス)が指定されている必要があります。アクセス ポイントや WDS は、対応するセッションのアソシエーション解除を試行してから、接続解除応答メッセージで RADIUS サーバに返信します。このメッセージ タイプは次のとおりです。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って PoD を設定します。
RADIUS アカウンティングの起動
AAA アカウンティング機能は、ユーザがアクセスしているサービスと、サービスが消費しているネットワーク リソースの量を追跡します。AAA アカウンティングが有効の場合、アクセス ポイントはアカウンティングの記録の形式でユーザ アクティビティを RADIUS セキュリティ サーバに報告します。各アカウンティングの記録にはアカウンティング属性と値のペア(AV)が含まれており、セキュリティ サーバに保存されます。その後このデータは、ネットワーク管理、クライアントへの課金、または監査のために分析されます。アクセス ポイントによって送信され、履行される属性の完全なリストについては、アクセス ポイントで送信される RADIUS 属性を参照してください。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って Cisco IOS 特権レベルとネットワーク サービスに RADIUS アカウンティングを有効にします。
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アカウンティングの記録として BVI IP アドレスを NAS_IP_ADDRESS 属性で送信するようにアクセス ポイントを設定します。 |
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アカウンティングを無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa accounting { network | exec } { start-stop } method1... を使用します。
CSID 形式の選択
Called-Station-ID(CSID)内の MAC アドレスの形式と RADIUS パケット内の CSID 属性を選択できます。グローバル設定コマンド dot11 aaa csid を使用して、CSID 形式を選択します。表13-1 は、形式オプションと対応する MAC アドレスの例を示しています。
デフォルトの CSID 形式に戻すには、dot11 aaa csid コマンドで no を指定するか、dot11 aaa csid default と入力します。
すべての RADIUS サーバの設定
特権 EXEC モードから、次の手順に従ってアクセス ポイントとすべての RADIUS サーバ間のグローバル通信設定を実行します。
次の例では、2 つのメイン サーバとローカル認証サーバについて、サーバのデッド タイムを 10 分間に設定する方法を示します。
AP(config)# radius-server host 172.20.0.1 auth-port 1000 acct-port 1001 key 77654
AP(config)# radius-server host 172.10.0.1 auth-port 1645 acct-port 1646 key 77654
AP(config)# radius-server host 10.91.6.151 auth-port 1812 acct-port 1813 key 110337
AP(config)# radius-server deadtime 10
再送信、タイムアウト、デッドタイムをデフォルトの設定に戻すには、それぞれのコマンドで no を指定します。
ベンダー固有の RADIUS 属性を使用するアクセス ポイントの設定
Internet Engineering Task Force(IETF)のドラフト規格では、アクセス ポイントと RADIUS サーバ間で、ベンダー固有の属性(属性 26)を使用してベンダー固有の情報をやり取りする方法を指定しています。ベンダーは Vendor-Specific Attributes(VSA; ベンダー固有の属性)を使用して、汎用には適していない各社固有の拡張属性に対応できます。シスコの RADIUS 実装では、仕様で推奨される形式を使用することで、ベンダー固有オプションを 1 つサポートします。シスコのベンダー ID は 9 です。サポートされるオプションはベンダータイプ 1 であり、 cisco-avpair という名前が付けられています。この値は、次の形式の文字列です。
protocol : attribute sep value *
potocol は特定の許可を受けるためのシスコ プロトコル属性の値です。 attribute と value は、Cisco TACACS+ 仕様で定義された適合 AV ペアです。 sep には、必須属性の場合は = を、オプション属性の場合はアスタリスク( * )を指定します。このコマンドにより、TACACS+ 許可で使用できる全機能が RADIUS でも使用できます。
