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IGX のトラブルシューティング

この章では、問題の診断方法について説明します。 この章のトラブルシューティングの表に交換が必要なことが記載されている場合、 IGX の部品の交換 の手順を参照してください。

IGX のオペレーティング システム ソフトウェアは、IGX の監視や保守の大部分を行います。 ユーザが行う故障予防の保守作業は、電源装置の点検だけです。

AC 電源装置のチェック

IGX ノードでは、AC 電源装置の電圧を直接測定することはできません。 電源装置の 1 台で問題がある場合、 DC LED と AC LED のうち一方または両方が消えます。 AC 電源装置の取り付けまたは交換の手順については、 IGX の部品の交換 を参照してください。

新しいカードまたは追加のカードをノードに取り付けた後に、電源装置の LED をチェックして、そのカードのために電源装置への負荷が過剰になっていないか確認します。

IGX ノードのトラブルシューティング

ここでは、IGX ノードをトラブルシューティングする際の基本的な手順を示し、使用するコマンドを簡単に説明します。(コマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください)ここで説明する一連の手順は、すべてを網羅したものではありません。IGX ノードのトラブルシューティングに利用できる診断ツールやネットワーク ツールについては説明していません。

ここでは、次の事項を取り挙げます。

一般的なトラブルシューティングの手順

IGX ノードは、定期的に自己診断テストを行って、正しく機能していることを確認しています。ノードで運用に影響を与えるようなエラー状態が検出されると、影響を受けるカードまたは回線は停止し、スタンバイ カードまたは冗長回線が、用意されている場合には選択されます。

症状

予想される原因

解決策

IGX ボードのどのインジケータも点灯しておらず、コンソール画面には何も表示されません。 電源装置の LED が点灯していません。

IGX 回路ブレーカーがオフになっています。

  1. 電源スイッチを入れます。
  2. 電源スイッチを切ってから、再び電源スイッチを入れて回路ブレーカーをリセットします。過負荷になっていないかどうか調べます(短絡、電源装置に金属片が落ち込んでいないか)。

IGX 電源コードがプラグから外れています。

電源コードを AC コンセントに接続します。

電源装置が動作していません。

電源装置を交換します。

フロント カードの FAIL LED が点灯しています。

次のフロント カードでエラーが発生しました。

  • NPM カード
  • UXM-E カード
  • NTM カード
  • UFM カード
  • FRM カード
  • UVM カード
  • CVM カード
  • HDM カード
  • LDM カード
  • ARM カード

エラーが発生したことを示しています。 まず、 resetcd f コマンドで問題のカードをリセットします。LED が再び点灯した場合は、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

  • 非冗長 IGX システムで NPM が故障した場合、システムをリブートします。

フロント カード インジケータが点灯し、カードを交換しても問題は解決しません。

バックプレーンの障害の可能性があります。

カードを交換しても問題が解決しない場合は、バックプレーンに問題がある可能性があります(非常にまれ)。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

SDI カードの FAIL インジケータが点灯しています。

次の SDI カードが故障しています。

  • SDI (EIA/TIA232) カード
  • SDI (EIA/TIA449) カード
  • SDI (V.35) カード

エラーが発生したことを示しています。 カードのアラームの状態をチェックします。まず、 resetcd f コマンドで問題のカードをリセットします。 LED が再び点灯した場合は、カードを一度外してから再度取り付けてみます。それでも、LED が点灯する場合は、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

