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IGX の設置

IGX を設置する際は、次の作業を行う必要があります。

カードの準備
  1. カードの取り付け
  2. 信号接続の確立
  3. 周辺装置の取り付け
  4. IGX の初回起動
  5. 基本的なノード設定作業( IGX 設定の要約 を参照)

ノード設定の詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

スイッチ ソフトウェア コマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

カードの準備

IGX ノードのシステム カードの位置は、ハードウェア構成によって異なります。 プライマリおよびセカンダリ nodal processor module(NPM ; ノード プロセッサ モジュール)は、前面スロット 1 および 2 に取り付けます。system clock module(SCM ; システム クロック モジュール)は、背面スロット 1 に取り付けます。カードは、予約スロットを除いて、ノードの前面または背面のいずれのスロットにも取り付けることができます(しかし、シスコではオプションの alarm relay module(ARM ; アラーム リレー モジュール)/alarm relay interface(ARI ; アラーム リレー インターフェイス)のカード セットを右端のスロットに取り付けることをお勧めしています)。

カードをラックマウント IGX 8420 または IGX 8430 ノードに取り付ける前に、IGX 8420 のシステムか IGX 8430 のシステムかを示すために、SCM で W6 ジャンパ スイッチを取り外すかそのまま残す必要があります(IGX 8410 ノードとスタンドアロン IGX 8420 または IGX 8430 システムの場合、ジャンパ スイッチは工場で設定されます)。 W6 スイッチは、コンポーネント U7P の上部(コネクタ P2 の上部近く)にあります。 IGX 8430 ノードを示す場合は、ジャンパを取り外します。 IGX 8420 ノードを示す場合は、ジャンパをそのまま残します。 このステップをメモしておき、後でチェックするときに SCM を取り外さなくてもすむようにします。

工具と機器

IGX 8420 スイッチを設置するのに必要な工具と機器を次に示します。

W6 ジャンパ

カード セットの多くは、Y 字型ケーブル冗長構成をサポートしています。この機能には追加のカード セットと Y 字型ケーブルが必要です。 Y 字型ケーブル冗長構成を指定、削除、表示する一連のコマンドがあります。Y 字型ケーブル冗長構成を設定する方法は、それぞれのカード セットの「セットアップ」の項を参照してください。

  • Frame Relay module(FRM ; フレームリレー モジュール)と network trunk module(NTM ; ネットワーク トランク モジュール)のフロント カードには、1 素子または 2 素子のバージョンが存在します。2 素子カードは、ACM1 を使用します。 詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

Cisco IGX ノードは、最大 32 本のトランク構成をサポートします。

  • コネクタ ピンとレセプタクルの位置合わせは正確でなければなりません。カードを差し込む前に、ピンが曲がっていないか、カード コネクタとバックプレーンの位置が合っているかどうか確認します。カードは、ゆっくりと差し込んでください。 カードの端をわずかに押して片方に揃える必要がある場合があります(これには、カードを取り出す必要があります)。

Cisco IGX の NPM と SCM の位置は次のとおりです。

  • 非冗長構成の場合
  • NPM が前面スロット番号 1
  • SCM が背面スロット番号 1(NPM 前面スロット番号 1 の裏側)
  • 冗長構成の場合
  • NPM が前面スロット番号 1 と前面スロット番号 2
  • SCM が背面スロット番号 1(NPM 前面スロット番号 1 の裏側)
IGX 8410 カード、前面図
  • 前面扉を開ける際には、5/32 インチ六角レンチが必要です。 このレンチは、シスコの工具セット(部品番号 218705)に入っています。
  • このカードを取り扱うときは、静電気防止用リスト ストラップを着用して、静電気放電によってカードが損傷を受けるのを防ぐようにしてください。 IGX 8410 のキャビネットには、前後に 1 つずつ、静電気防止用リスト ストラップが取り付けられています。
IGX 8410 カード、背面図
IGX 8420 カード シェルフ、前面図
IGX 8430 の背面図

カードの取り付け

Cisco IGX モジュールを取り付けるには、次の手順に従います。

カードを取り扱う場合は、静電気防止用リスト ストラップを使用します。
  1. 5/32 インチ 六角レンチを使用して、Cisco IGX 8400 シリーズのドアを開けます。
  2. モジュールを正しいスロットに設置しようとしていることを確認します。
  3. カードの前面パネルを一方の手でつかみ、もう一方の手をカードの下に入れ、カードのバランスを取りながらスロットに垂直に押し込みます。 モジュールの取り付け を参照してください。
モジュールの取り付け
  1. イジェクト レバーを下に押し、カードを適切な位置に固定させます。
  2. モジュールを取り外し、または取り付ける場合は、必ずイジェクト レバーを使用してください。 イジェクト レバーを使用しないと、システム エラー メッセージが表示され、カードの障害を示します。 ただし、イジェクト レバーは、カードを持ち上げたり支えたりする際は使用しないでください。
  1. No.1 プラス ドライバを使用して、カードの前面パネルの上部と下部のパネル ファスナを締めます。

信号接続の確立

この章の残りの部分では、物理回線、ポート、トランクおよび信号接続をセットアップする方法を説明します。 この章に示すコマンドについての詳細は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』と『 Cisco WAN Switching SuperUser Command Reference 』を参照してください。

次のトランク速度をサポートしています。

次のサービス モジュール(または回線)接続をサポートしています。

トランクの接続

ここでは、IGX ノードに 2 つのタイプのトランクを設定する方法についての基本的な事柄を説明します。この 2 種類のトランクは、FastPacket と ATM です。サポートしている回線タイプは、OC3/STM1、T3、E3、T1、Y1 および E1 です。 ここで説明するカード セットは、network trunk module(NTM ; ネットワーク トランク モジュール)です。 enhanced universal switching module (UXM-E) は、二重化を目的とする ATM セル ベースのカードです。このカードについては次の項で、トランク モードの設定とポート モードの設定について説明します。

UXM-E の設定

UXM-E を設定するには、ケーブルを接続し、コマンド行インターフェイス (CLI) でコマンドを入力します。 UXM-E についての詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

UXM-E のモードは、Cisco WAN Manager またはスイッチ ソフトウェアの CLI を使って指定することができます。 UXM-E カード セットは、最初のポートをアクティブにしたときに、設定したモードになります。 たとえば、論理ポートを、 uptrk コマンドでトランクとしてアクティブ化した場合、UXM-E はトランク モードになります。 upln コマンドを使用して回線を customer premises equipment(CPE ; 顧客宅内機器)への User-Network Interface(UNI ; ユーザネットワーク インターフェイス)ポートとしてアクティブ化した場合、または、他のネットワークへの Network-to-Network Interface(NNI ; ネットワーク間インターフェイス)としてアクティブ化した場合は、UXM-E はポート モードになります。

IGX ノードを起動するのに使用するコマンドの要約は、 IGX 設定の要約 を参照してください。

UXM-E トランクの起動

カードの取り付け作業の注意事項を熟知していない場合は、 カードの準備 を参照してください。

バック カードにケーブルを接続します。

各ケーブルを IGX のキャビネットの上部または下部の開口部(適切な方)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。 ケーブル管理 を参照してください。
  1. 装置にオプションのケーブル マネージャがあれば、ケーブル配線を整理するのに利用します。 ケーブル管理 を参照してください。
  2. ケーブルをバック カードのコネクタに接続します。 ケーブル管理 を参照してください。
ケーブル管理

トランクを起動するには、次に示す一連のコマンドを使用します。コネクションを追加する前にトランクを起動する必要があります。

スイッチ ソフトウェア コマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

ローカルとリモートの両方のノードでカードの正しい取り付け位置を確認するために、 dspcds コマンドを使用します。
  1. スイッチ ソフトウェアによる自動割り当てに任せるように計画していない場合は、カードのセルバスの帯域幅割り当てを設定します。 CLI でスーパーユーザ用コマンド cnfbusbw を実行し、現在の値を表示させ割り当てを増やします。
  2. シスコでは、割り当てを増やし過ぎないように推奨しています。 セルバス帯域幅割り当ての説明は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。 cnfbusbw コマンド の説明は、『 Cisco WAN Switching SuperUser Command Reference 』を参照してください。 すべてのユーザが、 dspbusbw コマンドを使用してセルバス帯域幅割り当てを表示することができます。
  1. uptrk コマンド を使用してトランクをアクティブにします。 トランクの両側のノードでこのコマンドを実行します。 遠端ノードに対しては、CLI で vt コマンドを使用してアクセスしてから、コマンドを実行します。 UXM-E トランクを接続できる唯一のトランク カードは、別の UXM-E トランク カードかトランク モードの BXM です。 単一ポート トランクを指定するシンタックスは、 slot.port です。

CLI で inverse multiplexing over ATM(IMA)トランクを指定するには、 uptrk slot . first_line - last_line コマンド を使用します。回線番号は連続していなければなりません。

  1. 両端で、 cnftrk コマンド を使用して、必要なトランク パラメータを設定します。 各種タイプのトランクは、起動時にデフォルトの設定モードになりますが、 cnftrk コマンド で設定を変更することができます。 cnftrk コマンドの、各インターフェイスに適用されるパラメータについては、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。
  2. addtrk コマンドを使用して、トランクを追加します。 トランクを追加することで、トランクは利用可能なリソースとなります。そこで、後に Cisco WAN Manager または CLI で addcon コマンドを使用して接続を追加することができます。トランク は 1 つのノードだけで追加してください。 トランクを追加した後に、トランクのパラメータを変更する必要がある場合、 cnftrk コマンドを使用します。このコマンドを使用すると、トランクをアウト オブ サービス状態にすることなしにパラメータを変更することができます。
  3. オプションとして、 cnfclksrc コマンド を使用して UXM-E トランクをクロック ソースとして設定することができます。
  4. 多くのポートをアクティブにしたり、UXM-E トランク上で多くのコネクションを伝送するように計画する場合、セルバスの帯域幅割り当てを cnfbusbw コマンド で設定します。 dspbusbw コマンドまたは cnfbusbw コマンドを使用して、セルバスの使用状況をチェックし、UXM-E に対する帯域幅の要求を変更します。セルバスの帯域幅の要求については、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。
  5. cnfphyslnstats コマンドと cnftrkstats コマンド を使用して、それぞれ物理トランクと論理トランクの統計を設定します。 UXM-E トランクの統計については、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

トランク上の ATM 逆多重化 (IMA)

IMA では、T1 または E1 の物理回線を 1 つの論理トランクとしてグループ化します。 2 つ以上の T1 または E1 回線からなる論理トランクは、T1 または E1 それぞれの速度よりはるかに速いデータ レートをサポートします。 システム ソフトウェアでは、論理トランク内の 1 つ以上の物理回線が、別の回線に障害が発生したときにバックアップとして動作するように、IMA を指定することができます。 IMA の特徴は次のとおりです。

IMA トランクのポートの範囲を指定するために、Cisco WAN Manager か CLI のいずれかを使用することができます。 CLI で IMA トランクを定義するには、次のように uptrk コマンドを使用します。

uptrk slot.start_port-end_port

たとえば、 uptrk 8.1 - 4 のように入力します。 この論理トランクを後に、 addtrk deltrk cnftrk などの他のコマンドで使用するときには、スロット番号と最初のポート番号を 8.1 のように使用するだけでこれらを参照できます。 IMA 情報を表示するコマンドには、 dspportstats dspphyslns dsptrkcnf dspfdr dspnode 、および dspphyslnstathist があります。

IMA フィーダ トランクの追加

UXM-E フィーダ トランクを追加するには、Cisco WAN Manager か CLI を使用することができます。 CLI で IMA トランクを定義するには、次の手順に従います。

インターフェイス シェルフとルータの間のトランクを、プライマリ リンクと、IGX ルーティング ノードまたは IGX フィーダ ノードの UXM-E フィーダ トランクの IMA グループのメンバーを指定することでアクティブにします。

uptrk slot.group-members

  1. cnftrk コマンドを使用して、アクティブにした UXM-E フィーダ トランクを設定します。

cnftrk slot.primary link

  1. addshelf コマンドを使用して、フィーダ トランクを IGX ルーティング ノードに追加します。

addshelf slot.primary link shelf type

  • ルーティング ノードは、IGX、BPX、または BPX-BXM/IMATM のいずれかです。

IMA フィーダ グループへのリンクの追加

Cisco WAN Manager か CLI を使用して、IMA グループにリンクを追加することができます。 CLI で IMA にリンクを追加するには、次の手順に従います。