たとえば、次の AV ペアは IP 許可の際(PPP の IPCP アドレス割り当ての際)、シスコの multiple named ip address pools 機能を有効にします。
cisco-avpair= "ip:addr-pool=first"
次の例は、特権 EXEC コマンドへの即時アクセスを使用して、ユーザにアクセス ポイントからログインする方法を示しています。
cisco-avpair= "shell:priv-lvl=15"
他のベンダーには、そのベンダー固有の ID、オプション、関連 VSA があります。ベンダーの ID と VSA についての詳細は、RFC 2138「Remote Authentication Dian-In User Service(RADIUS)」を参照してください。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って、VSA を認識して使用するようにアクセス ポイントを設定します。
RADIUS 属性の完全なリスト、または VSA 26 の詳細は、『Cisco IOS Security Configuration Guide for Release 12.2』の付録「RADIUS Attributes」を参照してください。
ベンダー専用の RADIUS サーバ通信用アクセス ポイントの設定
IETF の RADIUS ドラフト規格では、アクセス ポイントと RADIUS サーバの間でベンダー専用の情報を通信する方法を指定していますが、一部のベンダーは RADIUS 属性セットを独自の方法で拡張しています。Cisco IOS ソフトウェアは、ベンダー専用の RADIUS 属性のサブセットをサポートします。
すでに説明したように、ベンダー専用または IETF ドラフト準拠の RADIUS を設定するには、RADIUS サーバ デーモンを実行しているホストと、そのホストがアクセス ポイントを共有する身元証明要求テキストを指定する必要があります。RADIUS ホストと身元証明要求テキストは、グローバル設定コマンド radius-server を使用して指定します。
特権 EXEC モードから、次の手順に従ってベンダー専用の RADIUS サーバ ホストおよび共有の身元証明要求テキストを指定します。
ベンダー専用の RADIUS ホストを削除するには、グローバル設定コマンド no radius-server host {hostname | ip-address} non-standard を使用します。キーを無効にするには、グローバル設定コマンド no radius-server key を使用します。
次の例は、ベンダー専用の RADIUS ホストを指定して、アクセス ポイントとサーバ間で秘密鍵 rad124 を使用する方法を示しています。
AP(config)# radius-server host 172.20.30.15 nonstandard
AP(config)# radius-server key rad124
WISPr RADIUS 属性の設定
Wi-Fi アライアンスのドキュメント『WISPr Best Current Practices for Wireless Internet Service Provider (WISP) Roaming』には、アクセス ポイントが RADIUS アカウンティングおよび認証要求とともに送信しなければならない RADIUS 属性が示されています。現在アクセス ポイントは、WISPr ロケーション名、ISO と International Telecommunications Union(ITU)の国番号とエリア コード属性だけをサポートしています。snmp-server location コマンドと dot11 location isocc コマンドを使用して、アクセス ポイントでこれらの属性を設定します。
また、ドキュメント『WISPr Best Current Practices for Wireless Internet Service Provider (WISP) Roaming』には、RADIUS 認証応答とアカウンティング要求でクラス属性をアクセス ポイントに加えることも指示されています。アクセス ポイントは自動的にクラス属性を加えるので、それを設定する必要はありません。
ISO と ITU の国番号とエリア コードのリストは、ISO と ITU の Web サイトにあります。Cisco IOS ソフトウェアは、アクセス ポイントで設定された国番号とエリア コードの有効性を確認しません。
特権 EXEC モードから、次の手順に従ってアクセス ポイントに WISPr RADIUS 属性を指定します。
次の例は、WISPr の場所名属性を設定する方法を示しています。
ap# snmp-server location ACMEWISP,Gate_14_Terminal_C_of_Newark_Airport
次の例は、アクセス ポイントで ISO と ITU のロケーション コードを設定する方法を示しています。
ap# dot11 location isocc us cc 1 ac 408
次の例は、アクセス ポイントがクライアント デバイスの使用する SSID を追加して場所 ID 文字列をフォーマットする方法を示しています。