UXM-E、UFM、ARM、CVM、および LDM のいずれかのカード セットの FAIL インジケータが点灯し、カードを交換しても問題は解決しません。

バックプレーンの障害の可能性があります(非常にまれ)。

  • カードはすべてバックプレーンに接続されており、バックプレーンで障害が発生すると、すべてのカードが障害を示すことがあります。

カードを交換しても問題が解決しない場合、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

バックプレーン ヒューズが切れています(非常にまれ)。

IGX の部品の交換 のバックプレーン ヒューズの項を参照してください。

電源装置の AC Okay LED または DC Okay LED が点灯しません。

電源装置の故障の可能性があります。

IGX の部品の交換 の指示に従って電源装置を取り付けし直します。電源装置が故障している場合は、取り外して交換します。

PE-BC 配線またはカードが故障しています。

  1. 電源装置に異常がない場合、PE-BC の配線接続またはカードに問題がある可能性があります。
  2. PE-BC カードのプラグがしっかりと接続されているか確かめます。緩んでいる場合、しっかりと接続します。
  3. プラグがしっかりと接続されているにもかかわらず、電源装置モニタ FAIL インジケータがなおも点灯している場合、SCM カードを取り外して交換します。

コマンド行表示に、間違った IGX システム タイプが表示されます。

ジャンパ スイッチ W6 の位置が間違っています( フレームリレー コネクションの確立 を参照)。

IGX 8420 ノードを示すには、ジャンパは所定の場所になければなりません。 IGX 8430 ノードを示すには、ジャンパは外しておく必要があります。

W6 の設定を読み取る SCM 回路が故障している可能性があります。

正常な SCM を用いて、SCM 回路を確認します。

電源装置のいずれの Okay LED も点灯してません。

冷却アセンブリのいくつかのファンが故障しているため、キャビネット内の温度が 40 ℃を超えています。

ファン トレイのファンが回転しているか確かめます。 回転していない場合、 IGX の部品の交換 の指示に従ってトレイを交換します。

電源装置のファンが故障しているため、電源装置の温度が 40 ℃を超えています。

  1. システム冷却ファン アセンブリが正しく動作している場合、電源装置ファンが疑われます。電源装置のカバーを取り外して、ファンが回転しているかどうか確かめます。電源装置ファンの交換は、フィールドで行う修理ではありません。電源装置を交換します。
  2. 制御端末から dsppwr コマンドを発行し、電源ファンが回っているかチェックします。ファンが回っていない場合、ファンが故障している電源装置を取り外して交換します。
  3. 電源装置ファンが動作している場合、電源装置の温度センサーが故障しています。温度センサーを取り外して交換します。

SCM カードが故障しています。

  1. キャビネット ファン アセンブリと電源装置ファンが共に正常に回転していれば(症状 6 の予想される原因 1、2 を参照してください)、SCM カードが疑われます。
  2. SCM カードを取り外して交換します。