IMA フィーダ に接続された、トランクとして設定されたノードを探します。

dsptrks

  1. トランク ノードとフィーダ ノードの両方で、IMA グループ メンバーを、その数を入力することによって増やします。次のように入力します。

cnftrk slot.primary link

  1. トランク ノードとフィーダ ノードの両方で、DS0 の計算を使って受信速度を速くします。
  2. トランク ノードとフィーダ ノードの両方で、維持リンクの数を増やします。

IMA フィーダ グループからのリンクの削除

Cisco WAN Manager か CLI を使用して、IMA グループからリンクを削除することができます。 CLI で IMA グループからリンクを削除するには、次の手順に従います。

dsptrks コマンドを使用して、IMA フィーダ に接続された、トランクとして設定されたノードを探します。
  1. トランク ノードとフィーダ ノードの両方で、維持リンクの数を減らします。
  2. トランク ノードとフィーダ ノードの両方で、DS0 の計算を使って受信速度を遅くします。
  3. IMA トランクでステップ 2 と 3 を繰り返します。
  4. トランク ノードとフィーダ ノードの両方で、IMA グループ メンバーを、その数を入力することによって減らします。

cnftrk slot.primary link

  • プライマリ リンクは IMA グループから削除できません。

UXM-E ATM 逆多重化(IMA)回線

この機能では、IMA プロトコルを UXM-E 回線インターフェイスを使用するように拡張することができます。これによって、IMA 回線インターフェイスおよびトランクや ATM の高帯域幅を必要とする顧客の、装置とインターフェイスのコストを大幅に減らすことができます。 複数の物理 T1/E1 回線を 1 つの論理回線に束ねることで、トラフィックの帯域幅を増やすことにより、コストを減らします。 これにより、アクセス回線を T3/E3 などの速いサービスにアップグレードする必要はなくなります。

Cisco WAN Manager か CLI のいずれかを使用して、IMA 回線のポートの範囲を指定することができます。 CLI で IMA 回線を定義するには、 upln コマンドを使用します。

upln slot.group-member

たとえば、 upln 8.1 - 4 のように入力します。 この物理回線を後に、 upln dnln cnfln などの他のコマンドで使用するときには、スロット番号と最初のグループ メンバーを 8.1 のように使用するだけでこれらを参照できます。 これ以降に IMA 回線グループをアクティブにすると、プライマリ回線ポートがこのポート番号の、論理ポートが作成されます。

IMA 回線情報を表示するコマンドには、 dsplncnf , dsplns , dspports , dspport , dspphyslnstathist および dspphyslnstatcnf があります。

UNI または NNI ポート モードでの UXM-E の起動

カードの取り付け作業の注意事項を熟知していない場合は、 IGX 設定の要約 を参照してください。

ケーブルを接続するには、次の手順に従います。

各ケーブルをキャビネットの上部または下部の開口部(適切な方)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。
  1. 装置にオプションのケーブル マネージャがあれば、ケーブル配線を整理するのに利用します。
  2. ケーブルをバック カードのコネクタに接続します。

ポート モード UXM-E をアクティブにするには、次の手順に従います。

ローカルとリモートの両方のノードでカードの正しい取り付け位置を確認します( dspcds コマンド を使用して)。
  1. upln コマンド を使用して各回線をアクティブにします。 回線の両側のノードでこのコマンドを実行します。 遠端ノードに対しては、 vt コマンドを使用してアクセスしてから、コマンドを実行します。 最初の回線を upln コマンド でアクティブにすると、UXM-E はポート モードになります。
  2. 近端および遠端のノードに、 cnfln コマンドを使用して、必要な回線パラメータを設定します。 各回線は、起動時にデフォルトの設定モードになりますが、 cnfln コマンド で設定を変更することができます。
  3. オプションとして、 addyred コマンドで Y 字型ケーブル冗長構成を指定することができます。
  4. 近端および遠端のノードで、 upport コマンドを使用して、論理ポートをアクティブにします。 遠端ノードには、 vt コマンドを使用してアクセスします。 ポートをアクティブにすることで、ポートは利用可能なリソースとなります。そこで、後に Cisco WAN Manager または CLI で addcon コマンド を使用して接続を追加することができます。
  5. 近端および遠端のノードに、 cnfport コマンド を使用して、それぞれの論理ポートを設定します。 パラメータでは、UNI セル ヘッダーか NNI セル ヘッダーの選択、Local Management Interface (LMI) プロトコルか Interim Local Management Interface (ILMI) プロトコル、またはプロトコルなしかの選択、 %util を有効にするかの選択ができます。
  6. キュー項目数と廃棄可能性の上限および下限しきい値に対して、デフォルトの値を使用したくない場合は、 cnfportq コマンドを使用して CBR、VBR、および ABR キューのパラメータを設定します。
  7. オプションとして、 cnfabrparm コマンドを使用して、ABR トラフィックの追加のパラメータを設定することができます。 cnfabrparm コマンドのパラメータでは、CI 制御と出方向明示的レート スタンプ機能を設定します。
  8. オプションとして、UXM-E ポートをクロックソースとして設定することができます。 cnfclksrc コマンド を使用します。
  9. UXM-E トランクで多くのポートをアクティブにするように計画する場合、セルバスの帯域幅を
    cnfbusbw コマンド
    で割り当てます。 dspbusbw コマンドまたは cnfbusbw コマンドを使用して、セルバスの使用状況をチェックし、UXM-E に対する帯域幅の要求を変更します。セルバスの帯域幅の割り当てについては、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。
  10. シスコでは、割り当てを増やし過ぎないように推奨しています。 セルバス帯域幅割り当てについては、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。 cnfbusbw コマンドの説明は、『 Cisco WAN Switching SuperUser Command Reference 』を参照してください。 すべてのユーザが、 dspbusbw コマンドを使用してセルバス帯域幅割り当てを表示することができます。
  1. dsplns コマンド を使用して、回線の状態をチェックします。
  2. cnfportstats コマンド を使用して、履歴ポート統計の期間、サンプルの数とサイズ、ピーク値を設定します。 dspportstats コマンドを使用して、セル数、CLP セル数、OAM セル数、RM セル数、OAM セル数、不明 VPI/VCI セル数、およびオプションの LMI/ILMI 状態の要約統計を表示します。 その他の使用可能なコマンドには、 dsplnerrs dspportstatcnf 、および dspportstathist があります。

NTM の T1 トランクまたは Y1 トランクの接続

T1 トランク接続には、NTM フロント カードと BC-T1 バック カードを使用します。日本の Y1 接続では、NTM フロント カードと BC-Y1 バック カードを使用します。Y1 接続の手順は、次に説明する T1 接続の手順と同じです。

次の手順に従って、T1 接続を行います。

各 T1 ケーブルをキャビネットの下部の開口部(使用できる場合)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。
  1. ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブルを整理します。
  2. トランクを、NTM/BC-T1 カード セットの一部である BC-T1 上 のコネクタに接続します。 T1 回線は、BC-T1 カードの DB-15、サブミニチュア、15 ピン コネクタに接続します。

背面スロット回線番号は、BC-T1 カードのある背面スロット番号に対応しています。各回線の背面スロット番号を記録しておきます。この番号は、ハードウェアの設置が完了した後、システムを設定する際に必要になります。

  • 回線数が奇数の場合には、できるだけ多くをペアで接続し、残りの回線を昇順に接続します。

NTM の E1 トランクまたはサブレート トランクの接続

E1 トランク接続には、NTM フロント カードと BC-E1 バック カードを使用します。 サブレート E1 接続には、NTM フロント カードと BC-SR バック カードを使用します。E1 トランク インターフェイス カード BC-E1 には、バック カードの上部に E1 トランク コネクタ(G.703 入出力)があります。 BC-E1 前面プレートには、75Ω の 4 つの BNC コネクタがあります。

次の手順に従って、E1 接続を行います。

各 E1 BNC パッチ ケーブル(または 15 ピン ケーブル)をキャビネットの上部または下部の開口部(使用できる方)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。
  • BC-E1 の 一部のバージョンでは、金属 BNC コネクタが、プラスチック BNC コネクタの代わりに使用されています。 75 または 120Ω 平衡型 E1 回線を金属 BNC コネクタで終端するには、BNC の取り付けナットを外します。これにより、コネクタ シェルの一方の側に通常とられるアースが外れます。
  1. ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブルを整理します。
  2. ケーブルを、NTM/BC-T1 カード セットの一部である BC-E1 上 のコネクタに接続します。

NTM/BC-E1 カード セットのスロット番号を記録しておきます。この番号は、システムを設定するときに必要になります。

URM の設置

universal router module(URM ; ユニバーサル ルータ モジュール)はデュアルプロセッサ カードで、改訂版 Cisco IGX 8400 シリーズ UXM-E プロセッサと改訂版 Cisco 3660 モジュールアクセス ルータ プロセッサの両方があります。 各プロセッサは異なるオぺレーティング システムを使用します。 URM で作業するときは Cisco IOS ソフトウェアとスイッチ ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

URM の詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

暗号化 Advanced Interface Module (AIM) の取り付け

次の手順では、暗号化 advanced interface module (AIM) を URM フロント カードに取り付ける方法を示します。この暗号化 AIM モジュールは、IGX を使用する virtual private network (VPN) を実装するために必要です。

同じ作業を繰り返さないために、URM を IGX シャーシに取り付ける前に URM フロント カードに暗号化 AIM を取り付けてください。
フロント カードや暗号化 AIM を取り扱う場合は、静電気防止用リスト ストラップを装着してください。
URM の梱包に使用されていた静電気防止用バッグを静電気防止の接地布として使用してください。
  1. マイナス ドライバを使って、URM フロント カードを押し下げながら AIM のコネクタの近くの 3 つの金属ネジを外します。
  2. 暗号化 AIM を、付属のプラスチック製スタッドの上に乗せます。
  3. プラスチック製品スタッドの脚を URM フロント カードのネジ穴に合わせ、暗号化 AIM を URM フロント カードの AIM コネクタに差し込みます( URM への暗号化 AIM の取り付け を参照)。
URM への暗号化 AIM の取り付け
  • 暗号化 AIM をコネクタにしっかりと接続したか確認します。 また、金属スタッドが URM フロント カードのネジ穴に重なったことを確認します。
  1. 暗号化 AIM のネジ穴に 3 つの金属ネジを差し込みます。 各ネジをマイナス ドライバで締めます。
  2. 暗号化 AIM がしっかりと接続されたことを確認したら、「 インターネット暗号化の設定 」に進みます。

インターネット暗号化の設定

新しいインターフェイスをインストールするたびに、また、既存のインターフェイスの設定を変更したいときに、インターフェイスを設定します。 すでに設定されているモジュールを交換した場合、ルータは新しいモジュールを認識し、既存の設定でインターフェイスを起動します。

インターフェイスを設定する前に、次に示す情報を集めておきます。

ルータの設定を始める前に、これらの情報をシステム管理者やネットワーク計画から入手します。

ここでは、次の基本的な暗号化の設定について説明します。

IPSec の設定については、シスコの IOS ソフトウェア マニュアルの「IP Security and Encryption」の項を参照してください( Cisco IOS ソフトウェアのマニュアル を参照)。

  • ユーザの要件と使用するルーティング プロトコルによっては、他の設定コマンドを使用する必要があります。

Internet Key Exchange Security Protocol の設定

Internet Key Exchange Security Protocol を設定するには、次の手順に従います。

コマンド

用途

Router(config)# crypto isakmp policy priority

一意の優先順位番号を持つ Internet Key Exchange (IKE) ポリシーを作成します。 それぞれのピアに対して複数のポリシーを設定できますが、そのうちの少なくとも 1 つのポリシーは、暗号化、認証、その他のパラメータが、リモート ピア上のポリシーの 1 つと同じである必要があります。

  • このコマンドでは、ISAKMP ポリシー設定モードになります。

Router(config-isakmp)# authentication rsa-sig/rsa-encr/pre-share

IKE ポリシーで使用する認証方式を指定します。

  • このマニュアルで説明する VPN 暗号化製品は、RSA 認証を現在サポートしていません。

Router(config-isakmp)# exit

ISAKMP ポリシー設定モードを終了し、グローバル設定モードに戻ります。

Router(config)# crypto isakmp key keystring address peer-address/peer-hostname

ピア同士が共有する認証キーを設定します。

  • キーを共有する両方のピアでこれを設定する必要があります。

IPSec ネットワーク セキュリティの設定

IPSec ネットワーク セキュリティを設定するには、次の手順に従います。

コマンド

用途

Router(config)# crypto ipsec security-association lifetime seconds seconds/ kilobytes kilobytes