isocc=us,cc=1,ac=408,network=ACMEWISP_NewarkAirport
RADIUS 設定の表示
RADIUS 設定を表示するには、特権 EXEC コマンド show running-config p を使用します。
アクセス ポイントで送信される RADIUS 属性
表13-2 から表13-6 は、アクセス要求、アクセス許可、アカウンティング要求パケットでアクセス ポイントがクライアントに送信する属性を示しています。
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NAS-Identifier 1 |
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Tunnel-Type 2 |
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TACACS+ の設定と有効化
TACACS+ の概要
TACACS+ は、アクセス ポイントにアクセスしようとするユーザを集中的に検証するセキュリティ アプリケーションです。RADIUS とは異なり、TACACS+ はアクセス ポイントにアソシエートされたクライアント デバイスを認証しません。
TACACS+ サービスは、通常 UNIX または Windows NT ワークステーションで動作する TACACS+ デーモンのデータベース内で管理されます。アクセス ポイントに TACACS+ 機能を設定する前に、TACACS+ サーバにアクセスして設定する必要があります。
TACACS+ には独立したモジュール式の認証、許可、およびアカウンティング機能が備わっています。TACACS+ によって、単一のアクセス制御サーバ(TACACS+ デーモン)が、認証、許可、アカウンティングの各サービスを個別に提供できます。各サービスを独自のデータベースと関連付けて、デーモンの機能に応じて、サーバまたはネットワークで使用できる他のサービスを利用することができます。
AAA セキュリティ サービスを通じて管理される TACACS+ は、次のようなサービスを提供します。
認証機能は、管理者との対話を実行できます(たとえば、ユーザ名とパスワードが入力された後に、自宅住所、母親の旧姓、サービス タイプ、社会保険番号など、複数の質問でユーザの身元を確認します)。また TACACS+ 認証サービスは、管理者の画面にメッセージを送信できます。たとえば、会社のパスワード エージング ポリシーのため、パスワードを変更する必要があることをメッセージで管理者に通知することができます。
- ・ 許可:管理者のセッション期間中の管理機能を詳細に制御します。これには自動コマンドの設定、アクセス制御、セッション期間、またはプロトコル サポートなどが含まれますが、それに限定されません。また、管理者が TACACS+ 許可機能で実行可能なコマンドに制限を課すことができます。
- ・ アカウンティング:課金、監査、報告に使用される情報を収集して、TACACS+ デーモンに送信します。ネットワーク マネージャはアカウンティング機能を使用して、セキュリティ監査時に管理者アクティビティを追跡したり、またはユーザの課金時に情報を提供できます。アカウンティング レコードには、管理者 ID、開始時間と終了時間、実行されたコマンド(PPP など)、パケット数、バイト数が組み込まれます。
TACACS+ プロトコルは、アクセス ポイントと TACACS+ デーモンの間で認証を実行します。アクセス ポイントと TACACS+ デーモンの間で実行されるすべてのプロトコル交換が暗号化されるので、認証の機密性を保証します。
アクセス ポイントで TACACS+ を使用するには、TACACS+ デーモン ソフトウェアを実行するシステムが必要です。
TACACS+ の操作
管理者が TACACS+ を使用してアクセス ポイントの認証を受け、簡単な ASCII ログインを試行した場合、次のプロセスが発生します。
- 1. 接続が確立されると、アクセス ポイントは TACACS+ デーモンに連絡してユーザ名プロンプトを取得し、このプロンプトが管理者に表示されます。管理者がユーザ名を入力すると、アクセス ポイントは TACACS+ デーモンにアクセスしてパスワード プロンプトを取得します。アクセス ポイントは管理者にパスワード プロンプトを表示し、管理者がパスワードを入力すると、パスワードは TACACS+ デーモンに送信されます。
TACACS+ を使用してデーモンと管理者との間で会話が続けられ、デーモンは管理者の認証に必要な情報を取得します。デーモンはユーザ名とパスワードの組み合わせの入力を要求しますが、ユーザの母親の旧姓など、他の項目が含まれる場合があります。
- 2. アクセス ポイントは最終的に、TACACS+ デーモンから次に示す応答のいずれかを受信します。
- − ACCEPT:管理者が認証され、サービスが開始します。許可を要求するようにアクセス ポイントが設定されている場合、この時点で許可が開始します。
- − REJECT:管理者は認証されません。管理者は TACACS+ デーモンに従ってアクセスが拒否されるか、ログイン シーケンスを再試行するように要求されます。
