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トラブルシューティング

この章では、問題の診断方法について説明します。この章のトラブルシューティングの表で交換が勧告されている場合は、 修理と交換 」の手順を参照してください。

IGXオペレーティング・システム・ソフトウェアは、IGXの監視や保守の大部分を行います。予防保守と呼べる唯一のアクションは、電源装置のチェックです。

AC電源装置のチェック

IGXノードにおいて、AC電源装置の電圧を直接測定することはできません。電源装置の1台で問題がある場合、DC LEDとAC LEDのうち一方または両方が消えます。AC電源装置の再実装または交換の手順については、第5章「修理と交換」を参照してください。

ノードに新しいカードまたは追加のカードを実装した後には、電源装置のLEDをチェックして、そのカードのために電源装置の負荷が過大になっていないかどうか確認します。

IGXノードのトラブルシューティング

この節では、基本的なトラブルシューティング手順を説明し、IGXノードのトラブルシューティングを行うときに使用するコマンドについて簡単に説明します(このコマンドは、『Cisco WAN Switching Command Reference』に詳しく説明してあります)。ここで説明する一連の手順は、すべてを網羅したものではなく、IGXノードのトラブルシューティングに利用できる診断ツールやネットワーク・ツールは考慮していません。

この節では、次の事項を取り上げるます。

  • IGXノードのトラブルシューティング表
  • システム・ハードウェアの状況(構成と表示)。これには、回線カード、システム・バス、および電源装置を含みます。
  • CGAリレーと黄信号グループ・チャネルの強制追加
  • チャネル・ループバックと接続テスト
  • 統計的回線ビット誤りのアラームしきい値と回線ビット誤りの表示報告
  • BERTなどの外部テスト機器

基本トラブルシューティング手順

IGXノードは、定期的に 自己診断テストを行って、機能を正しく果たしていることを保証しています。ノードにおいて運用に影響を与えるようなエラー状態が検出されると、影響を受けるカードまたは回線は停止し、スタンバイ・カードまたは冗長回線が、用意されている場合には、選択されます。

  • カード上で FAIL LEDが点灯すると、エラーが発生したことを示します。 resetcd f コマンドを使用して、リセットしてみてください。FAIL LEDが再び点灯した場合は、コマンドを使用して、リセットしてみてください。FAIL LEDが再び点灯した場合は、 基本トラブルシューティング を用いてその原因を探し、Cisco 製品をご購入された代理店と連絡をとって、問題の切り分けと、場合によってはコンポーネント交換についての情報を得てください。
基本 トラブルシューティング

症状

予想される原因

対処方法

1.

IGXボードのインディケータが点灯せず、コンソール画面に何も現れません。電源装置のLEDが点灯しません。

1.

.

IGXサーキット・ブレーカがオフになっています。

1.

電源スイッチを入れてください。

2.

電源スイッチを切ってから、再び電源スイッチを入れてサーキット・ブレーカをリセットします。過負荷になっていないかどうか調べます(短絡、電源装置に金属片が落ち込んでいないか)。

2.

IGX電源コードがプラグから外れています。

3.

電源コードをACレセプタクルに再接続します。

3.

電源装置が動作していません。

4.

電源装置を交換します。

2.

フロント・カードのFAIL LEDが点灯しています。

1.

フロント・カードでエラーが発生しました。

  • NPMカード
  • UXMカード
  • ALMカード
  • BTMカード
  • NTMカード
  • UFMカード
  • FRMカード
  • UVMカード
  • CVMカード
  • HDMカード
  • LDMカード
  • ARMカード

1.

エラーが発生したことを示しています。まず、そのカードを、 resetcd f コマンドを使用してリセットします。LEDが再び点灯した場合は、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

注 NPMの故障が、非冗長IGXシステムで起こった場合、システムをリブートする必要があります。

3.

フロント・カード・インディケータが点灯カードの交換で問題は解決しません。

1.

バックプレーン障害の可能性があります。

1.