コンソール画面に何も表示されず、IGX インジケータが点灯しています。

制御端末のスイッチが切れています。

制御端末のスイッチを入れます。

制御端末の電源コードが接続されていません。

制御端末の電源コードを 208/240 VAC 電源コンセントに接続します。

EIA/TIA-232 ケーブルが緩んでいるか、SCM の Control Terminal ポートに接続されていないか、または制御端末に接続されていません。

EIA/TIA-232 ケーブルを、SCM バック カードの Control Terminal ポートまたは制御端末自身に接続します。

制御端末が正しく機能していません。

制御端末メーカのマニュアルを参照してください。

プリンタが動作しません。

プリンタのスイッチが切れています。

プリンタのスイッチを入れます。

用紙が切れています。

新しく用紙を入れます。

プリンタの電源コードが外れています。

プリンタ コードを 208/240 VAC 電源コンセントに接続します。

EIA/TIA-232 ケーブルが緩んでいるか、SCM の Control Terminal ポートに接続されていないか、またはプリンタに接続されていません。

EIA/TIA-232 ケーブルを、SCM バック カードの Control Terminal ポートまたはプリンタ自身に接続します。

プリンタが正しく機能していません。

プリンタ メーカのマニュアルを参照してください。

モデムが正しく動作していません。

モデムのスイッチが切れています。

モデムのスイッチを入れます。

モデムの電源コードが外れています。

モデムの電源コードを接続します。

EIA/TIA-232 ケーブルが緩んでいるか、SCM の Control Terminal ポートに接続されていないか、またはモデムに接続されていません。

EIA/TIA-232 ケーブルを、SCM バック カードの Control Terminal ポートまたはモデム自身に接続します。

電話接続ケーブルが接続されていません。

電話接続ケーブルを接続します。

モデムが正しく動作していません。

モデム メーカのマニュアルを参照してください。

DIP スイッチが正しく設定されていません。

モデム メーカのマニュアルを参照してください。

Data Frame Multiplexing(DFM ; データ フレーム多重化)が動作していません。

DFM は、弊社代理店によって使用可能になっていません。

詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

DFM は使用可能になっていますが、動作していません。

DFM は、64 kbps までの速度でしか動作しません。

速度を調節します。

環境雑音または音楽がとぎれとぎれになります。

VAD の問題です。VDP は感度の調整が必要です。

詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

高速モデムの速度が低速になります。

ADPCM に切り替えられました。

詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

バンドルしたコネクション(フレームリレー)に失敗しました。

バンドルされたコネクションの 1 つ以上が失敗しました。

詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

IGX コンソール アラームのトラブルシューティング

IGX ノードのトラブルシューティングの初期モードでは、コンソール画面に表示されたコンソール アラームを使用します。 次の表に、アラームを特定し、問題を特定する手順を示します。 IGX ノードの修理はすべて、弊社販売代理店の技術サポート担当者などに依頼する必要があります。

症状

予想される原因

対処方法

メジャー/マイナー アラームが、影響を受けたコンソール画面で点滅しています。

  • 接続障害
  • サーキット回線障害
  • トランク障害
  • カード障害
  • 到達不能ノード
  • サーキット回線またはトランクの高い誤り率

1.

dspnw コマンドを使用してノードを特定します。

2.

vt コマンドを使用して影響を受けたノードに移動し、 dspalms コマンド を使用してアラームのタイプを特定します。

a. アラーム表示が 接続障害 を示す場合、予想される原因 1 に進みます。

b. アラーム表示が サーキット回線障害 を示す場合、予想される原因 2 に進みます。

c. アラーム表示が トランク障害 を示す場合、予想される原因 3 に進みます。

d. アラーム表示が カード障害 を示す場合、予想される原因 4 に進みます。

e. アラーム表示が到達不能ノードを示す場合、予想される原因 5 に進みます。

1.

接続障害

1.

dspcons コマンドを使用して、どの接続に障害があるか、接続のリモート側の設定がどうなっているかを調べます。

2.

dsplog コマンドを使用して、接続障害の原因を調べます。 障害の原因としては、サーキット回線やトランク カードの故障、クロックの速度超過などが考えられます。

a. 接続障害の原因がサーキット回線の障害にある場合は、予想される原因 2 に進みます。

b. 接続障害の原因がパケット回線の障害にある場合は、予想される原因 3 に進みます。

c. 接続障害の原因がカードの障害にある場合は、予想される原因 4 に進みます。

d. 接続障害の原因がクロック速度超過である場合は、予想される原因 5 に進みます。

2.

サーキット回線障害

1.

dspclns コマンドを使用して、サーキット回線番号と障害のタイプを調べます。

a. 障害の原因がサーキット回線のローカル CGA にある(サーキット回線のローカル端でパルス受信なし)場合、予想される原因 2A に進みます。

b. 障害の原因がサーキット回線のリモート CGA にある(サーキット回線のリモート端でパルス受信なし)場合、予想される原因 2B に進みます。

c. 障害の原因がサーキット回線のフレーム スリップにある(IGX ノードと PBX の間の T1 に過度のフレーム スリップが示される)場合、予想される原因 2C に進みます。

d. 障害の原因がサーキット回線のバイポーラ エラーである(サーキット回線に過度のバイポーラ エラーが示される)場合、予想される原因 2D に進みます。

2A

サーキット回線ローカル CGA

1.

dsplog コマンドを使用して、CGA アラームの日時、継続時間を調べます。

2.

CGA アラームが IGX ノードによって記録されたときに、PBX T1 サブレートまたは PBX E1 インターフェイスがダウンしたかどうか確認します。

3.