セキュリティ結合を有効にする期間を指定します。 デフォルトの継続時間は、3600 秒(1 時間)で 4,608,000 KB(10MB/秒)です。

Router(config)# crypto ipsec transform-set transform-set-name transform1 [transform2 [transform3]]

transform-set 設定モードにします。

トランスフォーム セットは、セキュリティ プロトコルとアルゴリズムの組み合せを示します。 IPSec セキュリティ結合の交渉で、ピア同士は同じトランスフォーム セットを探します。 そのようなトランスフォーム セットが存在すると、それが選択され、両方のピアの IPSec セキュリティ結合の一部として保護トラフィックに適用されます。

Router(cfg-crypto-trans)# exit

transform-set 設定モードを終了し、グローバル設定モードに戻ります。

Router(config)# crypto map map-name seq-num ipsec-isakmp [ dynamic dynamic-map-name ] [ discover ]

crypto マップを作成します。

  • このコマンドでは、キーワード dynamic を指定しない限り crypto マップ設定モードになります。

Router(config-crypto map)# set peer hostname/ip-address

リモート IPSec ピアを指定します。

  • 指定するピアは、ステップ 4 で指定したピアと同じである必要があります。

Router(config-crypto map)# set transform-set transform-set-name

crypto マップ エントリで許可されているトランスフォーム セットを指定します。

  • 指定するトランスフォーム セットは、ステップ 2 で指定したトランスフォーム セットと同じである必要があります。

Router(config-crypto map)# match address [access-list-id | name]

crypto マップ エントリの拡張アクセス リストを指定します。

Router(cfg-crypto-map)# exit

crypto マップ設定モードを終了し、グローバル設定モードに戻ります。

Router(config)# access-list access-list-number {permit | deny} {type-code wild-mask | address mask}

アクセス リストを作成します。

グローバル設定コマンドとルータへの LAN および WAN の設定の詳細は、Cisco IOS のコンフィギュレーション ガイドとコマンド リファレンスを参照してください。

設定のチェック

新しいインターフェイスを設定した後は、次のコマンドを使用して新しいインターフェイスが正しく動作しているか確認することができます。

  • show version コマンドを使用して、ルータのハードウェアの設定を表示します。 リストにその新しいインターフェイスがあるか確認します。
  • show controllers コマンドを使用して、すべてのネットワーク モジュールとそのインターフェイスを表示します。
  • show interfaces [ type slot/port ] コマンドを使用して、インターフェイスを指定し、その最初の行に表示されたインターフェイスの、スロットおよびポート番号が正しいか、またインターフェイスおよび回線プロトコルが正しい状態(アップまたはダウン)かを確認します。
  • show protocols コマンドを使用して、ルータ全体と、個々のインターフェイスに設定されているプロトコルを表示します。 必要に応じて、ルータまたはその個々のインターフェイスのプロトコルを追加または削除するために、設定モードに戻ります。
  • show running-configuration コマンドを使用して、稼働している設定を表示します。そして、 show startup-configuration コマンドを使用して、NVRAM に保存された設定を表示します。
  • ping コマンドを使用して、指定した IP アドレスにエコー要求を送信します。

暗号化コンフィギュレーション ファイルの例

ここでは、2 つのピア ルータの設定のためのコンフィギュレーション ファイルの例を示します。この設定により、暗号化データを、チャネル化 T1 インターフェイス チャネル グループ、シリアル番号 1/0:0 を経由したセキュア IPSec トンネルを通して交換します。

ピア 1 のコンフィギュレーション ファイル

version 12.1

service timestamps debug uptime

service timestamps log uptime

no service password-encryption

!

hostname Rose

!

logging buffered 100000 debugging

enable password lab

!

ip subnet-zero

no ip domain-lookup

!

!

!

crypto isakmp policy 10

authentication pre-share

crypto isakmp key pre-shared address 10.6.6.2

!

crypto ipsec security-association lifetime seconds 86400

!

crypto ipsec transform-set transform-1 esp-des

!

!

crypto map cmap 1 ipsec-isakmp

set peer 10.6.6.2

set transform-set transform-1

match address 101

!

!

controller T1 1/0

framing esf

linecode b8zs

channel-group 0 timeslots 1-23 speed 64

channel-group 1 timeslots 24 speed 64

!

controller T1 1/1

channel-group 0 timeslots 1-23 speed 64

channel-group 1 timeslots 24 speed 64

!

!

process-max-time 200

!

interface FastEthernet0/0

ip address 172.16.0.2 255.0.0.0

no ip directed-broadcast

no ip route-cache

no ip mroute-cache

speed 10

!

interface Serial0/0

no ip address

no ip directed-broadcast

shutdown

!

interface FastEthernet0/1

ip address 10.4.4.1 255.0.0.0

no ip directed-broadcast

no ip route-cache

no ip mroute-cache

load-interval 30

speed 10

!

interface Serial1/0:0

bandwidth 1472

ip address 10.6.6.1 255.0.0.0

no ip directed-broadcast

encapsulation ppp

no ip route-cache

load-interval 30

no fair-queue

crypto map cmap

!

interface Serial1/0:1

no ip address

no ip directed-broadcast

fair-queue 64 256 0

!

interface Serial1/1:0

no ip address

no ip directed-broadcast

!

interface Serial1/1:1

no ip address

no ip directed-broadcast

fair-queue 64 256 0

!

router rip

network 10.0.0.0

network 10.0.0.0

!

ip classless

ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 111.0.0.1

no ip http server

!

access-list 101 deny udp any eq rip any

access-list 101 deny udp any any eq rip

access-list 101 permit ip 10.6.6.0 0.0.0.255 10.6.6.0 0.0.0.255

!

line con 0

exec-timeout 0 0

transport input none

line aux 0

line vty 0 4

password lab

login

!

!

end

ピア 2 のコンフィギュレーション ファイル

version 12.1

service timestamps debug uptime

service timestamps log uptime

no service password-encryption

!

hostname Peony

!

logging buffered 100000 debugging

enable password lab

!

!

!

!

ip subnet-zero

no ip domain-lookup

!

!

crypto isakmp policy 10

authentication pre-share

crypto isakmp key pre-shared address 10.6.6.1

!

crypto ipsec security-association lifetime seconds 86400

!

crypto ipsec transform-set transform-1 esp-des

!

!

crypto map cmap 1 ipsec-isakmp

set peer 10.6.6.1

set transform-set transform-1

match address 101

!

!

controller T1 1/0

framing esf

linecode b8zs

channel-group 0 timeslots 1-23 speed 64

channel-group 1 timeslots 24 speed 64

!

controller T1 1/1

channel-group 0 timeslots 1-23 speed 64

channel-group 1 timeslots 24 speed 64

!

!

process-max-time 200

!

interface FastEthernet0/0

ip address 172.16.0.13 255.0.0.0

no ip directed-broadcast

no ip mroute-cache

load-interval 30

no keepalive

speed 10

!

interface FastEthernet0/1

ip address 3.3.3.2 255.0.0.0

no ip directed-broadcast

no ip route-cache

no ip mroute-cache

load-interval 30

speed 10

!

interface Serial1/0:0

bandwidth 1472

ip address 10.6.6.2 255.0.0.0

no ip directed-broadcast

encapsulation ppp

no ip route-cache

load-interval 30

no fair-queue

crypto map cmap

!

interface Serial1/0:1

no ip address

no ip directed-broadcast

fair-queue 64 256 0

!

interface Serial1/1:0

no ip address

no ip directed-broadcast

!

interface Serial1/1:1

no ip address

no ip directed-broadcast

fair-queue 64 256 0

!

router rip

network 3.0.0.0

network 6.0.0.0

!

ip classless

ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 172.16.0.1

no ip http server

!

access-list 101 deny udp any eq rip any

access-list 101 deny udp any any eq rip

access-list 101 permit ip 10.6.6.0 0.0.0.255 10.6.6.0 0.0.0.255

!

line con 0

exec-timeout 0 0

transport input none

line aux 0

line vty 0 4

login

!

!

end

音声カードの取り付け

ここでは、音声カードの取り付け方法について説明します。 サーキット回線接続と音声コネクションで使用するコマンドの要約は、 IGX 設定の要約 を参照してください。 2 つの音声カード セットは、channelized voice module (CVM) と universal voice module (UVM) です。これらのカードは、チャネル化データも伝送することができます。 シリアル データ カード セットは、high-speed data module (HDM) と low-speed data module (LDM) です。 また、CVM の Time-Division Multiplexing (TDM) Transport 機能についての考慮事項も説明します。

CVM の T1 回線または J1 回線への接続

T1 回線上の音声コネクションまたはデータ コネクションには、CVM フロント カードと BC-T1 バック カードを使用します。日本の J1 接続では、CVM フロント カードと BC-J1 バック カードを使用します。J1 接続の手順は、T1 接続の手順と同じです。次の手順に従って、T1 接続を行います。

各ケーブルをキャビネットの下部の開口部(使用できる場合)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。
  1. ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブルを整理します。
  2. トランクを、CVM(NTM ではなく)と組になっている BC-T1 のコネクタに接続します。 T1 回線は、BC-T1 カードの DB-15、サブミニチュア、15 ピン コネクタに接続します。

背面スロット回線番号は、BC-T1 カードのある背面スロット番号に対応しています。各回線の背面スロット番号を記録しておきます。この番号は、ハードウェアの設置が完了した後、システムを設定する際に必要になります。

  • 回線数が奇数の場合には、できるだけ多くをペアで接続し、残りの回線を昇順に接続します。

CVM の E1 回線またはサブレート トランクへの接続

E1 回線上のチャネル化音声コネクションまたはデータ コネクションでは、CVM フロント カードと BC-E1 バック カードを使用します。サブレート E1 接続では、CVM フロント カードと BC-SR バック カードを使用します。E1 トランク インターフェイス カードの BC-E1 には、バック カードの上部に E1 コネクタ(G.703 入出力)があります。 BC-E1 前面プレートには、4 つの 75Ω の BNC コネクタがあります。

次の手順に従って、E1 接続を行います。

各 E1 BNC パッチ ケーブル(または 15 ピン ケーブル)をキャビネットの下部の開口部(使用できる場合)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。
  • BC-E1 の 一部のバージョンでは、金属 BNC コネクタが、プラスチック BNC コネクタの代わりに使用されています。 バック カードの金属 BNC コネクタに接続された 75 または 120Ω 平衡型 E1 回線では、BNC の取り付けナットを外します。ナットを取り外すことで、コネクタ シェルの一方の側に通常とられるアースが外れます。 このステップは、DB-15 コネクタや、プラスチックの BNC コネクタを使用するバック カードでは必要ありません。
  1. ケーブルを CVM(NTM ではなく)と組になっている BC-E1 のコネクタに接続します。
  2. ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブルを整理します。

背面スロット回線番号は、BC-E1 カードのある背面スロット番号に対応しています。各回線の背面スロット番号を記録しておきます。この番号は、ハードウェアの設置が完了した後、システムを設定するときに必要になります。

次に、TDM トランスポートと呼ばれる特殊なデータ伝送サービスについて説明します。 TDM トランスポートは、シスコが製造していない古い WAN に適用されます。

CVM 上の TDM トランスポート

ここでは、Time-Division Multiplexing(TDM ; 時分割多重)トランスポート機能の使用計画を説明します。 TDM トランスポートでは、この機能を使用するすべての接続された CVM または CDP で Model C ファームウェアが必要なので注意してください。 関連するコマンドとパラメータは、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

TDM トランスポートで、バンドルされたコネクションを追加する前に、次の事項を検討します。

UVM の T1 回線への接続

T1 回線上の音声コネクションまたはデータ コネクションには、UVM フロント カードと BC-UVI-2T1EC バック カードを使用します。次の手順に従って、T1 回線を接続します。