新しいカードでも問題が解決しない場合、バックプレーンの疑いがあります(非常にまれな故障)。Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください

4.

SDIカードのFAILインディケータが点灯しています。

1.

SDIカードが故障しています。

  • SDI (EIA/TIA232)カード
  • SDI (EIA/TIA449)カード
  • SDI (V.35)カード

1.

エラーが発生したことを示しています。カードのアラーム状態をチェックします。まず、カードを resetcd f コマンドでリセットします。LEDが再び点灯した場合は、カードを再挿入します。それでもLEDが点灯する場合は、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

5.

UXM、ALM、BTM、UFM、ARM、CVM、およびLDMのカード・セットのFAILインディケータが点灯し、カードを交換しても問題は解決しません。

1.

バックプレーン障害の可能性があります(非常にまれ)。

注 カードはすべてバックプレーンに接続されており、バックプレーンで障害が発生すると、カードのどれかで障害につながります。

1.

新しいカードでも問題が解決しない場合、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

2.

バックプレーン・ヒューズが切れています(非常にまれ)。

1.

第5章「修理と交換」のバックプレーンに関する節を参照してください。

6.

電源装置のAC Okay LED または DC Okay LEDが点灯しません。

1.

電源装置障害の可能性があります。

1.

第5章「 修理と交換 」の指示に従って、装置を再度実装します。それでも故障している場合は、電源装置を取り外して、交換します。

2.

PE-BC配線またはカードが故障しています。

1.

電源装置の点検が済むと、PE-BC配線接続またはカードが疑われます。

2.

PE-BCカードにプラグがしっかりと接続されているかどうか確認します。しっかりしていなければ、締めます。

3.

プラグがしっかり接続されており、Power Supply Monitor FAILインディケータがなお点灯している場合は、SCMカードを取り外して交換します。

7.

コマンド行表示が間違ったIGXシステム種別を示します。

1.

ジャンパ・スイッチW6が間違った位置にあります(第3章「カードの実装とノードの起動」を参照してください)。

1.

IGX 8420ノードであることを示すには、ジャンパ・スイッチは所定の位置になければなりません。IGX 8430ノードであることを示すには、ジャンパ・スイッチは外してなければなりません。

2.

W6設定を読み取るSCM回路が故障している可能性があります。

1.

正常なSCMを用いて、SCM回路を確認します。

8.

電源装置のいずれの“Okay”LEDも点灯しません。

1.

冷却アセンブリのファンが1つ以上故障しているため、キャビネット内の温度が40 Cを超えています。

1.

ファン・トレーのファンが回転していることを確認します。回転していなければ、第5章「 修理と交換 」の手順に従ってトレーを交換します。

2.

電源装置にある電源装置ファンが故障しているため、電源装置の温度が40 Cを超えています。

1.

システム冷却ファン・アセンブリが正しく動作していれば、電源装置ファンが疑われます。電源装置上にあるカバーを取り外して、ファンが回転しているかどうか確かめます。電源装置ファンの交換は、フィールドで行う修理ではありません。電源装置を交換します。

2.

コントロール・ターミナルで dsppwr コマンドを発行して、電源装置ファンが回転しているかどうか調べます。回転していなければ、ファンが故障した電源装置は、取り外して交換します。

3.

電源装置ファンが動作していれば、電源装置の温度センサが故障しています。温度センサを取り外して交換します。

3.

SCMカードが故障しています。

1.

キャビネット・ファン・アセンブリと電源装置ファンが共に正常に回転していれば(症状6の予想される原因1、2を参照してください)、SCMカードが疑われます。

2.

SCMカードを取り外して交換します。

9.

コンソール画面に何も現れず、IGXインディケータが点灯しています。

1.

コントロール・ターミナルのスイッチが切れています。

1.

コントロール・ターミナルのスイッチを入れます。

2.

コントロール・ターミナルの電源コードが接続されていません。

2.

コントロール・ターミナルの電源コードを208/240 vac電源コンセントに再接続します。

3.