- − ERROR:デーモンによる認証のある時点、またはデーモンとアクセス ポイント間のネットワーク接続のある時点で、エラーが発生しています。ERROR 応答を受信した場合、通常、アクセス ポイントは、別の方法で管理者の認証を試行します。
- − CONTINUE:管理者は追加の認証情報を要求されます。
認証の後、アクセス ポイントで許可が有効になっている場合、管理者はさらに許可フェーズに進みます。管理者は TACACS+ 許可に進む前に、まず TACACS+ 認証を完了する必要があります。
- 3. TACACS+ 許可が要求される場合、再び TACACS+ デーモンにアクセスします。TACACS+ デーモンは ACCEPT か REJECT の許可応答を返します。ACCEPT 応答が返された場合、この応答には属性の形でその管理者に EXEC または NETWORK セッションを指示するデータが含まれており、管理者がアクセスできる下記のサービスを決定できます。
TACACS+ の設定
この項では、TACACS+ をサポートするアクセス ポイントの設定方法について説明します。ユーザは最低でも TACACS+ デーモンを実行するホストを識別して、TACACS+ 認証の方式リストを定義する必要があります。オプションで、TACACS+ 認証とアカウンティングの方式リストを定義できます。方式リストは管理者アカウントの認証、許可、管理に使用される手順と方法を定義します。方式リストを使用して 1 つまたは複数のセキュリティ プロトコルを指定できるので、先頭の方式が失敗してもバックアップ システムが確実に機能できます。ソフトウェアは、リストの先頭の方式を使用して管理者のアカウントの認証、許可、管理をします。その方式が応答しない場合には、リストの次の方式が選択されます。このプロセスは、リスト内の方式との通信に成功するか、または方式リストをすべて試行するまで続けられます。
- ・ デフォルトの TACACS+ 設定
- ・ TACACS+ サーバ ホストの識別と認証キーの設定
- ・ TACACS+ ログイン認証の設定
- ・ 特権 EXEC アクセスとネットワーク サービスの TACACS+ 許可の設定
- ・ TACACS+ アカウンティングの起動
デフォルトの TACACS+ 設定
TACACS+ と AAA は、デフォルトでは無効になっています。
セキュリティの失効を防止するために、ネットワーク管理アプリケーションを通じて TACACS+ を設定することはできません。TACACS+ を有効にすると、CLI を通じてアクセス ポイントにアクセスする管理者を認証できます。
TACACS+ サーバ ホストの識別と認証キーの設定
認証時に単一サーバまたは AAA サーバ グループを使用して既存のサーバ ホストをグループ化するようにアクセス ポイントを設定できます。サーバをグループ化し、設定されたサーバ ホストのサブセットを選択して特定のサービスに使用できます。このサーバ グループは、グローバル サーバ ホスト リストで使用され、選択されたサーバ ホストの IP アドレスのリストが含まれます。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って TACACS+ サーバを実行する IP ホストを識別し、オプションで暗号キーを設定します。
指定された TACACS+ サーバ名またはアドレスを削除するには、グローバル設定コマンド no tacacs-server host hostname を使用します。設定リストからサーバ グループを削除するには、グローバル設定コマンド no aaa group server tacacs+ group-name を使用します。TACACS+ サーバの IP アドレスを削除するには、サーバ グループ サブ設定コマンド no server ip-address を使用します。
TACACS+ ログイン認証の設定
AAA 認証を設定するには、認証方式の名前付きリストを定義し、そのリストを各種のインターフェイスに適用します。この方式リストは、実行される認証のタイプと実行順序を定義したものです。定義されたいずれかの認証方式が実行されるようにするには、この方式リストを特定のインターフェイスに適用しておく必要があります。唯一の例外は、デフォルトの方式リスト(名前は、 default )です。デフォルトの方式リストは、明示的に定義された名前付きの方式リストを持つインターフェイスを除くすべてのインターフェイスに自動的に適用されます。定義された方式リストは、デフォルトの方式リストよりも優先されます。
方式リストには、管理者を認証するクエリーのシーケンスと認証方式が記述されています。認証に使用するセキュリティ プロトコルを 1 つまたは複数指定できるため、最初の方法が失敗した場合でも認証のバックアップ システムが確実に機能します。ソフトウェアは、まずリストの最初の方式を使用してユーザを認証します。その方式が応答しなければ、方式リストの次の認証方式を選択します。このプロセスは、リスト内の認証方式との通信が成功するか、定義済みの方式をすべて試行するまで続けられます。このサイクルのどの認証にも失敗する場合、つまりセキュリティ サーバまたはローカル ユーザ名データベースが管理者のアクセスの拒否を応答した場合、認証プロセスは停止して、他の認証方式は試行されません。
