
|
|
PXM1 カード セットは、 PXM1 フロント カード、 PXM1 ユーザ インターフェイス バック カード(PXM1-UI または PXM-UI-S3)、およびトランクまたは UNI のいずれかとして動作するさまざまな アップリンク バック カードからなります。
PXM1 カードの物理的な仕様については、 システム仕様 を参照してください。
PXM1( PXM1 フロント カード を参照)は、ATM スイッチング ファブリック、データ処理、および ATM インターフェイス カードの組み合わせからなります。 このモジュールは、1.2 GBps の共有メモリ スイッチング ファブリックと OC-12 までの速度の統合トランキング機能を結合します。 スイッチング ファブリックでは 1.2 GBps のノンブロッキング スイッチングを行い、プロセッサでは、コントロール プレーンで IP+ATM ネットワーク ソフトウェア、診断、パフォーマンス モニタリングが実行されます。
PXM 1 は統合されたスイッチング機能と処理機能に加え、高性能スイッチング機能とトランキング機能を実現する次のようなブロードバンド インターフェイスも備えています。
PXM1には、アラームを視覚または音声で知らせるための外部コネクタがあります。 インターフェイスはノーマル オープンかノーマル クローズのいずれかになります。 メジャー アラームとマイナー アラームは、それぞれ別に制御されます。 PXM1 の前面にはアラーム遮断ボタンがあります。 このボタンを押すと履歴 LED がセットされます。 いったんセットされた履歴 LED は、前面プレートの履歴クリア ボタンを押せば解除できます。
PXM1 ユーザ インターフェイス(PXM1-UI)バック カードには、通信と制御用の 2 つのポートがあります。 このカードは、システムを外部クロッキング ソースに接続するためにも使用します。 このカードは、PXM1 の背面の上部に取り付けます。 PXM1 バック カードのポートの詳細については、 ユーザ インターフェイス アクセス ポート を参照してください。
PXM1 バック カードには、次の 2 つのオプションがあります。
PXM1 ユーザ インターフェイス バック カード の PXM1-UI バック カードは、次のインターフェイスを備えています。
PXM-UI-S3 バック カード( ユーザ インターフェイス バック カード(PXM-UI-S3): Stratum-3 クロッキング 参照)は、Stratum-3 のクロック ソースと接続できるようにします。
外部機器やローカルのデジタル セントラル オフィスから同期用のクロックが供給されている場合には、該当する外部クロック ソースを PXM-UI または PXM-UI-S3 に接続します。
外部クロック ソースを、PXM1-UI バック カードに接続します( PXM1 ユーザ インターフェイス バック カード 参照)。
外部クロック ソースを、PXM-UI-S3 バック カード( ユーザ インターフェイス バック カード(PXM-UI-S3): Stratum-3 クロッキング )に接続します。
T1 および E1 の Stratum-3 外部クロック入力の場合は、「CLK1」というラベルがついた RJ-45/48 コネクタにソースを接続します。
外部クロッキング ソース設定の詳細については、 MGX 8250 シェルフの設定 を参照してください。
PXM1 ユーザ インターフェイス(PXM1-UI)バック カードで利用可能な機能については、 PXM1 ユーザ インターフェイス バック カード を参照してください。
MGX 8250 アラームをアラーム システムへ転送するには、ドライ接点を使用できます。 メジャー アラーム出力とマイナー アラーム出力で、可視アラームと可聴アラームを別々に出力できます。MGX 8250 のアラーム出力は、 PXM-UI-S3 バック カードの前面プレートに付いている DB-15 コネクタで行うことができます。 このコネクタのピン配列については、 ケーブル仕様 を参照してください。 アラーム出力の接続には配電盤ケーブルを使用します。
長距離用 OC-12 バック カード(SMFLR-1-622/B) に、 長距離用 OC-12 アップリンク バック カードを示します。このカードの仕様については、 システム仕様 を参照してください。
中距離用 OC-12 バック カード(SMFIR-1-622) に、中距離用 OC-12 バック カードを示します。このカードの仕様については、 システム仕様 を参照してください。