EIA/TIA-232ケーブルが緩んでいるか、SCMのコントロール・ターミナル・ポートに接続されていないか、またはコントロール・ターミナルに接続されていません。

3.

EIA/TIA-232ケーブルを、SCMバック・カードのコントロール・ターミナル・ポートまたはコントロール・ターミナル自身に再接続します。

4.

コントロール・ターミナルの機能が不良です。

4.

コントロール・ターミナル・メーカのマニュアルを参照してください。

10.

プリンタが動作しません。

1.

プリンタのスイッチが切れています。

1.

プリンタのスイッチを入れます。

2.

用紙が切れています。

2.

新しく用紙を入れます。

3.

プリンタの電源コードが外れています。

3.

プリンタのコードを、208/240 vac電源コンセントに再接続します。

4.

EIA/TIA-232ケーブルが緩んでいるか、SCMのコントロール・ターミナル・ポートに接続されていないか、またはプリンタに接続されていません。

4.

EIA/TIA-232ケーブルを、SCMバック・カードのコントロール・ターミナル・ポートまたはプリンタ自身に再接続します。

5.

プリンタの機能が不良です。

5.

プリンタ・メーカのマニュアルを参照してください。

11.

モデムが動作しません。

1.

モデムのスイッチが切れています。

1.

モデムのスイッチを入れます。

2.

モデムの電源コードが外れています。

2.

モデムの電源コードを再接続します。

3.

EIA/TIA-232ケーブルが緩んでいるか、SCMのコントロール・ターミナル・ポートに接続されていないか、またはモデムに接続されていません。

3.

EIA/TIA-232ケーブルを、SCMバック・カードのコントロール・ターミナル・ポートまたはモデム自身に再接続します。

4.

電話接続ケーブルが接続されていません。

4.

電話接続ケーブルを再接続します。

5.

モデムの機能が不良です。

5.

モデム・メーカのマニュアルを参照してください。

6.

DIPスイッチが正しく設定されていません。

6.

モデム・メーカのマニュアルを参照してください。

12.

DFM(データ・フレーム・多重化)が動作していません。

1.

DFMは、使用可能にされていません。

1.

Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

13.

DFMは使用可能にされていますが、動作していません。

1.

DFMは、最高64Kbpsの
速度でしか動作しません。

1.

速度を再調整します。

14.

背景雑音または音楽がとぎれとぎれになりします。

1.

VAD問題です。VDPの感度調整が必要です。

1.

Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

15.

高速モデムが低速になります。

1.

ADPCMが影響を及ぼしています。

1.

Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

16.

バンドルした(フレーム・リレー)接続が障害です。

1.

1つ以上のバンドル接続に障害があります。

1.

Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

IGXコンソール・アラームのトラブルシューティング

IGXノードのトラブルシューティングを行う初期モードでは、コンソール画面に表示されるコンソール・アラームを使用します。アラームを切り分け、それにより障害を切り分ける手順をIGXノードのトラブルシューティングを行う初期モードでは、コンソール画面に表示されるコンソール・アラームを使用します。アラームを切り分け、それにより障害を切り分ける手順を IGXコンソール・アラームのトラブルシューティング に示します。IGXノードの修理は、Ciscoの有資格者に依頼する必要がありません。

  • IGXコンソール・アラームのトラブルシューティング を用いてトラブルシューティングを行う場合、運用を停止するようなテストを行う場合、またはIGXノードを修理する場合は、事前に、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。その理由は、問題領域の切り分けが正しく行われていることを確認し、また必要な手順を行う際にCisco要員が支援できるようにするためです。

IGXコンソール・アラームのトラブルシューティング

症状

予想される原因

対処方法

MAJOR/MINORアラームが、影響を受けたコンソール画面で点滅しています。

  • 接続障害
  • サーキット回線障害
  • トランク障害
  • カード障害
  • 到達不能ノード
  • サーキット回線またはトランクで高誤り率

1.

dspnw コマンドを使用して、ノードを識別します。

2.

vt コマンドを使用して影響を受けたノードに行き、 dspalms を使用してアラーム種別を識別します。

a. アラーム表示が 接続障害 を示す場合、予想される原因1に進みます。

b. アラーム表示が サーキット回線障害 を示す場合、予想される原因2に進みます。

c. アラーム表示が トランク障害 を示す場合、予想される原因3に進みます。

d. アラーム表示が カード障害 を示す場合、予想される原因4に進みます。

e. アラーム表示が到達不能ノードを示す場合、予想される原因5に進みます。

1.