IGX ノードと PBX の間のケーブル接続を調べ、障害があれば必要な修理を行います。

4.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店に連絡します( テクニカル サポートに関する問い合せ を参照)。

2B

サーキット回線リモート CGA

1.

予想される原因 2A の対処方法を参照してください。

2C

サーキット回線フレーム スリップ

1.

dsplog コマンドを使用して、フレーム スリップ アラームの日時、継続時間を調べます。さらに、ネットワークの回線障害のためにこの回線のクロック ソースが変わったかどうか確認します。

2.

dspclnerrs コマンドを使用して、フレーム スリップとレート情報を数量化します。

3.

dspclnhist コマンドを使用して、フレーム スリップに関する履歴情報を取得します。

4.

dspcurclk コマンドを使用して、現在のクロック ソースとそのパスを調べます。

5.

clrclnalm コマンドを使用して、サーキット回線アラームを解除します。

6.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店 に連絡します( テクニカル サポートに関する問い合せ を参照)。

2D

サーキット バイポーラ エラー

1.

dsplog コマンドを使用して、バイポーラ エラーしきい値を超えた日時と、アラームの継続時間を調べます。

2.

dspclnerrs コマンドを使用して、バイポーラ エラーを数量化します。

3.

dspclnhist コマンドを使用して、バイポーラ エラーに関する履歴情報を取得します。

4.

IGX ノードと PBX の間のケーブル接続が緩んでいないかどうか調べ、緩んでいる場合には締めます。

5.

clrclnalm コマンドを使用して、回線アラームを解除します。

6.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店に連絡します。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

3.

トランク障害

1.

dsptrks コマンドを使用して、リモート側のノード名と、両側のトランク番号と障害のタイプを調べます。

a. 通信障害が表示された場合、予想される原因 3A に進みます。

b. ローカル CGA が表示された場合、予想される原因 3B に進みます。

c. リモート CGA が表示された場合、予想される原因 3C に進みます。

d. バイポーラ エラーが表示された場合、予想される原因 3D に進みます。

e. フレーム スリップ エラーが表示された場合、予想される原因 3E に進みます。

f. フレーム同期外れエラーが表示された場合、予想される原因 3F に進みます。

g. タイムスタンプ付きのパケット廃棄エラーが表示された場合、予想される原因 3G に進みます。

h. タイムスタンプなしのパケット廃棄エラーが表示された場合、予想される原因 3H に進みます。

i. ループバックが表示された場合、予想される原因 3I に進みます。

3A

通信障害

1.

dsplog コマンドを使用して、通信障害または CGA が発生した日時を調べ、代替ルートの帯域幅が足りないために失敗した接続を特定します。

2.

dsptrkerrs コマンドをパケット回線の両端で使用して、エラーを数量化し、それらが単方向か双方向かを調べます。

3.

電話会社に連絡して、スパン テストを依頼します。準標準パターン、オール 1 パターン、および 3 と 24 パターンを含む複数のテスト パターンを使用した BER テストを行うよう要請してください。

4.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店に連絡します。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

3B

ローカル CGA : トランクのローカル側にパルスがないことが示されます。

1.

予想される原因 3A の対処方法を参照してください。

3C

リモート CGA : トランクのリモート側にパルスがないことが示されます。

1.

予想される原因 3A の対処方法を参照してください。

3D

バイポーラ エラー : このトランクで過度のバイポーラ エラーが発生していることが示されます。

1.

dsplog コマンドを使用して、アラームの日時、継続時間を調べます。

2.

dsptrkerrs コマンドをトランクの両端で使用して、エラーを数量化し、それらが単方向か双方向かを調べます。

3.

dsptrkhist コマンドをトランクの両側で使用して、回線エラーに関する履歴情報を収集します。

4.

clrtrkalm コマンドを使用して、トランク アラームを解除します。

5.

弊社代理店 にご連絡ください。 弊社の技術サポート担当者は、回線エラーを監視することができ、電話会社との間で運用を停止するテストの予定を組むように推奨することがあります。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

6.