SMF-155 バック カードは、ANSI T1.105 規格および GR-253-CORE 規格に準拠する、物理シングル モード光ファイバ SONET OC-3 インターフェイスを備えています。このインターフェイスは、SC コネクタを使用します。 冗長化は、 Y 字型ケーブルを使用して行います。このカードの仕様については、 システム仕様 を参照してください。
BNC-2T3 バックカードを 2 ポート T3 バック カード(BNC-2T3) に示します。このカードの仕様については、 システム仕様 を参照してください。
BNC-2E3 には、BNC-2E3 カードおよび BNC-2E3A カードという 2 つのバージョンがあります。BNC-2E3A は、オーストラリアのみで使用します。BNC-2E3 は、PXM1 アップリンク カードに E3 回線が必要な、オーストラリア以外のすべての地域で使用します。 2 ポート E3 バック カード(BNC-2E3) に、2 ポート E3 バック カードを示します。このカードの仕様については、 システム仕様 を参照してください。
サービス リソース モジュール(SRM)には、サービス モジュール用に次の 3 つの主要機能があります。
MGX-SRM-3T3/Cカード セット に、MGX-SRM-3T3/C フロント カードと MGX-BNC-3T3-M バック カードの図を示します。
サービス モジュールの回線またはポートをループバック モードにすると、SRM はループ回線またはポート上にテスト パターンを生成し、ループバックされたデータを読み取って、誤り率を報告します。この動作は、完全な T1 または E1 回線、フラクショナル T1 または E1 回線、DS0 バンドル(nxDS0)、または単一の DS0 チャネル上で行われます。SRM は BERT を同時に 1 つの回線またはチャネルでしかサポートできません。 BERT は、オール 1、オール 0、交互 1/0、ダブル交互 1/0、223-1、 220-1、215-1、211-1、29-1、1 in 8、1 in 24、DDS1、DDS2、DDS3、DDS4、および DDS5 などのさまざまなテスト パターンを生成できます。
サービス モジュールの冗長化では、サービス モジュールの複数グループに 1:N 冗長性が実現します(1 つのグループは N 個のアクティブ サービス モジュールと 1 つのスタンバイ サービス モジュールで構成される)。 グループの冗長サービス モジュールは、(機能面で)カードのスーパーセットでなければなりません。サービス モジュールの 1 つに障害が検出されると、障害の発生したそのサービス モジュール宛てのパケットは、セルバス経由でシャーシの SRM に伝送されます。 SRM はパケットを受信し、それをセルバス経由でバックアップ サービス モジュールに切り替えます。
各 T3 ポートを使用して、28 本までの多重化 T1 回線をサポートできます。多重化された回線は、スイッチ内の T1 サービス モジュール ポートに分散されます。この機能は、バルク分散と呼ばれ、SRM が「バルク モード」のときに実行されます。 この機能の目的は、数多くの T1 回線を、個々の T1 回線を使用するのではなく、3 本の T3 回線でサポートすることです。
最大 84 の T1 チャネル(3×28)のうち、シェルフごとに 80 本までのチャネルを同時にアクティブにできます。 T3 回線のどの T1 チャネルも、シェルフ内の任意のスロットのサービス モジュールの任意の 8 つのポートに分散できます。制約はありません。各 MGX 8250 シェルフは、最大 80 本の T1/E1 をサポートできます。シャーシ全体では、160 本の T1 をサポートできます。またオプションで、SRM はバック カードとネイティブの T1/E1 インターフェイスを使用して、合計 192 本の DS1 を運用することができます。この場合、20 枚の 8 ポート カードと SRM を使用して 160 本の DS1、T1/E1 バック カード(MGX 8250 用)と 8 ポート カードを 4 枚使用して 32 本の DS1、合計で 192 本になります。
SRM-3T3 をポート ベースで「非バルク モード」で動作させることもできます。 非バルク モードで設定されたポートでは、バルク分散は無効になり、SRM は BERT と 1:N 冗長機能だけを提供します。
MGX-SRM-3T3/C を終点カードとリンクさせると、スイッチは T1 カードの回線モジュールではなく、MGX-SRM-3T3/C を通して CPE トラフィックを取り込みます。 リンクはカード レベルの状態です。サービス モジュールの T1 チャネルを 1 つ だけ MGX-SRM-3T3/C にリンクさせると、サービス モジュールのバック カードが動作できなくなります。したがって、このサービス モジュールの T1 ポートをすべて MGX-SRM-3T3/C にリンクさせる必要があります。