接続障害です。

1.

dspcons コマンドを使用して、障害が起きている接続を識別し、リモート端接続の割り当てを確認します。

2.

dsplog コマンドを使用して、接続障害の原因を確認します。障害の原因として、サーキット回線やトランク、カードの障害、クロック速度過大が考えられます。

a. 接続障害の原因がサーキット回線の障害にある場合は、予想される原因2に進んでください。

b. 接続障害の原因がパケット回線の障害にある場合は、予想される原因3に進んでください。

c. 接続障害の原因がカードの障害にある場合は、予想される原因4に進んでください。

d. 接続障害の原因がクロック速度過大にある場合は、予想される原因5に進んでください。

2.

サーキット回線障害です。

1.

dspclns コマンドを使用して、サーキット回線番号と障害種別を識別します。

a. 障害の原因がサーキット回線のローカルCGAにある場合は(サーキット回線のローカル端でパルス受信なし)、予想される原因2aに進みます。

b. 障害の原因がサーキット回線のリモートCGAにある場合は(サーキット回線のリモート端でパルス受信なし)、予想される原因2Bに進みます。

c. 障害の原因がサーキット回線のフレーム・スリップにある場合は(IGXノードとPBXを結ぶT1で過大なフレーム・スリップを示す)、予想される原因2Cに進みます。

d. 障害の原因がサーキット回線のバイポーラ・エラーにある場合は(このサーキット回線上で過大なバイポーラ・エラーを示す)、予想される原因2Dに進みます。

2A

サーキット回線ローカルCGA

1.

dsplog コマンドを使用して、CGAアラームの日付、時刻、および継続時間を確認します。

2.

CGAアラームがIGXノードによって記録されたときに、PBX T1サブレート・インターフェイスまたはPBX E1インターフェイスがダウンしたかどうか確認します。

3.

IGXノードとPBXの間のケーブル接続を調べ、故障していれば必要な修理を行います。

4.

これまでにとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

2B

サーキット回線リモートCGA

1.

予想される原因2Aの対処方法を参照してください。

2.

サーキット回線のフレーム・スリップです。

1.

dsplog コマンドを使用して、フレーム・スリップ・アラームの日付、時刻、および継続時間を確認します。さらに、この回線のクロック・ソースが、ネットワークの回線障害のために変わったかどうか確認します。

2.

dspclnerrs コマンドを使用して、フレーム・スリップとレート情報を数量化します。

3.

dspclnhist コマンドを使用して、フレーム・スリップの履歴情報を獲得します。

4.

dspcurclk コマンドを使用して、現在のクロック・ソースと現在のクロック・ソースへのパスを識別します。

5.

clrclnalm コマンドを使用して、サーキット回線アラームを消去します。

6.

これまでにとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

2

サーキット・バイポーラ・エラーです。

1.

dsplog コマンドを使用して、バイポーラ・エラーしきい値を超えた時刻と、アラームの継続時間を確認します。

2.

dspclnerrs コマンドを使用して、バイポーラ・エラーを数量化します。

3.

dspclnhist コマンドを使用して、バイポーラ・エラーの履歴情報を獲得します。

4.

IGXノードとPBXの間のケーブル接続が緩んでいないかどうか調べ、緩んでいる場合には締めます。

5.

clrclnalm コマンドを使用して、回線アラームを消去します。

6.

これまでにとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

3.