各ケーブルをキャビネットの下部の開口部(使用できる場合)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。必要に応じて、オプションの Y 字型ケーブルを取り付けます。ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブル配線を整理します。
  1. 音声チャネルの圧縮方式が LDCELP であり、T1 回線上のチャネル数が 16 を超える場合は、パススルー用のケーブルを接続します。UVM は、t タイプや td タイプのコネクションでは、パススルーは使用しません。 これ以降のステップでは、UVM 配線の手引きとして パススルーと標準(外部)UVM T1 配線 を参照してください。例 B では、チャネル数が UVM のキャパシティを超えていないため、パススルーは必要ありません。
  2. 一次 UVM のポート 1 で、ケーブルを CPE に接続します。
  3. 一次 UVM のポート 2 で、ケーブルをポート 2 に接続します。
  4. 一次カードのポート 2 からのケーブルを、二次 UVM のポート 1またはポート 2 に接続します。一般に、二次 UVM がサポートしているパススルー チャネルが、1 つの一次 UVM だけから来ている場合には、一次カードのポート 2 からのケーブルを二次カードのポート 1 に接続します。ただし、二次 UVM は、LDCELP 圧縮したパススルー チャネルを 16 チャネル受信できるので、他の UVM からそれぞれ 8 チャネルずつ渡すことができます。
  5. 二次 UVM がさらに LDCELP に 8 チャネルをサポートする場合、ケーブルを 二次 UVM のポート 2 と他の 一次 UVM の間で接続します。

パススルー機能についての詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

各回線の背面スロット番号とポート番号を記録しておきます。この番号は、ハードウェアの設置が完了した後、システムを設定する際に必要になります。

パススルーと標準(外部)UVM T1 配線

UVM の E1 回線への接続

E1 回線上の音声コネクションまたはデータ コネクションには、UVM フロント カードおよび BC-UVI-2E1EC バック カードを使用します。次の手順に従って、E1 回線を接続します。

各ケーブルをキャビネットの下部の開口部(使用できる場合)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブル配線を整理します。
  1. 120Ω DB-15 コネクタを使用する場合、BNC にはケーブルは接続されていませんが、ポートの BNC コネクタのナットを外す必要があります。
  2. 平衡モードで 75Ω BNC コネクタを使用する場合、BNC コネクタからナットを外す必要があります。
  3. 必要に応じて、オプションの Y 字型ケーブルを取り付けます。
  4. 音声チャネルの圧縮方式が LDCELP であり、E1 回線上のチャネル数が 16 を超える場合は、パススルー用のケーブルを接続します。 これ以降のステップでは、UVM 配線の手引きとして パススルーと標準(外部)UVM E1 配線 を参照してください。例 Bでは、チャネル数が UVM のキャパシティを超えていないため、パススルーは必要ありません。
  5. 一次 UVM のポート 1 で、ケーブルを CPE に接続します。
  6. 一次 UVM のポート 2 で、ケーブルをポート 2 に接続します。
  7. 一次カードのポート 2 からのケーブルを、二次 UVM のポート 1 またはポート 2 に接続します。一般に、二次 UVM がサポートしているパススルー チャネルが、1 つの一次 UVM だけから来ている場合には、一次カードのポート 2 からのケーブルを二次カードのポート 1 に接続します。ただし、二次 UVM は、LDCELP 圧縮したパススルー チャネルを 16 チャネル受信できるので、他の UVM からそれぞれ 15 チャネルずつ渡すことができます。

パススルー機能についての詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

パススルーと標準(外部)UVM E1 配線

背面スロット回線番号は BC-UVI-2E1EC カードのあるスロット番号に対応しています。各回線の背面スロット番号とポート番号を記録しておきます。この番号は、ハードウェアの設置が完了した後、システムを設定する際に必要になります。

UVM の J1 回線への接続

J1 回線上の音声コネクションまたはデータ コネクションには、UVM フロント カードと BC-UVI-2J1EC バック カードを使用します。次の手順に従って、J1 回線を接続します。

各ケーブルをキャビネットの上部または下部の開口部(適切な方)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。ケーブル マネージャ機構を利用して、ケーブル配線を整理します。
  1. ケーブル接続要件に従って、各ケーブル(パススルー、外部ケーブルなど)を接続します。

音声チャネルの圧縮方式が LDCELPであり、J1 回線上のチャネル数が 16 を超える場合は、パススルー用のケーブルを接続します。 これ以降のステップでは、UVM 配線の手引きとして パススルーと標準(外部)UVM J1 ケーブル配線 を参照してください。例 Bでは、チャネル数が UVM のキャパシティを超えていないため、パススルーは必要ありません。

  • 一次 UVM のポート 1 で、ケーブルを CPE に接続します。
  • 一次 UVM のポート 2 で、ケーブルをポート 2 に接続します。
  • 一次カードのポート 2 からのケーブルを、二次 UVM のポート 1またはポート 2 に接続します。一般に、二次 UVM がサポートしているパススルー チャネルが、1 つの一次 UVM だけから来ている場合には、一次カードのポート 2 からのケーブルを二次カードのポート 1 に接続します。ただし、二次 UVM は、LDCELP 圧縮したパススルー チャネルを 16 チャネル受信できるので、他の UVM からそれぞれ 15 チャネルずつ渡すことができます。

パススルー機能についての詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

パススルーと標準(外部)UVM J1 ケーブル配線

背面スロット回線番号は BC-UVI-2J1EC カードのあるスロット番号に対応しています。各回線の背面スロット番号とポート番号を記録しておきます。この番号は、ハードウェアの設置が完了した後、システムを設定する際に必要になります。

シリアル データ コネクションの確立

LDM と HDM カード セットは、シリアル データ サービスを提供します。このフロント カードはいずれも、さまざまなバック カードを使用します。

LDM フロント カードは、EIA/TIA-232C/D (V.24) コネクションで低速データ インターフェイス(LDI)バック カードの 4 ポートまたは 8 ポート バージョンを使用します。 コネクション ポートには、Port 1 〜 Port 4 または Port 1 〜 Port 8 というラベルが付いています。 これらのバック カードについては、 SDI と LDI の前面プレート を参照してください。 LDI バック カードのポートを data terminal equipment (DTE) または data circuit-terminating equipment (DCE) モードに設定する手順は、 LDI ポートのモードの設定 を参照してください。

HDM フロント カードは、4 つのタイプの serial data interface(SDI ; シリアル データ インターフェイス)バック カードと連携します。 利用可能な SDI は、V.35、EIA/TIA-449/422、EIA/TIA-232D、および EIA/TIA-232C (V.24) です(X.21 は、EIA/TIA-449 とアダプタ ケーブルを使用します)。 SDI には、どの種類にも 4 個の接続ポートがあり、Port 1 から Port 4 というラベルが付いています( SDI と LDI の前面プレート )。

HDM ポートまたは LDM ポートに接続するときは、各ポートに必要最低限の長さのケーブルを使用します。

SDI と LDI の前面プレート

HDM バック カードのポート モードの設定

バック カード上の小型ジャンパ ボードによって、ポートのモードが DTE か DCE かに決定されます。工場で設定されている SDI ポートのモードは、DCE と DTE のどちらかになっています。次の手順では、ポートのモード変更方法を説明します。この 2 つのモードにおいて、バック カード ジャンパ コネクタの列に、ジャンパ ボードが占める位置は、次のようになります。

ポートのモードを DTE に変更するには、次の手順に従って、そのポートのジャンパ ボードの位置を決めます。

IGX ノードの背面で、次の手順で、SDI カードを取り外します。
  • 前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます。
  • カードの引き抜きレバーを操作して、カードを滑らせながら取り出します。
  • SDI 前面プレートから 1 列おいた位置にジャンパ ボードのピンを移動します( SDI カードのモード変更 を参照)。DTE モードの場合、ジャンパ ボードは 2、3、5 および 6 列を使用します。

ポートが DTE モードで DCE に変更する必要がある場合、SDI 前面プレートに一番近い列のレセプタクルにジャンパ ボードのピンを差し込みます( SDI カードのモード変更 を参照)。挿入する列は、1、2、4 および 5 です。

SDI カードのモード変更

HDM および LDM の冗長構成

HDM カードおよび LDM カードでのオプションの冗長構成では、二次フロント カードおよびバック カードのセットと、Y 字型ケーブル接続を、使用しているデータ機器の各ポートに備える必要があります。

LDI ポートのモードの設定

LDI カード上の各ポートでは、アダプタ ケーブルを使用します。 アダプタ ケーブルのリストは、 データ ケーブル接続 を参照してください。このケーブルの機能は次のとおりです。

DTE または DCE アダプタ ケーブルの LDI への接続 に、アダプタ ケーブルを使用してポートを DCE ポートにする方法を示します。カード上の回路は、挿入されたケーブルの特定のピンをチェックすることで、ポートを DTE または DCE に設定します。

DTE または DCE アダプタ ケーブルの LDI への接続

フレームリレー コネクションの確立

ここでは、universal frame module (UFM) または Frame Relay module (FRM) に設定することによって、フレームリレー サービスを設定する方法を説明します。特に、T1、E1、HSSI、V.35 および X.25 のインターフェイスについて詳しく説明します。 フレームリレー コマンドの詳細は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。 UFM-U の UFI バック カードにおける個々の配線の要件については、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』の UFM-U の説明を参照してください。

シグナリング プロトコルでのポートごとの最大コネクション数

フレーム長が最大 4510 バイトのフレームリレー カード セットでは、オプションで cnffrport コマンドで設定したシグナリング プロトコルのタイプによって、物理または論理ポートあたりのコネクション数が決まります。ポートあたりの最大コネクション数は、各プロトコルで次のようになります。

addcon コマンドや cnffrport コマンドでは、ポートあたりの最大数を超えた数のコネクションを追加しようとしても、その追加を阻止しません(たとえば、 cnffrport コマンドを使用して特定の LMI を指定したとき、その LMI にすでに最大数のコネクションがある場合があります)。特定の LMI のコネクション数が超過している場合、その LMI はそのポートでは動作せず、生成されるフル ステータス メッセージは廃棄され、LMI タイムアウトがそのポートで発生します。 ポートの障害が発生し、やがてそのコネクション パスの他のセグメントでビット誤りが発生します。

UFM 上のフレームリレーの設定

UFM カード セットには、チャネル化と非チャネル化バージョンがあります。 チャネル化フロント カードである UFM-4C と UFM-8C は、T1 および E1 インターフェイスで動作します。非チャネル化フロント カードである UFM-U は、V.35、X.21、および HSSI インターフェイスで動作します。

バック カードにある終端は次のとおりです。

Y 字型ケーブル冗長構成を実装する場合、まず UFM 上の Y 字型ケーブル冗長構成 をお読みください。

UFM 上の Y 字型ケーブル冗長構成

フレームリレー ポートの冗長構成は、二次カード セットと適切な Y 字型ケーブルによって実現できます。UFM 用のカード冗長構成キットには、二次 UFM/UFI カード セットと Y 字型ケーブルが含まれます。この Y 字型ケーブルは、2 枚のバック カード上のポートを相互接続するために使用します。 フレームリレー ポートおよびコネクションの設定 (UFM) に、Y 字型ケーブル冗長構成の設定手順を示します。

非チャネル化 UFM のすべてのケーブルの説明と部品番号については、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』の UFM-U の項を参照してください。

単一およびデュアル ポート ケーブル配線での Y 字型ケーブル冗長構成 に、1 つまたは 2 つのポートをサポートする Y 字型ケーブルの配線を示します。単一ポート ケーブルの構成図は、すべてのバック カードに適用できます。デュアル ポート ケーブルは、V.35 または X.21 UFI だけに接続されます。 Y 字型ケーブルは、バック カードに接続します。標準ケーブルは、アクセス装置(CPE)と Y の其部を接続します。

Y 字型ケーブル冗長構成は、UFI-8T1-DB-15 と UFI-8E1-DB-15 などの異なるタイプの回線の間では設定することはできません。 dspyred コマンドの表示では、種類が一致しないものはすべて、反転表示となります。(説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の upln コマンド(または upcln コマンド)と upfrport コマンドを参照してください)

Y 字型ケーブル冗長構成に関するコマンドは、 addyred delyred dspyred 、および ptyred です。 隣り合ったスロットにカードを取り付けたら、 addyred コマンドを使用してカードの冗長性をノードが認識するようにします。 コマンドの説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

単一およびデュアル ポート ケーブル配線での Y 字型ケーブル冗長構成

UFM ケーブル接続

UFI バック カードでの標準ケーブルと Y 字型ケーブルについての詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』の UFM-U に関する項のケーブル接続の説明を参照してください。