バルク分散 の使用によって、SRM とサービス モジュールのバック カードの要件には、次のような影響があります。
SRM の取り付けに際しては、カード レベルで次の要件を満たす必要があります。
SRM-3T3/C の LED インジケータ および SRM-3T3/C の 回線冗長化 LED インジケータ に、SRM-3T3 LED 前面プレートのインジケータを示します。
AUSM カードの主要な機能は、ATM UNI ユーザ装置がトラフィックを送受信できるように T1 または E1 速度で ATM UNI/NNI インターフェイスを提供することです。ここでは次の項目を説明します。
MGX-AUSM-8T1/B と MGX-AUSM-8E1/B(AUSM)は、8 ポートの T1/E1 バック カードを使用してネイティブ ATM UNI インターフェイスを提供する多目的のフロント カードです。
1 枚の AUSM/B カードで、同種のアクティブ AUSM/B カードすべてに対してホット スタンバイ冗長機能(1 対 N 冗長機能)を提供することができます。
AUSM/B モジュールは、SNMP や TFTP(設定および統計情報収集用)などの標準ベース管理ツール、およびコマンド行インターフェイスによってサポートされています。Cisco WAN Manager は、GUI で接続と装置管理を完全にサポートします。
AUSM/B カードは、シスコのインテリジェントな QOS 管理機能と一貫性があり、入力側では、VC ごとのキューイングをサポートしており、出力側では、複数の Class of Service(COS; サービス クラス)キューをサポートしています。 AUSM/B カードは、CBR(固定ビット レート)、VBR(可変ビット レート)、UBR(未指定ビット レート)、ABR(使用可能ビット レート)の各サービス クラスを完全にサポートしています。
AUSM/B カードは、ATM フォーラム準拠の IMA(ATM 逆多重化)もサポートしています。 この機能は、複数の T1 回線または E1 回線を、単一の高速 ATM ポートにグループ化することを可能にします。 この Nx T1 および Nx E1 機能によって、T3/E3 回線を使用しないでも 12 MBps( Nx T1)または 16 MBps( Nx E1)までの帯域幅を提供することができ、T1/E1 と T3/E3 の間の速度を実現できます。
物理層の機能 に、すべてのカード、T1 カード、および E1 カードの物理層の機能を示します。
AUSM/B フロント カードは、ATM インターフェイスの主な機能をすべて監視します。 このカードは T1 回線および E1 回線のインターフェイス用ファームウェアを内蔵しており、新しいバック カードを検出すると PXM1 から適切なコードをダウンロードします。 AUSM/B-8T1 または AUSM/B-8E1 フロント カード に、8 ポート AUSM/B フロント カードの図を示します。このカードの仕様については、 システム仕様 を参照してください。
MGX-AUSM-8T1/B および MGX-AUSM-8E1/B では、8 ポート サービス モジュールで動作する汎用の 8 ポート T1 または E1 回線モジュールを使用します( MGX-AUSM-8T1E1/B の RJ-48 バック カードと SMB バック カード 参照)。
AUSM の 1:N 冗長のサポートには、特別なバージョンの RJ-45 バック カードが必要です( MGX-AUSM-8T1E1/B の RJ-48 バック カードと SMB バック カード 参照)。 これらのバック カードを次に示します。
FRSM の主な機能は、フレーム リレー形式のデータと ATM/ AAL5 セル形式のデータ間の変換を行うことです。 接続それぞれに対して、Network Interworking(NIW; ネットワーク インターワーキング)、Service Interworking(SIW; サービス インターワーキング)、ATM-to-Frame Relay UNI(ATM-FUNI; ATMフレーム リレーUNI)、またはフレーム転送のいずれかを実行するように設定することができます。 FRSM は次のアドレスについてヘッダ形式の変換と翻訳を行います。
FRSM の設定手順については、 フレーム リレー サービスの設定 を参照してください。