トランク障害です。

1.

dsptrks を使用して、リモート端ノード名、各端でのトランク番号、および障害種別識別します。

a. 通信障害が表示されれば、予想される原因3Aに進みます。

b. ローカルCGAが表示されれば、予想される原因3Bに進みます。

c. リモートCGAが表示されれば、予想される原因3Cに進みます。

d. バイポーラ・エラーが表示されれば、予想される原因3Dに進みます。

e. フレーム・スリップ・エラーが表示されれば、予想される原因3Eに進みます。

f. フレーム外れエラーが表示されれば、予想される原因3Fに進みます。

g. タイムスタンプ付きのパケット・ドロップ・エラーが表示されれば、予想される原因3Gに進みます。

h. タイムスタンプなしのパケット・ドロップ・エラーが表示されれば、予想される原因3Hに進みます。

i. ループバックが表示されれば、予想される原因3Iに進みます。

3A

通信障害

1.

dsplog コマンドを使用して、通信障害またはCGAの発生した時刻を確認し、代替ルートの帯域幅不足のために障害を起こした接続を識別します。

2.

パケット回線の各端で dsptrkerrs コマンドを使用してエラーを数量化し、エラーが片方向だけか両方向ともかを確認します。

3.

電話会社に連絡して、スパン・テストを依頼してください。準標準パターン、オール1パターン、および3と24パターンを含む複数テスト・パターンを使用したBERテストを行うよう要請してください。

4.

これまでにとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

3B

ローカルCGAトランクのローカル端でパルスのないことを示します。

1.

予想される原因3Aの対処方法を参照してください。

3C

リモートCGAトランクのローカル端でパルスのないことを示します。

1.

予想される原因3Aの対処方法を参照してください。

3D

バイポーラ・エラーこのトランクで過大なバイポーラ・エラーが生じていることを示します。

1.

dsplog コマンドを使用して、アラームの日付、時刻、および継続時間を確認します。

2.

トランクの各端で dsptrkerrs コマンドを使用してエラーを数量化し、片方向だけか両方向ともかを確認します。

3.

トランクの各端で dsptrkhist コマンドを使用して、回線エラーの履歴情報を収集します。

4.

clrtrkalm コマンドを使用して、トランク・アラームを消去します。

5.

Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。Cisco社要員は回線エラーを監視することができ、電話会社との間で運用を停止するテストの予定を組むよう勧めることがあります。

6.

電話会社に連絡して、スパン・テストを依頼してください。準標準パターン、オール1パターン、および3と24パターンを含む複数テスト・パターンを使用したBERテストを行うよう要請してください。

7.

電話会社がスパン上の問題を切り分けできない場合は、Cisco製品をご購入された代理店にお問い合わせください。

3E

フレーム・スリップ・エラーがこのトランクで過大なフレーム・スリップが生じていることを示します。

1.

予想される原因3Dの対処方法を参照してください。

3F.

フレーム同期はずれエラートランクで過大なフレーム同期はずれエラーが生じていることを示します。

1.

予想される原因3Dの対処方法を参照してください。

3G

タイムスタンプ付きパケット・ドロップ
タイムスタンプ付きパケット・ドロップが、アラームを起こすしきい値を超えたことを示します。

1.

dsplog コマンドを使用して、パケット・ドロップ・アラームしきい値を超えた日時と、アラームの継続時間を確認します。

2.

dspload コマンド・アラームを使用して、このトランクの現在の負荷を確認します。

3.

これまでにとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。予想される原因3Gの対処方法を参照してください。

3H

タイムスタンプのないパケット・ドロップタイムスタンプのないパケット・ドロップが、アラームを起こすしきい値を超えたことを示します。

予想される原因3Gの対処方法を参照してください。

3I.

ループバックです。

1.

会社の要員が、CSUループバック、demarc、またはDSXパネルでスパン・テスト行っているかどうか確認します。

2.

会社の要員がループバック・テストを行っている場合、テストが終了した時点を知らせるよう依頼し、システムを監視して、テストが終了したときにループバック表示が消えかどうか確認します。

3.

会社の要員がループバック・テストを行っていない場合、電話会社がE1スパンをループバック・モードにしている可能性があります。

4.