特権 EXEC モードから、次の手順に従ってログイン認証を設定します。
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aaa authentication login { default | list-name } method1 [ method2... ] |
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line [ console | tty | vty ] line-number [ ending-line-number ] |
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AAA を無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa new-model を使用します。AAA 認証を無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa authentication login {default | list-name } method1 [ method2... ] を使用します。ログイン時の TACACS+ 認証を無効にするか、デフォルト値に戻すには、回線設定コマンド no login authentication { default | list-name } を使用します。
特権 EXEC アクセスとネットワーク サービスの TACACS+ 許可の設定
AAA 許可によって、管理者が使用できるサービスが制限されます。AAA 許可が有効の場合、アクセス ポイントは管理者のプロファイルから取得した情報を使用して管理者のセッションを設定します。管理者のプロファイルは、ローカル ユーザ データベースかセキュリティ サーバにあります。管理者が要求したサービスへのアクセスが許可されるのは、管理者プロファイル内の情報により許可された場合だけです。
グローバル設定コマンド aaa authorization と tacacs+ キーワードを使用すると、ユーザのネットワーク アクセスを特権 EXEC モードに制限するパラメータを設定できます。
これらの許可パラメータは、aaa authorization exec tacacs+ local コマンドで設定します。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って特権 EXEC アクセスとネットワーク サービスに TACACS+ 許可を指定します。
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ネットワーク関連のすべてのサービス要求に対して、管理者の TACACS+ 許可が受け入れられるようにアクセス ポイントを設定します。 |
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管理者の TACACS+ 許可に管理者が特権 EXEC アクセス権を持っているかどうかを判断するように、アクセス ポイントを設定します。 |
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許可を無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa authorization { network | exec } method1 を使用します。
TACACS+ アカウンティングの起動
AAA アカウンティング機能は、管理者がアクセスしているサービスと、サービスが消費しているネットワーク リソースの量を追跡します。AAA アカウンティングが有効の場合、アクセス ポイントはアカウンティングの記録の形で管理者のアクティビティを TACACS+ セキュリティ サーバに報告します。各アカウンティングの記録にはアカウンティング属性と値のペア(AV)が含まれており、セキュリティ サーバに保存されます。その後このデータは、ネットワーク管理、クライアントへの課金、または監査のために分析されます。
特権 EXEC モードから、次の手順に従って Cisco IOS 特権レベルとネットワーク サービスに TACACS+ アカウンティングを有効にします。
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TACACS+ アカウンティングを有効にして、特権 EXEC プロセスの開始時に start-record アカウンティング通知を送信し、終了時に stop-record アカウンティング通知を送信します。 |
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アカウンティングを無効にするには、グローバル設定コマンド no aaa accounting { network | exec } { start-stop } method1... を使用します。
TACACS+ 設定の表示
TACACS+ サーバ統計を表示するには、特権 EXEC コマンド show tacacs を使用します。