ここでは、すべての FRSM に共通する機能について説明します。モジュールの種類ごとの機能については、 フレーム サービス モジュールの種類 を参照してください。FRSM の設定については、 カードおよびサービスの設定 を参照してください。
MGX 8250 FRSM は、次のフレーム転送機能をサポートします。
FRSMには、ホット スタンバイ、1 対 1 冗長化、または 1 対 N 冗長化を設定できます。
ホット スタンバイを実装するには、使用する各カード セットを同じシェルフに装着し、適切な Y 字型ケーブルで相互に接続します。システムのホット スタンバイ状態を確認するには、 dsphotstandby コマンドを使用します。
1 対 1 冗長化の場合は、隣接するスロットにカード セットを配置して、アクティブ ポートおよびスタンバイ ポートの各ペアに適切な Y 字型ケーブルを接続します。続いてコマンド行インターフェイス(CLI)で addred コマンドを実行し、カードの冗長化設定を行います。 CiscoView アプリケーションを使用して冗長化を設定する方法については、CiscoView のマニュアルを参照してください。
8 ポート FRSM の 1 対 N 冗長化には、MGX-SRM-3T3/C が必要です。1 対 N 冗長では、サービス モジュールのグループにスタンバイ モジュールが 1 個含まれます。取り付けの要件については、 サービス リソース モジュール を参照してください。 設定の要件については、 カードおよびサービスの設定 の サービス リソース モジュール を参照してください。
ここでは、NIW、SIW、FUNI、およびフレーム転送について説明します。 説明する項目には、変換と輻輳管理が含まれています。
FR-ATM NIW は、Cisco ネットワークまたはマルチベンダ ネットワークを通る 2 つのフレーム リレー ユーザ間の Permanent Virtual Connection(PVC; 相手先固定接続)をサポートしています。 トラフィックは、ATM セルとしてネットワークを通過します。 NIW 接続を指定するには、接続の チャネル タイプ を「ネットワーク インターワーキング」として追加します。NIW 接続のある BPX 8620 ネットワークについては、 NIW 接続がある BPX 8620 ネットワーク を参照してください。
フレームからセルへの変換と DLCI から VPI/VCI への変換のほかに、ネットワーク インターワーキング機能では、セル廃棄優先度(CLP)と輻輳データをフレーム リレー形式から ATM 形式へマッピングします。CLP と輻輳インジケータは、個々の接続で cnfchanmap コマンド を使用して修正することができます。
フレーム リレー PVC を FRSM に追加するときに チャネル タイプとして「 サービス インターワーキング」を指定すると、フレーム リレーから ATM、ATM からフレーム リレーの両方向で、すべての PVC データが SIW 変換されマッピングされます。一般的な SIW 接続の例を SIW 接続がある BPX 8600 シリーズ ネットワーク に示します。
SIW 接続がある BPX 8600 シリーズ ネットワーク では、右側の MGX 8250 ノードには、FRSM で終端となる 3 つのフレーム リレー SIW 接続があります。この 3 つの接続の遠端では SIW 接続がある BPX 8600 シリーズ ネットワーク に示されているように、次の 3 箇所で終端しています。
SIW は、フレームからセルへの変換および DLCI から VPI/VCI への変換以外に、フレーム リレー形式と ATM 形式の間で CLP と輻輳データをマッピングし、FRF.8 に準拠しています。SIW は、ルート接続およびブリッジ接続の PDU、透過モードと変換モード、および VP 変換を完全にサポートしています。
フレームからセルおよび DLCI から VPI/VCI への変換のほかに、SIW 機能ではフレーム リレー形式から ATM 形式へセル廃棄優先度(CLP)と輻輳情報をマッピングし、FRF.8 に準拠しています。SIW は、ルート接続およびブリッジ接続の PDU、透過モードと変換モード、および VP 変換を完全にサポートしています。CLP と輻輳のパラメータは、個々の接続ごとに cnfchanmap コマンドを使用して修正することができます。
T1 または E1 回線用の 8 ポート FRSM は、チャネル化サービスまたは非チャネル化サービスをサポートします。 これらのカードがサポートするインターフェイスは次のとおりです。