電話会社に電話してE1スパンのテストを行っているかどうか確かめ、テストが終了した時点を知らせるよう依頼してください。システムを監視して、テストが終了したときにループバック表示が消えかどうか確認します。

5.

これまでにとったアラーム対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

4.

カード障害障害の発生したカード数を示します。

1.

dspcds コマンドを使用して、障害を起こしたカードとそのステータスを確認します(アクティブまたはスタンバイ)。

2.

dsplog コマンドを使用して、カード障害の発生した時刻、およびこのカードを使用している接続で障害状態のものがないかどうか確認します。

3.

障害を起こしたカードがHDMカードまたはLDMカードである場合、このカードを使用している接続の両端で dspbob コマンドを使用して、データが通過しているかどうか確認します。CDP、CVM、またはUVMでは、 dspchstats コマンドを使用します。

4.

カードの障害が発生したら、その後にとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

5.

到達不能ノードネットワークで到達不能なノード数を示します。

1.

任意のノードで dsplog コマンドを使用して、ノードが到達不能になった日付と時刻を確認します。通常、ノードが到達不可能になるのは、トランクの障害や停電が起きたときです。

2.

そのノード要員と連絡をとって、IGXノードに記録された時刻に停電したかどうか確認します。

3.

停電があった場合には、NPMが起動するかどうか確かめてから診断を行います。

4.

停電していなければ、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

6.

クロック速度過大です。

1.

dspbob コマンドを使用して、この接続の着信ボーレートを確認します。

2.

dspcon コマンドを使用して、コンソールの着信ボーレートが設定されたボーレートと同じであるか確かめます。

3.

設定されたボーレートと一致するように着信ボーレートを再設定します。

4.

これまでにとった対処方法を記録しておき、Cisco製品をご購入された代理店にご連絡ください。

アラーム要約の表示

IGXノードのトラブルシューティングにおける最初のステップは、システム全体のアラーム状態を表示して、システムの状態を調べることです。IGXノードにおけるすべてのアラームの要約を見るには、 dspalms (現在のノード・アラーム表示)コマンドを使用します。アラーム要約には、次の項目が含まれています。

  • 障害接続数
  • MAJORアラーム数とMINORアラーム数
  • 障害カード数
  • 電源モニタ障害
  • バス障害(故障したか、または診断を要求)
  • ネットワークの他のノードにおけるアラーム数
  • ネットワークで到達不能なノード数
  • dspalms コマンドをジョブに含めることはできません。

アラームを表示するには、コマンド dspalms を入力します。

画面が障害発生を示すときは、障害をさらに切り分けるために画面が障害発生を示すときは、障害をさらに切り分けるために 障害切り分けコマンド のコマンドを参照してください。

障害切り分けコマンド

障害

診断コマンド

接続

dspcons (接続表示)

回線アラーム

dspclns (サーキット回線表示)

トランク

dsptrks (トランク表示)

カード

dspcds (カード表示)

電源モニタ/ファン

dsppwr (電源装置ステータス表示)

リモート・ノード

dspnw (ネットワーク表示)

到達不能ノード

dspnw (ネットワーク表示)

リモート・ノード・アラーム

dspnw (ネットワーク表示)

カード・ステータスの表示

アラーム要約スクリーンにカードの障害状態が表示されるとき、 dspcds コマンドを使用してノードにおけるカードのステータスを表示します。各カード種別で表示される情報には、スロット番号、ソフトウェア改版レベル、およびカード・ステータスが含まれます(ジョブでは dspcds が使用できないことに注意してください)。

  • dspcds コマンドまたはその他のコマンドがIGXモデルを正しく伝えなかった場合(たとえば、IGX 8430ノードでIGX 8420ノードとして提示)、SCMの ジャンパ・スイッチW6をチェックします。W6にジャンパが接続されていれば、IGX 8420ノードを示します。 W6がオープンであれば、IGX 8430ノードを示します。第3章「 カードの実装とノードの起動 」は、SCMのこの特徴が説明してあります。