カードの準備 のカードの取り付けの説明に従ってカードを取り付け後は、次の手順に従ってください。 次のようにケーブルを接続します。

UFM-U/UFI カード セットでは、ケーブルが DCE または DTE の適切なバージョンであることを確認します。 2 ポート バージョンのケーブルに両方のポートを使用する V.35 および X.21 コネクタでは、ケーブルは DCE か DTE のいずれかです(両方のポートを cnffrport コマンドでDCE か DTE のどちらかに設定する必要があります)。
  1. 各ケーブルをキャビネットの上部または下部の開口部(適切な方)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。必要に応じて、ケーブル マネージャを利用して、ケーブル配線を整理します。
  2. 必要に応じて、オプションの Y 字型ケーブルを追加します。
  3. フロント カードに対応するバック カードのコネクタにケーブルをしっかりと接続します。フロント カードが UFM-4C の場合は、最初の 4 つの回線だけを使用します。UFI-4HSSI カードに Y 字型ケーブル冗長構成を実装する場合は、ポート 1 だけに冗長構成を設定できます。
  4. 各回線のスロット番号を、ハードウェアを設置した後の設定で使用するために記録します。

フレームリレー ポートおよびコネクションの設定 (UFM)

ここでは、フレームリレー ポートの設定と削除の方法、コネクションの追加とバンドリングの方法を示します。 ポートに複数の PVC がある場合、コネクションをバンドルすることができます。バンドリングによってネットワーク メッシュ化が促進されます。 コネクションの追加( addcon )コマンドのパラメータ指定の際に、コネクションのバンドリングを指定することができます。ポート指定の際に、data-link connection identifier (DLCI) を指定せずに Return キーを押すと、バンドリングの情報を入力するように求められます。 詳細は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の「Frame Relay Connections」の章を参照してください。

次の作業を行うには、Cisco WAN Manager ワークステーションか IGX 制御端末を使用します。 コマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

必要に応じて dspcds コマンドを使用して、適切な UFI バック カードと UFM フロント カードがどれかを確認します(他のノードにアクセスする場合は、 vt コマンドを使用します)。 dspcds コマンドでは、フロント カードのファームウェアとバック カードのファームウェアにミスマッチがあれば表示します。
  1. カードが UFM-C の場合、回線アップ( upln )コマンドで各回線をアクティブにします。 回線の範囲は、UFM-4C の場合 1 〜 4 です。UFM-8C の場合は 1 〜 8 です。

UFM-U の場合は、 upln コマンドでアクティブにする必要はありません。

  1. カードが UFM-C の場合、 addfrport コマンドを使用して、論理フレームリレー ポートを個々の物理回線に割り当てます。 UFM-U の場合は、 addfrport コマンド は必要はありません。 オプションとして、UFM-C では回線設定コマンド( cnfln )を、 addfrport コマンドの前後で使用することができます。 cnfln コマンドを使用して、シグナリングを伝送するように DS0 を割り当てる場合、その DS0 に addfrport コマンド を使用して、ユーザ データを伝送するようには設定できなくなるので注意してください。
  2. カードが UFM-U の場合、デフォルト モードの 1 を使用したくない場合に cnfmode コマンドを使用して、別のモードに設定することができます。 cnfmode コマンドを使用する場合は、その前にこのステップの結果を理解しておく必要があります。 UFM-U のモードについては、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』の UFM-U の説明を参照してください。
  3. オプションの Y 字型ケーブル冗長構成では、 addyred コマンドを使用して 2 つのカードを設定します。HSSI カードの Y 字型ケーブル冗長構成では、一次ポートと冗長ポート用に、2 枚のカードのポート 1を使用する必要があります。 UFM-U の Y 字型ケーブル冗長構成については、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』の UFM-U の説明を参照してください。
  4. upfrport コマンドを使用してポートをアクティブにします。
  5. cnffrport コマンドを使用して、ポートのモード(DCE か DTE)、速度、クロック、LMI タイプなどを設定します。設定を行わずに、デフォルト パラメータのままにしておくこともできます。 コネクションをバンドリングする計画の場合、バンドルしたコネクションを追加する前に、 cnffrport コマンドを使用して近端のコネクションで計画した DLCI に Port ID を設定する必要があります。 バンドルしないコネクションでは、PortID の設定はオプションです。 cnfport コマンドはフレームリレーでは、 cnffrport コマンド と同じ機能を果たします。
  6. addcon コマンドを使用してコネクションを追加します。コネクションの追加には、コネクションの両端に対して、スロット番号、論理ポート番号および DLCI を指定することが必要です。 フレームリレーは、オプション製品です。 コネクションを追加しようとしたが、フレームリレーが利用できないというメッセージが表示された場合は、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

addcon コマンドで入力すべきフレームリレーのクラスがわからない場合、使用するフレームリレー クラスの番号を調べます。 dspfrcls コマンドを使用して、各クラスに指定するパラメータを表示させます。 クラスのパラメータを変更するには、 cnffrcls コマンドを使用します。

  1. オプションとして、各コネクションで、 cnffrcon コマンドを使用して帯域幅パラメータを設定したり、ForeSight を有効にすることが(購入している場合)できます。

オプションとして、 cnfchpri コマンドを使用して、チャネルの優先順位を設定できます。通常は、システムのデフォルトの優先順位で問題ありません。

T1/E1 フレーム リレーのコマンド

T1 または E1 インターフェイスに論理ポートを指定するには、 addfrport コマンド を使用します。 addfrport コマンドでは、論理ポート番号が物理回線と 1 以上の範囲の DS0 またはタイムスロットに割り当てられます。 論理ポート番号を使用して、ポートをアクティブにしたり( upfrport コマンド を使用)、コネクションを追加したり( addcon コマンド を使用)、または統計を表示( dspportstats コマンド を使用)します。 たとえば、論理ポート 14.60 2.1-24 を addfrport コマンド で追加した後、 upfrport 14.60 コマンドでこの論理ポートをアクティブにします。 UFM-C の論理ポート番号の最大値は 250 です。 dspfrport コマンドを使用して、論理ポートを表示できます。

フレームリレー ポートの削除

delfrport コマンドを使用して、論理ポートを削除できます。 delfrport コマンドを実行すると、DS0 またはタイムスロットのグループが解除され、その論理ポートのすべての DS0 またはタイムスロットが解放されます。

  • フレームリレー ポートを削除する前に、そのポートのコネクションを delcon コマンド で削除する必要があります。

論理ポートを delfrport コマンド で削除した後は、 dnport コマンド で物理ポートを非アクティブにすることができます。

FRM 上のフレームリレーの設定

FRM では 4 種類のインターフェイスが利用できます。バック カードにある終端は次のとおりです。

フレームリレー インターフェイスのケーブル配線要件は、 FRI V.35 ポートのピン割り当て を参照してください。

カードの準備 のカードの取り付けの一般的な説明に従ってカードを取り付けた後は、次の手順に従ってください。 ケーブルを接続するには、次の手順に従います。

各ケーブルをキャビネットの上部または下部の開口部(適切な方)に通し、装置の背面に沿って引き上げます。
  1. 必要に応じて、ケーブル マネージャを利用して、ケーブル配線を整理します。
  2. ケーブルを、正しいフロント カードと組になっているカード上のコネクタに接続し、固定します。
  3. 各回線のスロット番号を記録しておきます。この番号はシステムの設定に必要です。

V.35 および X.21 のポート モードの選択

各ポートの小型ジャンパ ボードの位置によって、DCE か DTE かが決定されます。

  • キャビネットのドアは、有資格者だけが開けるようにしてください。警告の内容については、本製品に付属している『 Regulatory Compliance and Safety Information 』を参照してください。
  • FRI カードの損傷を防ぐために、静電気防止用リスト ストラップを手首に付け、そのリードをキャビネットに留めてから、IGX カードを取り扱うようにしてください。

バック カード のコネクタの近くの小さなジャンパ カードによって、ポートのモードが決まります。工場で設定されているモードは、DCE と DTE のどちらかになっています。次の手順では、ポートのモード変更方法を説明します。バック カードの列番号とポート モードの間の関係は次のようになります。

  • DCE=1、2、4 および 5(ジャンパ カードは、FRI 前面プレートに最も近い位置)
  • DTE=2、3、5 および 6(ジャンパ カードは、FRI 前面プレートから 1 列おいた位置)
  • V.35 または X.21 インターフェイスのモードを決めるジャンパ カードのインピーダンスは、100 か 200Ω のいずれかです。ポート速度が速く、Y 字型ケーブル冗長構成が指定されている場合には、インピーダンスが重要です。 高速コネクションの Y 字型ケーブル冗長構成では、200Ω ジャンパ カードを使用します。Y 字型ケーブル冗長構成ではない場合やポート速度が遅い場合は、100Ω ジャンパ カードで十分です。
  • 各ポートのモードは慎重に選択してください。ポート モードの変更を、そのカードの他のポートがトラフィックを伝送しているときに行うと、トラフィック伝送ポートのサービスを妨害することになります。

インターフェイスのモードを変更するには、次の手順に従って、そのポートのジャンパ ボードの位置を変えます。

FRI がすでにノードに実装されている場合
  • スロット番号を記録します。
  • 前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます。
  • カードの引き抜きレバーを操作して、カードを滑らせながら取り出します。
  • DTE に変更するには、FRI 前面プレートから 1 列おいた位置にジャンパ ボードのピンを移動させます。( FRI のポートモード (DTE/DCE) の設定 を参照)DTE モードの場合、ジャンパ ボードは 2、3、5 および 6 列を使用します。

DCE に変更するには、FRI 前面プレートに一番近い列のレセプタクルにジャンパ ボードのピンを差し込みます。( FRI のポートモード (DTE/DCE) の設定 を参照)DCE モード用の列は、1、2、4 および 5 です。

  1. FRI カードを挿入し、ゆっくりと滑らせながらスロットの奥まで入れます。
  2. FRIカードは、スロットに楽に滑り込むはずです。引っ掛かるときは、よく調べてください。無理に押し込まないでください。
  1. 取り付けネジを差し込んで締めます。
FRI のポート モード (DTE/DCE) の設定

フレームリレー カードの冗長構成

オプションのフレームリレー ポートの冗長構成は、二次 FRM/FRI カード セットと適切なポートの Y 字型ケーブル接続によって実現できます。 FRM 上のフレームリレーの設定 に、Y 字型ケーブル冗長構成の設定手順を示します。 カード冗長構成キットには、二次 FRM/FRI カード セット、2 つのバック カード上のポートを相互接続する Y 字型ケーブル、およびバック カードが FRI-V.35 または FRI-X.21 のいずれかの場合の 4 つの 200Ω DCE または DTE ジャンパ カードがあります(DCE ポートか DTE ポートかの選択は、V.35 インターフェイスまたは X.21 インターフェイスだけで行います)。キットの FRM のファームウェアのバージョンが設置するファームウェアのバージョンと等しいことを確認します。 モデル D ファームウェアは、V.35 インターフェイスと X.21 インターフェイスをサポートしています。モデル E ファームウェアは、T1 インターフェイスと E1 インターフェイスをサポートしています。

V.35 インターフェイスまたは X.21 インターフェイスで冗長構成カード セットを取り付けるときには、既存の FRI 上で、各ポートに DCE モードまたは DTE モードを指定しているドータ カードを変更する必要があります。 Y 字型ケーブル キットにある高い方のインピーダンス(200Ω)バージョンのカードを取り付けます。

Y 字型ケーブル冗長構成は、FRI T1 と FRI V.35 などの異なるタイプのバック カードの間では設定することはできません。 dspyred コマンドの表示では、種類が一致しないものはすべて、反転表示となります(『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の upcln コマンドおよび upfrport コマンドの説明を参照してください)。

ハードウェアを設置したら、 addyred コマンドを使用してカードの冗長性をノードが認識するようにします。 コマンド addyred delyred dspyred 、および ptyred の詳細は『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

フレームリレー ポートおよびコネクションの設定 (FRM)

ここでは、フレームリレー ポートの設定と削除の方法、コネクションの追加とバンドリングの方法を示します。手順で示すように、コマンドの中には、チャネル化コネクション(T1、E1 または J1)には適用されるが、非チャネル化コネクション(V.35 または X.21)には適用されないコマンドがあります。 コマンドは、Cisco WAN Manager ワークステーションか IGX 制御端末で実行します。 これらのコマンドのパラメータと詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

ポートに複数の PVC がある場合、コネクションを バンドル することができます。バンドリングによってネットワーク メッシュ化が促進されます。 コネクションの追加( addcon )コマンドのパラメータ指定の際に、コネクションのバンドリングを指定することができます。ポート指定の際に、DLCI を指定せずに Return キーを押すと、バンドリングの情報を入力するように求められます。