FRSM-8T1 と FRSM-8T1-C は、8 つの T1 インターフェイスを備え、最大 1.544 MBps の全二重通信を行えます。
各 T1 回線には RJ-48 と、回線の状態を示す 3 つの LED インジケータがあります。 FRSM-8T1 では、T1 ごとにフラクショナルまたは非チャネル化を選択できます。FRSM-8T1-C は、T1 の完全な DS0 および NxDS0 チャネル化をサポートします。FRSM-8T1-C につき、192 ポートまでサポートします。
FRSM-8E1 と FRSM-8E1-C は、8 つの E1 インターフェイスを備え、最大 2.044 MBps の全二重通信を行えます。 各 E1 回線には RJ-48 と、回線の状態を示す 3 つの LED インジケータがあります。
FRSM-8E1 では、E1 ごとにフラクショナルまたは非チャネル化を選択できます。FRSM-8E1-C は、E1 の完全な DS0 および NxDS0 チャネル化をサポートします。FRSM-8E1-C につき、248 ポートまでサポートします。
FRSM T1/E1 のカード レベル LED インジケータ および FRSM T1/E1 の回線レベル LED インジケータ に、FRSM T1/E1 LED 前面プレートのインジケータを示します。
T3 および E3 回線用の FRSM には次のモデルがあります。
ここでは、T3 および E3 インターフェイスに固有な機能について説明します。すべての FRSM モジュールに共通する機能については、 すべての FRSM に共通する機能 を参照してください。
超高速 FRSM フロント カードおよびバック カードは、次の図を参照してください。
FRSM-2T3E3 のカード レベル LED インジケータ および FRSM-2T3E3 の回線 レベル LED インジケータ に、FRSM-2T3E3 LED 前面プレートのインジケータを示します。
シリアル接続をサポートする FRSM には次のモデルがあります。
X.21 および V.35 インターフェイスのある FRSM-HS1/B の機能を次に示します。
HSSI インターフェイスのある FRSM-HS2 の機能は、次のとおりです。
FRSM-HS1/B および FRSM-HS2 のカード レベル LED インジケータ と FRSM-HS1/B および FRSM-HS2 の回線 レベル LED インジケータ に、FRSM-HS1/B と FRSM-HS2 の両方の FRSM T1/E1 LED 前面プレート インジケータを示します。
ケーブル モデルは、Cisco 12-in-1 シリーズのケーブルを使用します( 12IN1-4S バック カードのケーブル種類 参照)。 各ケーブルの遠端にはオス型またはメス型のコネクタを使用できます。また、利用可能なクロック ソースはモードによって異なります。 DTE モードでは、クロック ソースは 回線 または ST (ST はケーブル内のワイヤです)のいずれかです。 DCE では、クロック ソースはフロント カードです。
ケーブル接続とモードの関係については MGX-FRSM-HS1/B のケーブル接続とクロック ソース を、ケーブルの部品番号については X.21 および V.35 のケーブル接続の種類と部品番号 を参照してください。
Circuit Emulation Service Module(CESM; 回線エミュレーション サービス モジュール)の主要機能は、CBR 回線エミュレーション サービスを提供することです。このために CESM は、データ ストリームを CBR ALL1 セルに変換し、 ATM ネットワークを転送できるようにします。 CESM は、ATM フォーラムの CES-IS 仕様をサポートしています。
8 ポートの AX-CESM-8T1 および AX-CESM-8E1 モデルでは、個々の物理ポートで構造化または非構造化データ転送を設定できます。CESM は ATM ネットワーク上で固定ビットレート(CBR)サービスを提供します。 これにより、PBX などの回線ベースの装置を CBR 接続によって ATM バックボーン経由で相互に接続することができます。8 ポートの CESM カードは、チャネル化( N x64 KBps)と非チャネル化(T1/E1)の両方の回線ベース装置をサポートします。 ATM フォーラムの用語の、structured data transfer(SDT; 構造化データ転送)と unstructured data transfer(UDT; 非構造化データ転送)は、それぞれチャネル化回線エミュレーションと非チャネル化回線エミュレーションに対して使用します。