各カード種別がとる可能性のあるステータスすべてを各カード種別がとる可能性のあるステータスすべてを カード・ステータス に示します。

カード・ステータス

カード種別

ステータス

説明

全カード種別(CVMを含む)

アクティブ

アクティブ・カードです。

アクティブF

端末障害にはならない障害アクティブ・カードです。

スタンバイ

スタンバイ・カードです。

スタンバイF

端末障害にはならない障害スタンバイ・カードです。

スタンバイT

診断中のスタンバイ・カードです。

スタンバイFT

端末障害にはならない障害で診断中のスタンバイ・カードです。

故障

端末障害となった障害カードです。

利用不可能

カードは存在しますが、次のいずれかの状態です。

1.

ノードがカードを認識しません(挿入し直す必要がある場合もあります)。

2.

カードは診断を実行中です。

ダウン

ダウンしているカードです。

そのスロットにカードはありません。

アクティブT

診断中のアクティブ・カードです。

NPM

全カード種別と同じステータスです。それに加えて、

更新中

アクティブNPMからネットワーク・コンフィギュレーションをダウンロードするスタンバイNPMです。

注 赤色FAIL LEDが更新中は点滅します。

消去済み

NPMはアクティブになる準備中です。

ソフトウェアをロード中

システムがNPMにソフトウェアをダウンロードしているときに現れるダウンロード・コマンドがあります。

  • “F”ステータスをもつカード(非端末障害)は、必要なときにのみ起動されます(たとえば、ある種別の利用できるカードがないとき)。障害ステータスをもつカードは、決して起動されません。

カードを表示するには、 dspcds コマンドを実行します。 dspcds コマンドは、ジョブに含めることはできません。詳細については、『Cisco WAN Switching Command Reference』を参照してください。

ユーザ起動テスト

ユーザ・コマンドの中には、ノード・ステータス・テストを助けるものがあります。CLIコマンドは、次のとおりです。

  • tstcon 、音声接続用
  • tstcon 、データ接続用
  • tstport 、データ・ポートとフレーム・リレー・ポート用

このコマンドの詳細については、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』のトラブルシューティングに関する章を参照してください。

ループバック・テスト

ループバック・テストは、IGXシステムの状態を診断する際に、補助的に利用することができます。ループバック・テストを起動するCLIコマンドは、次のとおりです。

  • CVM/NTM、暗黙的内部ループバック用
  • addloclp addrmtlp、音声用
  • addloclp addrmtlp、データ用
  • addloclp、フレーム・リレー用

このコマンドの詳細については、『Cisco WAN Switching Command Reference』を参照してください。

外部試験機器を用いるカード・テスト

HDM/SDIカード・セットまたはLDM/LDIカード・セットは、ペアとして、ローカル・ノードにおいて BERT( ビット誤り率試験器)などの外部試験機器を使用して、テストすることができます。これは、カードやフレーム・リレー・データ入力、伝送設備で「少しずつ」発生する誤り率を切り分けるのに役立ちます。このテストは、ポートの電気的インターフェイスからカード・セットを経由してCellbusに到るデータ・パスを、伝送の両方向について調べます。

  • これは運用を停止して行うテストです。このテストを行う前に、ネットワーク管理者に通知してください。

次の手順でに従って、このテストを行います。

SDIまたはLDIへのケーブル接続を切り離し、代わりにBERTを接続します。
  1. テストするフレーム・リレー・ポートに内部ループバックをセットアップします。これには、Add Local Loopback ( addloclp )コマンドを使用します。
  2. BERTの電源を入れ、回路がつながっていることを確かめ、示された誤り率を見ます。
  3. エラーが示されれば、まずバック・カードを交換して再びテストします。それでも、エラーが消えない場合は、フロント・カードを交換して再びテストします。
  4. テストが完了したら、BERTを切り離して、データ・ケーブルを再接続します。ローカル・ループバックを解除します。これには、Delete Loopback ( dellp )を使用します。
  5. 必要に応じて、接続の相手側のノードでこの手順を繰り返します。
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