回線をまだアクティブにしていない場合は、該当する回線を upln コマンドでアクティブにします。
  1. dspcds コマンドを使用して、適切な UFI バック カードと UFM フロント カードがどれかを確認します(他のノードにアクセスする場合は、 vt コマンドを使用します)。 dspcds コマンドでは、各カードのスロット番号と、フロント カードのファームウェアとバック カードのファームウェアのミスマッチがあれば表示します。 FRM または UFM それぞれのスロット番号を、後のコマンドで使用するためにメモします。
  2. V.35 および X.21 インターフェイスでは、 dspfrport コマンドを使用して対応するポートのモード(DCE または DTE)をチェックします(T1 および E1 回線ではモードは使用しません)。FRI-X.25 バック カードまたは FRI-V.35 バック カードでは、各コネクタのすぐ側のジャンパ ボードによってポートのモードが決定されます。詳細については、 V.35 および X.21 のポート モードの選択 を参照してください。
  3. V.35 または X.21 インターフェイスのモードを決めるジャンパ カードのインピーダンスは、100 か 200Ω のいずれかです。ポート速度が速く、Y 字型ケーブル冗長構成が指定されている場合には、インピーダンスが重要です。 高速コネクションの Y 字型ケーブル冗長構成では、200Ω ジャンパ カードを使用します。Y 字型ケーブル冗長構成ではない場合やポート速度が遅い場合は、100Ω ジャンパ カードで十分です。
  1. オプションの Y 字型ケーブル冗長構成では、 addyred コマンド を使用して冗長用に 2 つのスロットを設定します。

V.35 インターフェイスおよび X.21 インターフェイスでは、次の 3 つのステップは飛ばします。

  1. T1、E1、および J1 インターフェイスでは、 upln コマンドを使用して回線を起動します。
  2. T1、E1、および J1 インターフェイスでは、 cnfln コマンドを使用して回線を設定します。
  3. T1、E1、および J1 インターフェイスでは、 addport コマンドを使用して 論理 フレームリレー ポートを追加します。
  4. すべてのインターフェイス タイプで upport コマンドを使用してポートをアクティブにします。
  5. cnffrport コマンドを使用して、ポートの速度、クロック、LMI タイプなどを設定します。設定を行わずに、デフォルト パラメータのままにしておくこともできます。

コネクションをバンドリングする計画の場合、 cnffrport コマンドを使用してコネクションの近端側で計画した DLCI に Port ID を設定する必要があります。 バンドルしないコネクションでは、PortID の設定はオプションです。

  1. ポートにコネクションを追加する際は、フレームリレー クラスの番号を指定します。 dspfrcls コマンドを使用して、各クラスに指定するパラメータを表示させます。 クラスのパラメータを変更するには、 cnffrcls コマンド を使用します。
  2. addcon コマンドを使用してコネクションをポートに追加します。コネクションの両端に対して、スロット番号を入力し、DLCI を指定します。
  3. 各コネクションで、 cnffrcon コマンド を使用して、帯域幅パラメータを設定したり、ForeSight を有効にすることが(購入している場合)できます。
  4. オプションとして、 cnfchpri コマンドを使用して、チャネルの優先順位を設定できます。通常は、システムのデフォルトの優先順位で問題ありません。

T1/E1 フレーム リレーのコマンド

T1 または E1 インターフェイスに論理ポートを指定するには、 addfrport を使用します。 addfrport コマンドでは、論理ポート番号が 1 つ以上の DS0 またはタイムスロットのグループに割り当てられます。 スロット番号と、ローカル論理ポートでのユーザ指定の DS0 内での最も小さい番号または論理ポート番号のタイムスロット グループです。 論理ポート番号を使用してポートをアクティブにしたり( upfrport コマンド を使用)、コネクションを追加したり( addcon コマンド を使用)、または統計を表示( dspportstats コマンド を使用)します。 たとえば、論理ポート 14.1 -6(6 DS0 またはタイムスロット)を addfrport コマンド で追加した後、 upfrport 14.1 コマンドでこの論理ポートをアクティブにします。 dspfrport コマンドを使用して論理ポートを表示できます。

フレームリレー ポートの削除

delfrport コマンドを実行すると、DS0 またはタイムスロットのグループが解除され、その論理ポートのすべての DS0 とタイムスロットが解放されます。次の手順に従って、論理ポートを削除します。

delcon コマンド を使用してポートのすべてのコネクションを削除します。
  1. delfrport コマンドを使用して論理ポートを削除します。
  2. dnfrport コマンド を使用して論理 ポートを非アクティブにします。
  3. dnln コマンド を使用して物理ポートを非アクティブにします。

アラーム リレー出力の接続

alarm relay module(ARM ; アラーム リレー モジュール)カード セットを取り付けるには、次の手順に従います。

IGX ノードの背面で、ARI カード を取り付けるスロットを特定します。
  1. ARM カードを前面スロットに取り付け、カードの引き抜きレバーを使用してカードを固定します。
  2. ARI カードを対応する背面スロットに取り付けます。 取り出し用ハンドルを使用してカードをしっかりと固定し手で非脱落型ネジを締めます。
  3. ARM カードの FAIL LED が点灯していないことを確認します。 ACTIVE LED も点灯していません。
  4. 適切な数のペアの 22 または 24 ゲージ ケーブルを一方の側のオス型 DB-37 コネクタに接続します。通常は、12 対のケーブルで十分です。 このケーブルを ARI の DB-37 コネクタに接続し、非脱落型ネジを締めます。

システムに電源を入れる準備ができたら IGX の初回起動 を参照してください。

ARM カード セットの設定

次に示す手順では、ハードウェアの設置が完了した後に、ARM カード セットをセットアップする方法を示します。このセットアップは、IGX 制御端末または Cisco WAN Manager ワークステーションから行います。 使用するコマンドの詳しい説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

dspcds コマンドを使用してノードに適切な ARM フロント カードと ARI バック カードが取り付けられていることを確認します。 このコマンドでは、どのカードがどのスロットに取り付けられているかが表示されます。
  1. 制御端末または Cisco WAN Manager NMS ワークステーションからノードにログインし、 addalmslot コマンドに ARM カードが取り付けられているスロット番号を指定して実行します。 これにより、カードからのアラーム レポートがアクティブになります。
  2. ARM カードの ACTIVE LED が点灯していることを確認します。
  3. アラーム出力の動作を調べるには、アラームを発生させ、その結果生じるアラーム出力を記録する必要があります。 このテストはネットワークに接続されていないノードでは簡単ですが、運用状態にあるネットワークのノードでは困難です。 運用中のネットワークでメジャー アラームを発生させるのに最も適切な時間は、トラフィックが少ない時間帯です。 アラームを発生させる場合は、ステップ 5 に進みます。発生させない場合は、ここで終了します。
  4. トランク ケーブルをバック カードのコネクタから切り離して、アラームを発生させます。
  5. ARM カードの前面プレートの MAJOR LED が点灯することを確認します。
  6. voltage/ohm meter(VOM ;電圧/抵抗測定器)を使用して、ARI カードの DB-37 コネクタのピン 16 と 17 の間と、35 と 36 の間が導通していることを確認します。
  7. ステップ 5 で切り離したケーブルを接続します。
  8. VOM を使用して、ピン 16 とピン 17 の間、およびピン 35 とピン 36 の間が開いており、MAJOR LED が点灯していないことを確認します。

アラーム出力は、ARI カードの DB37 コネクタに接続されます。コネクタ ピン割り当てとアラーム信号名を ARI アラーム コネクタのピン配置 に示します。詳細については、 外部アラーム ケーブル接続 を参照してください。

ARI アラーム コネクタのピン配置

ピン番号

アラーム種別

アラーム名

説明

1

両方

CHASSIS

保護接地

3

ネットワーク

NWMAJA

メジャー : 通常、接点は開いている

22

ネットワーク

メジャー : 通常、接点は閉じている

4

ネットワーク

NWMAJC

メジャー : 共通の接点

10

ノード

MNVISA

マイナー可視 : 通常、接点は開いている

11

ノード

マイナー可視 : 通常、接点は閉じている

12

ノード

MNVISC

マイナー可視 : 共通接点

16

ノード

MJAUDC

メジャー可聴 : 共通接点

17

ノード

MJAUDA

メジャー可聴 : 通常、接点は開いている

23

ネットワーク

NWMINA

マイナー : 通常、接点は開いている

24

ネットワーク

マイナー : 通常、接点は閉じている

25

ネットワーク

NWMINC

マイナー : 共通の接点

29

ノード

NWAUDA

マイナー可聴 : 通常、接点は開いている

30

ノード

マイナー可聴 : 通常、接点は閉じている

31

ノード

NWAUDC

マイナー可聴 : 共通接点

35

ノード

MJVISC

メジャー可視 : 共通接点

36

ノード

MJVISA

メジャー可視 : 通常、接点は開いている

割り当てられていないコネクタ ピン に、割り当てられていないコネクタ ピンを示します。

割り当てられていない コネクタ ピン

ピン番号

アラーム種別

説明

7

リレー 2

共通接点

8

リレー 2

通常、接点は閉じている

9

リレー 2

通常、接点は開いている

26

リレー 4

共通接点

27

リレー 4

通常、接点は閉じている

28

リレー 4

通常、接点は開いている

外部クロック ソースとの接続

SCM の前面プレートの Ext Clock というラベルの付いた DB-15 コネクタは、高安定性クロック(プライマリとセカンダリ)のための 2 つの外部ソースを接続します。このクロック入力周波数は、1.544 または 2.048MHz です。 さらに、トランクまたはサーキット回線のいずれかの入力をそのノードのタイミング ソースとして機能させることができます。クロック ソースを選択しない場合は、IGX の内部クロックがクロック ソースとなります。

クロック入力としては、2 つの独立した入力があります。 プライマリ クロック ソースは A、セカンダリ クロック ソースは B です。 これらの 1 つまたは両方は、1.544 または 2.048MBps です。 コネクタのピン配置については、 外部クロック入力ケーブル接続 を参照してください。

周辺装置の取り付け

ネットワークには少なくとも 1 つの制御端末(統計を収集する場合は Cisco WAN Manager ワークステーション)が、システムの状態を表示するネットワーク プリンタとともに接続されている必要があります。ネットワーク プリンタは、システムの状態を印刷するのに使用します。 これらのポートは、制御端末、LAN AUI、および AUX ポートです。

弊社販売代理店の技術サポート担当がリモート トラブルシューティングを行うには、モデムをネットワークに接続する必要があります。これは、シスコのサービス プランで必要です。次に、周辺機器を IGX ノードに接続する手順を説明します。 IGX ノードに接続する前にその装置の準備が整っているか、必ずその装置のマニュアルを参照してください。

単一ネットワーク管理ステーションの接続

ネットワーク管理を使用する場合、Cisco WAN スイッチング ネットワークで、リリース 7.2 以降のソフトウェアが動作するノードが、少なくとも 1 つ Cisco WAN Manager ワークステーションと接続されている必要があります。このワークステーションは SCM 上の AUI イーサネット LAN ポートに接続します。

Cisco WAN Manager ワークステーションを使用して、ネットワーク上のすべてのノードを設定し保守することができます。 Cisco WAN Manager ワークステーションの使用方法については、『 Cisco StrataView Plus Operations Guide 』を参照してください。

1 台の NMS ステーションだけが接続されていて、ネットワークが比較的小さい場合、シリアル EIA/TIA232 ポート(制御端末ポート)を使用することができます。

ネットワーク管理制御 に、IGX 8410 ノードがサポートする制御端末と設定のリストがあります。 IGX 8410 スイッチの一般的仕様 に、IGX 8410 制御端末ポートのピン割り当てがあります。