また、異なるアプリケーションの要件を満たすために柔軟なクロッキング メカニズムが用意されています。 SRTS とアダプティブ クロック リカバリのいずれかを使用する、同期クロッキングと非同期クロッキングの両方がサポートされています。
拡張機能として、動的帯域幅割り当てをオンフック/オフフック検出機能によってサポートします。これは、アプリケーションがバックボーンの帯域幅を必要としないときにその消費を減らすための機能です。 これにより、VBR や ABR トラフィックなどの他のトラフィック ストリームが、通常は回線トラフィックに予約されている帯域幅を利用できるようになります。
8 ポート CESM カードでは、 T1 および E1 インターフェイスに次のような機能が備わっています。
AX-CESM-8T1 と AX-CESM-8E1 の冗長性は、MGX-SRM-3T3/C によって実現されます。
取り付けの要件については、 サービス リソース モジュール を参照してください。設定の要件については、 サービス リソース モジュール を参照してください。
CiscoView アプリケーションを使用して冗長化を設定する方法については、CiscoView のユーザ マニュアルを参照してください。
8 ポート CESM( 8 ポート CESM の LED インジケータ 参照)フロント カードの LED の説明は、 8 ポート CESM のフロント カード に対応しています。
MGX-CESM-T3/E3 は、単一の T3 または E3 物理ポート経由で、速度 44.736 MBps(T3)または 34.368 MBps(E3)の非構造化データ転送をサポートします。 同期タイミングのみサポートされています。
MGX-CESM-T3/E3 は、フロント カードと、T3 か E3 いずれかのバック カードからなる 2 枚のカード セットです。それぞれのバック カードには 2 つの T3 または E3 ポートがあります(各ポートは 2 基の BNC コネクタからなります)。 CESM-T3/E3 フロント カードと使用すると、バック カードのポート 1 だけが使用可能になります。回線モジュール バック カードの Y ケーブル経由で 1:1 冗長性がサポートされます。
CESM カードは、標準ベースの ATM 上のアダプテーション層を使用して回線エミュレーション サービスをサポートします。CESM-T3E3 は、AAL1 を使用して T3 または E3 用非構造化転送モードの動作を行います(ATM フォーラムの Circuit Emulation Specification Version 2.0 に準拠)。
CESM のフロント カードとバック カードの外観を次に示します。
Voice Interworking Service Module(VISM; 音声インターワーキング サービス モジュール)は、デジタル化された音声信号をパケット ネットワークで搬送するように設計されたフロント カードとバック カードのセットです。 VISM により、従来の音声 TDM ネットワークと、パケット交換テクノロジーに基づいたネットワーク間とのインターフェイスまたは音声ゲートウェイが提供されます。
MGX 8250 の VISM 1.5.5 では、次の機能がサポートされます。
VISMR 1.5 は RTP(RFC 1889)および RTCP プロトコルを使用して標準ベースの VoIP をサポートしています。 これにより、VISM は他の VoIP ゲートウェイとインターワークできます。
VISM は、ATM インフラストラクチャでの音声転送を行うための、規格準拠の AAL2 アダプテーションをサポートします。 AAL2 トランキング モードもサポートしています。
VISM は、G.711 PCM 符号化を使用する場合、8 つの T1 インターフェイスまたは 8 つの E1 インターフェイスをサポートします。 G.726-32K や G.729a-8K といった、より複雑なコード化方式を使用する場合には、T1 インターフェイスは 6 つ、E1 インターフェイスは 5 つにそれぞれ減少します(最大 145 チャネル)。
T3 インターフェイスは、SRM のバルク分散機能を使用してサポートされます。 この場合、T3 インターフェイスは物理的に SRM モジュールで終端します。 SRM モジュールは、各 T1 を取り出して、TDM バックプレーン バス経由で T1 を各 VISM カードに分散して処理を行います。
VISM は、内蔵型のエコー キャンセレーションを接続単位で提供します。 ユーザは必要に応じて、最大 128 ミリ秒 までの近端遅延をキャンセルすることができます。エコー キャンセレーションは、ITU G.165 および G .168 仕様に準拠しています。