電話会社に連絡して、スパン テストを依頼します。準標準パターン、オール 1 パターン、および 3 と 24 パターンを含む複数テスト パターンを使用した BER テストを行うよう要請してください。

7.

電話会社がそのスパンの問題を特定できない場合、弊社代理店に連絡してください。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

3E

フレーム スリップ エラー : このトランクで過度のフレーム スリップ エラーが発生していることを示します。

1.

予想される原因 3D の対処方法を参照してください。

3F

フレーム同期外れエラー : トランクで過度のフレーム同期外れが発生していることを示します。

1.

予想される原因 3D の対処方法を参照してください。

3G

タイムスタンプ付きパケット廃棄 : タイムスタンプ付きパケット廃棄の数がアラーム生成のしきい値を超えたことを示します。

1.

dsplog コマンドを使用して、パケット廃棄アラームしきい値を超えた日時と、アラームの継続時間を調べます。

2.

dspload コマンドを使用して、このトランクの現在の負荷を調べます。

3.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店に連絡します。予想される原因 3G の対処方法を参照してください。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

3H

タイムスタンプなしパケット廃棄 : タイムスタンプなしパケット廃棄の数がアラーム生成のしきい値を超えたことを示します。

予想される原因 3G の対処方法を参照してください。

3I

ループバック

1.

会社の担当者が CSU ループバック、境界設定、または DSX パネルでスパン テストを行うかを確かめます。

2.

会社の担当者がループバック テストを行う場合、テストが終了したときに通知するよう電話会社に依頼し、テストの終了後にループバックの表示が消えるのを確かめます。

3.

会社の担当者がループバック テストを行わない場合には、電話会社はほとんどの場合 E1 スパンをループバック モードにしています。

4.

電話会社に、E1 スパンをテストするか確認し、テストが終了したときに通知するよう依頼します。 システムを監視し、テストの終了時にループバックの表示が消えるのを確かめます。

5.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店に連絡します。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

4.

カードの故障 : 故障したカードの数が示されます。

1.

dspcds コマンドを使用して、故障したカードとその状態(アクティブかスタンバイ)を特定します。

2.

dsplog コマンドを使用して、カードが故障した日時と、このカードを使用する接続が失敗の状態になっていないかを調べます。

3.

故障したカードが HDM または LDM カードの場合、そのカードを使用する接続の両端で dspbob コマンドを使用して、データが渡されたか確認します。 CDP、CVM、または UVM カードの場合は、 dspchstats コマンドを使用します。

4.

カードが故障していた場合、これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店 に連絡します( テクニカル サポートに関する問い合せ を参照)。

5.

到達不能なノード : ネットワークで到達不能なノードの数が示されます。

1.

そのすべてのノードで dsplog コマンドを使用して、そのノードが到達不能になった日時、継続時間を調べます。 ノードは通常、トランクの障害または電源故障が発生すると到達不能になります。

2.

そのノードの担当者に、IGX ノードが記録した時間に電源故障が発生したかを問い合わせます。

3.

電源が故障していた場合、NPM が起動するか調べ、診断を実行します。

4.

電源故障でない場合は、弊社代理店 に連絡してください。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

6.

クロックの速度超過

1.

dspbob コマンドを使用して、この接続の着信ボー レートを調べます。

2.

dspcon コマンドを使用して、コンソールの着信ボー レートが設定したボー レートと等しいかを確認します。

3.

設定されたボー レートと一致するように着信ボー レートを再設定します。

4.