制御端末を SCM に接続するには、次の手順に従います( 制御端末の接続 を参照)。

キャビネットの背面から、制御端末の EIA/TIA-232/V.24 のケーブルを、下部の開口部に通し、背面スロット 1 の SCM カードまで引き上げます。
  1. SCM 上で制御端末のコネクタを探し、制御端末 EIA/TIA-232/V.24 ケーブルをそのコネクタに接続します。
制御端末の 接続
  1. EIA/TIA-232 コネクタのネジを締めて、ケーブルを制御端末のコネクタにしっかりと接続します。
  2. 制御端末の電源コードを、壁にある適当なコンセントに差し込みます。
  3. cnftermfunc コマンドを使って、ポートの機能を VT100 (#5) に設定します。
  4. 補助ポートと端末が同じボー レートに設定されていることを確認し、 cnfterm コマンドでその他の通信パラメータをチェックします。
  5. ノードに電源を入れると、まずブート モードになります。そのノードの制御端末は、デフォルトの速度 9600bps で通信を行います。 ノードの制御ポートに設定されていた速度が 19,200 bps であった場合、制御ポート(ブート モードで)が一時的に 9,600 bps で動作しているため、最初のメッセージは読めなくなります。 オンラインへの移行が始まると、通信速度が一致し、画面の表示が読めるようになります。

ネットワーク管理ステーションへの LAN 接続

大規模なネットワークの場合、または大量のネットワーク統計が必要な場合は、イーサネット ポート(LAN ポート)を使用する必要があります。 大規模なネットワークでは、ノードと Cisco WAN Manager ワークステーションの間で統計データのトラフィック量も増加します。このため、高速イーサネット ポートが適切です。 SCM への LAN 接続 にこのコネクションを示します。 インターネット接続を介してノードにアクセスする場合、 cnflan コマンドを使用して IP アドレス、IP サブネット マスク、Transmission Control Protocol (TCP) サービス ポート、およびゲートウェイ IP アドレスを入力する必要があります。

SCM への LAN 接続

LAN ポートの設定

システム管理者に、ワークステーションと IGX ノードの IP アドレスを問い合わせます。
  1. 通常、システム管理者は、network information server(NIS ; ネットワーク情報サーバ)データベースをアップデートします(NIS を使っている場合)。そして、NIS データベースにワークステーションとノードの IP アドレスを追加します。
  2. ここに示すアドレスは、例として示すものです。 システム管理者から入手したアドレスを使用します(この例では、「hedgehog」というワークステーションで、アドレスは 192.187.207.200 です。 また、「sanfran」という IGX ノードの LAN ポートは、IP アドレス 192.187.210.30 が割り当てられ、ホスト名は「sanfran」です)。

192.187.207.200 hedgehog

192.187.210.30 sanfran

  • NIS が使用されている場合は(たとえば、企業ネットワーク)、システム管理者に問い合わせてください。
  • すべての IGX ポートで LAN ポートに 5120 を入力します。
  1. IGX ノード上の LAN ポートを、ダム端末で、またはワークステーションを介した EIA/TIA-232 接続を使用して( vt コマンドを使用して)設定し、適切な cnflan パラメータを指定します。

cnflan コマンドでは、ノードの通信パラメータを、ノードが TCP/IP プロトコルを使ってイーサネット LAN を介して Cisco WAN Manager 端末と通信できるように設定します。このパラメータには、Cisco WAN Manager ワークステーションを IGX ノードに接続するのに使われるイーサネット TCP/IP ネットワークに関するアドレス情報が含まれます。使用される値はネットワークに適合したものである必要があり、イーサネット ネットワーク管理者から提供されるものでなければなりません。

cnflan コマンドには次のパラメータがあります。

  • IPAddr : TCP/IP プロトコルのインターネット プロトコル(IP)アドレス
  • IPSubnetMask : 32 ビットのマスク。クラス C LAN ネットワークのデフォルトは 255.255.255.0 です。
  • TCPServicePort : ワークステーションの /etc/service ファイルに記述する IGX LAN ポート番号。この値は、すべての IGX ノードで 5120 です。
  • GatewayIPAddr : インターネット ゲートウェイ アドレス。このゲートウェイは、IGX ノードとワークステーションが異なるネットワーク上にある場合に、トラフィックが経路として通過するゲートウェイです。同じネットワーク上にあれば、ゲートウェイは使用されません。 ここでは、デフォルト「none」が表示されています。 ゲートウェイ IP を入力し、後に削除したい場合、プロンプトで 192.0.0.0 と入力すると「none」が再び表示されます。

cnflan コマンドの結果の画面は次のようになります。

D2.cb1 LAN superuser IGX 8410 9.3 Feb. 27 2000 14:23 PST

Active IP Address: 192.187.207.21

IP Subnet Mask: 255.255.255.0

TCP Service Port: 5130

Default Gateway IP Address: 192.187.207.1

Maximum LAN Transmit Unit: 1500

Ethernet Address: 00.55.43.00.04.55

Control Socket - Ready

Base Socket Descriptor - 1

Socket Closed

Last Command: cnflan

Next Command:

ワークステーションのアクティブな IP アドレスは、ノードの IP アドレスとして 192.187.207.21 が選択されたときに入力されています。IP サブネット マスクには、クラス C LAN ネットワーク用として 255.255.255.0 が入力されています。 TCP サービス ポートには 5120 が入力されています。この例では、ワークステーションとノードが異なるネットワークにあるため、ゲートウェイ アドレス 192.187.207.1 が入力されています。ワークステーションとノードが同じネットワーク上にあれば、ゲートウェイ アドレスは不要です。 「Maximum LAN Transmit Unit」と「Ethernet Address」パラメータは、 cnflan コマンドでは設定できません。 イーサネット アドレスは、NPM カードごとに一意のハードウェア アドレスです(NPM カードに書き込まれています)。

  1. Cisco WAN Manager ワークステーションと IGX ノードを LAN ネットワークに接続します。 IGX ノードへのルータを介した SV+ LAN 通信 IGX ノードへの SV+ LAN 通信(ゲートウェイなし) に例を示します。 IGX ノードの LAN ポートには Y 字型ケーブルに接続できる DB-15 コネクタがあり、Y 字型ケーブルは AUI に接続します。この接続を、 IGX ノードへの SV+ LAN 通信(ゲートウェイなし) に示します。
  2. IGX LAN ポートの LAN 接続を確認するために、config.sv ファイルに記述されているサンプルのホスト名「sanfran」を使用し、Cisco WAN Manager ワークステーションから、次のように入力します。

ping sanfran

ワークステーションと IGX ノードのインターフェイスを設定すると、Cisco WAN Manager を起動できます。 Cisco WAN Manager が起動され、通信ソケットがアクティブになると、 dsplan コマンドでは、次のような画面が表示されます。

D2.cb1 LAN cisco IGX 8410 9.3 Feb. 27 2000 14:27 PST

Active IP Address: 192.187.207.21

IP Subnet Mask: 255.255.255.0

TCP Service Port: 5130

Default Gateway IP Address: 192.187.207.1

Maximum LAN Transmit Unit: 1500

Ethernet Address: 00.55.43.00.04.55

Control Socket - Ready

Base Socket Descriptor - 1

Open Socket Descriptor - 2

Last Command: dsplan

Next Command:

  • 「Socket」はプロセス間接続の BSD UNIX 名で、通常、ネットワーク通信に使用されます。
  • Cisco WAN Manager ワークステーションの電源を入れる前に、『 Cisco WAN Manager Operations 』を参照してください。
IGX ノードへのルータを介した SV+ LAN 通信
IGX ノードへの SV+ LAN 通信(ゲートウェイなし)
  1. 制御端末(または Cisco WAN Managerワークステーション)の電源を入れます。 端末の設定を、必要に応じて IGX ノードの制御端末ポートのデフォルト設定に合うように調整します。 ワークステーションの設定と操作については、『 Cisco WAN Manager Operations 』を参照してください。

ネットワーク管理ステーションの複数ネットワークへの接続

ネットワーク管理ステーションに複数のシリアル ポートがある場合、それぞれのポートを異なるネットワークに接続することができます。ワークステーションのシリアル ポートの数が管理対象ネットワークの数より少ないときは、別々のネットワークに対して通信リンクを張るためには、ターミナル サーバを用意する必要があります。 これについては、『 Cisco WAN Manager Installation 』で説明しています。

プリンタの接続

ネットワークでは、少なくとも 1 つのノードで、プリンタを接続しておく必要があります。プリンタは SCM 上の AUX ポートに接続します。

プリンタを使用して、ネットワーク運用に関する情報を印刷します。定期的にメンテナンス情報を印刷し、必要があれば、診断情報を印刷するように設定することができます。 この目的でのプリンタの使用については、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

次の手順に従って、プリンタを IGX ノードに接続します。

プリンタの EIA/TIA-232/V.24 ケーブルのピン配置を確認し、必要に応じて、IGX ノードに接続するプリンタの機種用に記載されている設定に DIP スイッチを調整します。 EIA/TIA-232/V.24 ケーブルのピン配置と DIP スイッチの設定については、 システム仕様 を参照してください。
  1. キャビネットの背後で、プリンタ EIA/TIA-232/V.24 ケーブルを下部の開口部に通し、背面スロット 1 にある SCM カードまで引き上げます。
  2. SCM 上で AUX ポート コネクタを探し、プリンタ EIA/TIA-232/V.24 ケーブルを接続します。 ネットワーク プリンタの接続 を参照してください。
ネットワーク プリンタの接続
  1. EIA/TIA-232/V.24 コネクタのネジを締めて、ケーブル コネクタを AUX ポート コネクタにしっかりと接続します。
  2. プリンタの電源コードを、壁の適当なコンセントに差し込みます。

モデムの接続

IGX ノードに 2 つのモデムを接続し、リモート トラブルシューティング用とリモート アラーム ロギング用に使用することができます( IGX ノードへのモデムの接続 を参照)。 SCM とモデム間の各コネクションでは、特別なケーブルと設定手順が必要です。

モデムによって、Cisco TAC のオフィス (TAC から IGX へのモデム) から SCM の制御端末ポートへのリモート トラブルシューティングができるようになります。 通常、モデムはウォール ジャックに接続し、直接ダイヤル回線を使用します。 シスコの TAC への問い合わせについては、 テクニカル サポートに関する問い合せ を参照してください。

リモート アラーム ログを提供するモデム(IGX から TAC へのモデム)は、SCM の AUX ポートを接続します。 このモデムは、標準の電話回線のウォール ジャックに接続します。

IGX ノードへの モデムの接続

電源装置モニタの接続

power supply monitor (PSM) は、AC 電源アラームを信号出力するコネクタです。シスコでは、PSM コネクタに接続する機器は提供しませんので、ユーザ側で機器を調達する必要があります。 PSM 出力の詳細は、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。

電源装置モニタのコネクタの使用

電源装置モニタは、次に示すピン配置の RJ-45 コネクタです。

  • Pin 1 = Digital Ground
  • Pin 2 = AACFAIL*_OUT
  • Pin 3 = BACFAIL*_OUT

各 AC 電源は、オープン コレクタ出力によって、それ自身に障害が発生したときに供給量を低くします。 SCM のステータス シグナルの非アクティブ状態はハイに設定します。 シグナルが ALS244 ドライバに入ると、RJ-45 コネクタおよび、制御カードと状態をやり取りする回路に、出力は直接つながります。PSM コネクタを使用するには、ピン 2 または 3 に 0 TTL ロジック レベルが存在するときに障害に応答するデバイスが必要です。

IGX の初回起動

ここでは、ハードウェアを設置して電源投入の準備が整ったときに行うべき、点検手順を説明します。 IGX 設定の要約 に、システムを起動する手順とコマンドの要約を示します。