VISM は Voice Activity Detection(VAD; 音声アクティビティ検出)機能によって、音声接続の無音状態と通話状態を識別します。 VAD は、アクティブな音声接続時の無音期間にトラフィックを生成しないため、音声接続の帯域幅要件を縮小できます。 遠端では、コンフォート ノイズが生成されます。
VISM は、ファックスとモデムのキャリア トーンを継続的に監視および検出します。 ファックスまたはモデムのキャリア トーンが検出されると、接続は完全な PCM にアップグレードされて、透過接続性が確保されます。 ファックスおよびモデムのトーン検出により、すべての音声グレードのデータ接続との互換性が保証されます。
VISM を AAL 2 モードで使用すると、CAS シグナリング情報を転送できます。 CAS シグナリング情報は、タイプ 3 のパケットを使用して、AAL2 接続で透過的に伝送されます。 このモードでは、VISM はシグナリング情報を解釈しません。
VISMは、AAL5 VC での D チャネルのシグナリング情報の転送をサポートしています。 シグナリング チャネルは、AAL5 VC 上で透過的に伝送され、遠端に配信されます。 このモードでは、VISM はシグナリング メッセージを解釈しません。
VISM を AAL 2 モードで使用すると、DTMF シグナリング情報を転送できます。 DTMF 情報は、タイプ 3 のパケットを使用して、AAL2 接続で透過的に伝送されます。
VISM は、2 つの外部ルータ(デュアル ホーミング)で終端するベアラ/シグナリング トラフィックに対し 2 つの PVC を設定する機能を備えています。 VISM は、OAM ループバック セルを使用して、アクティブな PVC の状態を継続的に監視します。 障害が検出されると、トラフィックは自動的にバックアップ PVC に切り替えられます。
VISM は、64 KBps のクリア チャネル サポートをサポートします。 このモードでは、すべてのコーデックが無効になり、データは VISM を介して透過的に転送されます。
VISM は、MGCP(メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル)バージョン 0.1 をサポートします。このオープン プロトコルを使用すると、どのソフトスイッチでも VISM モジュールとインターワークできます。
Simple Resource Control Protocol(SRCP; 簡易リソース コントロール プロトコル)は、VISM とソフトスイッチ間のハートビート メカニズムを提供します。 また、SRCP はソフトスイッチにゲートウェイ監査機能も提供します。
VISM 2.0.1 は、上記の VISM 1.5.5 の機能をすべてサポートします。これに加えて、VISM 2.0.1 は次の機能もサポートしています。
VISM の LED インジケータ に、VISM カードの LED インジケータを示します。
VISM フロントカード は、 VISM フロントカード を参照してください。
VISM バック カード は、 VISM バック カード を参照してください。
Route Processor Module(RPM; ルート プロセッサ モジュール)は、Cisco 7200 シリーズ ルータの 1 つであり、MGX 8250 のシャーシに合うようにダブルハイト カードとして再設計したものです。 RPM フロント カードには、Cisco IOS Network Processing Engine(NPE-150)が実装され、120 K パケット/秒(pps)までの処理能力があります。フロント カードはまた、モジュールからの全二重 OC-3c による MGX 8250 の内蔵セルバスへの ATM 接続も提供します。
最初は、3 種類のシングルハイト バック カード(4 ポート イーサネット、1 ポート FDDI、および 1 ポート ファースト イーサネット)がサポートされます。 各モジュールは、これらのバック カードのうちの 2 つをサポートできます。
RPM では、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)テクノロジーを使って、高品質でスケーラブルな IP+ATM 統合が可能になります。
RPM サービスの取り付け、設定、サポートについて本書では説明していません。 RPM の詳細については、次のシスコのマニュアルを参照してください。
All contents copyright (C) 1992--2003 Cisco Systems K.K.