これまでに行った対処方法を書き留めて、弊社代理店に連絡します。詳細については、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

アラームの要約の表示

IGX ノードのトラブルシューティングにおける最初のステップは、システム全体のアラーム状態を表示して、システムの状態を調べることです。 IGX ノードのすべてのアラームの要約を見るには、 dspalms (現在のノードのアラームの表示)コマンドを使用します。アラームの要約には、次の項目が含まれます。

アラームを表示するには、 dspalms コマンドを実行します。

画面に障害が表示された場合、 障害切り分けコマンド のコマンドを参照し、さらに障害を詳しく調べます。

障害切り分け コマンド

障害

診断コマンド

接続

dspcons (接続の表示)

回線アラーム

dspclns (サーキット回線の表示)

トランク

dsptrks (トランクの表示)

カード

dspcds (カードの表示)

電源モニタとファン

dsppwr (電源装置の状態の表示)

リモート ノード

dspnw (ネットワークの表示)

到達不能ノード

dspnw (ネットワークの表示)

リモート ノード アラーム

dspnw (ネットワークの表示)

カードの状態の表示

アラームの要約画面でカードの障害状態が示される場合、 dspcds コマンドを使用してそのノード上のカードの状態を表示します。 各カード タイプで示される情報は、スロット番号、ソフトウェア バージョン レベル、およびカードの状態です(ジョブ内で dspcds コマンドは使用できないので注意してください)。

カードの状態 では、カード タイプごとにすべての状態を示します。

カードの状態

カード タイプ

状態

説明

全カード タイプ(CVM を含む)

アクティブ

アクティブなカード

アクティブ - F

致命的でない障害アクティブ カード

スタンバイ

スタンバイ カード

スタンバイ - F

致命的でない障害スタンバイ カード

スタンバイ - T

診断中のスタンバイ カード

スタンバイ - F 〜 T

致命的でない障害で、診断中のスタンバイ カード

故障

致命的な障害カード

利用不可

カードは存在しますが、次のいずれかの状態です。

1.

ノードはカードを認識していません(しっかりと接続し直す必要がある)。

2.

カードは診断テストを実行中です。

ダウン

ダウンしているカード

そのスロットにカードはありません。

アクティブ - T

診断中のアクティブ カード

NPM

全カード タイプと同じステータスです。ただし、さらに次の状態があります。

更新中

アクティブ NPM からネットワーク コンフィギュレーションをダウンロードするスタンバイ NPM

  • 更新中は赤い FAIL LED が点滅します。

解除

NPM はアクティブになる準備中です。

ソフトウェアのロード

システムがソフトウェアを NPM にダウンロードするときに実行する、ダウンローダのコマンドがあります。

  • F(致命的でない障害)状態のカードは、必要なときだけ(たとえば、そのタイプのカードが他に使用できない場合)アクティブ化されます。障害状態のカードは、決してアクティブ化されません。

カードを表示するには、 dspcds コマンドを実行します。 dspcds コマンドをジョブ内に含めることはできません。 詳細は『Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

ユーザ起動テスト

ユーザ コマンドのいくつかは、ノードの状態をテストするのに役立ちます。CLIコマンドは、次のとおりです。

これらのコマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

ループバック テスト

ループバック テストは、IGX システムの状態を診断する際に、補助的に利用することができます。ループバック テストを起動する CLI コマンドは、次のとおりです。

これらのコマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

外部試験器を使ったカード テスト

HDM/SDI または LDM/LDI カード セットはローカル ノードで、ビット誤り率試験器(BERT)などの外部試験器を使ってペアでテストできます。 これは、カード、フレームリレー データ入力、または伝送設備に「少しずつ」発生するエラー率を特定するのに有効です。 このテストでは、ポートの電子インターフェイスからカード セットを通り、転送の両方向にあるセルバスに至る、データパスをチェックします。

次の手順に従って、このテストを行います。

SDI または LDI へのケーブル接続を外し、その場所に BERT を接続します。

  1. テストするフレームリレー ポートに内部ループバックを、 addloclp コマンドを使用して設定します。
  2. BERT に電源を入れ、回線が接続されていることを確認し、示されるエラー率を観察します。
  3. エラーが示された場合、まずバック カードを交換して再びテストします。それでも、エラーが消えない場合は、フロント カードを交換して再びテストします。
  4. テストが完了したら、BERT を外して、データ ケーブルを接続します。 dellp コマンドを使用して、ローカル ループバックを解放します。
  5. 必要に応じて、接続の相手側のノードでもこの手順を繰り返します。

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