IGX ノードを使用する前に、次の手順を行っていることを確認してください。

IGX ノードが AC 電源を使用する場合、正しい AC コンセントに接続されているか確認します。 DC 電源ユニットの場合、適切な専用の DC 電源に接続されているか確認します。
  1. SCM 上のスイッチ W6 について、正しいスイッチ ステータスになっているかどうかを、記録と照合してチェックします。 カードの準備 に示した推奨事項を参照してください。 スイッチの位置を確認していない場合、今確認します。W6 は、SCM のコンポーネント U7P の上にあります。 システムが IGX 8430 ノードであることを示す場合は、ジャンパを外します。 システムが IGX 8420 ノードであることを示す場合は、ジャンパをそのままにします。 システムが IGX 8410 ノードである場合は、シスコの担当者がそのノード タイプにすでに設定しています。
  2. ノードを構成するカードすべてを正しいスロットに差し込み、しっかりはめ、ネジで固定します。
  3. T1 ケーブルは、正しい BC-T1 カード、BC-UVI-2T1EC カード、または UFI-8T1 カードに接続します。
  4. E1 ケーブルは、正しい BC-E1 カード、BC-UVI-2E1EC カード、または UFI-8E1 カードに接続します。
  5. フラクショナル E1 またはフラクショナル T1 コネクションは、IGX ノードがフラクショナル E1 またはフラクショナル T1 サービスを提供している場合に、BC-E1 カードまたは BC-T1 カードのコネクタに接続します。
  6. サブレート コネクションは、IGX ノードがサブレート E1 またはサブレート T1 サービスを提供している場合に、BC-SR カードに接続します。
  7. E3 ケーブルは適切な BC-UAI-1E3 カードに接続します。
  8. T3 ケーブルは適切な BC-UAI-1T3 カードに接続します。
  9. データ コネクションは、適切な SDI/LDI カードに接続します。
  10. 制御端末は、背面スロット 1 の SCM の制御端末ポートに接続します。また、Cisco WAN Manager ワークステーションは AUI ポートに接続し、電源コードを適切な AC コンセントに接続します。
  11. PE-BC の FAN 2 コネクタが未使用の場合、制御端末ケーブルを FAN2 に接続しないように気を付けてください。
  1. 指定されている場合、プリンタを背面スロット 1 にある SCM 上の AUX ポートに接続し、電源コードを適切な AC コンセントに接続します。
  2. 指定されている場合、1 つ以上のモデムを、背面スロット 1 にある SCM の制御端末ポート、または AUX ポート(使用できる場合)に接続し、電源コードをすべて、適切な AC コンセントに差し込みます。
  3. 装置の背面で、回路ブレーカーを ON にします。DC 電源を使用しているシステムでは、ケーブル ガードを取り付けます(AC 電源では、すでにケーブル ガードが取り付けられているはずです)。 DC 電源のシステムは、最初に電源を入れた後、PEM を使ってもまたは屋内の回路ブレーカーを使っても、電源のオン/オフの切り替えを行うことができます。 屋内の DC 回路ブレーカーは、すべてのケーブルに明確にマークがついている場合、屋内の専用回路ブレーカーがヒューズだけの状態でなくスイッチの構造になっている場合で、しかも屋内の回路ブレーカーの制御電源を使った方が、ケーブル ガードを取り外すよりも有利な場合だけ使用します。
  4. IGX ノードの電源を投入した後は、カードが自己診断テストを行うのを見守ります。
  5. スタンバイ NPM の赤い FAIL LED が自己診断テストと設定の更新が終了するまで点滅します。他の NPM は直ちにアクティブになりますが、こちらも自己診断テストと設定の更新を行います。このプロセスには数分かかります。
  6. 残りのカードは、FAIL LED が数秒点灯し、アクティブまたはスタンバイ状態になります。
  7. AC および DC Okay LED が直ちに点灯します。
  8. アラームがあれば表示されます。 トランクが物理的に接続されていない場合、アラームが発生します。このトランクが停止されると、アラームは消えます。
  9. IGX ノードに物理的に接続されている T1 または E1 回線にアラームが存在する場合は、しっかりと接続されているか確認します。 それでもアラームが消えない場合は、T1 または E1 自身に問題がある可能性があります。

NPM 起動時の診断テスト

IGX ソフトウェアには、システムのハードウェアの電源投入時に実行される一連の診断テストがあります。 NPM は起動時の診断で、合格または失敗します。 テスト結果の合否は、制御端末に表示されます。 合格した場合の結果の画面は次のようになります。

**************************************************************************************

Release 7 Boot power up diagnostics starting.

68000 Internal Registers test passed.

68000 clock test passed.

Static RAM test passed.

TDM memory test passed.

Fast RAM test passed.

BRAM test passed.

Dynamic RAM test from Hex Address 400000 to Hex Address 9FFFFF

Release 7 Power up diagnostics complete.

**************************************************************************************

失敗した場合の結果の画面は次のようになります。

**************************************************************************************

Release 7 Boot power up diagnostics starting.

68000 Internal Registers test passed.

68000 clock test passed.

Static RAM test passed.

TDM memory test passed.

Fast RAM test passed.

BRAM test failed.

Remove and reinsert this NPM to see if it fails again.

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NPM が起動時の診断テストに合格しなければ、ブート プロセスは完了しません。診断テストで不合格の場合には、次の手順を実行します。

不合格の NPM をスロットから取り出します。
  1. 取り出した NPM を同じスロットに再度差し込みます。
  2. 起動時診断テストの実行が終わるのを待ちます。
  3. その NPM が再度、起動時診断テストで不合格になった場合、良品と分かっている NPM と交換します。 カードの交換手順については、 IGX のトラブルシューティング を参照してください。

カードの自己診断テスト

IGX ソフトウェアには、カードの性能を定期的にテストする内部診断ルーチンがあります。この診断はバックグラウンドで自動的に実行され、通常のトラフィックを妨害することはありません。 テスト中に障害が発生すると、赤い FAIL LED が点灯します。 端末の状態を dspcd コマンド で表示することができます。

カード障害の報告は、消去しない限り残っています。 CLI で、 resetcd コマンド を使用してカードの障害をクリアします。リセットには、2 種類あります。障害リセットは、テストで検出された障害のイベント ログを消去します。運用が妨害されることはありません。 ハードウェア リセットでは、カードのファームウェアがリセットされ、ファームウェアはリブートされ(カードは瞬間的に使用不可になる)、冗長カードが存在する場合は、スタンバイ カードへの切り替えが起こります。

ステータス ランプの検査

システム ユニット カードのステータス ランプをチェックします。 電源投入後のコンポーネントの状態 に NTM カードと CVM カードが n +1 冗長構成の場合の正常な状態のステータスを示します。

電源投入後の コンポーネントの状態

カード

アクティブ ステータス

スタンバイ ステータス 1

アラーム

NPM

1

1

CVM

UVM

NTM

すべて

BC-T1/E1

すべて

BC-SR(サブレート)

すべて

HDM/LDM

すべて

SDI/LDI

すべて

FRM

すべて

UFM

すべて

SCM

1

0

ARM

1

電源装置

すべて

  • いずれかのカードの FAIL ランプが安定して点灯している場合、またはそのタイプでアクティブなカードがあるべきなのに ACTIVE なカードがない場合、カードの EEPROM をチェックし、しっかりと接続されているか確かめます(IC を押してみて接続状態を確かめます)。
  • 電源の AC okay LED または DC okay LED が点灯していない場合、電源を一度取り外してから再度取り付けてみます。 それでも、LED が点灯しない場合は、 IGX のトラブルシューティング を参照してください。

電源装置のチェック(ACシステム)

電源装置の電圧が正しいかどうかを確認する手段として、各電源装置に DC Okay LED および AC Okay LED があります。この中に点灯していない LED がある場合は、その電源装置に関して問題があることになります。電源装置はフィールドでは調整できません。電源装置の電圧が許容範囲外になっている場合は、許容範囲内にある電源装置に交換します。

IGX 設定の要約

ここでは、ネットワークを設定する手順の概説と、使用するコマンド名を示します。 ここでは、概要を述べるに留まります。 これらのコマンドの詳細については、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』または『 Cisco WAN Switching SuperUser Command Reference 』を参照してください。

IGX ノードを、制御端末で入力したコマンドや、Cisco WAN Manager の network management system(NMS ;ネットワーク管理システム)が利用可能な場合、そこから入力したコマンドで設定できます。一部の機能は有料のオプションで、弊社の技術サポート担当者が事前に使用できるようにしないと対応するコネクションを追加できないということをご承知おきください。 有料のオプションにはフレームリレーや ForeSight 付き ABR があります。

IGX を設定する際は、ローカル制御ポートから(EIA/TIA-232 または イーサネット TCP/IP リンクを介して)、または Cisco WAN Manager NMS の制御端末画面から制御端末にアクセスできます。 リモートの制御端末からは、ノードに名前が設定され( cnfname コマンドを使用して設定)ネットワークへのトランクが少なくとも 1 つある場合、仮想端末 (vt) コマンドを使ってアクセスすることができます。

IGX ノードを設定するための基本タスクは、次のとおりです。

階層化ネットワークでのインターワーキング コネクション

階層化ネットワークで フレームリレーから ATM へのインターワーキング コネクションを確立するには、次の 2 つのアプローチがあります。最も簡単なアプローチは、Cisco WAN Manager で Connection Manager を使用する方法です。 Cisco MGX 8220 エッジ コンセントレータ上の Frame Relay service module (FRSM) へのコネクションを指定すると、Cisco WAN Manager はノードに適切なエンドツーエンドのコネクション タイプを確立するように指示します。 このコネクション タイプは、atfr(ATM-to-Frame Relay インターワーキング)または atfst(ForeSight 付きの ATM-to-Frame Relay インターワーキング)です。 他のアプローチは、IGX ノードまたは他のルーティング ノードでコマンド行インターフェイスで、 addcon コマンドと関連コマンド( cnfcon など)を使用して、2 つのルーティング ノード間のコネクションを確立する方法です。 ネットワーク インターワーキング コネクションでは、個々のコネクションのセグメントを指定する必要があります(Cisco MGX 8220 上の FRSM と BPX ノードとの間にコネクションを確立するには、Cisco MGX 8220 上で addchan コマンドを実行する必要があります)。

IGX スイッチをインターフェイス シェルフとして設定

インターフェイス シェルフ は、ルーティングを行わない、階層ネットワークの ATM セルを BPX または IGX ルーティング ハブ間でやり取りするコンセントレータ シェルフです(インターフェイス シェルフはフィーダ シェルフとも呼ばれます)。インターフェイス シェルフは、IGX ノードをインターフェイス シェルフ用に設定したものです。MGX 8220 エッジ コンセントレータも、インターフェイス シェルフです。IGX/AF が、IGX インターフェイス シェルフの名称です。

IGX ノードをインターフェイス シェルフとして動作させるには、まず弊社の技術サポート担当者がノードをインターフェイス シェルフ用に設定する必要があります。階層ネットワーク機能が有料のオプションになっています。

インターフェイス シェルフの追加は、Cisco WAN Manager または CLI から行うことができます。次の手順に従って、ネットワークにインターフェイス シェルフを追加します。

インターフェイス シェルフとルーティング ハブの間のトランクを起動します。 CLI で、 uptrk コマンド を使用します(インターフェイス シェルフに対して、これ以降は addtrk コマンドは使用しません)。
  1. トランクを、STI セル ヘッダーおよび BPX Addressing Mode(BAM ; BPX アドレッシング モード)用に設定します。
  2. addshelf コマンド を使用して、IGX/AF をハブに追加します(弊社のサポート担当がこの機能を有効にした後に)。シェルフを、ルーティング ハブから追加します。

ハブからのインターフェイス シェルフの追加 に、インターフェイス シェルフをローカルまたはリモートから追加するために addshelf command コマンドを使用する手順を示します。 インターフェイス シェルフを削除するには、コネクションとアクティブ インターフェイスを削除してから delshelf コマンド を実行します。 インターフェイス シェルフのステータスを表示するには、ルーティング ハブで dspnode コマンド を実行します( dspnw コマンドは、ノードのアラームを表示しますが、どのインターフェイス シェルフかは特定しません)。

ハブからのインターフェイス シェルフの追加

階層ネットワークでコネクションを CLI を利用して追加

コネクションを階層ネットワークで追加するには、ローカル セグメントとネットワーク セグメントを追加する必要があります。次の手順に従って、各セグメントをインターワーキング コネクション用にセットアップします。

セグメント 1

addcon slot.port.DLCI local_nodename slot.vpi1.vci1

最初のスロットにはフレームリレー カードが、2 番目のスロットには BTM があります(IGX インターフェイス シェルフでは、ハブへのトランクをサポートするのは BTM だけです)。

  1. ネットワーク セグメント

addcon slot.port.vpi1.vci1 remote_nodename slot.port.vpi2.vci2

slot のカードは BNI です。

  1. セグメント 2

addcon slot.vpi2.vci2 local_nodename slot.port.DLCI

2 番目のスロットはフレームリレー カードです。

vpi vci は、ローカル インターフェイス シェルフのセグメントだけで一致するので注意してください。 この要件を除くと、セグメント 1 の vpi.vci もセグメント 2 の vci.vpi 同じ である可能性があります。

ルーティング ノードをインターフェイス シェルフに変換

ルーティング ノードをインターフェイス シェルフに変換するには、最初にすべてのコネクションを削除し、すべての回線とトランクを削除、停止して、ネットワークからそのルーティング ノードを削除します。 詳細については、『 Cisco IGX 8400 Series Provisioning Guide 』を参照してください。


1.
スタンバイ ステータスでは、ランプは点灯しません。
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